2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
C 6443-1995
普通級炭素系可変抵抗器
Carbon potentiometers for general use
1. 適用範囲 この規格は,主に電子機器に用いる普通級炭素系可変抵抗器(以下,抵抗器という。)につ
いて規定する。
備考1. この抵抗器は,シャフトの軸受のある構造で,シャフトは金属シャフトと絶縁シャフトの2
種類のものをいう。
2. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS C 0010 環境試験方法−電気・電子−通則
JIS C 5260 電子機器用可変抵抗器通則
JIS C 5261 電子機器用可変抵抗器の試験方法
JIS K 6911 熱硬化性プラスチック一般試験方法
3. この規格の対応国際規格を,次に示す。
IEC 393-5 (1992) Potentiometers for use in electronic equipment
Part 5 : Sectional specification : Single-turn rotary low-power wirewound and non-wirewound
potentiometers
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 5260及びJIS C 5261の用語の定義によるほ
か,次による。
定格電力 周囲温度が50℃以下において,抵抗体の全域(端子1,3間)に連続して負荷することがで
きる電力の最大値。
3. 形名
3.1
形名の構成 形名の構成は,次のような配列による。
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2
C 6443-1995
例1.
例2.
例3.
例4.
備考1. 附属スイッチを表す記号は,スイッチ付きのものだけに付ける。
2. 種類を表す記号と,公称外径を表す記号を組み合わせて大きさと呼ぶ。
3.2
記号
3.2.1
種類 種類を表す記号は,炭素系可変抵抗器を示すRVの2英大文字とする。
3.2.2
公称外径 公称外径を表す記号は,表1による(付図1〜6参照)。
表1 公称外径を表す記号
単位 mm
3.2.3
記号
外径
形式 形式を表す記号は,表2による。
表2 形式を表す記号
記号
形式
付図
単動ラグ端子形
単動プリント端子形
同心二重ラグ端子形
同心二重プリント端子形
一軸二連ラグ端子形
一軸二連プリント端子形
適用する大きさ
備考 中間端子がある場合,表2の記号の後にTを付けて表し,中間
端子の位置,その抵抗値及びその残留抵抗値(中間端子と端子
2との間の最小抵抗値)については,受渡当事者間の協定によ
る。
3.2.4
シャフト シャフトを表す記号は,長さを表す記号と形状を表す記号の組合せで表す。長さは基準
面からシャフトの先端までとし,金属シャフトの場合は表3,絶縁シャフトの場合は表4による。ただし,
形式D及びDPのシャフトを表す記号は,基準面から内軸先端までの長さを表す記号だけ(外軸の長さと
その形状及び内軸の形状を表す記号は除く。)とし,25,30の2種類とする(付図3,付図4参照)。
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3
C 6443-1995
表3 金属シャフトを表す記号
長さ記号
長さ
形状記号(付図7参照)
適用する大きさ
備考 ○印は,適用を示す。
表4 絶縁シャフトを表す記号
長さ記号
長さ
形状記号(付図7参照)
適用する大きさ
RV16及びRV24の形式
記号N及びNP
備考 ○印は,適用を示す。
3.2.5
抵抗変化特性 抵抗変化特性は,図1-1及び図1-2に示すように端子1,3間(付図1〜6参照)に
電圧(定格電圧以下)を加えてシャフトを時計方向又は反時計方向に回転したとき,端子1,2間又は2,
3間の出力電圧比の変化状態によって区分し,その記号は,次の4種類とする。
記号A:図1-1のAのような指数関数的変化をするもの。
記号B:図1-1のBのような直線的変化をするもの。
記号C:図1-2のCのような指数関数的変化をするもの。
記号D:図1-1のDのような指数関数的変化をするもの。
図1-1
図1-2
備考 形式G, GPで抵抗変化特性及び公称全抵抗値が同一である組合せのものであって,特にそれぞ
れの抵抗変化特性の間の相互偏差を規定する場合は,抵抗変化特性に続けて1G, 2G, 3G又は4G
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C 6443-1995
(表14番号4参照)の記号を付けて表す。
例 RV 16 GP 20K A1G 50k Ω×2
3.2.6
公称全抵抗値 公称全抵抗値を表す記号は,オーム (Ω),キロオーム (kΩ) 又はメガオーム (MΩ)
の単位で表し,表5による。
表5 公称全抵抗値を表す記号
抵抗変化特性を表す記号
記号(公称全抵抗値)
注(1) RV24だけに適用する。
(2) RV12には適用しない。
備考1. 括弧付きは,できるだけ使用しないこと。
2. 形式D, DP, G及びGPでは,シャフトに近い側の抵抗器から抵抗変化特性と公称
全抵抗値を3.1の例3.及び例4.のように表す。
3.2.7
附属スイッチ 附属スイッチを表す記号は,次による。
(1) スイッチの記号の構成 スイッチの記号の構成は,次のような配列による。
例
(2) 記号
(a) 操作方式 操作方式を表す記号は,表6による。
表6 スイッチの操作方式を表す記号
記号
操作方式
回転形
プッシュ形
プルプッシュ形
(b) 回路接点数 回路接点数を表す記号は,表7による。
表7 スイッチの回路接点数を表す記号
記号
回路接点数
単極単投
2極単投
単極双投
(c) スイッチの定格 スイッチの定格を表す記号は,表8による。
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C 6443-1995
表8 スイッチの定格を表す記号
記号
定格電圧V
定格電流A
試験方法(表14番号19参照)
110(交流)
方法1
120(交流)
方法2
16(直流)
30(直流)
方法3
備考 交流の場合の定格電圧及び定格電流は,商用周波数実効値と
する。
(3) スイッチの種類 スイッチの種類は,表9による。
表9 スイッチの種類を表す記号
記号
操作方式
回転形
回転形
回転形
回路接点数
単極単投
定格電圧
定格電流
110(交流)
120(交流)
方法2
方法1
方法2
方法1
方法2
方法1
2極単投
110(交流)
単極双投
120(交流)
110(交流)
120(交流)
取り付ける抵抗
器の大きさ
方法1
プルプッシュ形
単極単投
110(交流)
プルプッシュ形
2極単投
120(交流)
110(交流)
120(交流)
方法2
方法1
方法2
回転形
単極単投
16(直流)
方法3
回転形
単極双投
30(直流)
16(直流)
方法3
方法3
プッシュ形
単極単投
単極双投
30(直流)
16(直流)
16(直流)
方法3
備考 交流の場合の定格電圧及び定格電流は,商用周波数実効値とする。
4. 定格
4.1
試験方法
(表14番号19参照)
定格電力 定格電力は,表10による。
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C 6443-1995
周囲温度が50℃を超え70℃以下の場合の負荷電力は,定格電力に図2の軽減曲線によって定める定格電
力比を乗じた値を最大電力とする。
表10 定格電力
抵抗変化
特性記号
A, C及びD
定格電力
最高使用電圧
大きさ
定格電力
最高使用電圧
定格電力
最高使用電圧
図2 定格電力の軽減曲線
4.2
定格電圧 定格電圧は,定格電力に対応する直流又は交流(商用周波数,実効値)の電圧とし,次
の式によって求める。ただし,求められた定格電圧が表10の最高使用電圧を超えるときは,表10の最高
使用電圧を定格電圧とする。
E
=
P R
ここに, E: 定格電圧 (V)
P: 定格電力 (W)
R: 公称全抵抗値 (Ω)
5. 外観,構造及び寸法
5.1
外観 外観は,目視によって試験したとき,異常があってはならない。
5.2
構造及び寸法 構造及び寸法は,付図1〜6による。細部の形状及び構造は,この規格の性能を満足
する限り適宜とする。ただし,表9のスイッチの種類に示されている試験方法の方法2に該当するものに
ついては,スイッチのきょう体の開口部の広さは,合計32mm2以下とする。
5.3
シャフト シャフトは,金属シャフト及び絶縁シャフト(金属との継ぎシャフトを含む。)とし,形
状及び寸法は,付図7による。
5.4
端子 端子1と3はそれぞれ抵抗体の両端に,端子2はしゅう動片に接続され,いずれの端子もシ
ャフト及び金属カバーと絶縁されていることとする。
なお,すべての端子は,はんだ付けが容易にできるように処理されていることとする。
5.5
スイッチ
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C 6443-1995
5.5.1
スイッチ端子 スイッチ端子は,抵抗端子,シャフト及び金属カバーのいずれとも絶縁されている
こととする。
また,その接続及びスイッチ端子記号は,図3による。
図3 スイッチ端子の接続図
備考 操作方式が回転形の場合は,シャフトを時計方向に回転し
たとき,プルプッシュ形の場合は,シャフトを引いたとき
閉になる接続を実線,開になる接続を破線で示す。
5.5.2
空間距離 スイッチの定格電圧が110V及び120Vのスイッチの空間距離(沿面距離を含む。)は,
表11による。
表11 スイッチの空間距離
単位 mm
空間距離(沿面距離を含む。)測定箇所
寸法(最小値)
スイッチの端子間
スイッチの外部端子とアースするおそれがある非充電金属部間
極性が異なる充電部間
充電部とアースするおそれがある非充電金属部間
備考 括弧付きは,固定している部分であってじんあいが侵入するおそれがな
く,かつ,金属粉が付着しにくい箇所の寸法を示す。
5.5.3
操作機構 操作機構は,次の3種類とする。
(1) 回転形 回転形のスイッチは,シャフトの時計方向回転の始めの部分において動作し,単投形ではこ
の場合閉となる構造とし,その動作角度は60度以内とする。
(2) プルプッシュ形 プルプッシュ形スイッチは,シャフトの回転の任意の位置においてシャフトを引い
たとき閉となり,この状態からシャフトを押せば再び開となり,シャフトが元の位置に復する構造と
し,その移動距離(ストローク)は,4.5±1mmとする。
(3) プッシュ形 プッシュ形スイッチは,シャフトの回転の任意の位置においてシャフトを押したとき閉
(又は開)となり,押す力を取り去ったときシャフトは元の位置に復し,この状態からシャフトを再
び押せば開(又は閉)と交互に動作をしてシャフトが元の位置に復する構造とし,その移動距離(ス
トローク)は,4.5±1.5mmとする。
5.6
全回転角度 全回転角度は,300±5度とする。ただし,プルプッシュ形及びプッシュ形のスイッチ
+−度とする。
付きのものについては,300105
5.7
回転トルク及びスイッチ操作力 回転トルク及びスイッチ操作力は,表12による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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C 6443-1995
表12 回転トルク及びスイッチ操作力
区分
抵抗部分
スイッチ部分
5.8
回転トルク
操作力
回転形
プルプッシュ形
プッシュ形
0.15Nm以内
20N以内
シャフトの回転止め 回転角度の両端にはシャフトの回転止めを設け,シャフトに表13のねじりモ
ーメントを10秒間加えたとき,これに耐えることとする。
表13 シャフトの回転止めに加えるねじりモーメント
単位 Nm
大きさ
5.9
ねじりモーメント
形式N, NP, G, GPのシャフト及び形式D, DPの内軸 形式D, DPの外軸
基準面とシャフトの角度 基準面とシャフトのなす角度は直角で,シャフトのがたは,基準面を基
準として0.1Nm(絶縁シャフトの場合は50mNm)の曲げモーメントを,シャフトの平滑な円筒面が途絶
える所から3mm以内の点で互いに180°異なる方向からシャフトに直角に加えたときの振れの大きさとし,
次に示す値を超えないこととする。ただし,シャフトの長さが20mm未満のものには適用しない。
形式N, NP, G及びGPの場合: 5.0
×
L
mm
30
形式D及びDPの外軸の場合: 4.0
×
L
mm
30
形式D及びDPの内軸の場合: 7.0
×
L
mm
30
形式N及びNPで絶縁シャフトの場合: 6.0
×
L
mm
30
プルプッシュ形スイッチでシャフトを引いたとき:
7.0
×
L
mm
30
ここに, Lは,基準面から測定点までの距離(単位mm)とする。
5.10 抵抗器回転止め 抵抗器自体の回転を防止するため回転止めを設けることとする。回転止めの位置
及び大きさは,付図1〜6による。ただし形式D, DP及びGPについてはなくてもよい。
5.11 シャフトの押し及び引張強度 形式N, D及びGでは,厚さ1mmの金属板に取り付けた状態で,シ
ャフトの先端部にシャフトの軸方向に100Nの押し及び引張力をそれぞれ10秒間加えた場合,異常があっ
てはならない。
6. 材料 スイッチに用いる合成樹脂絶縁材料は,次に適合するもの,又は同等以上のものとする。
(1) 交流110V, 1Aを超え5A以下のスイッチ(表14番号19の方法1が適用されるスイッチ)
スイッチきょう体の耐燃性は,JIS K 6911の5.24.1(A法)に規定の不燃性以上とする。
(2) 交流120V, 1A以上5A以下のスイッチ(表14番号19の方法2が適用されるスイッチ)
(a) スイッチきょう体の耐燃性は,JIS K 6911の5.24.2(B法)に規定のV-0級以上とする。
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C 6443-1995
(b) スイッチきょう体内の部片の耐燃性は,JIS K 6911の5.24.3(C法)に規定のHB級以上とする。
(c) スイッチきょう体の耐アーク性は,JIS K 6911の5.15[耐アーク性(成形材料)]の試験方法で180
秒以上とする。
(3) 交流110V, 1A及び直流30V, 3A(表14番号19の方法3を適用)のスイッチ,スイッチきょう体の耐
燃性は,JIS K 6911の5.24.1に規定する自消性以上とする。
7. 性能 性能は,表14の各項を満足することとする。
表14 性能
番号
項目
性能
公称全抵抗値の±20%以内
ただし,1MΩを超えるものは,±30%以内
試験方法 (JIS C 5261)
全抵抗値
5.1による。
抵抗変化特性
5.1による。
(1) 電圧法による。
測定電圧は,直流の定格電圧を超えないこ
と。
(2) 有効回転角度の50%の位置で抵抗変化特性
値を測定する。
残留抵抗値
5.1による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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C 6443-1995
番号
項目
相互偏差
性能
試験方法 (JIS C 5261)
5.2による。
試験電圧は2〜15Vとし,疑義がなければ直流で
もよい。
注(4) 抵抗変化特性Dだけに適用する。
(5) −40dBにおける相互偏差は,±4dBを適用する。
(6) 端子2, 3の間で測定する。
抵抗温度特性
5.3による。
(1) 条件Bで段階4及び7
(2) 試験温度:70±3℃
(3) 試験時間:5時間
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11
C 6443-1995
番号
項目
絶縁抵抗
耐電圧
性能
試験方法 (JIS C 5261)
5.6による。
損傷,アーク,絶縁破壊がないこと。
しゅう動雑音 47mV未満
附属スイッチ
0.1Ω以下
の接触抵抗
5.7による。
注(7) スイッチ定格がAC110V及び120Vの場合
は,
とする。
5.8による。
(1) 方法Aによる。
(2) シャフトを毎分約30サイクルの速さで回転
する。
(3) しゅう動雑音測定器の増幅器の周波数特性
は,この規格 (JIS C 6443) の付図9による。
5.10による。
測定電流:1A
10 はんだ耐熱性 全抵抗値の変化率は±5%以内で,試験後の抵抗 6.7による。
器に電気的接続を損なうような端子の緩みがな
(1) 浸せきの深さ
いこと。
(a) ラグ端子の場合:
端子の配線用穴の中心から1.5mm抵抗器
本体に近づいた部分までをはんだに浸
す。
(b) プリント端子の場合:
厚さ1.2〜1.6mm,大きさ約口30mmの合
成樹脂板にこの規格 (JIS C 6443) の付図
2, 4及び付図6に規定する寸法の穴をあ
け,これに抵抗器の端子を挿入して取り
付け,合成樹脂板がはんだに接するまで
浸す。
(2) はんだの温度
ラグ端子
プリント端子 :260±5℃
(3) 浸せき時間
ラグ端子
:3.5±0.5秒間
プリント端子 :5±1秒間
(4) 試験後の放置時間:常温常湿で3時間
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12
C 6443-1995
番号
項目
性能
試験方法 (JIS C 5261)
11 はんだ付け性 浸せき部分の表面の43以上が新しいはんだで覆
6.8による。
(1) 浸せきの深さ
(a) ラグ端子の場合:
端子の配線用穴の中心から1.5mm抵抗器
本体に近づいた部分まではんだに浸す。
(b) プリント端子の場合:
厚さ1.2〜1.6mm,大きさ約口30mmの合
成樹脂板にこの規格 (JIS C 6443) の付図
2, 4及び付図6に規定する寸法の穴をあ
け,これに抵抗器の端子を挿入して取り
付け,合成樹脂板が,はんだに接するま
で浸す。
(2) はんだの温度:235±5℃
(3) 浸せき時間:3±0.5秒間
抵抗部の回転トルクは,0.1Nm以下
7.1による。
スイッチ部の回転トルク及び操作力は,表12の (1) 試験温度:−10±3℃
最大値の1.5倍以下
(2) 負荷条件:無負荷
全抵抗値の変化率は±20%以内
(3) 低温放置:
2+時間
われていること。
12 耐寒性
13 耐熱性
+−%以内
全抵抗値の変化率は530
7.2による。
機械的に動作すること。
(1) 試験温度:70±2℃
スイッチの接触抵抗は0.2Ω以下
(2) 試験時間:240±8時間
(3) 室温放置:1時間以上2時間以内
14 温度サイクル 全抵抗値の変化率は±20%以内
7.3による。
機械的に動作すること。
試験温度:低温 −10±3℃
スイッチの接触抵抗は0.2Ω以下
高温 70±2℃
絶縁抵抗は,RV24では500V絶縁抵抗計で50MΩ
7.4による。
15 耐湿性
(定常状態) 以上,RV12及びRV16では250V絶縁抵抗計で (1) 乾燥条件:A
10MΩ以上。
(2) 成極電圧は,印加しない。
試験後の全抵抗値の変化率は±20%以内,表示は (3) 試験時間:24±4時間
判読できること。機械的に動作すること。
(4) 試験温度と湿度:40±2℃,90〜95%
スイッチの接触抵抗は0.2Ω以下
(5) 測定は,槽内から取り出して行う。
16 耐湿負荷寿命 全抵抗値の変化率は±20%以内,絶縁抵抗は 7.6による。
耐久性(耐湿
RV24では500V絶縁抵抗計で5MΩ以上,RV12
(1) 印加電圧:直流定格電圧
及びRV16では250V絶縁抵抗計で3MΩ以上,
(2) 試験時間:350±10時間
負荷)
しゅう動雑音は,150mV以下であること。
(3) 常温放置時間:5時間以上
機械的に動作すること。
(4) 試験条件:A
スイッチの接触抵抗は0.2Ω以下
(5) 試験温度と湿度:40±2℃,90〜95%
17 耐久性(定格 全抵抗値の変化率は±30%以内
負荷)
機械的に動作すること。
7.7による。
(1) 試験温度:70±2℃
(2) 印加電圧:定格電力比の33%に対応する直
流電圧。ただし,定格電力が最高使用電圧で
制限される場合は,最高使用電圧の31とす
る。
(3) 試験時間:1 000±12時間
(4) 試験条件:A
(5) 室温放置:1時間以上
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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C 6443-1995
番号
項目
性能
試験方法 (JIS C 5261)
18 耐久性
全抵抗値の変化率は±15%以内
(しゅう動) 回転トルクは,5.7を満足すること。
しゅう動雑音は150mV未満
7.8による。
(1) 無負荷
(2) 回転数:15 000±1 000回
シャフトの形状S及びFZの場合
は,5 000±250回
19 耐久性
スイッチに短絡,接点の溶着及びスイッチ機構
7.9及び次による。
(スイッチ動作)
の異常がなく,それぞれの試験方法ごとに次の
性能を満足すること。
方法1の場合
35℃以下
端子金具の温
銅又は銅合金の開閉接触部
度上昇
銀又は銀合金の開閉接触部
60℃以下
絶縁抵抗
500V絶縁抵抗計で測定し,5MΩ以上
耐電圧
番号6を満足すること。
方法2の場合
端子金具の温
30℃以下
度上昇
絶縁抵抗
500V絶縁抵抗計で測定し,5MΩ以上
耐電圧
番号6を満足すること。
方法3の場合
接触抵抗
0.2Ω以下
絶縁抵抗
500V絶縁抵抗計で測定し,5MΩ以上
耐電圧
番号6を満足すること。
8. 試験
8.1
8.1.1
試験の状態(JIS C 0010参照)
標準状態 試験及び測定は,規定がない限り,JIS C 0010の5.3[測定及び試験のための標準大気
条件(標準状態)]に規定の温度15〜35℃,相対湿度25〜75%及び気圧86〜106kPa(8)のもとで行う。ただ
し,この標準状態における測定値による判定に疑義を生じた場合,又は特に要求された場合は,8.1.3によ
る。
また,換算を必要とする場合は,8.1.2による。
注(8) 1kPa=10mbarである。
8.1.2
基準状態 基準状態は,JIS C 0010の5.1[標準基準大気条件(基準状態)]に規定の温度20℃,
気圧101.3kPa(8)とする。
備考 相対湿度に対する要求は,計算による補正が一般に可能なため規定しない。
8.1.3
判定状態 判定状態は,JIS C 0010の5.2[判定測定,及び判定試験のための標準大気条件(判定
状態)]に規定の温度20±2℃,相対湿度60〜70%及び気圧86〜106kPa(8)とする。
8.2
試験項目 試験項目は,表15による。
表15 試験項目
試験項目
適用条項
構造
外観
構造及び寸法
表示
材料
性能
材料
全抵抗値
表14の番号1
試験種別
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
14
C 6443-1995
抵抗変化特性
残留抵抗値
相互偏差
抵抗温度特性
絶縁抵抗
耐電圧
しゅう動雑音
附属スイッチの接触抵抗
はんだ耐熱性
はんだ付け性
耐寒性
耐熱性
温度サイクル
耐湿性(定常状態)
耐久性(耐湿負荷)
耐久性(定格負荷)
耐久性(しゅう動)
耐久性(スイッチ動作)
表14の番号2
表14の番号3
表14の番号4
表14の番号5
表14の番号6
表14の番号7
表14の番号8
表14の番号9
表14の番号10
表14の番号11
表14の番号12
表14の番号13
表14の番号14
表14の番号15
表14の番号16
表14の番号17
表14の番号18
表14の番号19
破壊試験
破壊試験
破壊試験
破壊試験
破壊試験
破壊試験
破壊試験
破壊試験
破壊試験
備考 受渡しの際の検査方式は,当事者間の協定による。
9. 表示 抵抗器には,適切なところに,少なくとも次の事項を容易に消えないように表示する。
(1) 公称全抵抗値
(2) 抵抗変化特性
(3) スイッチ定格
例 AC110V, 1A(表8の試験方法で方法2が適用されるものでは,定格電流1AのものをTV1, 3Aの
ものをTV3, 5AのものをTV5と表示してもよい。)。
(4) スイッチ端子の記号 図3に示す端子記号を表示する。ただし,大きさRV16の場合は,省略しても
よい。
(5) 製造年月若しくは年週又は製造ロットを表す記号
(6) 製造業者名若しくはその略号又は商標
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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C 6443-1995
付図1 形式Nの外形寸法図
(大きさ RV12〜RV24)
単位 mm
大きさ及び形式
大きさ及び形式 R(最大値)
3.2.4参照
L2(最大値)(1-4) L3(最大値) l(最大値) M(最大値)
注(1-1) 絶縁シャフトの場合M8×0.75としてよい。また,特に大きい締付けトルクに耐える要求がある場合は,M9×0.75
としてよい。この場合Aは,9±0.4mmとする。
(1-2) 軸受の長さFは,シャフトの長さ及び形状との組合せによって上の表から選択し,受渡当事者間で定める。
(1-3) 回転止めの形は,円筒状又は板状とする。
(1-4) スイッチ付きでは,L2は規定しない。
.015
05
(1-5) 絶縁シャフトの場合は,
6+−
.0
mmとする。
(1-6) プルプッシュ形スイッチ付きの場合の移動距離(ストローク)。
備考1. 図は,一例を示し,細部の形状及び構造は,規格の性能を満足し,図の寸法許容範囲内にあれば任意とする。
2. 括弧付きは,なるべく使用しない。
3. パネル用ナット及び平座金は,受渡当事者間の取決めがある場合だけ附属する。
4. それぞれの端子番号は,次のように表示する。
(a) RV24Nは1及び3を明記し,2は省略してもよい。
(b) RV12N, RV16Nは1, 2及び3のすべてを省略してもよい。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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C 6443-1995
付図2 形式NPの外形寸法図
(大きさ RV12〜RV241)
単位 mm
大きさ及び形式
3.2.4参照
大きさ及び形式 L2(最大値)
注(2-1) 軸受には,ねじがあってもよい。この場合は,付図1に準じる。
(2-2) 軸受の長さFは,シャフトの長さ及び形状との組合せによって上の表から選択し,受渡当事者間で定める。
(2-3) 回転止めがあってもよい。
05
(2-4) 絶縁シャフトの場合は,
6+−
.015
.0
mmとする。
(2-5) プリント配線板上面までの寸法とする。
備考1. 図は,一例を示し,細部の形状及び構造は,規格の性能を満足し,図の寸法許容範囲内にあれば任意とする。
2. 附属スイッチは,適用しない。
3. 括弧付き及び端子配列が千鳥式のものは,なるべく使用しない。
4. 端子は,端子検査具の穴に入ればよい。
なお,端子検査具は,厚さ約1.6mmの金属とする。
5. 端子番号は,省略してもよい。
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C 6443-1995
付図3 形式Dの外形寸法図
(大きさ RV16)
単位 mm
大きさ及び形式
大きさ及び形式
R(最大値)
大きさ及び形式
L2(最大値)(3-4) L3(最大値)
l(最大値) M(最大値)
注(3-1) 軸受の長さFは,シャフトの長さ及び形状との組合せによって上の表から選択し,受渡当事者間で定める。
(3-2) プッシュスイッチ付きの場合は,6mmとする。
(3-3) 回転止めの形は,円筒状又は板状とする。
(3-4) スイッチ付きでは,L2は規定しない。
備考1. 図は,一例を示し,細部の形状及び構造は,規格の性能を満足し,図の寸法許容範囲内にあれば任意とする。
2. 括弧付きは,なるべく使用しない。
3. パネル用ナット及び平座金は,受渡当事者間の取決めがある場合だけ附属する。
4. 軸受Eの外形形状は,受渡当事者間の取決めによって下図の断面のものを用いてもよい。この場合,回転止め
を省略することができる。
5. 端子番号は,省略してもよい。
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C 6443-1995
付図4 形式DPの外形寸法図
(大きさ RV16)
単位 mm
大きさ及び形式
大きさ及び形式
L2(最大値)
3.8十0.05
大きさ及び形式
注(4-1) 軸受には,ねじがあってもよい。この場合は,付図3に準じる。
(4-2) 軸受の長さFは,シャフトの長さ及び形状との組合せによって上の表から選択し,受渡当事者間で定める。
(4-3) 回転止めがあってもよい。
(4-4) プリント配線板上面までの寸法とする。
備考1. 図は,一例を示し,細部の形状及び構造は,規格の性能を満足し,図の寸法許容範囲内にあれば任意とする。
2. 附属スイッチは,適用しない。
3. 括弧付きは,なるべく使用しない。
4. 端子は,端子検査具の穴に入ればよい。なお,端子検査具は,厚さ約1.6mmの金属とする。
5. 端子番号は,省略してもよい。
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C 6443-1995
付図5 形式Gの外形寸法図
(大きさ RV12〜24)
単位 mm
大きさ及び形式
大きさ及び形式 R(最大値)
3.2.4参照
L2(最大値)(5-3) L3(最大値) l(最大値) M(最大値)
注(5-1) 軸受の長さFは,シャフトの長さ及び形状との組合せによって上の表から選択し,受渡当事者間で定める。
(5-2) 回転止めの形は,円筒状又は板状とする。
(5-3) スイッチ付きでは,L2は規定しない。
(5-4) プルプッシュ形スイッチ付きの場合の移動距離(ストローク)。
備考1. 図は,一例を示し,細部の形状及び構造は,規格の性能を満足し,図の寸法許容範囲内にあれば任意とする。
2. 括弧付きは,なるべく使用しない。
3. パネル用ナット及び平座金は,受渡当事者間の取決めがある場合だけ附属する。
4. それぞれの端子番号は,次のように表示する。
(a) RV24Nは,1及び3を明記し,2は省略してもよい。
(b) RV12N, RV16Nは,1, 2及び3のすべてを省略してもよい。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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C 6443-1995
付図6 形式GPの外形寸法図
(大きさ RV12〜RV24)
単位 mm
大きさ及び形式
大きさ及び形式 L2(最大値)
3.2.4参照
注(6-1) 軸受には,ねじがあってもよい。この場合は,付図5に準じる。
(6-2) 軸受の長さFは,シャフトの長さ及び形状との組合せによって上の表から選択し,受渡当事者間で定める。
(6-3) 回転止めがあってもよい。
(6-4) プリント配線板上面までの寸法とする。
備考1. 図は,一例を示し,細部の形状及び構造は,規格の性能を満足し,図の寸法許容範囲内にあれば任意とする。
2. 附属スイッチは,適用しない。
3. 括弧付き及び端子配列が千鳥式のものは,なるべく使用しない。
4. 端子は,端子検査具の穴に入ればよい。なお,端子検査具は,厚さ約1.6mmの金属とする。
5. 端子番号は,省略してもよい。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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C 6443-1995
付図7 シャフトの形状
注(7-1) 形式D及びDPのシャフトにおいては,付図3及び付図4による。
備考1. 平形の削り部分の長さは,次の表による。
単位 mm
シャフトの長さ記号
20以上
2. K形シャフトの検査具の寸法は,付図8による。
3. K形でシャフト長さ記号15及び20のセレーション部と溝の長さは,受渡当事
者間の協定による。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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C 6443-1995
付図8
シャフトの形状K形(18山セレーション形)の検査具(3.2.4参照)
θ度
φ度
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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C 6443-1995
付図9 可変抵抗器しゅう動雑音測定器用増幅器の周波数特性
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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C 6443-1995
電子部会 抵抗器専門委員会 構成表(昭和60年3月1日改正のとき)
(委員会長)
(事務局)
(事務局)
氏名
平 山 宏 之
長 沢 成 之
太 田 健一郎
中 沢 滋 二
木 内 和 夫
森 尾 篤 夫
島 弘 志
今 本 正
吉 田 實
下 岡 靖 次
阿 度 酉 三
山 本 圭 一
中津川 功
清 水 正 之
内 山 友 和
瀬 倉 久 男
小 林 岩 一
大 平 忠 輝
真 木 欣 一
半 澤 幹 雄
山 本 克 己
岩 田 武
持 田 雅 夫
柿 沢 一 磨
岡 村 郁 生
佐羽内 敏 夫
潮 田 成 一
上 山 辰 美
福 井 正 弘
市 村 修
三 野 英 樹
所属
東京都立工科短期大学
東洋大学工学部
工業技術院標準部
工業技術院電子技術総合研究所
日本電信電話公社武蔵野電気通信研究所
財団法人日本電子部品信頼性センター
通商産業省機械情報産業局
社団法人日本電子機械工業会部品部
東北アルプス株式会社涌谷事業部
東京コスモス電機株式会社品質管理部
興亜電工株式会社品質保証部
進工業株式会社
帝国通信工業株式会社生産本部
松下電子部品株式会社回路部品本部
日本電信電話公社技術局
防衛庁装備局
日本放送協会システム技術部
株式会社東芝オーディオ・ビデオ事業本部
日本電気株式会社回路部品事業部
(前)富士通株式会社
ソニー株式会社QAセンター
(前)株式会社ゼネラル
三菱電機株式会社鎌倉製作所
北陸電気工業株式会社
株式会社精電舎電子部品事業部
栄通信工業株式会社
工業技術院標準部電気規格課
工業技術院標準部電気規格課
工業技術院標準部電気規格課
工業技術院標準部電気規格課(平成7年11月1日改正のとき)
工業技術院標準部電気規格課(平成7年11月1日改正のとき)