JIS
と対応する国際規格との対比表
鉄鋼用語(熱処理)
対比項目
の規定内容
ISO 4885 : 1996 Ferrous products−Heat treatments−Vocabulary(鉄鋼製品−熱処理−用語集)
国 際 規 格 番
国際規格の規定内容
と国際規格との相違点
号
規定項目
適用範囲
○ 圧延,鋳造又は鋳造された鋼
の熱処理に関する主な用語
と,その意味について規定
引用規格
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
○ 鉄鋼製品の熱処理に使用する用 = 鋼の熱処理用語の規定とい 当該
と
両方に規
語について規定
う点では対応する。
定された用語はその意味に
おいて,国内使用に問題のあ
るもの及び
が不適切な
ものを除き,
の規定に準
拠して規定した。JIS だけの
規定用語はそのまま規定し
た。また,ISO だけの用語を
周知させる目的及び利用の
便を考慮し,
翻訳版を附
属書(参考)とした。
≠ それぞれの規格が引用して それぞれの規格が引用し
いる規格の規定内容が異な ている規格の規定内容が異
っている。
なっている。
国 際 規 格 番
国際規格の規定内容
号
規定項目
(規定用語事例)
双方規
定
熱処理一般
焼ならし及び焼なまし
焼入れ,焼戻し及び時効
表面硬化処理及び表面
処理
熱処理
固体の鉄鋼製品が全体と
して又は部分的に熱サイク
ルにさらされ,その性質及び
/又は組織に変化をきたす
ような一連の操作。
備考
鉄鋼製品の化学成分が
この操作の間に変化す
ることもある。
○ ・主部
・補足
・附属書
熱処理
固体の鉄鋼製品が全体として
又は部分的に熱サイクルにさら
され,その性質及び/又は組織に
変化をきたすような一連の操作。
備考
鉄 鋼製品の 化学成 分がこ
の 操作の間 に変化 するこ
ともある。
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
及び
に規定している
の用語は,多くの
用語種類が異なる。
だけでなく,業界の生産活動
説明表現は異なるが,意味す の場などにおいて,規範とし
るところは同等。
て使用されているのが実状
である。したがって,にわか
に定義のすべてと,規格体系
を変えることは,社会的に混
乱を生じさせるおそれも考
えられ慎重に対応する必要
がある。
そのため,
と
の双方
に規定の用語について今回
整合化を図り,他の用語につ
いては,
又は
の用語
削除検討を国際的に諮るこ
ととする。
= 同等
整合している。
用語・記号
と国際規格との相違点
対比項目
の規定内容
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
対比項目
の規定内容
国 際 規 格 番
国際規格の規定内容
号
と国際規格との相違点
規定項目
(規定用語事例)
双方規
定
加工熱処理
最終の塑性加工がある温
度範囲で行われ,熱処理だけ
では繰り返して得られない
特定の性質をもつ材料状態
を生じさせる加工工程。
備考
準安定オーステナイト
の温度範囲で塑性加工
した後,マルテンサイ
ト変態を行わせるオー
スフォームなどがその
代表的なものである。
安定化熱処理
時間経過による寸法,又は
組織の変化を防ぐことを意
図した鉄鋼製品の熱処理。
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
最終の加工がある温度範 = 用語の定義は同等。JIS は備
に備考表現を提言する。
考で事例を説明。
囲で行われ,熱処理だけでは繰り
返して得られない特定の性質を
もつ材料状態を生じさせる加工
工程。
時間経過による寸法,又 = 同等。
は組織の変化を防ぐことを意図
した鉄鋼製品の熱処理。
[結論]
と
の双方に規定の
用語は整合が図られている。
国 際 規 格 番
国際規格の規定内容
号
と国際規格との相違点
規定項目
だけに規定
加 速冷 却
白点
オ ー ス エ ー ジ
トルースタイト
規定なし
には規定なし
針状組織
合金
鋳鉄
冷却曲線
だけに規定
備考1.
対比項目(I)及び(III)の小欄で, ○ は該当する項目を規定している場合, − は規定していない場合を示す。
2.
対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
= :JIS と国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
≠ :JIS は,国際規格と技術的内容が同等でない。ただし,
ADP
に該当する場合を除く。
だけに規定
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
対比項目
の規定内容
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)