2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

G 3459:2017

追補1のまえがき

このJIS G 3459の追補1は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣

JIS G 3459:2016を改正した内容だけを示すものである。

JIS G 3459:2016は,この追補1の内容の改正がされ,JIS G 3459:2017となる。

なお,平成30年10月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJIS

マーク表示認証において,JIS G 3459:2016によることができる。

(1)

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日本工業規格

JIS

G 3459:2017

配管用ステンレス鋼鋼管

(追補1)

Stainless steel pipes

(Amendment 1)

追補1の序文

今回の改正は,オーステナイト・フェライト系のSUS821L1TP,SUS323LTP及びSUS327L1TPを追加す

る改正である。

JIS G 3459:2016を,次のように改正する。

まえがきの特許権などに関する記載を,次に置き換える。

この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。

種類の記号

発明の名称

特許番号

設定の登録の年月日

2013年8月23日

溶接熱影響部の耐食性と靭性が良好な

第5345070号

省合金二相ステンレス鋼

上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施

の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対

しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。

この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ

る。

この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標

準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。

なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。

箇条3(種類及び記号)の“管の種類は,31種類とし”を,“管の種類は,34種類とし”に置き換える。

箇条3(種類及び記号)の表1(種類の記号及び製造方法を表す記号)のオーステナイト・フェライト系

の分類に,種類の記号としてSUS821L1TP,SUS323LTP及びSUS327L1TPを追加する。

箇条4(製造方法)の表2(種類の記号及び熱処理)を,次の表に置き換える。

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2

G 3459:2017

表2−種類の記号及び熱処理

分類

種類の記号

固溶化熱処理 ℃

オーステ

ナイト系

1 010以上,急冷

1 040以上,急冷

1 010以上,急冷

分類

種類の記号

オーステ

ナイト系

1 030以上,急冷

オーステ

ナイト・

フェライ

ト系

1 010以上,急冷

冷間仕上げ1 095以上,急冷

熱間仕上げ1 050以上,急冷

980以上,急冷

冷間仕上げ1 095以上,急冷

熱間仕上げ1 050以上,急冷

940以上,急冷

950以上,急冷

1 040以上,急冷

1 010以上,急冷

SUS316TiTP b) 920以上,急冷

固溶化熱処理 ℃

分類

種類の記号

フェライ

ト系

1 010以上,急冷

1 025以上,急冷

焼なまし熱処理 ℃

700以上,空冷又は徐冷

1 030以上,急冷

SUS430J1LTP 720以上,空冷又は徐冷

920以上,急冷

700以上,空冷又は徐冷

注a) オーステナイト系ステンレス鋼の熱間仕上継目無鋼管は,特に注文者の指定のない限り,この表の温度にて

熱間加工した後に急冷した場合,固溶化熱処理を省略してもよい。

b) 注文者は,SUS316TiTP,SUS321TP及びSUS347TPの安定化熱処理を指定してもよい。安定化熱処理を指定

した場合の熱処理温度は,850〜930 ℃とする。

箇条5(化学成分)の表3(化学成分)を,次の表に置き換える。

表3−化学成分

単位 %

種類の記号

その他の元素a)

0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 8.00〜11.00 18.00〜20.00

0.04〜0.10 0.75以下 2.00以下 0.040以下 0.030以下 8.00〜11.00 18.00〜20.00

0.030以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 9.00〜13.00 18.00〜20.00

0.15以下 1.00以下 2.00以下 0.040以下 0.030以下 12.00〜15.00 22.00〜24.00

0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 12.00〜15.00 22.00〜24.00

0.15以下 1.50以下 2.00以下 0.040以下 0.030以下 19.00〜22.00 24.00〜26.00

0.08以下 1.50以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 19.00〜22.00 24.00〜26.00

0.08以下 0.50〜2.50 2.00以下 0.045以下 0.030以下 8.50〜11.50 17.00〜20.50 0.50〜1.50 Cu:0.50〜3.50

0.08以下 2.50〜4.00 2.00以下 0.045以下 0.030以下 11.00〜14.00 17.00〜20.50 0.50〜1.50 Cu:0.50〜3.50

0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 10.00〜14.00 16.00〜18.00 2.00〜3.00

0.04〜0.10 0.75以下 2.00以下 0.030以下 0.030以下 11.00〜14.00 16.00〜18.00 2.00〜3.00

0.030以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 12.00〜16.00 16.00〜18.00 2.00〜3.00

0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 10.00〜14.00 16.00〜18.00 2.00〜3.00 Ti:5×C %以上

0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 11.00〜15.00 18.00〜20.00 3.00〜4.00

0.030以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 11.00〜15.00 18.00〜20.00 3.00〜4.00

0.030以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 24.00〜26.00 19.00〜24.00 5.00〜7.00 N:0.25以下

0.020以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 23.00〜28.00 19.00〜23.00 4.00〜5.00 Cu:1.00〜2.00

0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 9.00〜13.00 17.00〜19.00

Ti:5×C %以上

0.04〜0.10 0.75以下 2.00以下 0.030以下 0.030以下 9.00〜13.00 17.00〜20.00

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3

G 3459:2017

表3−化学成分(続き)

単位 %

種類の記号

その他の元素a)

0.08以下

1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 9.00〜13.00 17.00〜19.00

Nb:10×C %以上

0.04〜0.10 1.00以下 2.00以下 0.030以下 0.030以下 9.00〜13.00 17.00〜20.00

0.030以下 0.75以下 2.00〜4.00 0.040以下 0.020以下 1.50〜2.50 20.50〜21.50 0.60以下 Cu:0.50〜1.50

0.030以下 1.00以下 2.50以下 0.040以下 0.030以下 3.00〜5.50 21.50〜24.50 0.05〜0.60 Cu:0.05〜0.60

0.08以下 1.00以下 1.50以下 0.040以下 0.030以下 3.00〜6.00 23.00〜28.00 1.00〜3.00

SUS329J3LTP d) 0.030以下 1.00以下 1.50以下 0.040以下 0.030以下 4.50〜6.50 21.00〜24.00 2.50〜3.50 N:0.08〜0.20

SUS329J4LTP d) 0.030以下 1.00以下 1.50以下 0.040以下 0.030以下 5.50〜7.50 24.00〜26.00 2.50〜3.50 N:0.08〜0.30

0.030以下 0.80以下 1.20以下 0.035以下 0.020以下 6.00〜8.00 24.00〜26.00 3.00〜5.00 Cu:0.50以下

0.08以下

1.00以下 1.00以下 0.040以下 0.030以下

0.60以下

0.030以下 1.00以下 1.00以下 0.040以下 0.030以下

0.60以下

0.12以下

0.75以下 1.00以下 0.040以下 0.030以下

0.60以下

0.030以下 0.75以下 1.00以下 0.040以下 0.030以下

SUS430J1LTP e) 0.025以下 1.00以下 1.00以下 0.040以下 0.030以下

0.60以下

Ti又はNb:0.10〜1.00

0.60以下

N:0.025以下

0.025以下 1.00以下 1.00以下 0.040以下 0.030以下

0.60以下

16.00〜19.00 0.75〜1.25 N:0.025以下

Ti,Nb,Zr又はそれ

らの組合せ:

0.025以下 1.00以下 1.00以下 0.040以下 0.030以下

0.60以下

17.00〜20.00 1.75〜2.50 N:0.025以下

Ti,Nb,Zr又はそれ

らの組合せ:

必要に応じて,この表以外の合金元素を添加してもよい。

注a)

必要に応じて合金元素を添加する場合は,当該種類が他の種類の規定値を満たして種類の区別ができなくなるほど添加しては

ならない。

b) 必要に応じてMoを添加する場合は,当該種類が他の種類の規定値を満たして種類の区別ができなくなるほど添加してはなら

ない。

必要に応じてCu,W及びNのうち一つ又は複数の元素を添加する場合は,その含有率を報告しなければならない。

d) 必要に応じてCu及び/又はWを添加する場合は,その含有率を報告しなければならない。

必要に応じてVを添加する場合は,その含有率を報告しなければならない。

6.1(引張強さ,耐力及び伸び)の表4(機械的性質)を,次の表に置き換える。

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4

G 3459:2017

表4−機械的性質

分類

オーステナイ

ト系

種類の記号

引張強さ

耐力

伸び

11号試験片

又は

12号試験片

5号試験片

4号試験片b)

管軸方向

管軸直角方向

管軸方向

管軸直角方向

520以上

205以上

35以上

25以上

30以上

22以上

480以上

175以上

520以上

205以上

480以上

175以上

520以上

205以上

480以上

175以上

520以上

205以上

490以上

215以上

520以上

205以上

600以上

400以上

20以上

14以上

16以上

11以上

590以上

390以上

18以上

13以上

14以上

10以上

620以上

450以上

オーステナイ

ト・フェライ

ト系

795以上

550以上

15以上

10以上

11以上

7以上

フェライト系 SUS405TP

410以上

205以上

20以上

14以上

16以上

11以上

360以上

175以上

410以上

245以上

360以上

175以上

390以上

205以上

410以上

245以上

注記 1 N/mm2=1 MPa

注a) SUS321TP及びSUS321HTPの熱間仕上げをしたものについては,引張強さ460 N/mm2以上,耐力180 N/mm2

以上を適用してもよい。

b) 引張方向は,管軸方向とする。ただし,管軸直角方向から試験片を採取できる場合は,管軸方向に代えて管軸

直角方向としてもよい。

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5

G 3459:2017

6.1(引張強さ,耐力及び伸び)の表5[厚さ8 mm未満の管の12号試験片(管軸方向)及び5号試験片(管

軸直角方向)の場合の伸び]を,次の表に置き換える。

表5−厚さ8 mm未満の管の12号試験片(管軸方向)及び5号試験片(管軸直角方向)の場合の伸び

単位 %

厚さ

分類

種類の

記号

オーステ

ナイト系

全て

オーステ

ナイト・フ

ェライト

試験片

12号 24以上

26以上

28以上

29以上

30以上

32以上

34以上

35以上

5号 14以上

16以上

18以上

19以上

20以上

22以上

24以上

25以上

12号 10以上

11以上

12以上

14以上

16以上

17以上

18以上

20以上

5号 4以上

5以上

6以上

8以上

10以上

11以上

12以上

14以上

12号 8以上

9以上

10以上

12以上

14以上

15以上

16以上

18以上

5号 2以上

4以上

6以上

7以上

8以上

10以上

12以上

13以上

12号 4以上

6以上

8以上

9以上

10以上

12以上

14以上

15以上

5号

フェライ

ト系

全て

を超え

を超え

を超え

を超え

を超え

を超え

を超え

1 mm以下 2 mm以下 3 mm以下 4 mm以下 5 mm以下 6 mm以下 7 mm以下 8 mm未満

1以上

2以上

4以上

6以上

7以上

8以上

10以上

12号 10以上

11以上

12以上

14以上

16以上

17以上

18以上

20以上

5号 4以上

5以上

6以上

8以上

10以上

11以上

12以上

14以上

11.1(寸法及び単位質量)の表8(配管用ステンレス鋼鋼管の寸法及び単位質量)及び表9(溶接鋼管の寸

法及び単位質量)を,それぞれ次の表に置き換える。

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G 3459:2017

表8−配管用ステンレス鋼鋼管の寸法及び単位質量

呼び径a)

呼び厚さa) (スケジュール番号:Sch)

厚さ

単位質量 kg/m

厚さ

単位質量 kg/m

厚さ

単位質量 kg/m

種類の記号

種類の記号

種類の記号

外径

厚さ

単位質量 kg/m

種類の記号

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G 3459:2017

表8−配管用ステンレス鋼鋼管の寸法及び単位質量(続き)

呼び径a)

外径

厚さ

単位質量 kg/m

種類の記号

厚さ

呼び厚さa)(スケジュール番号:Sch)

単位質量 kg/m

種類の記号

厚さ

単位質量 kg/m

種類の記号

この表の種類の記号は,初めのSUS及び末尾のTPを省略して記載している。

例 種類の記号SUS304TPの場合は,304と記載している。

注記1 この表のSch5S,Sch10S及びSch20Sの呼び厚さに“S”が表記されているのは,これらのスケジュール番号がASME/ANSI B36.19[1]から引用されたものであり,呼び厚さがASME/ANSI B36.10[2]から引

用されているSch40からSch160までと区別するためである。

注記2 この表の単位質量は,表10によって求めたものである。

注a) 管の呼び方は,呼び径及び呼び厚さ(スケジュール番号:Sch)による。ただし,呼び径はA又はBのいずれかを用い,Aによる場合にはA,Bによる場合にはBの符号を,それぞれの数字の後に付けて区

分する。

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G 3459:2017

表9−溶接鋼管の寸法及び単位質量

呼び径

呼び厚さ(スケジュール番号:Sch)

外径

厚さa) b)

単位質量 kg/m

厚さ

単位質量 kg/m

厚さ

単位質量 kg/m

厚さ

単位質量 kg/m

種類の記号

種類の記号

種類の記号

種類の記号

この表の種類の記号は,初めのSUS及び末尾のTPを省略して記載している。

例 種類の記号SUS304TPの場合は,304と記載している。

注記1 この表のSch5S,Sch10S及びSch20Sと呼び厚さに“S”が表記されているのは,これらのスケジュール番号がASME/ANSI B36.19から引用されたものであり,呼び厚さがASME/ANSI B36.10から引用されているSch40からSch80までと区別するためであ

る。

注記2 この表の単位質量は,表10によって求めたものである。

注a) 管の呼び方は,外径及び厚さによる。ただし,受渡当事者間の協定によって呼び径及び厚さを用いてもよい。この場合,呼び径はA又はBのいずれかを用い,Aによる場合にはA,Bによる場合にはBの符号を,それぞれの数字の後に付ける。

b) 表8と厚さが異なる寸法は,( )で区分する。

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G 3459:2017

表9−溶接鋼管の寸法及び単位質量(続き)

呼び径

呼び厚さ(スケジュール番号:Sch)

外径

厚さ

単位質量 kg/m

種類の記号

11.1(寸法及び単位質量)の表10(管の単位質量の算出式)を,次の表に置き換える。

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G 3459:2017

表10−管の単位質量の算出式

種類の記号

基本質量a)

算出式b)

注a) 基本質量は,1 cm3の鋼の質量とする。

b) 算出式に用いる記号は,次による。

W:管の単位質量(kg/m),t:管の厚さ(mm),D:管の外径(mm)

それぞれの算出式に用いている係数は,単位の変換係数である。

附属書JB(JISと対応国際規格との対比表)の(I)JISの規定の3 種類及び記号の内容欄を,“オーステ

ナイト系21種類,オーステナイト・フェライト系6種類及びフェライト系7種類を規定している。”に置

き換える。

附属書JBの(I)JISの規定の5 化学成分の内容欄を,“34種類の化学成分を規定している。”に置き換え

る。