2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
G 3351-1987
エキスパンドメタル
Expanded Metals
1. 適用範囲 この規格は,土木,建築及びその他一般の鉱工業などに使用される鋼製エキスパンドメタ
ルについて規定する。ただし,JIS A 5505(メタルラス)に規定されたメタルラスを除く。
2. 種類及び記号 エキスパンドメタルの種類及び記号は,表1による。
表1 種類及び記号
種類
記号
グレーティング
スタンダード
3. 各部の名称 各部の名称は,図1及び図2による。
図1
引用規格:6ページに示す。
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G 3351-1987
図2
4. 品質
4.1
エキスパンドメタルは形状が正しく,刻み幅Wが整一で目切れがなく,有害なさびがあってはなら
ない。
4.2 エキスパンドメタルに使用する鋼板の化学成分及び機械的性質は,JIS G 3101(一般構造用圧延鋼材),
JIS G 3131(熱間圧延軟鋼板及び鋼帯)及びJIS G 3141(冷間圧延鋼板及び鋼帯)による。
5. 品番,寸法及び質量
5.1
エキスパンドメタルの品番,各部の標準寸法,単位質量などは,表2による。
表2 寸法及び質量
記号
品番
メッシュ寸法 mm
ストランド寸法 mm
引伸率
単位質量
ボンド長さ
30以上
30以上
30以上
30以上
10以上
10以上
10以上
10以上
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記号
5.2
品番
メッシュ寸法 mm
ストランド寸法 mm
引伸率
単位質量
ボンド長さ
エキスパンドメタルの標準製品寸法は,表3による。
表3 標準製品寸法
標準製品寸法
参考
面積 m2
備考 S及びLは,標準製品寸法においてはSはSWの整数倍,
LはLW/2の整数倍である。
標準製品寸法以外の製品寸法についてはSはSWの整数
倍であるが,Lは必ずしもLW/2の整数倍とならない。
5.3
5.3.1
寸法及び質量の許容差
寸法許容差は,表4による。
表4 寸法許容差
SWの許容差
LWの許容差
Sの許容差
Lの許容差
Tの許容差
鋼板のJISに示す値
鋼板のJISに示す値
Wの許容差
1000mmに対して5mm以下とし,全長に対して
5mm×(長さmm/1000mm)以下とする。
XG1000mmにつき6mm以下,XS1000mmにつ
き10mm以下
横曲がり
長さの偏差
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G 3351-1987
備考 SW及びLWは連続した10メッシュ,10メッシュに満たない
場合は最大メッシュ数について測り,その平均値をとる。
横曲がりとは,平板部分に平行な面内におけるS又はL方向のわん曲をいい,図3のように測る。
図3
長さの偏差とは,S方向における相対する辺の長さa及びbの差をいい,図4のように測る。
図4
5.3.2
エキスパンドメタルの質量については注文者の指定があった場合に計量し,その許容差は表5によ
る。
表5 質量の許容差
5.4
区分
1組の計算質量
許容差 %
摘要
厚さ3mm未満
600kg未満
600kg以上2t未満
2t以上
同一種類,同一寸法の
ものを1組として計
算する。
厚さ3mm以上
6mm未満
1t以下
1tを超えるもの
厚さ6mm以上
S又はL
2500mm未満
1枚につき
厚さ6mm以上
S又はL
2500mm以上
1枚につき
同一種類,同一寸法の
ものを10枚以上1組
として計算する場合
は左の数値の32
質量の算出方法 エキスパンドメタルの質量は,次の方法により算出する。
5.4.1
エキスパンドメタルの質量は,表示の寸法を用いて算出する。
5.4.2
エキスパンドメタルの単位質量 (kg/m2) は,次式により算出する。
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G 3351-1987
エキスパンドメタルの
単位質量=
5.4.3
項番の単位質量
引
伸 率
5.4.4
エキスパンドメタルの単位質量は,上位の3けたの数値に丸める。
引伸率はSWの21を刻み幅Wで除したもので,小数点以下2けたの数値に丸める。
5.4.5
エキスパンドメタル1枚の質量は,単位質量に面積 (m2) を乗じたものとする。面積は上位から4
けたの数値に丸める。1枚の質量は,計算値の上位から3けたの数値に丸める。
5.4.6
総質量は,エキスパンドメタル1枚の質量に同一寸法の製品の枚数を乗じたものとし,kgの整数
値に丸める。
6. 製造方法 エキスパンドメタルは,鋼板を冷間切延法によって製造する。
7. 試験
7.1
引張試験
7.1.1
試験片は,JIS Z 2201(金属材料引張試験片)の1号又は5号試験片とし,成形前の鋼板から切り
取る。
7.1.2
7.2
試験方法は,JIS Z 2241(金属材料引張試験方法)による。
曲げ試験
7.2.1
試験片は,JIS Z 2204(金属材料曲げ試験片)の1号又は3号試験片とし,成形前の鋼板から切り
取る。
7.2.2
試験方法は,JIS Z 2248(金属材料曲げ試験方法)による。
8. 検査
8.1
外観,形状,寸法,質量,化学成分,引張試験及び曲げ試験は,4.及び5.に適合しなければならない。
8.2
引張及び曲げ試験片の数は,25t又はその端数ごとに1個採取する。
9. 表示 検査に合格したエキスパンドメタルには1結束ごとに,次の項目を適当な方法で明示しなけれ
ばならない。
(1) 種類の記号
(2) 品番
(3) 寸法
(4) 検査済の証印
(5) 製造所名又はその略号
10. 呼び方 呼び方は,エキスパンドメタルの種類,品番,製品寸法による。例えばS1829mm,L914mm
で品番11のグレーティングは次のように呼ぶ。
例: XG11-S1829×L914
11. 報告 注文者の要求があった場合,製造業者は使用材料の試験成績表を提出する。
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G 3351-1987
引用規格:
JIS A 5505 メタルラス
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3131 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS Z 2201 金属材料引張試験片
JIS Z 2204 金属材料曲げ試験片
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法
鉄鋼部会 エキスパンドメタル専門委員会 構成表(昭和40年6月1日制定のとき)
(委員会長)
(事務局)
(事務局)
氏
名
仲 威 雄
横 山 正 彦
三 宅 俊 治
上 村 克 郎
木 寺 淳
木 下 亨
鈴 木 溪 二
小檜山 斉
竹 山 謙三郎
富 田 嘉 雄
山 崎 清 二
西 岡 正 美
高 田 潤 郎
樋 田 力
平 田 次 男
仙 石 大
浜 本 甲子生
山 田 正 巳
大 野 徳 夫
草 尾 実
堀 友 春
桂 田 道 之
奥 卯三郎
小 川 為 基
広 瀬 幾 男
角 南 平
神 長 直 之
高 橋 保
戸 田 哲 也
所
属
東京大学工学部
建設省営繕局
建設省住宅局
建設省建築研究所第二研究部
通商産業省重工業局
工業技術院標準部
日本道路公団
日本国有鉄道施設局
鹿島建設株式会社
清水建設株式会社
帝国自動車工業株式会社
日本造船工業会
石川島播磨重工業株式会社
大成建設株式会社
興亜石油株式会社
中津鋼板株式会社
日本鋼管株式会社
川鉄金属工業株式会社
株式会社三起製作所
関西富士鋼機株式会社
株式会社山中製作所
持田グレーティング製作所
関西鉄工株式会社
ヰゲタ鋼板工業株式会社
工業技術院標準部材料規格課
工業技術院標準部材料規格課
工業技術院漂準部材料規格課
工業技術院標準部材料規格課(昭和62年9月1日改正のとき)
工業技術院標準部材料規格課(昭和62年9月1日改正のとき)