D 6201:2017

ページ

序文 ··································································································································· 1

1 適用範囲························································································································· 1

2 引用規格························································································································· 1

3 分類······························································································································· 1

4 用語及び定義 ··················································································································· 2

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 30

(1)

D 6201:2017

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本

産業車両協会(JIVA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格

を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格

である。

これによって,JIS D 6201:1999は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(2)

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日本工業規格

JIS

D 6201:2017

自走式産業車両−用語

Self-propelled industrial trucks-Vocabulary

序文

この規格は,2015年に第2版として発行されたISO 5053-1を基に,我が国の実状に合わせるために技

術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

今回の改正は,ISO 5053規格群に対応するため適用範囲をフォークリフト以外の産業車両まで広げてお

く必要が生じてきたため,規格名称を“フォークリフトトラック−用語”から“自走式産業車両−用語”

に変更した。

1

適用範囲

この規格は,JIS Z 0111で規定された産業車両のうち,自走式の車両に関して用いられる主な用語(以

下,用語という。)について規定する。

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 5053-1:2015,Industrial trucks−Terminology and classification−Part 1: Types of industrial trucks

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS D 6003 ショベルローダ

JIS Z 0111 物流用語

3

分類

用語は,次のとおり分類する。

a) 自走式産業車両の分類

1) 構造・機能による分類

1.1) フォークリフトトラック

1.2) フォークリフトトラック以外の自走式産業車両

2) 動力による分類

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3) 車輪の種類による分類

4) 操縦方式による分類

5) 走行モードによる分類

b) フォークリフトトラックに関する用語

1) 部品及び装置

2) 操作

3) 車両諸元及び状態

4) アタッチメント及び装備品

5) 安全に関する用語

4

用語及び定義

用語及び定義は,次のとおりとする。

注記1 対応英語は,参考として示す。

注記2 用語の中で[ ]括弧を付けた部分は,省略しても差し支えない。

注記3 定義の中では,フォークリフトトラックは省略形のフォークリフトと記す。

a) 自走式産業車両の分類

1) 構造・機能による分類

1.1) フォークリフトトラック

番号

用語

定義

フォークリフト

[トラック]

フォークなどを上下させるマストを備えた自走式荷役運搬車両

全般の呼称。

対応英語(参考)

カウンタバランス

フォークリフト

[トラック]

フォーク及びこれを上下させるマストを車体前方に備え,車体

後方にカウンタウエイトを設けたフォークリフト(図1参照)。

リーチフォークリ

フト[トラック]

マスト又はフォークが前後に移動できるフォークリフト(図2

参照)。

プラットフォーム

スタッキングト

ラック

車体から張り出したアウトリガによって車体の安定を保ち,か

つ,プラットフォームがアウトリガの上に延びている形のフォ

ークリフト(図3参照)。

サイドフォークリ

フト[トラック]

フォーク及びこれを上下させるマストを車体側方に備えたフォ

ークリフト(図4参照)。

ラフテレインフォ

ークリフト[ト

ラック]

不整地で使用されるよう作られたフォークリフト(図5参照)。 rough-terrain truck,

ラテラルスタッキ

ングトラック

車両の進行方向ではなく,その左右両方向又は左右一方向に,

荷の積付けができるフォークリフト(図6参照)。

三方向スタッキン

グトラック

車両の進行方向及びその左右両側に対し,荷の積付けができる

フォークリフト(図7参照)。

オーダピッキング

トラック

荷役装置とともに動く運転台に位置する運転者によって操縦さ

れるフォークリフト(図8参照)。

ストラドルフォー

クリフト[トラ

ック]

車体から張り出したアウトリガによって,車体の安定を保ち,

かつ,フォークが両方のアウトリガの間に降りる形のフォーク

リフト(図9参照)。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

パレットスタッキ

ングトラック

車体から張り出したアウトリガによって,車体の安定を保ち,

かつ,フォークがアウトリガの上に延びている形のフォークリ

フト(図10参照)。

カウンタバランス

コンテナハンド

スプレッダを装備し,コンテナ(空又は負荷状態)の積付けに

使われるカウンタバランスフォークリフト(図11参照)。

マルチディレクシ

ョナルフォーク

リフト[トラッ

ク]

車両の長手方向軸に対してどの方向にも走行するよう設計され

たフォークリフト(図12参照)。

バイディレクショ

ナルフォークリ

フト[トラック]

車両の長手方向軸の前後方向及びその左右方向に走行するよう

設計されたフォークリフト(図13参照)。

アーティキュレー

ト式カウンタバ

ランスフォーク

リフト[トラッ

ク]

歩行式及び乗車式があり,前輪,荷及びマストが車両後部に対

して約90度回転することで,狭い通路での操作を可能としたカ

ウンタバランスフォークリフト(図14参照)。

ウォーキーフォー

クリフト[トラ

ック]

運転者が歩きながら操縦するカウンタバランスフォークリフ

ト。簡易的な乗車装置を備えている場合もある(図15参照)。

ダブルスタッカ

パレットスタッキングトラックのアウトリガに,路面に直置き

された荷が運搬できるようにアウトリガを若干上昇させる機能

を付加したフォークリフト(図16参照)。上下の二つの荷を同

時に運搬することができる。

1.2) フォークリフトトラック以外の自走式産業車両

番号

用語

定義

対応英語(参考)

けん引車

路面上の車両をけん引するように特別に設計され,連結装置を

装備した産業車両(図17参照)。

プッシングトラク

車両前端に緩衝板を装備し,路面上,又は軌道上を走行する車

両を押すことができる産業車両(図18参照)。

ローリフトトラッ

車体から張り出した,最大500 mmまで昇降できるフォーク形

状又は平板形状をした荷を運搬するための車輪付きプラットフ

ォームをもち,マストを備えない,歩行式又は乗車式の自走式

産業車両の総称。荷の積付け,取降ろしはできない。

自走式パレットト

ラック

フォーク形状のプラットフォームをもったローリフトトラック

(図19参照)。

自走式プラットフ

ォームスティレ

ージトラック

平板形状のプラットフォームをもったローリフトトラック(図

20参照)。

自走式エンドコン

トロールパレッ

トトラック

運転者が荷と反対側の車両端部に乗車し,運転する自走式パレ

ットトラック(図21参照)。

自走式センターコ

ントロールパレ

ットトラック

運転者が車両の中央に乗車し,運転する自走式パレットトラッ

ク(図22参照)。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

ローリフトストラ

ドルキャリア

荷をまたいで車両フレーム内に抱えるように保持し,持ち上げ,

運搬する産業車両。荷の積付けはしない(図23参照)。

[ハイリフト]ス

トラドルキャリ

荷をまたいで車両フレーム内に抱えるように保持し,持ち上げ,

運搬,積付けをする産業車両(図24参照)。

バリアブルリーチ

トラック

一つ以上の回転支点をもつアームを装備した荷役運搬用の産業

車両。アームには,伸縮機能がついているものもあり,車両フ

レームの垂直軸回りに片側5度以内で回転する機能がついてい

るものもある(図25参照)。

ラフテレインバリ

アブルリーチト

ラック

建設現場など,主に不整地で使用されるよう作られたバリアブ

ルリーチトラック(図26参照)。

アーム回転機能付

ラフテレインバ

リアブルリーチ

トラック

車両フレームの垂直軸回りに,片側5度を超えて回転すること

ができるアームを備えたラフテレインバリアブルリーチトラッ

ク(図27参照)。

リーチスタッカ

空又は荷を積んだコンテナを積付けするためのバリアブルリー

チトラック。アームが車両フレームの垂直軸回りに回転する機

能はついていない(図28参照)。

構内運搬車

荷を運搬するための固定されたプラットフォームをもつ,機動

性のある自走式産業車両(図29参照)。車両に荷を積み込む機

能はもたない。

無人搬送車

本体に人手又は自動で荷を積み込み,指示された場所まで自動

走行し,人手又は自動で荷卸しをする無軌道産業車両。広義に

は無人けん引車及び無人フォークリフトを含む(図30参照)。

ショベルローダ

車体前方に備えたバケットをリフトアームによって上下させ

て,ばら物荷役を行うJIS D 6003によって規定された車輪式の

荷役用車両。バケットの代わりにフォークを備えたものもある

(図31参照)。

2) 動力による分類

番号

用語

定義

対応英語(参考)

内燃機関式車両

内燃機関を動力源とする車両の総称。エンジン式車両ともいう。 internal combustion

ガソリン車

燃料にガソリンを用いるエンジンを動力源とする車両。

LPG車

燃料に液化石油ガスを用いるエンジンを動力源とする車両。

LPG・ガソリン併

用車

燃料に液化石油ガス及びガソリンを用いるエンジンを動力源と

する車両。

CNG車

燃料に圧縮天然ガスを用いるエンジンを動力源とする車両。

ディーゼル車

燃料に軽油を用いるエンジンを動力源とする車両。

水素車

燃料に水素を用いるエンジンを動力源とする車両。

ハイブリッド車

二つ以上の動力源(例 内燃機関及び電動機)を搭載した車両。

それぞれの動力源(同時の場合もある。)によって駆動するパラ

レル方式及び一つの動力源だけで駆動する(例 内燃機関で発

電し,その電力によって電動機で駆動)シリーズ方式がある。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

電気式車両

電動機を動力源とする車両の総称。

蓄電池車

搭載した蓄電池(バッテリ)によって駆動される電動機を動力

源とする車両。バッテリ車ともいう。

外部電源式電気車

外部電源によって駆動される電動機を動力源とする車両。

燃料電池車

搭載した燃料電池によって駆動される電動機を動力源とする車

両。

3) 車輪の種類による分類

番号

用語

定義

対応英語(参考)

ニューマチック車

ニューマチックタイヤ(内部に空気が入っているタイヤ)を装

着した車両。

ニューマチック形

クッション車

ニューマチック形クッションタイヤ(ニューマチックタイヤと

類似形状で内部に空気が入っていないタイヤ)を装着した車両。

ニューマチック形クッションタイヤは,ニューマチック形ソリ

ッドタイヤともいう。

クッション車

クッションタイヤ(内部に空気が入っていないタイヤ)を装着

した車両。クッションタイヤは,ソリッドタイヤともいう。

メタルホイール車

レール上を走行する車両など,金属製の車輪を装着した車両。

4) 操縦方式による分類

定義

対応英語(参考)

番号

乗車式

用語

運転者が乗車して操縦する方式。

座席式

運転者が座って操縦する方式。

前向座席式

運転者が前進走行方向に座って操縦する方式。

横向座席式

運転者が走行方向とは異なる向きに座って操縦する方式。

立席式

運転者が立って操縦する方式。

前向立席式

運転者が前進走行方向に立って操縦する方式。

横向立席式

運転者が走行方向とは異なる向きに立って操縦する方式。

歩行式

運転者が歩きながら操縦する方式。

無人式

コンピュータなどで操縦する無人方式。

5) 走行モードによる分類

番号

用語

定義

対応英語(参考)

自由走行

外部手段によって経路が決められておらず,運転者の操作によ

る走行。

一方向走行

車両の長手方向軸に対し平行な一軸方向だけへの走行。

両方向走行

車両の長手方向軸に対し平行及び直角な両方の軸方向への走

行。

多方向走行

車両の長手方向軸に対し任意の方向への走行。

誘導走行

外部手段によって決められた経路上の走行。

切替走行

自由走行と誘導走行とを切り替えられる走行。

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b) フォークリフトトラックに関する用語

1) 部品及び装置

番号

用語

定義

対応英語(参考)

ボデーフレーム

フレームを最外側に用い,ボデーと一体化したフレーム構造。

カウンタウエイト

荷による前方回転モーメントに対抗するために設けられたおも

り(図59の②参照)。

前車軸

車両前方の車軸。カウンタバランスフォークリフトでは,一般

に駆動車軸である。

後車軸

車両後方の車軸。カウンタバランスフォークリフトでは,一般

にかじ取り車軸である。

フレーム固定式車

フレームに固定されている方式の車軸。一般に駆動車軸に用い

られる。

センタピン式車軸

車軸の中央でフレームにピン(車体中心線に平行)を介して取

り付ける方式の車軸。車軸は,ピンを中心として,ある角度だ

け回転できる。一般にかじ取り車軸に用いられる。

ばね懸架式車軸

フレームにばねを介して取り付けられる方式の車軸。一般にか

じ取り車軸に用いられる。

アウトリガ

車体を支えるために張り出した車輪付きの車体構造部。リーチ

フォークリフト,ストラドルフォークリフト,パレットスタッ

キングトラックなどに設けられる。マストが前後に移動するタ

イプのリーチフォークリフトの場合は,リーチレグともいう(図

2,図3,図9及び図10参照)。又は荷役作業時の安定性を増す

ために設けた可動式の脚(図4参照)。

駆動輪

駆動車軸に取り付けられ,駆動力を発生させる車輪。

操だ輪

かじ取り車軸に取り付けられ,走行方向を決める車輪。

ロードホイール

リーチフォークリフト,パレットスタッキングトラック,スト

ラドルフォークリフトなどにおいて,荷を積載する側の車輪。

もっぱら負荷を受けもつ。

ホイールリダクシ

ョン

車輪リムの内側近くに設ける終減速機。

常用ブレーキ

走行しているフォークリフトを停止させるためのブレーキ。

駐車ブレーキ

駐車状態を維持するためのブレーキ。パーキングブレーキとも

いう。

デッドマンブレー

運転者が運転者席を離れると自動的にブレーキがかかる方式の

ブレーキ。

デッドマンペダル

ペダルを離すことによってブレーキがかかる方式のペダル。

デッドマンシート

座席から離れるとブレーキがかかるか,又は制御回路が遮断さ

れる方式の座席。

緊急ブレーキ

緊急(非常)時及びブレーキシステムの異常時に,安全のため

に作動させるブレーキ。非常ブレーキともいう。

ガソリンエンジン

ガソリンを燃料とする原動機。

LPGエンジン

液化石油ガスを燃料とする原動機。

LPG・ガソリン併

用エンジン

液化石油ガス及びガソリンの両方を燃料とすることができる原

動機。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

ディーゼルエンジ

軽油を燃料とする原動機。

コントローラ

フォークリフトに搭載された機器で,走行,操だ,荷役などの

操作を制御する装置。

走行モータ

電気式フォークリフトにおける走行用電動機。

荷役モータ

電気式フォークリフトにおける荷役用油圧ポンプの駆動用電動

機。

パワーステアリン

グ用モータ

フォークリフトにおけるパワーステアリング用電動機。

ディレクショナル

スイッチ

フォークリフトの走行方向を決めるスイッチ。レバーの場合は

ディレクショナルレバーという。

タング

歩行式フォークリフトで操だ,走行及び制動を制御する操縦か

ん(桿)。

充電器

蓄電池を充電するための機器。車両に搭載される車載式と充電

場に設置される別置式とがある。

トルクコンバータ

流体回路にポンプ羽根,タービン羽根及び案内羽根をもち,ト

ルクを変換して動力を伝えるトランスミッション。

静油圧変速機

可変容量式の油圧ポンプ及び油圧モータで動力を伝達する方式

のトランスミッション。

荷役操作レバー

荷役動作を行う操作レバー。

リフトレバー

リフトシリンダ用の操作レバー(図59の③参照)。

ティルトレバー

ティルトシリンダ用の操作レバー(図59の④参照)。

アタッチメントレ

バー

アタッチメント用の操作レバー。

リーチレバー

リーチシリンダ用の操作レバー。

リフトシリンダ

荷役装置の昇降用の油圧シリンダ(図59の①参照)。

ティルトシリンダ

マスト又はフォークを前傾又は後傾させるための油圧シリンダ

(図59の⑤参照)。

リーチシリンダ

リーチ機構の作動用の油圧シリンダ。

ダウンセーフティ

バルブ

緊急(非常)時に,安全のために荷役装置の下降速度を最終的

に制御する流量制御弁。

フローレギュレー

タバルブ

荷役装置の下降速度を制御する流量制御バルブ。

ティルトロックバ

ルブ

油圧ポンプの停止中に,ティルトレバーを操作してもマストが

傾斜しないようにするためのバルブ。

マスト

リフトブラケットを上下に案内する構造物(図59の⑯参照)。

スライドマスト

外側のマスト面を案内にして内側のマストがスライドして昇降

する方式のマスト。一般に,スライド面にはライナが装着され

ている。

ローラマスト

外側のマストと内側のマストとの間に負荷を受けるローラを介

して昇降する方式のマスト。

シングルマスト

上下に移動するマストをもたず,リフトブラケットを案内する

構造しかもたないマスト。

伸縮マスト

1対の固定マストと1対以上の上下移動するマストからなるマ

スト。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

二段マスト

1対の固定マストと1対の上下移動するマストからなるマスト。 double mast,

三段マスト

1対の固定マストと2対の上下移動するマストからなるマスト

(図32参照)。

四段マスト

1対の固定マストと3対の上下移動するマストからなるマスト。 quadruple mast,

フルフリーマスト

リフトブラケットがインナマスト上端に達するまでマスト高さ

が変化しないマスト(図33参照)。

アウタマスト

マストにおける最外側の案内部材。

インナマスト

マストにおける最内側の案内部材で,リフトブラケットを案内

する。上下に移動する。

ミドルマスト

三段以上のマストにおけるアウタマストとインナマストとの間

に配置する案内部材。

マストライナ

マストのスライド面に取り付けられた帯板。

クロスビーム

左右のマストを連結する横はり(図59の⑥参照)。

ティルトブラケッ

アウタマストに取り付けられたブラケットで,ティルトシリン

ダの力を受けるもの。

マストサポート

アウタマスト下端に位置し,車体に連結する部材(図59の⑦参

照)。

リフトシリンダサ

ポート

リフトシリンダの荷重を支えるため,マストに取り付けられた

部材(図59の⑧参照)。

リフトチェーン

リフトブラケットを直接的又は間接的に上下させるためのチェ

ーン。

チェーンホイール

リフトチェーンを掛ける滑車(図59の⑨参照)。

チェーンホイール

サポート

リフトシリンダのピストンロッド,インナマスト及び,ミドル

マストに取り付けられたチェーンホイールを支える部材(図59

の⑩参照)。

リフトブラケット

フィンガバーを固定し,マストに案内されて上下に移動する部

材(図59の⑪参照)。

フィンガバー

リフトブラケットに固定されたフォークを取り付ける板(図59

の⑫参照)。

リフトローラ

アウタマスト,インナマスト,ミドルマスト又はリフトブラケ

ットに取り付けられるローラ。主に前後方向の負荷モーメント

を受ける(図59の⑬参照)。

サイドローラ

アウタマスト,インナマスト,ミドルマスト,リフトブラケッ

ト又はリーチフォークリフトのリーチ機構に取り付けられるロ

ーラ。主に左右方向の負荷モーメントを受ける(図59の⑭参照)。

リーチローラ

リーチフォークリフトのリーチ機構に取り付けられた案内ロー

ラ。主に前後方向の負荷モーメントを受ける。

フォーク

フィンガバーに取り付けられたL字形の部材。荷を支える(図

59の⑮及び図60参照)。

ブレード

フォークの水平部分(図60の①参照)。その上側の面(図61の

①参照)をブレード上面,下側の面(図61の②参照)をブレー

ド下面という。

ヒール

ブレードとシャンクとをつなぐ,フォークの曲がった部分(図

60の②参照)。

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9

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

シャンク

フォークの垂直部分(図60の③参照)。荷と接する側の面(図

61の③参照)をシャンク前面,上端の面(図61の⑥参照)をシ

ャンクトップという。

フック

フォークを取り付け,保持するためにシャンクに付けられた部

材(図60の④及び⑤参照)の総称。

その傾斜面(図61の④参照)をフックリテーナ面という。

アッパフック

フォークをつり下げるための上方のフック(図60の④参照)。

その水平面(図61の⑤参照)をフックサスペンダ面という。

アンダフック

フォークのがたつきを防止するための下方のフック(図60の⑤

参照)。ロアフックともいう。

フォーク用ロック

フォークの左右方向の位置を決めるためのストッパ。(図60の

⑥参照)一般にアッパフックに取り付けられる。フォークスト

ッパともいう。

フォーク厚

ブレードの平行部分の厚さ(図62のa参照)。

フォーク幅

ブレードの幅(図62のb参照)。

フォーク高

ブレード上面からシャンク上端までの距離(図62のh参照)。

フォーク長

シャンク前面からブレード先端までの長さ(図62のl参照)。

バックレスト

フォーク上の荷が背後に落ちないように設けた荷受け枠(図59

の⑰参照)。

ヘッドガード

落下物から人体を守るため運転者の頭上に設ける保護枠(図59

の⑱参照)。

フロントガード

運転者の前方に位置し,脚部を保護する部材(図59の⑲参照)。 cowl

2) 操作

番号

用語

定義

対応英語(参考)

すえ切り

停車したまま,操だハンドルを回して操だ輪を動かす操作。

上昇

フォークなどを上方へ上げる操作。

下降

フォークなどを下方へ降ろす操作。

前傾

マストを前方へ傾斜させる操作又はフォーク先端を下向きに傾

斜させる操作。

後傾

マストを後方へ傾斜させる操作又はフォーク先端を上向きに傾

斜させる操作。

収縮

フォーク又はマストを繰り込む操作。

伸張

フォーク又はマストを繰り出す操作。

ピックアップ

フォークで荷を取り上げる一連の操作。

荷置き

ピックアップした荷を置く一連の操作。

積付け

荷を積み上げる一連の操作。

取降ろし

積み上げた荷を取り降ろす一連の操作。

差込み

パレットなどにフォークを差し込む操作。

引抜き

パレットなどに差し込んだフォークを引き抜く操作。

インチング

所定の位置に合わせるために,フォークリフト又は荷役装置を

断続的に微動させる操作。

走行

フォークリフトを走らせる操作。

ローテート

フォーク,クランプアタッチメントなどを水平軸回りに回転さ

せる操作。

サイドシフト

フォーク,クランプアタッチメントなどを左右に移動させる操

作。

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10

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

ピボット回転

荷役装置の全体又は一部を垂直軸回りに回転させる操作。

プッシュ

アタッチメントによって荷を押し出す操作。

プル

アタッチメントによって荷を引き込む操作。

3) 車両諸元及び状態

番号

用語

運転時質量

アクセサリ及びアタッチメント付きの完成車両の質量。内燃機

関式フォークリフトでは燃料を満タンにし,蓄電池式フォーク

リフトでは動力用バッテリを搭載して,無負荷,無人状態での

質量。

定義

対応英語(参考)

出荷時質量

アクセサリ及びアタッチメント付きで,内燃機関式フォークリ

フトでは燃料なし,蓄電池式フォークリフトでは動力用バッテ

リなしの無負荷,無人状態のフォークリフトの質量。

バッテリ質量

蓄電池式フォークリフト動力用バッテリのケース付き質量。バ

ッテリ本体,ケース,バラストを含む。

許容荷重

指定の荷重中心に積載できる最大の質量(JIS D 6001-1参照)。 capacity

最大荷重

基準荷重中心に積載できる許容荷重。

定格荷重

フォークリフトの荷役能力の比較の目的のために定義される質

量。アタッチメントなどは付加せず,標準フォーク及び標準揚

高のマストを装備したフォークリフトが,基準荷重中心に積載

できる最大の質量。

全長

基準無負荷状態におけるフォークリフトの最大長さ(図63の㉗

参照)。

フォークなし全長

基準無負荷状態からフォーク又はアタッチメントを取り外した

ときの,フォークリフトの最大長さ(図63の⑯参照)。

車体の長さ

基準無負荷状態でフォークリフトの最後部からフォーク垂直前

面までの距離(図63の⑰参照)。

フロントオーバハ

ング

前車軸中心からフォーク垂直前面までの距離(図63の⑬参照)。 front overhang

リヤオーバハング

後車軸中心からフォークリフト最後部までの距離(図63の⑮参

照)。

軸距

前車軸中心と後車軸中心との距離(図63の⑭参照)。

荷重中心

フォークに積載した荷の重心位置とフォークの垂直前面との距

離(図63の⑫参照)。

基準荷重中心

定格荷重を決める際の荷重中心(JIS D 6001-1の表A.1参照)。 rated load center

最大揚高

基準負荷状態からフォークを最高位置に移動したときの,路面

からフォーク水平部の上面までの高さ(図63の②参照)。

標準揚高

定格荷重を定めるための基準とする揚高(JIS D 6001-1参照)。 specified lifting height

全高

基準無負荷状態でマストを垂直にし,フォークを最低に降ろし

た状態でのフォークリフト最上端までの高さ。フォークリフト

の仕様によってマスト高さ又はヘッドガード高さが全高とな

る。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

マスト高さ

基準無負荷状態でマストを垂直にし,フォークを最低に降ろし

た状態でのマスト最上端までの高さ(図63の③参照)。

最大揚高時高さ

基準無負荷状態でマストを垂直にし,フォークを最高に上げた

状態でのフォークリフト最上端までの高さ(図63の①参照)。

フリーリフト

基準無負荷状態でマストを垂直にし,フォークを最低位置から

マスト高さを変化させないで上げることのできる最大の揚高

で,路面からフォーク水平部の上面までの高さ(図63の④参照)。

ヘッドガード高さ

基準無負荷状態で路面からヘッドガード最上端までの高さ(図

63の⑦参照)。

最低地上高

基準無負荷状態で車輪の付近を除き,走行時路面との隙間が最

小となる部分の高さ。

マスト下地上高

基準無負荷状態で,走行時,マスト最下端部の路面からの高さ

(図63の⑤参照)。

軸距中央の高さ

基準無負荷状態で,軸距中央における車体最下端部の路面から

の高さ(図63の⑥参照)。

全幅

基準無負荷状態でのフォークリフトの最大幅(図63の⑧参照)。 overall width

前輪輪距

前車軸の左右のタイヤの中心間の距離(図63の⑩参照)。

後輪輪距

後車軸の左右のタイヤの中心間の距離(図63の⑪参照)。

アプローチ角度

マストを垂直にした無負荷状態において,フォークリフトの前

部下端から前輪タイヤ外周への接平面が,路面となす最小角度

(図63の⑱参照)。

注記 フォークリフトのいかなる固着部分も,この角度内には

存在しない範囲である。

ランプ角度

基準無負荷状態でフォークリフトの縦中心面に投影したフォー

クリフトの輪郭において,車体最下端部の任意の点から,前輪

及び後輪の外周へ路面方向に接線を引いたとき,その2接線が

なす角の補角の最小値(図63の⑲参照)。

注記 縦中心面とは直進姿勢にあるフォークリフトの左右車輪

間の中点を通る鉛直面を意味する。

デパーチャ角度

基準無負荷状態において,フォークリフトの後部下端から後輪

タイヤ外周への接平面が,路面となす最小角度(図63の⑳参照)。

注記 フォークリフトのいかなる固着部分も,この角度内には

存在しない範囲である。

内側最小旋回半径

基準無負荷状態での前進時において,最大かじ取り角,最低速

度で旋回するときの,車体の最内部の描く軌跡の半径(図63の

㉓参照)。

最小旋回半径

基準無負荷状態での前進時において,最大かじ取り角,最低速

度で旋回するときの,車体の最外部の描く軌跡の半径(図63の

㉔参照)。

最小直角通路幅

基準無負荷状態でフォーク間隔を最大に広げたフォークリフト

又はこれに荷を積載したフォークリフトが旋回できる直角通路

の理論的最小幅(図63の㉕参照)。この最小幅に旋回時の余裕

200 mmを加えたものを,実用直角通路幅という。

最小直角積付通路

フォークリフトが所要の荷(所定のパレットサイズで)を積載

し,直線通路上で,90°旋回できる理論的最小通路幅(図63の

㉖参照)。この最小通路幅に旋回時の余裕200 mmを加えたもの

を,実用直角積付通路幅という。

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

ティルト角度

基準無負荷状態からマスト又はリフトブラケットを前後に傾斜

したときの,垂直位置から前方又は後方への最大傾斜角度(図

63の㉑及び㉒参照)。

フォーク調整間隔

左右のフォークを最大に広げたとき及び最小に狭めたときの,

フォーク外側間の寸法(図63の⑨参照)。

リーチ量

フォーク水平状態で,フォーク又はマストが前後又は車体側方

に移動する最大距離。

走行速度

走行時基準負荷状態及び走行時基準無負荷状態において,フォ

ークリフトが平坦路を走行するときの最大速度。

上昇速度

マストを垂直にし,フォークを水平にした負荷状態及び無負荷

状態において,フォークを上昇させるときの最大速度。

下降速度

マストを垂直にし,フォークを水平にした負荷状態及び無負荷

状態において,フォークを下降させるときの最大速度。

最大けん引力

走行時基準負荷状態又は走行時基準無負荷状態で,平たんな舗

装路面で出すことができる最大のけん引力。

登坂能力

走行時基準負荷状態又は走行時基準無負荷状態で,フォークリ

フトが登坂することができる勾配の最大値。

無負荷状態

フォークリフトが燃料,冷却水,潤滑油,作動油などを積載し

て稼働に必要な整備をし,荷を積載しない状態。

基準無負荷状態

マストを垂直にし,フォークを水平にし,フォーク上面を路面

から300 mm a)とした無負荷状態。リーチ機構,アウトリガをも

つものは,リーチを完全に戻し,アウトリガを引っ込める。

注a) リーチフォークリフトでフォーク上面が路面から300 mm

まで下がらないものにあっては,フォーク下面をアウト

リガ(リーチレグ)上面から150 mmの高さにした状態。

走行時基準無負荷

状態

基準無負荷状態からマスト及びフォークを最大に後傾した状

態。ただし,サイドフォークリフトの場合は,基準無負荷状態

と同じ状態。

負荷状態

無負荷状態のフォークリフトに荷を積載した状態。

基準負荷状態

基準荷重中心に最大荷重を積載し,リーチ機構をもつものは,

リーチを完全に戻し,マストを垂直にし,フォークを水平にし,

フォーク上面を路面から300 mm a) b)にした負荷状態。

注a) サイドフォークリフトの場合は,荷をプラットフォーム

に載せ,フォーク上面をプラットフォーム高さに合わせ

る。また,アウトリガをもつものは,それを張り出した

状態。

b) リーチフォークリフトで荷を積載し,フォーク上面が路面

から300 mmまで下がらないものにあっては,フォーク下

面をアウトリガ(リーチレグ)上面から150 mmの高さに

した状態。

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13

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番号

用語

定義

対応英語(参考)

走行時基準負荷状

基準負荷状態からマスト及びフォークを最大に後傾した状態。

ただし,サイドフォークリフトの場合は,基準負荷状態と同じ

状態。アウトリガをもつものは,それを引っ込めた状態。

過荷重

許容荷重を超える荷の質量又はそれが負荷された状態。

偏荷重

荷役装置に対して,負荷が左右均等にかからない荷の質量又は

それが負荷された状態。

軸荷重

基準負荷状態及び基準無負荷状態における,前車軸及び後車軸

の分担質量。

タイヤの呼び

タイヤサイズの表示形式。

4) アタッチメント及び装備品

番号

用語

定義

対応英語(参考)

アタッチメント

フォークリフトの荷役装置に追加又は代替され,各種の荷役作

業を行うための装置又は部品。

装備品

作業環境に応じてフォークリフトに追加されるもので,直接荷

役作業に関係しない装置又は部品。

プラテン

1枚の平板状のフォーク(図34参照)。

マルチフォーク

3本以上のフォークを並べて用いるアタッチメント。

さやフォーク

フォークに差し込んで使用するさや形の補助フォーク(図35参

照)。

ローラ付さやフォ

ーク

さやフォーク上面にローラを並べて埋め込んだフォーク(図36

参照)。

ラム

荷の穴に差し込んで使用する棒状のアタッチメント(図37参

照)。

クレーンアーム

クレーン作業するためのアタッチメント(図38参照)。

フック

フォーク又はラムに取り付けて荷をつり上げるためのアタッチ

メント(図39参照)。

ダンピングフォー

バックレストとともにフォークを上下方向に傾斜できるアタッ

チメント(図40参照)。

ヒンジドフォーク

バックレストと別個にフォークを上下方向に傾斜できるアタッ

チメント(図41参照)。

サイドシフト

フィンガバーなどを横方向に移動できるアタッチメント(図42

参照)。

フォークポジショ

フォーク間隔を調整できるアタッチメント(図43参照)。

リーチフォーク

フォークがマストに対して前後に移動できるアタッチメント

(図44参照)。

プッシャ

フォーク上の荷を押し出すためのアタッチメント(図45参照)。 pusher

クランプ

荷を挟むアタッチメントの総称。古紙などを挟むベールクラン

プ,円筒状の荷を挟むロールクランプ,段ボール箱を挟むカー

トンクランプ,ドラム缶を挟むドラムクランプなどがある(図

46参照,例としてベールクランプを示す。)。

回転クランプ

荷を挟みながら回転させることができる機能をもったアタッチ

メントの総称。回転ベールクランプ,回転ロールクランプ,回

転カートンクランプ,回転ドラムクランプなどがある(図47参

照,例として回転ロールクランプを示す。)。

回転フォーク

垂直面内でフォークを回転できるアタッチメント(図48参照)。 rotating fork

ロードスタビライ

フォーク上の荷を押さえる装置(図49参照)。

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D 6201:2017

番号

用語

定義

対応英語(参考)

ファーネスチャー

ジャ

原料を溶解炉などに投入するためのアタッチメント(図50参

照)。

マニプレータ

鍛造物などをつかみ,回転させるためのアタッチメント(図51

参照)。

ピッカ

ドラム缶などを引っ掛けて荷役するアタッチメント(図52参

照)。

バケット

ばら物の荷役に使用するためのアタッチメント(図53参照)。

プッシュプル

シートパレットに載せた荷を扱うアタッチメント(図54参照)。 load push pull

サイドローディン

グフォーク

車体側方の荷を扱うアタッチメント(図55参照)。

三方向ローディン

グフォーク

車体の前方及び左右側方の荷を扱うアタッチメント(図56参

照)。

スプレッダ

コンテナなどをつり上げるためのアタッチメント。トップリフ

ト式(図57A参照)とサイドリフト式(図57B参照)とがある。

キャブ

直射日光,雨,寒さなどを防ぐ運転室(図58参照)。

ひよけ

運転者を直射日光から守る覆い。

排気浄化マフラ

排気ガスの有害成分を除去する触媒マフラ。

水マフラ

排気を水に当てて火花を除去する構造のマフラ。

フレームアレスタ

排気管出口に取り付けられた火の飛散防止装置。

ディーゼル排気微

粒子フィルタ

ディーゼル排気中の粒子状物質を除去するフィルタ。

5) 安全に関する用語

番号

用語

定義

対応英語(参考)

安定度

使用中に静的,動的な力によって起こる転倒に抗する,負荷時,

無負荷時のフォークリフトの能力。

次の種類がある(JIS D 6011-1の附属書JA参照)。

a) 静的(停止中のフォークリフト)前後安定度

b) 静的(停止中のフォークリフト)左右安定度

c) 動的(走行中のフォークリフト)前後安定度

d) 動的(走行中のフォークリフト)左右安定度

運転者保護装置

荷役作業中の荷の落下,積み荷の落下及び積み荷の近くからの

落下物から運転者を守るため運転者の頭上に設けた保護装置

(例 ヘッドガード)。

荷物保持装置

運搬中及び荷役作業中の荷が運転者に向かって落下するのを防

ぐため,一般にリフトブラケットに取り付ける垂直な枠(例 バ

ックレスト)。

排気浄化装置

排気ガスの有害成分を除去するマフラ(例 触媒マフラ,ディ

ーゼル排気微粒子フィルタ)。

スパーク防止装置

排気中の火花を水に当てて除去するマフラ,排気管出口部に取

り付け火の飛散を防止するフレームアレスタなどの装置。

安全ロック

運転者がフォークリフトから離れたときに,フォークリフトが

動かないようにするインターロック機構(例 デッドマンブレ

ーキ,デッドマンペダル,デッドマンシート)。

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15

D 6201:2017

番号

用語

定義

対応英語(参考)

安全反転装置

歩行式フォークリフトの操縦かん(タング)に取り付けられて

いる装置で,衝突のとき,又は人若しくは障害物に接近したと

き,反対の動作をさせるもの。

安全スイッチ

電気式フォークリフトにおいて駆動モータの電源を遮断するス

イッチ(さらにブレーキがかかるものもある。)。

運転者がそのスイッチを押しているのを止めれば即作動するも

ので,乗車式フォークリフトでは座席又はペダルに取り付けら

れ,歩行式フォークリフトでは操縦かん(タング)に取り付け

られる。

運転者墜落防止装

オーダピッキングトラックにおいて運転者の安全を確保する手

段。

運転者を囲う柵,開閉する安全バー,扉,壁などの囲い,安全

帯などがある。

その他の安全機器

フォークリフトによる作業を安全に行うための機器。次のよう

なものがある。

a) バックミラー

b) 点滅灯

c) 回転灯

d) ホーン

e) 荷重インジケータ

f) バックブザー

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D 6201:2017

図1−カウンタバランスフォークリフト[トラック]

図2−リーチフォークリフト[トラック]

図3−プラットフォームスタッキングトラック

図4−サイドフォークリフト[トラック]

図5−ラフテレインフォークリフト[トラック]

図6−ラテラルスタッキングトラック

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17

D 6201:2017

図7−三方向スタッキングトラック

図8−オーダピッキングトラック

図9−ストラドルフォークリフト[トラック]

図10−パレットスタッキングトラック

図11−カウンタバランスコンテナハンドラ

図12−マルチディレクショナルフォークリフト

[トラック]

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18

D 6201:2017

図13−バイディレクショナルフォークリフト

図14−アーティキュレート式カウンタバランス

[トラック]

フォークリフト[トラック]

図15−ウォーキーフォークリフト[トラック]

図16−ダブルスタッカ

図17−けん引車

図18−プッシングトラクタ

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19

D 6201:2017

図19−自走式パレットトラック

図20−自走式プラットフォーム

スティレージトラック

図21−自走式エンドコントロール

図22−自走式センターコントロール

パレットトラック

パレットトラック

図23−ローリフトストラドルキャリア

図24−[ハイリフト]ストラドルキャリア

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D 6201:2017

図25−バリアブルリーチトラック

図26−ラフテレインバリアブルリーチトラック

図27−アーム回転機能付ラフテレイン

図28−リーチスタッカ

バリアブルリーチトラック

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D 6201:2017

図29−構内運搬車

図30−無人搬送車

図31−ショベルローダ

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D 6201:2017

図32−三段マスト

図34−プラテン

図37−ラム

図33−フルフリーマスト

図35−さやフォーク

図38−クレーンアーム

図36−ローラ付さやフォーク

図39−フック

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D 6201:2017

図40−ダンピングフォーク

図41−ヒンジドフォーク

図42−サイドシフト

図43−フォークポジショナ

図44−リーチフォーク

図45−プッシャ

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D 6201:2017

図46−クランプ

図47−回転クランプ

図48−回転フォーク

図49−ロードスタビライザ

図50−ファーネスチャージャ

図51−マニプレータ

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25

D 6201:2017

図52−ピッカ

図53−バケット

図54−プッシュプル

図55−サイドローディングフォーク

図56−三方向ローディングフォーク

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D 6201:2017

図57A−スプレッダ(トップリフト式)

図57B−スプレッダ(サイドリフト式)

図58−キャブ

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D 6201:2017

① リフトシリンダ

② カウンタウエイト

③ リフトレバー

④ ティルトレバー

⑤ ティルトシリンダ

⑥ クロスビーム

⑦ マストサポート

⑧ リフトシリンダサポート

⑨ チェーンホイール

⑩ チェーンホイールサポート

⑪ リフトブラケット

⑫ フィンガバー

⑬ リフトローラ

⑭ サイドローラ

⑮ フォーク

⑯ マスト

⑰ バックレスト

⑱ ヘッドガード

⑲ フロントガード

図59−フォークリフトトラックの各部名称

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D 6201:2017

① ブレード

④ アッパフック

⑤ アンダフック

⑥ フォーク用ロック

② ヒール

③ シャンク

図60−フォークの各部名称

① ブレード上面

② ブレード下面

③ シャンク前面

④ フックリテーナ面

⑤ フックサスペンダ面

⑥ シャンクトップ

図61−フォークの面の名称

a: フォーク厚

b: フォーク幅

h: フォーク高

l: フォーク長

図62−フォークの主要寸法

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D 6201:2017

① 最大揚高時高さ

② 最大揚高

③ マスト高さ

④ フリーリフト

⑤ マスト下地上高

⑥ 軸距中央の高さ

⑦ ヘッドガード高さ

⑧ 全幅

⑨ フォーク調整間隔(最大)

⑩ 前輪輪距

⑪ 後輪輪距

⑫ 荷重中心

⑬ フロントオーバハング

⑭ 軸距

⑮ リヤオーバハング

⑯ フォークなし全長

⑰ 車体の長さ

⑱ アプローチ角度

⑲ ランプ角度

⑳ デパーチャ角度

㉑ ティルト前傾角度

㉒ ティルト後傾角度

㉓ 内側最小旋回半径

㉔ 最小旋回半径

㉕ 最小直角通路幅

㉖ 最小直角積付通路幅

㉗ 全長

図63−フォークリフトトラックの主要寸法・諸元

参考文献

JIS D 6001-1 フォークリフトトラック−安全要求事項及び検証−第1部:フォークリフトトラック

JIS D 6011-1 フォークリフトトラック−安定度及び安定度の検証−第1部:一般

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D 6201:2017

JIS D 6201:2017 自走式産業車両−用語

(I)JISの規定

箇条番号

及び題名

1 適用範囲

4 用語及び

定義

フォークリ

フトトラッ

内容

自走式産業車両に対し

て,用語とその定義を

規定。

国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの

評価及びその内容

箇条

番号

箇条ごと

の評価

削除

内容

産業車両全般に対して,用

語とその定義を規定。

技術的差異の内容

(V)JISと国際規格との技術

的差異の理由及び今後の対

JISでは,自走式産業車両を適用範囲と

した。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

JISでは,国内使用の便宜上対応英語

(参考)及び省略形を追加し,注記と

した。

JISでは,フォークリフトトラックの定

義を追加した。

技術的な差異はない。

注記1

注記2

注記3

フォークリフト[トラ

ック]

追加

追加

バイディレクショナル

フォークリフト[トラ

ック]

ウォーキーフォークリ

フト[トラック]

追加

JISでは,バイディレクショナルフォー

クリフトトラックの定義を追加した。

ISO規格では,ISO 3691-1で

定義されており,技術的差異

はない。

追加

JISでは,ウォーキーフォークリフトの

定義を追加した。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

ローリーマウンテッドト

ラック,トラックマウンテ

ッドトラック,トレーラー

マウンテッドトラック

削除

我が国では,法令上認められない機種

のため削除した。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

附属書JA

(参考)

JISと対応国際規格との対比表

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31

D 6201:2017

(I)JISの規定

箇条番号

及び題名

フォークリ

フトトラッ

ク以外の自

走式産業車

(III)国際規格の規定

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの

評価及びその内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

追加

構内運搬車

公道以外で使用する及び

荷を運搬する車両

変更

ショベルローダ

追加

人力式スタッカトラック

削除

内容

ローリフトトラック

国際

規格

番号

人力式パレットスタッカ

削除

人力式パレットトラック

削除

削除

人力式シザーリフトパレ

ットトラック

けん引兼荷役用トラクタ

4 a) 2) 動力

による分類

LPG・ガソリン併用車

追加

揚高による分類

削除

フォークリ

フトトラッ

クに関する

用語

追加

削除

JISでは,ローリフトトラックの定義を

追加した。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

JISでは,人を運搬する目的の車両は,

産業車両に該当しないため,用語を構

内運搬車とし,定義では,ISO規格に

ある人を運搬する目的は削除した。

JISでは,ショベルローダの定義を追加

した。

JISでは,人の力によって走行する産業

車両は削除した。

JISでは,人の力によって走行する産業

車両は削除した。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

JISでは,人の力によって走行する産業

車両は削除した。

JISでは,人の力によって走行する産業

車両は削除した。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

けん引車とフォークリフトトラックの

両方の機能を備えた車両だが,我が国

では対象車両がなく,通常のフォーク

リフトトラックでけん引作業が可能で

あるとの誤解を招くため削除した。

改正前のJISに規定されているため,

継続規定した。

揚高による分類は,JISでは不要と判断

し削除した。

JIS D 6201:1999に記載があり,ISO

5053-1に整合しない用語を内容見直し

の上追加した。

一部,新規に用語を追加した。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

我が国の実情であるため。

ISOへの改訂提案はしない。

技術的な差異はない。

技術的差異の内容

(V)JISと国際規格との技術

的差異の理由及び今後の対

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32

D 6201:2017

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

− 削除 ················ 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

− MOD ··············· 国際規格を修正している。

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 5053-1:2015,MOD