2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日本工

業規格である。

(1)

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

日本工業規格

JIS

C 0161 : 1997

(IEC 60050-161 : 1990)

EMCに関するIEV用語

International Electrotechnical Vocabulary :

Electromagnetic compatibility

序文 この規格は,1990年に第1版として発行されたIEC 60050-161 International Electrotechnical

Vocabulary : Electromagnetic compatibility, 1/1541/DIS及び1/1637/FDISを翻訳し,技術的内容を変更するこ

となく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は原国際規格 (IEC 60050-161) にはない事項である。

また,IEC規格番号は,1997年1月1日から実施のIEC規格新番号体系によるものであり,これによっ

て前に発行された規格についても,規格番号に60000を加えた番号に切り替えた。これは,番号だけの切

替えであり,内容は同一である。

1. 適用範囲 この規格は,国際電気用語 (IEV) のうち,電磁両立性に関する用語について規定する。

2. 用語の分類 用語の分類は次のとおりとする。

なお,分類番号はIEV 50-161の番号を示す。

161-01 基本的概念

161-02 妨害波の波形

161-03 障害制御関連用語

161-04 測定

161-05 装置の分類

161-06 受信機及び送信機用語

161-07 電力制御及び電力供給ネットワークのインピーダンス

161-08 電圧変化及びフリッカ

3. 用語及び定義 用語及び定義は,次のとおりとする。

なお,他国語欄は,上から順に1:英語,2:フランス語,3:ロシア語,4:ドイツ語,5:スペイン語,

6:イタリア語,7:オランダ語,8:ポーランド語及び9:スウェーデン語を示す。

また,( )は英文用語の括弧に対応し,[ ]は代わりの表現が可能な用語又は単語を示す。

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4

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

161-01 基本的概念

番号

用語

電磁環境

定義

ある場所に存在する電磁現象のすべて。

他国語

一般にこの電磁環境は時間的に変動し

チが必要となる場合がある。

ており,その記述には統計的アプロー

電磁雑音

時間的に変化する電磁的現象の一種で,明らか

に情報を伝えず,かつ,希望信号に重畳又は結

合する可能性があるもの。

不要信号

希望信号の受信に害を及ぼす可能性がある信

号。

妨害信号

希望信号の受信に害を及ぼす信号。

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5

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

電磁妨害

定義

他国語

機器,装置又はシステムの性能を低下させる可

能性があり,又は生物,無生物にかかわらずす

現象。

べてのものに悪影響を及ぼす可能性がある電磁

電磁妨害は電磁雑音,不要信号又は伝

搬媒質自体の変化である場合がある。 4.

電磁障害,EMI(略

電磁妨害によって引き起こされる装置,伝送チ

語)

ャネル又はシステムの性能低下。

注1

仏語の術語

électromagnétique” (電磁妨害)と 3.

“brouillage électromagnétique” (電 4.

おり,区別して用いられる。

磁障害)は原因と結果を各々示して

英語の術語 “electromagnetic

disturbance” (電磁妨害)と 6.

“electromagnetic interference” (電磁 7.

障害)は原因と結果を各々示してい

るが,しばしば区別なく用いられ

る。

電磁両立性,

装置又はシステムの存在する環境において,許

EMC(略語)

容できないような電磁妨害をいかなるものに対

しても与えず,かつ,その電磁環境において満

足に機能するための装置又はシステムの能力。

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6

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

(電磁)エミッシ ある発生源から電磁エネルギーが放出する現

ョン

象。

発射(無線通信の) 無線局が発生する電波又は信号。

注1

無線通信においては,術語

“emission” をより一般的な “radio 2.

frequency emission” の意味で使用す

べきではない。例えば,ラジオ受信

機の局部発振器からの電磁エネル

ギーのうち,外部空間に放出される

ものは “radiation” (放射)であって, 6.

“emission” ではない。

(電磁)放射

無線通信においては,仏語の術語 7.

“émission” を意図的な放射の意味で 8.

だけ使用。

1. 発生源から電磁波の形態でエネルギーが空 1. (electromagnetic) radiation

間に放出する現象。

2. 電磁波の形態で空間を伝搬するエネルギ 3.

ー。

意味が拡張され,しばしば誘導現象を

も含んだ意味で術語 “electromagnetic

radiation” が使われることがある。

無線[無線周波]

1. 無線周波数帯の電磁環境。

環境

2. 運用中の無線局によって,ある場所に生じ 2.

る電磁界のすべて。

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7

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

無線(周波)雑音 無線周波数帯の成分を有する電磁雑音。

無線(周波)妨害 無線周波数帯の成分をもつ電磁妨害。

他国語

無線周波障害,

無線周波妨害によって引き起こされる希望信号

RFI(略語)

の受信品質の低下。

英語の術語 “interference” (障害)と

“disturbance” (妨害)は,しばしば区 2.

別なく用いられる。また, “radio 3.

frequency interference” という表現は無

システム間障害

線周波妨害又は不要信号に対して通常

用いられる。

あるシステムが,他のシステムからの電磁妨害

によって発生する障害。

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8

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

システム内障害

定義

他国語

あるシステム内で発生した電磁妨害によってそ

のシステム内に引き起こされる電磁障害。

自然雑音

人工的な機器によって発生するのではなく,自

然現象の中に発生源が存在する電磁雑音。

人工雑音

人工的な機器を発生源とする電磁雑音。

低下(性能の)

機器,装置又はシステムの動作性能が,意図す

る性能から好ましくない方に外れること。

術語 “degradation” は,一時的な又は

永久的な不具合にも使用することがで

きる。

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9

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

イミュニティ(妨 電磁妨害が存在する環境で,機器,装置又はシ

害に対する)

ステムが性能低下せずに動作することができる

能力。

(電磁)感受性

電磁妨害による機器,装置又はシステムの性能

低下の発生しやすさ。

感受性はイミュニティの欠如を意味す

る。

静電気放電[静電 静電気電位が異なる物体どうしが近接又は直接

放電],

接触することによって,物体間に起こる電荷の

ESD(略語)

移動。

エミッタ(電磁妨 電磁妨害となり得る電圧,電流若しくは電磁界

害の)

を発生する機器,装置又はシステム。

感受性のある機器 電磁妨害によって性能が低下する可能性のある 1.

機器,装置又はシステム。

161-02 妨害波の波形

番号

用語

定義

他国語

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10

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

過渡[トランジェ 対象とする時間スケールに比べて短い時間間隔

ント]

で,二つの連続する定常状態の間を変化する現

象若しくは量に関係するもの,又はその呼称。

パルス

インパルス

短時間における物理量の急激な変化で,変化後

急速に初期値に復帰するもの。

ある用途のために単位インパルス又はディラッ

ク関数を近似するパルス。

参考

フランス語文では

impulsion-unité” とされていること 4.

から, “an unit pulse” は “an unit 5. impulso quasi-Dirac

impulse” を表していると考えられ 6. impulso quasi-Dirac

る。

スパイク

比較的短時間の単方向性パルス。

立ち上がり時間

パルスの瞬時値が最初に規定した下限値に到達

(パルスの)

し,その後規定された上限値に到達するまでの

時間間隔。

特に規定されていない場合,下限・上

限値はピーク値の10%及び90%に固定

とする。

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11

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

上昇率

定義

他国語

物理量の値の規定された間隔,例えば,ピーク

値の10%から90%までの変化における平均時間 2.

変化率。

バースト(パルス ある限られた個数の異なるパルスから成るパル

又は振動の)

ス列又は限られた時間の間継続する振動。

インパルス雑音

特定の装置に加わった場合に,異なるパルス列

のつながり又はトランジェントとして現れる電

磁雑音。

インパルス妨害

特定の機器又は装置に加わった場合に,異なる

パルス列のつながり又はトランジェントとして

現れる電磁妨害。

連続雑音

特定の機器に与えるその影響が,個別の影響の

つながりとしては分解できない電磁雑音。

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12

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

連続妨害

定義

他国語

特定の機器又は装置に与えるその影響が,個別

の影響のつながりとしては分解できない電磁妨

準インパルス雑音 インパルス雑音と連続雑音の重畳したものと等 1.

価な電磁雑音。

不連続障害

障害の存在しない期間で分離されたある時間間

隔の間に発生する電磁障害。

ランダム雑音

ある瞬間にはその値を予測できない電磁雑音。 1.

クリック

規定された方法で測定された場合に,その発生

期間が規定された値を超えない電磁妨害。

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13

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

クリック率

定義

他国語

単位時間内,一般的には1分間に規定されたレ 1.

ベルを超えるクリック数。

基本波(成分)

周期的変動量のフーリエ級数における一次の成

分。

高調波(成分)

周期的変動量のフーリエ級数における一次を超

える次数の成分。

高調波次数

基本波周波数に対する高調波周波数の比によっ

て与えられる整数。

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14

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

n次高調波比

定義

他国語

基本波成分の実効値に対するn次高調波成分の 1.

実効値の比。

高調波含有量

時間的変動量から基本波成分を除くことによっ

て得られる量。

基本波率

時間的変動量の実効値に対する基本波成分の実

効値の比。

(総合)高調波含 時間的変動量の実効値に対する高調波成分の実

有率

効値の比。

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15

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

脈動

リプル含有量

定義

他国語

平均値がゼロとならない周期的変動量に適用す

る。

脈動量から直流成分を除くことによって得られ

る変動量。

ピーク脈動率

脈動量の直流成分の絶対値に対するリプル含有

量の極大値−極小値間の値の比。

実効値脈動率

脈動量の直流成分の絶対値に対するリプル含有

量の実効値の比。

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16

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

不連続妨害

定義

他国語

特定の機器又は装置に与える影響が,個別の影

響のつながりに分解できる電磁妨害。

EMCでは,この用語は100kHzから数 2.

この定義が妨害が引き起こす影響と無

関係に妨害を特徴づけるものでない,

ということが理解されている。実際,

妨害の尺度は妨害を受ける機器への影

響に関係したものでなければならな

い。

減衰振動波

減衰性の振動。

MHzの周波数成分をもつ波形で,減衰

時定数が5周期又はそれ以上の波形に

対して一般的に使われている。

リング波

その減衰時定数が1周期程度の減衰性振動。

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17

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

161-03 障害制御関連用語

番号

用語

定義

他国語

レベル(ある量の) 電力又は電磁界のような量に対して,規定の時 1.

間間隔に規定の方法で測定及び/又は評価で求

められる量の値。

量のレベルは,例えば基準値に対する

デシベルのように,対数単位系で表示

されることもある。

電源線伝導妨害

電源に接続された線を経由して機器に伝導され

る電磁妨害。

電源線イミュニテ

電源線伝導妨害に対するイミュニティ。

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18

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

電源線減結合係数 機器に接続されている電源線の規定の点に印加 1.

された電圧と,その電圧による妨害効果と同じ

印加された電圧との比。

になるように,その機器の規定の入力ポートに

きょう体放射

装置を収容しているきょう体からの放射で,接

続されているアンテナ又はケーブルからの放射

を除く。

内部イミュニティ 正規の入力端子又はアンテナに現れる電磁妨害 1.

に対して,機器,装置又はシステムが(性能)

低下なしに動作する能力。

外部イミュニティ 正規の入力端子又はアンテナ以外を経由して侵 1.

入する電磁妨害に対して,機器,装置又はシス

テムが(性能)低下なしに動作する能力。

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19

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

妨害の限度値[限 規定された方法で測定された場合の最大許容電

度]

磁妨害レベル。

障害の限度値[限 電磁妨害によって機器,装置又はシステムに生

度]

じる性能の最大許容低下。

注1

多くのシステムにおいて障害の程

度を測定するのは難しいため,しば

しば英語では“妨害の限度(値)”

の代わりに“障害の限度(値)”が

使用される。

ロシア語では “norma

vozmušcenie” の代わりに “norma

na pomehu” が使用される。

(電磁)両立性レ エミッション及びイミュニティの限度値の設定

ベル

注1

一般的には両立性レベルは実際の

妨害レベルがこれを小さな確率で

しか超えないように選定される。し

かしながら,電磁両立性は各々の場

所において,漸増するエミッション

による妨害レベルが,この同じ場所

に位置する各々の機器,装置又はシ

ステムのイミュニティレベルより

低くなるようにエミッション及び

イミュニティのレベルを制御する

ときに限って達成される。

において調和をとるための基準値として使用さ

れる規定された電磁妨害レベル。

両立性レベルはおそらく時間又は

場所に依存する現象である。

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20

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

エミッションレベ 特定の機器,装置又はシステムから放出された

ル(妨害源の)

電磁妨害のレベル。

エミッション限度 電磁妨害源からの規定された最大エミッション

値(妨害源からの) レベル。

エミッションマー エミッション限度値に対する電磁両立性レベル

ジン

の比。

イミュニティレベ 特定の機器,装置又はシステムにおいて,それ

らが要求される程度の性能で動作し得る電磁妨

害の最大印加レベル。

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21

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

イミュニティ限度

規定された最小イミュニティレベル。

イミュニティマー 電磁両立性レベルに対するイミュニティ限度値

ジン

の比。

(電磁的)両立性 エミッション限度値に対するイミュニティ限度

マージン

値の比。

両立性マージンは,エミッションマー

る。

ジンとイミュニティマージンの積であ

結合係数

ある回路の規定の場所における電磁量(通常,

電圧又は電流)と,その回路から結合によって

その電磁量に対応するエネルギーが伝達された

回路の規定の場所における電磁量の比。

用語“coupling(結合)”は,IEVの131 5.

章と726章で定義されている。

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22

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

結合路

定義

他国語

特定の発生源から電磁エネルギーの一部又はす

べてが,他の回路又は機器へ伝達する経路。

アース結合障害

共通接地又は大地帰路を経由して,ある回路か

る電磁障害。

ら他の回路へ結合した電磁妨害によって発生す

接地インダクタ

機器の接地導体と直列に接続されているインダ

クタ。

妨害抑圧

電磁妨害を減少又は除去させる作用。

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C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

障害抑圧

定義

電磁障害を減少又は除去させること。

他国語

抑圧素子

妨害抑圧のために特別に設計された素子。

遮へい[スクリー 特定領域への電磁界の侵入を低減するために使

ン]

電磁遮へい

伝導妨害

用するもの。

特定領域への変動電磁界の侵入を低減するため

の導電性物質による遮へい。

そのエネルギーが1又は2以上の導体を経て伝 1.

達される電磁妨害。

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24

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

放射妨害

定義

他国語

そのエネルギーが電磁波の形態で空間を伝搬す

る電磁妨害。

用語“放射妨害”は,誘導現象を意味

するために使用されることがある。

妨害レベル

すべての妨害源からもたらされる結果として,

ある場所に存在する電磁妨害レベル。

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25

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

161-04 測定

番号

用語

妨害電圧

定義

電磁妨害によって二つの別個の導体上の2点

間に生じ,規定の条件で測定した電圧。

“interference voltage” は,この意味で

は使用しない。

妨害電磁界強度

他国語

電磁妨害によって所定の位置に生じ,規定の条

件で測定した電磁界強度。

“interference field strength” は,この

意味では使用しない。

妨害電力

“interference power” は,この意味で

は使用しない。

規定の条件で測定した電磁妨害電力。

基準インピーダ

機器が発生する電磁妨害の計算又は測定に使

ンス

用する規定の値のインピーダンス。

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26

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

擬似電源回路網

供試装置の電源供給線に挿入したとき,所定の

[擬電源回路],

周波数範囲において妨害電圧測定のための規

LISN(略語)

定の負荷インピーダンスを与え,かつ,その周

波数範囲において供試装置を電源供給線から

他国語

分離する回路。

デルタ回路網[デ

単相回路のコモンモード電圧及びディファレ

ルタ回路]

ンシャルモード電圧を別個に測定することが

可能な擬似電源回路網。

V型回路網[V型

各導体と大地間の電圧を別個に測定すること

回路]

が可能な擬似電源回路網。

V型回路網は,各種の数の導体の回路

に適用するように設計される。

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C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

ディファレンシ

指定された一組の活電導体のうち任意の2導

ャルモード電圧

体間の電圧。

他国語

コモンモード電

規定の基準,通常は大地又はきょう体と各導体

との間の電圧のベクトル的平均。

コモンモード変

コモンモード電圧に応じてディファレンシャ

ルモード電圧が発生する過程。

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28

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

ディファレンシ

デルタ回路網を使用して測定した,指定の端子

ャルモード端子

間のディファレンシャルモード電圧。

電圧

他国語

コモンモード端

デルタ回路網を使用して測定した,指定の端子

子電圧

間のコモンモード電圧。

V端子電圧

V型回路網において,電源線の一線と大地との

間で測定された端子電圧。

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29

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

伝達インピーダ

遮へい回路内の規定の2点間の電圧を,その遮

ンス(遮へい回路

へいの規定の断面を流れる電流で除したとき,

の)

商として得られるもの。

他国語

表面伝達インピ

同軸線路の内部導体の単位長さ当たりに生じ

ーダンス(同軸線

る電圧を,その同軸線路の外表面を流れる電流

路の)

で除したとき,商として得られるもの。

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30

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

実効放射電力(あ

ある装置によって放射されたのと同じ電力密

る方向における

度を,その装置から所与の方向の任意の距離の

デバイスの)

場所において,無損失の基準アンテナが発生す

他国語

るのに要する入力電力。

ITU及び712章では,基準アンテナが

半波長ダイポールである場合に限っ

て何ら注釈を付けることなく,用語

“実効放射電力”が使用される。

充電時定数(検波

設計入力周波数の正弦波入力電圧を加えた瞬

器の)

間から,検波器出力電圧が定常状態値の (1−

1/e) に達するまでの時間。

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31

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

放電時定数(検波

検波器の正弦波入力を取り去った瞬間から,検

器の)

波器の出力電圧が初期値の1/eに達するまでの

時間。

他国語

機械的時定数(指

指示測定器の自由振動の周期を2πで除したと

示計器の)

き商として得られるもの。

自由振動は,減衰のないときの運動

の特性を表す。

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32

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

過負荷係数(受信

受信機の検波器より前段の回路の振幅/振幅

機の)

特性の直線性が1dB以内となる範囲において,

正弦波入力信号の最大振幅の,指示計器の最大

他国語

目盛の振れに対応する値に対する比。

準せん(尖)頭値

定められた電気的時定数をもつ検波器で,規則

検波器

的に繰り返す同一のパルスに対しては,パルス

のピーク値より低い数値を出力電圧で示し,そ

の数値はパルスの繰返し率の増加につれてピ

ーク値に近くなる。

準せん頭値電圧

定められた機械的時定数をもつ指示計器と組

み合わされた準せん頭値検波器。

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33

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

パルス応答特性

規則的に繰り返す同一のパルスの繰返し比率

(準せん頭値電

と準せん頭値電圧計の指示値との関係。

他国語

圧計の)

せん頭[ピーク] 与えられた信号のピーク値が出力電圧となる

値検波器

検波器。

実効値検波器

与えられた信号の実効値が出力電圧となる検

波器。

実効値の時間間隔を明確にするこ

と。

平均値検波器

与えられた信号の包絡線の平均値が出力電圧

となる検波器。

と。

平均値の時間間隔を明確にするこ

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34

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

擬似手

定義

他国語

平均的な動作条件下での,大地と携帯用電気機

器間の人体のインピーダンスを模擬する電気

回路網。

(放射)テストサ

定められた条件下で,供試機器(装置,デバイ

イト

ス)から放射された電磁波を正確に測定するた

めに必要な要求に整合したサイト。

(1/4波長)帯域

与えられた周波数における,導体の長さに依存

阻止フィルタ

する放射を制限するために,導体の周囲に配置

される可動型の同調同軸状導体。

1/4波長帯域阻止フィルタは712章で

定めた“1/4波長チョーク”の特殊な

例である。

吸収クランプ

器具やデバイスから放射される最大の無線周

波電力を評価するための,器具や類似テバイス

の電源リード線の方向に移動することのでき

る測定デバイス。

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35

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

ストリップライ

試験のために定められた電磁波を発生するた

め,TEMモードを伝搬させる,二つの平行し

た平板から成る整合された伝送線路。

TEMセル

通常,く(矩)形の同軸線路で,試験のために

定められた電磁波を発生するため,TEM波を

伝搬させる閉じられた試験容器。

ダミーランプ

バラン

蛍光灯の無線周波インピーダンスを模擬する

デバイス,また照明器具の挿入損失を測定する

ために照明器具の蛍光灯を代替できるよう設

計されたデバイス。

不平衡電圧を平衡電圧に,又はその逆に変換す

るデバイス。

電流プローブ

導体の機能を損ねず,かつ,付帯する回路のイ

ンピーダンスに影響することなく,導体を流れ

る電流を測定するデバイス。

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36

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

(基準)グラウン

共通の基準として使用される電位の,平たん

ド面

(坦)な導電性の面。

シールドルーム

内部と外部の環境を電磁的に分離するために,

特殊設計された金属シート又は金属メッシュ

の部屋。

ディファレンシ

2導体又は多導体ケーブルの中の2導体におい

ャルモード電流

て,個々の導体の電流ベクトルの差の振幅(絶

対値)が1/2となる電流。

コモンモード電

シールドや吸収体の有無を含め,複数導体のケ

ーブルにおいて,導体のそれぞれでの電流ベク

トルの和が振幅(絶対値)となる電流。

コモンモードイ

コモンモード電流でコモンモード電圧を割っ

ンピーダンス

た数値。

イミュニティ試

イミュニティ試験を実施する場合,電磁妨害を

験レベル

模擬するために用いる試験信号のレベル。

厳しさレベルは適切でないとされて

いる。

161-05 装置の分類

番号

用語

定義

他国語

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37

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

ISM(修飾語)

定義

他国語

電気通信分野への応用を除き,産業用,科学用,

医療用,家庭用又は類似の目的のために局部的

に無線周波エネルギーを発生し,利用するよう

設計した装置又は機器の修飾語。

注1

ISMという語は “industrial, scientific 5.

及びmedical” の頭文字をとったも

の。

機関によっては情報技術装置が除

外されている場合もある。

CISPR 11第2版では注ではなく本文 8.

に,情報技術分野における用途や他

のCISPR刊行物で取り扱っている 9.

用途の装置などを除外するよう記

述されている。

高周波加熱装置

無線周波エネルギーの使用によって,加熱効果

を発生させるように設計されたISM装置。

ISM周波数帯

ISM装置に使用するために割り当てられた周波 1.

数帯。

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38

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

情報技術装置,

(CISPR 22) ITE(略語)

定義

次の目的のために設計した装置:

他国語

外部からデータを入力する。

(例えばデータ入力線又はキーボードを通

じて)

入力データについて何らかの処理を行う。 3.

イリング,分類,蓄積,データ変換等)

データを出力する。

(他の装置に,又はデータ若しくは映像の

再生によって)

(例えば演算,データ変換又は記録,ファ

この定義には,周期性のある多様の電

気的又は電子的な2値パルス波形を主 6.

に発生し,言語処理,電子計算,デー

タ変換,記録,ファイリング,分類,

蓄積,検索,転送,画像としてのデー

タ再生などのデータ処理機能を実行す

るよう設計された電子ユニット又はシ

ステムを含む。

プロフェッショナ 流通分野,専門分野,産業分野で専門家が使用

ル装置

する装置で,一般大衆への販売は意図されてい

ないもの。

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39

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

161-06 受信機及び送信機用語

番号

用語

定義

他国語

スプリアス発射

必要周波数帯幅の外に生じる1又は2以上の周 1.

(送信局の)

波数の発射であって,そのレベルを情報の伝送

に影響を与えないで低減することができるも

相互変調積及び周波数変換積を含み,帯域外発

射を含まない。

必要周波数帯幅は無線通信規則 4.

(No.146) に定義されている。

の。スプリアス発射は高調波発射,寄生発射,

注1

ここで用いる“emission(発射)”の 5.

語は161-01-09で定義されている意 6.

味をもつ。

帯域外発射

信号対妨害比

必要周波数帯幅の外で,その帯域の近辺に生じ

る1又は2以上の周波数の発射であって,変調 2.

の過程において生じるもの。スプリアス発射を

含まない。

規定された条件で測定されたときの電磁妨害レ

ベルに対する希望信号レベルの比。

“Signal-to-interference ratio” の術語は

“signal-to-disturbance ratio” の意味では

使用すべきではない。

SN比[信号対雑音

規定された条件で測定されたときの電磁雑音レ

比]

ベルに対する希望信号レベルの比。

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40

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

保護比

定義

他国語

機器又は装置の規定の性能を満足させるために

必要な信号対妨害比の最小値。

スプリアス応答周 機器に意図しない応答が起きることがある電磁

波数

妨害の周波数。

注 foの周波数に同調した受信機の場合に

は,多くのスプリアス応答周波数 (fs) 3. побочная частта приёма

は次の式から求められる。

fs= (nfL+fI) /m又は

ここで,fL=局部発振周波数

fI=中間周波数

m,n,h=整数

スプリアス応答抑 装置から規定の出力電力を発生するのに必要な

圧比

スプリアス応答周波数の信号レベルの,それと

同じ出力電力を発生するのに必要な希望信号レ

ベルに対する比。

寄生振動

装置又はシステムにおいて,その動作周波数や

所要の発振の生成に関連する周波数とは無関係

の周波数で生じる不要な振動。

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41

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

帯域幅(機器の) その帯域内では,装置又は送信チャネルの特性 1.

がその基準値より規定の量又は比以上に大きく

異ならない周波数帯域幅。

その特性とは,例えば,振幅/周波数

特性,位相/周波数特性又は遅延/周

波数特性のようなものである。

帯域幅(発射又は その帯域幅の外側では,いかなるスペクトル成

信号の)

ント)を超えない周波数帯域幅。

分のレベルも基準レベルの規定の比率(パーセ

広帯域妨害

特定の測定器,受信機,又は感受性のある機器

の帯域幅より広い帯域幅をもつ電磁妨害。

ある目的に対しては,広帯域妨害の特

定のスペクトル成分が狭帯域妨害とみ

なされることもある。

広帯域機器

特定の放射(発射)のすべてのスペクトル成分

を受け入れて処理することのできる帯域幅をも

つ機器。

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42

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

狭帯域妨害

狭帯域機器

選択度

定義

他国語

特定の測定器,受信機,又は感受性のある機器

の帯域幅より狭い帯域幅をもつ電磁妨害又はそ

のスペクトル成分。

特定の放射(発射)の一部分のスペクトル成分

だけを受け入れて処理することのできる帯域幅

をもつ機器。

希望信号と不要信号を識別する受信機の能力又

は能力の尺度。

実効選択度

受信機入力回路に過大入力が入った場合のよう

な,規定された特別の条件下における選択度。

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43

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

隣接チャネル選択 チャネル間隔に等しい間隔の信号で測定した選

択度。

感度抑圧

不要信号による受信機の希望出力の減少。

混変調

相互変調

不要信号による希望信号搬送波の変調であり,

非直線特性をもつ装置,電気的回路網又は伝送

媒体において信号の相互干渉によって生じるも

の。

非直線特性をもつ機器又は伝送媒体において発

生する現象で,単一又は複数の入力信号のスペ

クトル成分が相互に干渉して,入力成分の周波

数の整数倍の周波数の線形結合(和及び差)に

等しい周波数をもつ新しい成分を生じること。

相互変調は,単一の非正弦波入力信号

から生じる場合や,複数の正弦波信号

又は非正弦波信号が同一又は異なる入

力に加えられたときに生じる場合があ

る。

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44

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

中間周波[中間周 受信機で用いられるすべての中間周波数の規定

波数]抑圧比

生するのに必要な希望信号レベルに対する比。

された信号レベルの,それと同じ出力電力を発

イメージ周波数抑 受信機のイメージ周波数の規定された信号レベ

圧比

ルの,それと同じ出力電力を発生するのに必要

な同調周波数の信号レベルに対する比。

1信号法

希望信号が存在しない状態で,不要信号に対す

る受信機の応答を測定する方法。

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45

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

2信号法

定義

他国語

希望信号が存在する状態で,不要信号に対する

受信機の応答を決定する測定法。

この方法では,測定手順の詳細と使用

する判定条件を,試験される受信機の

それぞれの形式について定義する必要

がある。

161-07 電力制御及び電力供給ネットワークのインピーダンス

番号

用語

入力電力制御

定義

他国語

所要の性能を得るために装置,機器又はシステ

ムに供給する電力を調整すること。

出力電力制御

所要の性能を得るために装置,機器又はシステ

ムから供給される電力を調整すること。

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46

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

サイクル[サイク 装置への電力供給を周期的にオン・オフするよ

ルオン・オフ]制

うに動作する制御方式。

プログラム(制御 ある特定の運転シーケンスの実現のために必要

システムの)

となる一連の命令と情報信号。

多重サイクル制御 電流が導通する半サイクル数に対する導通しな

(半サイクルによ

い半サイクル数の比率を変化させるプロセス。

る)

注1

導通,非導通の回数の組合せによっ

て,例えば,制御対象負荷へ供給さ

れる平均電力を変えることができ

る。

電気学会電気専門用語集No. 9“半 4.

導体電力変換装置”では次のように

規定。“交流周波数の数サイクルを

導通し,別の数サイクルを非導通と

して,その割合を変えて行う制御

(サイクル制御)”。

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47

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

同期多重サイクル 導通期間の始めと終わりを線路電圧の瞬時値に

制御

同期させる多重サイクル制御。

バースト点弧角制 同期多重サイクル制御において,点弧時点を電

圧零点とし,電流を完全な半サイクルの整数倍

の間流す同期多重サイクル制御。

この方式は抵抗負荷の場合に用いられ

(ロシア語なし)

る。

汎用位相制御

電流の導通期間を印加電圧の1サイクル又は半 1.

サイクルの中で変化させること。

位相制御

電流の導通開始時点を印加電圧の1サイクル又 1.

は半サイクルの中で変化させること。この場合,

電流が零となった時点で導通期間が終了する。

位相制御は汎用位相制御の特別な場合

である。

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48

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

制御遅れ角

定義

他国語

位相制御によって遅らされた導通開始時点の位

相角。

注1

制御遅れ角は固定でも可変でもよ

く,正と負各々の半サイクルで同じ

である必要はない。

電気学会電気専門用語集No. 9“半

導体電力変換装置”では次のように

規定。“他励変換装置(又は回路)

において,新たにオン状態となる整

流回路素子の陽極電圧が正に転じ

た時点から,その整流回路素子への

ゲート信号が発生する時点までの

遅れ時間を,交流電圧基本波に対す

る電気角で表したもの”。

対称制御(単相) 交流電圧,電流の正と負の半サイクルで対称動 1.

作となるように設計された制御方式。

注1

入力の正と負の半サイクルが対称

である場合。

汎用位相制御は,電流波形が正と負

となる。

の半サイクルで同じであれば対称

多重サイクル制御ては,各導通期間

において正と負の半サイクルの数

が同じであれば対称となる。

電気学会電気専門用語集No. 9“半 6.

導体電力変換装置”では次のように

い値に制御する位相制御”。

規定。“全主アームの制御角を等し

非対称制御(単相) 交流電圧,電流の正と負の半サイクルで異なる 1.

動作となるように設計された制御方式。

注1

汎用位相制御では,電流波形が正と

非対称となる。

負の半サイクルで同じでなければ

多重サイクル制御では,各導通期間

において正と負の半サイクルの数

が同じでなければ,非対称となる。

電気学会電気専門用語集No. 9“半 5.

導体電力変換装置”では次のように

規定。“主アームの制御角を異なっ

た値に制御する位相制御”。

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49

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

他国語

与えられた順序で,一つの現象若しくは一組の

量が通過する状態又は数値列の完全な範囲(単

位期間)。

サイクル

定義

動作サイクル

任意に又は自動的に繰り返される一連の動作。 1.

共通結合点,PPC

ある特定の負荷に電気的に最も近い電力供給ネ

(略語)

ットワークの端点であり,他の負荷が接続され

ているか,又はその可能性がある点。

これらの負荷は装置,機器又はシステ

ムであり得る。また,明確な消費者設

備でもあり得る。

系統側インピーダ

共通結合点から見た系統側のインピーダンス。 1.

ンス

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50

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

引込み線インピー 共通結合点からユーザ側のメータ地点までの引

ダンス

込み線インピーダンス。

内線インピーダン ユーザ側のメータ地点から,あるコンセントま

でのフィーダのインピーダンス。

装置インピーダン 機器から出ているフレキシブルコードの端から

見た機器のインピーダンス。

161-08 電圧変化及びフリッカ

番号

用語

電圧変化

定義

他国語

電圧の実効値又はピーク値が連続する二つのレ

ベル間で変わることで,限定されているが不特

定時間継続するもの。

実効値,ピーク値のどちらが選ばれる

かは場合による。そして,どちらを使

用しているかを明示すべきである。

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51

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

電圧変化率

定義

定格電圧に対する電圧変化の大きさの割合。

他国語

電圧変化継続時間 電圧が初期値から最終値に上昇又は低下するの 1.

に要する時間。

電圧変化時間間隔 一つの電圧変化の開始から,次の電圧変化の開 1.

始までに経過した時間。

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52

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

電圧変動

定義

他国語

一連の電圧変化又は電圧の実効値若しくはピー

ク値が連続して変わること。

実効値,ピーク値のどちらが選ばれる

かは場合による。そして,どちらを使

用しているかを明示すべきである。

電圧変動波形

電圧変動の時間連続表示。

電圧変動振幅

電圧変動における電圧の実効値又はピーク値の

最大値と最小値の差。

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53

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

電圧変化発生率

単位時間当たりに発生する電圧変化の回数。

他国語

電圧不平衡

多相系統において,相電圧の実効値又は隣り合

ではない状態。

う相間の位相角差のすべてが等しいというわけ

電圧ディップ

数サイクルから数秒の短時間で電圧が回復する

ような,電力系統のある1点における突然の電 2.

圧低下。

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54

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

電圧サージ

定義

他国語

電圧の急激な上昇の後,ゆっくりと低下する特

徴をもった,送電線又は回路を伝搬する過渡的

な電圧波形。

転流ノッチ

コンバータの転流作用のために交流電圧に発生

する,交流の周期よりもはるかに短い時間の電

圧変化。

フリッカ

フリッカメータ

光度又はスペクトル分布が時間と共に変動する

光の刺激によって誘起される視覚上の不安定さ

に対する印象。

フリッカを表す何らかの量を測定するために設

計された計器。

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55

C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

フリッカ感知しき 規定された数の人がフリッカを感知できるよう

い値

な,光度又はスペクトル分布の変動の最小値。

フリッカ許容しき 規定された数の人が不快感なしにフリッカを許

い値

動の最大値。

容できるような,光度又はスペクトル分布の変

融合周波数,

臨界フリッカ周波

感知できないような刺激の変化の周波数。

与えられた条件下で,それ以上ではフリッカが

短時間フリッカイ ある特定の,比較的短い時間間隔で評価された

ンジケータ(記

号:Pst)

フリッカの度合。

IEC 868に従うと,時間間隔は一般的 2.

には10分間である。

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

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C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

番号

用語

定義

他国語

長時間フリッカイ ある特定の,比較的長い時間間隔で,短時間フ

ンジケータ(記

リッカインジケータの連続値を用いて評価され

号:Plt)

たフリッカの度合。

IEC 868に従うと,時間間隔は一般的

には2時間である。連続した12個の

Pstの値を用いる。

短時間停電(供給 決まった上限値と下限値に収まる時間,供給電

電圧の)

圧が消失すること。

短時間停電は供給電圧がもとの値の

1%以下に低下することであると考え

られている。短時間停電の時間間隔の

下限値は一般的に十分の数秒(数百ミ

リ秒)であり,上限値は一般的に1分

程度である(場合によっては,3分程

度。)。

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

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C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

JIS “EMC 61000-1,61000-2,61000-4” 制定委員会 構成表

(委員長)

(幹事)

(幹事)

(幹事)

(事務局)

氏名

所属

正 田 英 介

坂 下 榮 二

徳 田 正 満

橋 本 栄 二

赤 嶺 淳 一

井 出 祐 一

猪 谷 潔

稲 田 修 一

井 上 正 弘

井 上 幸 雄

岡 村 万春夫

加 藤 龍 義

兼 谷 明 男

川 上 直 衛

北 野 淳 一

渋 谷 昇

杉 原 誠

谷 由紀夫

長 澤 隆 士

服 部 光 男

橋 本 繁 晴

樋 村 教 章

法 貴 慶 一

細 谷 泰

真 部 利 応

水 川 巧

室 谷 金 義

吉 田 和 芳

東京大学

財団法人日本電気用品試験所

九州工業大学

株式会社電力計算センター

社団法人日本電機工業会

株式会社東芝

三洋電機株式会社

郵政省電気通信局

松下電器産業株式会社

財団法人電力中央研究所

財団法人日本品質保証機構

中部電力株式会社

通商産業省工業技術院

株式会社日立製作所

東海旅客鉄道株式会社

拓殖大学

通商産業省資源エネルギー庁

山武ハネウエル株式会社

関西電力株式会社

日本電信電話株式会社

財団法人日本規格協会

財団法人日本電気用品試験所

東京電力株式会社

ソニー株式会社

電気事業連合会

松下通信工業株式会社

日新電機株式会社

東京電力株式会社

社団法人電気学会

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

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C 0161 : 1997 (IEC 60050-161 : 1990)

JIS “EMC 1000-1,1000-2,1000-4” 制定委員会,第1分科会 構成表

(委員長)

(幹事)

(幹事補佐)

(事務局)

氏名

所属

徳 田 正 満

岡 村 万春夫

広 島 芳 春

有 倉 陽 司

市 原 尋 司

浮 田 雅 孝

大久保 昌 利

大 島 良 夫

荻 原 義 也

木 本 徹

佐 藤 政 博

渋 谷 昇

島 崎 俊 隆

田 中 勝

近 田 隆 愛

富 田 誠 悦

細 谷 泰

松 井 今朝雄

水 川 巧

山 路 公 紀

山 中 幸 雄

吉 村 大 輔

九州工業大学

財団法人日本品質保証機構

日本電信電話株式会社

通商産業省資源エネルギー庁

中部電力株式会社

オリジン電気株式会社

関西電力株式会社

東日本旅客鉄道株式会社

日新電機株式会社

財団法人日本電気用品試験所

拓殖大学

郵政省電気通信局

財団法人日本規格協会

スタンレー電気株式会社

財団法人電力中央研究所

ソニー株式会社

東京電力株式会社

松下通信工業株式会社

株式会社日立製作所

郵政省通信総合研究所

通商産業省工業技術院

社団法人日本電気学会