2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
K2001-1993
工業用潤滑油−ISO粘度分類
Industrial liquid lubricants−ISO viscosity classification
1. 適用範囲 この規格は,石油系又は非石油系の,工業用潤滑油及び関連製品の40 ℃における動粘度
に基づく,粘度分類について規定する。
備考1. 動粘度の測定は,JIS K 2283による。
2. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS K 2283 原油及び石油製品−動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
3. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 3448 : 1992 Industrial liquid lubricants−ISO viscosity classification
4. この規格の中で{ }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって規
格値である。
なお,この規格の中で{ }を付けて示してある従来単位及び数値は,平成7年4月1日
以降参考とする。
2. 用語の定義 この規格で用いている主な用語の定義は,次による。
(1) 工業用潤滑油 軸受油,ギヤー油,圧縮機油及びその他の用途に用いられる油。
(2) 関連製品 熱媒体油,ゴム配合油及びその他の用途に用いられる潤滑油。
(3) ISO粘度グレード 工業用潤滑油−ISO粘度分類(ISO 3448参照)に示される粘度グレード。ISO粘
度グレード (ISO Viscosity Grade) は,2〜3 200の20グレードである。
3. 分類方法 この分類は,次に示す方法によって規定された中心値に規定の許容差を与えたISO粘度グ
レードからなる。
(1) 対数目盛における1〜10,10〜100,100〜1 000,1 000〜10 000の各範囲の6等分点を求める。ただし,
下限は2,上限は3 200とする。
(2) (1)で求めた中心値の数値を有効数字2けたに丸め,それらを中心値とする。各粘度グレードの許容動
粘度は,±10%とする。
(3) ISO粘度グレード番号は,(2)で求めた有効数字2けたの数値を採用する。ただし,10以下のものにつ
いては中心値に最も近い整数値を採用する。
(4) このようにして求めた20のISO粘度グレード,その中心値の動粘度及び動粘度範囲は,表1に示す
とおりとする。
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K2001-1993
表1 工業用潤滑油ISO粘度グレード
ISO粘度グレード番号
中心値の動粘度
動粘度範囲
1.98 以上
2.42 以下
2.88 以上
3.52 以下
4.14 以上
5.06 以下
6.12 以上
7.48 以下
9.00 以上
11.0 以下
13.5 以上
16.5 以下
19.8 以上
24.2 以下
28.8 以上
35.2 以下
41.4 以上
50.6 以下
61.2 以上
74.8 以下
90.0 以上 110 以下
135 以上 165 以下
198 以上 242 以下
288 以上 352 以下
414 以上 506 以下
612 以上 748 以下
900 以上 1 100 以下
1 350 以上 1 650 以下
1 980 以上 2 420 以下
2 880 以上 3 520 以下
注(1) 1mm2/s=1cSt
備考 種々の粘度指数に対する40℃以外の温度における動粘度範囲
近似値を参考表1に示す。
4. 表示 ISO粘度グレードは,次の例のように表示する。
例 ISO Viscosity Grade 46
備考 ISO粘度グレードは,次の例のように略してもよい。
例 ISO VG 46
関連規格 ASTM D 2422-86 Standard Classification of Industrial Fluid Lubricants by Viscosity System
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参考表1 種々の粘度指数に対する40℃以外の温度における動粘度範囲近似値ISO粘度分類
粘度グレード
動粘度範囲
種々の粘度指数に対する40℃以外の温度における動粘度範囲
粘度指数=0
粘度指数=50
粘度指数=95
備考 ( )内の数値は,外挿によって求めたものであり,近似値である。