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K 2249-4:2011

ページ

序文 ··································································································································· 1

1 適用範囲 ························································································································· 1

2 引用規格 ························································································································· 1

3 用語及び定義 ··················································································································· 1

4 石油換算表 ······················································································································ 3

附属書JA(規定)原油及び石油製品の密度(15 ℃),API度及び比重60/60 °Fの相互換算方法 ········· 10

附属書JB(参考)試験方法の種類 ·························································································· 23

附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 24

(1)

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K 2249-4:2011

まえがき

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,石油連盟(PAJ)から,工業標準原案を具し

て日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定し

た日本工業規格である。これによって,JIS K 2249:1995は廃止され,その一部を分割して制定したこの規

格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS K 2249の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS K 2249-1 第1部:振動法

JIS K 2249-2 第2部:浮ひょう法

JIS K 2249-3 第3部:ピクノメータ法

JIS K 2249-4 第4部:密度・質量・容量換算表

(2)

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日本工業規格

JIS

K 2249-4:2011

原油及び石油製品−密度の求め方−

第4部:密度・質量・容量換算表

Crude petroleum and petroleum products-Determination of density-

Part 4: Petroleum measurement tables

序文

この規格は,1992年に第2版として発行されたISO 91-1を基に,国内の実情に合わせるため,技術的

内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。

1

適用範囲

この規格は,原油及び石油製品の15 ℃における密度,質量及び容量を石油換算表によって求める方法

について規定する。

注記1 この規格群には,附属書JBに示す試験方法がある。

注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 91-1:1992,Petroleum measurement tables−Part 1: Tables based on reference temperatures of

15 °C and 60 °F(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS K 2249-1 原油及び石油製品−密度の求め方−第1部:振動法

JIS K 2249-2 原油及び石油製品−密度の求め方−第2部:浮ひょう法

JIS K 2249-3 原油及び石油製品−密度の求め方−第3部:ピクノメータ法

JIS Z 8401 数値の丸め方

ASTM D1250-80,Standard guide for petroleum measurement tables

IP 200/80,Petroleum Measurement Tables

API Standard 2540,Manual of petroleum measurement standards, Chapter 11.1 (1980)

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

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2

K 2249-4:2011

3.1

密度(density)

試料の単位体積当たりの質量。密度は,その温度条件を付して,次のように表す。

なお,この規格においては,質量,体積及び温度の単位をそれぞれg,cm3及び℃とする。

a) 密度(15 ℃) 15 ℃における試料の密度。g/cm3で表す。

b) 密度(t ℃) t ℃における試料の密度。g/cm3で表す。

原油及び石油製品の密度は,通常,15 ℃における値“密度(15 ℃)”で表す。

注記 密度は,空気の浮力による影響を補正した値(真空中での測定値に相当する。)である。また,

密度の報告単位をg/cm3からkg/m3に変換する場合は,次の式によって換算する。

kg/m3=g/cm3×1 000

3.2

測定密度(observed density)

付表I表1A(原油の温度に対する密度換算表),付表II表1B(燃料油の温度に対する密度換算表)又

は付表III表1D(潤滑油の温度に対する密度換算表)を用いて密度(15 ℃)へ換算するときに必要な値。

この値は,基準温度(15 ℃)で校正されたソーダ石灰ガラス製の浮ひょうで測定したときの目盛の読みに

相当する。

3.3

比重(relative density)

温度t1においてある体積の試料の質量と,温度t2においてそれと等体積の水の質量との比。すなわち,

試料の密度と水の密度との比であり,相対密度ともいう。比重は,試料及び水の温度条件を示す記号を付

して次のように表す。

なお,比重は,無次元量である。

a) 比重15/4 ℃ 15 ℃におけるある体積の試料の質量と,それと等体積の4 ℃における水の質量との

比。比重15/4 ℃は,密度(15 ℃)の近似値であり,両者の間には,次の式に示す関係がある。

d15=s15×0.999 97

ここに,

d15: 密度(15 ℃)

s15: 比重15/4 ℃

b) 比重t1/t2 ℃ t1 ℃におけるある体積の試料の質量と,それと等体積のt2 ℃における水の質量との比。

c) 比重60/60 °F 15.56 ℃(60 °F)におけるある体積の試料の質量と,それと等体積の15.56 ℃(60 °F)

における水の質量との比。

3.4

API度

American Petroleum Institute(アメリカ石油協会)で制定した比重の表示方法。石油類の比重表示方法と

して用いる。“APIボーメ度”又は“API比重”と呼称されることもある。API度は,比重60/60 °Fと次の

式に示す関係がある。

141

5.

A

=s −

131

5.

60

141

5.

s

60

=A

+

131

5.

ここに,

A: API度

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K 2249-4:2011

s60: 比重60/60 °F

注記 密度(15 ℃),比重60/60 °F及びAPI度の相互換算は,附属書JAによって行う。

3.5

基準温度(reference temperature)

試料の密度を報告するときの試料の温度。この規格では,15 ℃とする。

4

石油換算表

4.1

換算表の出典

この規格で採用されている石油換算表は,アメリカ石油協会(API),アメリカ材料試験協会(ASTM),

イギリス石油協会(IP)によって共同作成され,これらの機関から次の名称で採択されている

“API-ASTM-IP石油換算表”を基としたものである。換算表の出典は,次による。

a) API Standard 2540

b) ASTM D1250-80

c) IP 200/80

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4

K 2249-4:2011

4.2

石油換算表の種類

石油換算表の種類を表1に示す。これらの換算表は,別冊の付表I〜Vの中にそれぞれ収録されている。

表1−密度・質量・容量換算表の種類

換算表の種類

適用

油種

名称

表番号

原油

温度に対す

る密度換算

付表I

表1A

振動法,浮ひょう法又はピクノメータ法によって15 ℃以外の温度で測

定した常温で液状の原油,天然ガソリン及びコンデンセートの測定密

度を密度(15 ℃)に換算する場合に用いる。この換算表における測定

密度の範囲は,0.612 0〜1.074 0 g/cm3である。

温度に対す

る容量換算

係数表

付表I

表2A

15 ℃以外の温度で測定した常温で液状の原油,天然ガソリン及びコン

デンセートの容量を15 ℃における容量に換算する場合に用いるもの

で,容量換算に用いる係数を密度(15 ℃)及び容量測定時の油温に対

応させて示したもの。この換算表における密度(15 ℃)の範囲は,

0.612 0〜1.074 0 g/cm3である。

温度に対す

る密度換算

付表II

表1B

振動法,浮ひょう法又はピクノメータ法によって15 ℃以外の温度で測

定した常温で液状の燃料油及び工業ガソリンの測定密度を密度

(15 ℃)に換算する場合に用いる。この換算表における測定密度の範

囲は,0.653 0〜1.073 0 g/cm3である。

温度に対す

る容量換算

係数表

付表II

表2B

15 ℃以外の温度で測定した常温で液状の燃料油及び工業ガソリンの

容量を15 ℃における容量に換算する場合に用いるもので,容量換算に

用いる係数を密度(15 ℃)及び容量測定時の油温に対応させて示した

もの。この換算表における密度(15 ℃)の範囲は,0.654 0〜1.074 0 g/cm3

である。

温度に対す

る密度換算

付表III

表1D

振動法,浮ひょう法又はピクノメータ法によって15 ℃以外の温度で測

定した常温で液状の石油系潤滑油の測定密度を密度(15 ℃)に換算す

る場合に用いる。この換算表における測定密度の範囲は,0.800 0〜

1.164 0 g/cm3である。

温度に対す

る容量換算

係数表

付表III

表2D

15 ℃以外の温度で測定した常温で液状の石油系潤滑油の容量を15 ℃

における容量に換算する場合に用いるもので,容量換算に用いる係数

を密度(15 ℃)及び容量測定時の油温に対応させて示したもの。この

換算表における密度(15 ℃)の範囲は,0.800 0〜1.164 0 g/cm3である。

質量又は容

量換算表

付表IV 常温で液状の原油及び石油製品の15 ℃における容量から見掛け質量,

又は見掛け質量から15 ℃における容量を求める場合に用いるもので,

15 ℃における容量1 L当たりの見掛け質量(kg)及び見掛け質量1 t

当たりの15 ℃における容量(L)を密度(15 ℃)に対応させて示した

もの。この換算表における密度(15 ℃)の範囲は,0.654 0〜1.075 0 g/cm3

である。

熱膨張係数

に対する容

量換算係数

付表V

燃料

潤滑

原油

及び

石油

製品

15 ℃以外の温度で測定した常温で液状の原油及び石油製品の容量を

15 ℃における容量に換算する場合に用いるもので,容量換算に用いる

係数を15 ℃における熱膨張係数及び容量測定時の油温に対応させて

示したもの。この表は,正確な熱膨張係数が実験によって直接的に又

は間接的に得られており,かつ,受渡当事者間でこの表の適用を合意

している場合にだけ用いる。

注記1 密度換算表(付表I表1A,付表II表1B及び付表III表1D)に記載されている測定密度に対応する密度(15 ℃)

の値は,4.3 b)の計算手順に示す逐次近似法によって求めたものである。

注記2 付表IVには,参考として“密度(15 ℃)に対する15 ℃のsh.ton/1 000 L又はL.ton/1 000 L”及び“密度

(15 ℃)に対する60 °Fのgal (US)/t又はbarrel (US)/t”の表も示した。これらの表は,ISO 91-1における

Table No.57(Short tons and long tons per cubic metre at 15 °C against density at 15 °C)及びTable No.58[Gallons

(US) at 60 °F and barrels (US) at 60 °F per metric ton (tonne) against density at 15 °C]にそれぞれ対応している。

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5

K 2249-4:2011

4.3

温度に対する密度換算及び容量換算の基本式

温度に対する密度換算及び容量換算の基本式は,次による。

a) 式の構成 基本式は,次による。ただし,式(3)は,密度(15 ℃)が0.770 5〜0.787 5 g/cm3の燃料油

だけに適用する。

F

=

V

15

ρ

t

=

=

exp

[

α

T

×

Δ

t

×

(

0.1

+

8.0

×

α

T

×

Δ

t

)

]

······························ (1)

V

t

ρ

15

α

Τ

=

K

0

+

K

1

×

ρ

15

α

Τ

=

A

+

ここに,

(

ρ

15

)

2

B

(

ρ

15

)2

=

K

0

+

K

1

(

ρ

15

)

2

ρ

15

···················································· (2)

·········································································· (3)

F: 容量換算係数(15 ℃)

V15: 15 ℃における容量(m3)

Vt: 任意温度(t ℃)における容量(m3)

ρt: 密度(t ℃)(kg/m3)

ρ15: 密度(15 ℃)(kg/m3)

αT: 15 ℃における熱膨張係数(℃−1)

Δt: 温度差(Δt=t−15)(℃)

K0,K1,A及びB: 定数(表2参照)

表2−αTの算出に用いる定数K0,K1,A及びBの値

試料の種類

密度(15 ℃)の範囲

定数

原油,天然ガソリン,

コンデンセート

自動車ガソリン

燃料油

灯油,工業ガソリン,

航空タービン燃料油

軽油,重油

石油系潤滑油

b) 計算手順 測定密度から密度(15 ℃)への換算は,測定密度を密度(15 ℃)の初期値とし,これを

順次,密度(15 ℃)に近似させていく計算方法,いわゆる逐次近似法によって行う。計算手順を次に

示す。

1) 測定密度を0.000 5 g/cm3単位に丸めた後,1 000を乗じる。

2) 温度差(Δt)を算出する。

3) 浮ひょう定数(G)を次の式によって算出し,小数点以下9桁に丸める。

G

=

1

.0

000 023

×

Δ

t

.0

000 000 02

×

()2

Δ

t

ここに,

G: 浮ひょう定数

Δt: 温度差(Δt=t−15)(℃)

4) 測定密度に浮ひょう定数(G)を乗じ,得られた結果を小数点以下2桁に丸め,これを密度(15 ℃)

の初期値とする。

5) 初期値を式(2)又は式(3)に代入して熱膨張係数(αT)を算出し,小数点以下7桁に丸める。

6) 5)で得た熱膨張係数(αT)及び2)の温度差(Δt)を式(1)に代入して,容量換算係数(F)を算出する。

Fは,小数点以下8桁まで求める(9桁目以降の数値は切り捨てる。)。

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7) 次の式によって,密度(15 ℃)の第一近似値を算出する。第一近似値は,小数点以下3桁まで求め

る(4桁目以降の数値は切り捨てる。)。

R

15

=

R

t

F

ここに, R15: 密度(15 ℃)の第一近似値(kg/m3)

Rt: 密度(15 ℃)の初期値(kg/m3)

F: 6)で求めた容量換算係数

8) 7)の第一近似値を小数点以下2桁に丸め,これを用いて5)〜7)と同様の計算を行い,密度(15 ℃)

の第二近似値を求める。

9) 8)に準じて近似値の計算を繰り返し,一つ前の近似値との差が0.050 kg/m3以内[ただし,5)で式(3)

を用いた場合は,0.070 kg/m3以内]となる近似値が得られるまで計算を行う。

10) 9)の条件を満たす密度(15 ℃)の近似値が得られたら,これを小数点以下1桁に丸めた後,1 000

で除して密度(15 ℃)(g/cm3)とする。

注記1 4.4 a),4.4 c)及び4.4 e)に示す密度換算表(付表I表1A,付表II表1B及び付表III表1D)

並びに4.4 b),4.4 d)及び4.4 f)に示す容量換算係数表(付表I表2A,付表II表2B及び

付表III表2D)は,式(1)〜式(2)を電子計算機で逐次近似法によって演算処理して作表さ

れたものである。

注記2 密度換算表及び容量換算係数表の作表に用いられた電子計算プログラムは,次の規格に

掲載されている。表3に電子計算プログラム及び掲載規格を示す。

表3−電子計算プログラム及び掲載規格

電子計算プログラム

原油の温度に対する密度換算

原油の温度に対する容量換算係数

掲載規格

燃料油の温度に対する密度換算

燃料油の温度に対する容量換算係数

4.4

潤滑油の温度に対する密度換算

潤滑油の温度に対する容量換算係数

同上Appendix B

換算表の適用範囲

JIS K 2249規格群の付表の換算表を,次に示す。

a) 原油の温度に対する密度換算表 付表I表1A 1) に示すもので,JIS K 2249-1〜JIS K 2249-3によって

求めた原油,天然ガソリン及びコンデンセートの測定密度を密度(15 ℃)の値に換算する場合に用い

る2)。この換算表の適用範囲を表4に示す。

注1) この換算表に記載されている測定密度の値は,浮ひょうの目盛読みに相当し,測定密度から

密度(15 ℃)への換算においては,浮ひょうの熱膨張に対する補正として次の式に示す浮ひ

ょう定数が組み込まれている。

G

=

1

.0

000 023

×

(

t

15

)

.0

000 000 02

×

(

t

15

)2

ここに,

G: 浮ひょう定数

t: 密度測定時の試料温度(℃)

2) 電子計算機を利用して測定密度を密度(15 ℃)に換算する方法については,ISO 91-1が引用

しているASTM D1250-80 Volume Xに示されている。

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表4−原油の温度に対する密度換算表の適用範囲

測定密度の範囲

測定温度の範囲

注a) 温度範囲は,測定密度によって異なる。

b) 原油の温度に対する容量換算係数表 付表I表2Aに示すもので,15 ℃以外の任意の温度で測定した

原油,天然ガソリン及びコンデンセートの容量を15 ℃における容量に換算する場合に用いる3)。こ

の換算表の適用範囲を表5に示す4)。この表によって,密度(15 ℃)及び容量測定時の油温から15 ℃

における容量に換算するために必要な係数(容量換算係数)を求める。容量換算係数表を用いるとき

は,密度(15 ℃)を0.002 g/cm3単位に丸めた値及び容量測定時の油温を0.25 ℃単位に丸めた値から

求める。

注3) 電子計算機を利用して密度(15 ℃)及び容量測定時の油温から容量換算係数を求める方法に

ついては,ISO 91-1で引用しているASTM D1250-80 Volume Xに示されている。

4) この換算表の適用範囲を外れる試料の任意温度における容量を15 ℃における容量に換算す

る場合は,容量測定時の油温における密度を測定し,次の式によって容量換算係数を求める。

F

=

d

t

d

15

ここに,

F: 容量換算係数(15 ℃)

dt: 試料の容量測定時の油温における密度(t ℃)(g/cm3)

d15: 試料の密度(15 ℃)(g/cm3)

表5−原油の温度に対する容量換算係数表の適用範囲

密度(15 ℃)の範囲

容量測定時の油温の範囲

c) 燃料油の温度に対する密度換算表 付表II表1B 1) に示すもので,JIS K 2249-1〜JIS K 2249-3によっ

て求めた燃料油及び工業ガソリンの測定密度を密度(15 ℃)の値に換算する場合に用いる2)。この換

算表の適用範囲を表6に示す。

表6−燃料油の温度に対する密度換算表の適用範囲

測定密度の範囲

測定温度の範囲

注a) 温度範囲は,測定密度によって異なる。

d) 燃料油の温度に対する容量換算係数表 付表II表2Bに示すもので,15 ℃以外の任意の温度で測定し

た燃料油及び工業ガソリンの容量を15 ℃における容量に換算する場合に用いる3)。この換算表の適

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用範囲を表7に示す4)。この表によって,密度(15 ℃)及び容量測定時の油温から15 ℃における容

量に換算するために必要な係数(容量換算係数)を求める。容量換算係数表を用いるときは,密度

(15 ℃)を0.002 g/cm3単位に丸めた値及び容量測定時の油温を0.25 ℃単位に丸めた値から求める。

表7−燃料油の温度に対する容量換算係数表の適用範囲

密度(15 ℃)の範囲

容量測定時の油温の範囲

e) 潤滑油の温度に対する密度換算表 付表III表1D 1) に示すもので,JIS K 2249-1〜JIS K 2249-3によ

って求めた石油系潤滑油の測定密度を密度(15 ℃)の値に換算する場合に用いる5)。この換算表の適

用範囲を表8に示す。

注5) 電子計算機を利用して測定密度を密度(15 ℃)に換算する方法については,API Standard

2540,Manual of petroleum measurement standards, Chapter 11.1, Volume XIV Appendix Aに示さ

れている。

表8−潤滑油の温度に対する密度換算表の適用範囲

測定密度の範囲

測定温度の範囲

注a) 温度範囲は,測定密度によって異なる。

f)

潤滑油の温度に対する容量換算係数表 付表III表2Dに示すもので,15 ℃以外の任意の温度で測定

した石油系潤滑油の容量を15 ℃における容量に換算する場合に用いる6)。この換算表の適用範囲を

表9に示す4)。この表によって,密度(15 ℃)及び容量測定時の油温から15 ℃における容量に換算

するために必要な係数(容量換算係数)を求める。容量換算係数表を用いるときは,密度(15 ℃)を

0.002 g/cm3単位に丸めた値及び容量定時測定時の油温を0.25 ℃単位に丸めた値から求める。

注6) 電子計算機を利用して密度(15 ℃)及び容量測定時の油温から容量換算係数を求める方法に

ついては,API Standard 2540,Manual of petroleum measurement standards, Chapter 11.1, Volume

XIV Appendix Bに示されている。

表9−潤滑油の温度に対する容量換算係数表の適用範囲

密度(15 ℃)の範囲

容量測定時の油温の範囲

g) 原油及び石油製品の質量又は容量換算表 付表IVに示すもので,原油及び石油製品の密度(15 ℃)

を用いて,15 ℃における容量から見掛け質量又は見掛け質量から15 ℃における容量を求める場合に

用いる。この換算表は,密度(15 ℃)が0.654 0〜1.075 0 g/cm3の範囲にある原油及び石油製品に適用

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する。

h) 原油及び石油製品の熱膨張係数に対する容量換算係数表 付表Vに示すもので,15 ℃以外の任意の

温度で測定した原油及び石油製品の容量を15 ℃における容量に換算する場合に用いる。ただし,こ

の表を用いるときは,事前に受渡当事者間の合意が必要である。この表によって,15 ℃における熱膨

張係数及び容量測定時の油温から15 ℃における容量に換算するために必要な係数(容量換算係数)

を求める。換算表の適用範囲を表10に示す。

表10−原油及び石油製品の熱膨張係数に対する容量換算係数表の適用範囲

15 ℃における熱膨張係数の範囲

容量測定時の油温の範囲

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

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K 2249-4:2011

附属書JA

(規定)

原油及び石油製品の密度(15 ℃),API度及び

比重60/60 °Fの相互換算方法

JA.1

換算方法

原油及び石油製品の密度(15 ℃),API度及び比重60/60 °Fの相互換算方法は,次による。

JA.1.1

密度(15 ℃)が既知の場合

表JA.1を用いて,密度(15 ℃)を比重60/60 °F又はAPI度に換算する。

なお,表中に記載されていない密度(15 ℃)に対応する比重60/60 °F及びAPI度の値は,補間法によ

って求める。

注記 表JA.1は,密度(15 ℃)の値をg/cm3の単位で表していることを除けば,ISO 91-1に規定す

るTable No.51(Density at 15 °C to API gravity at 60 °F and to relative density 60/60 °F)に対応して

いる。

JA.1.2

API度が既知の場合

表JA.2を用いて,API度を比重60/60 °F又は密度(15 ℃)に換算する。

なお,表中に記載されていないAPI度に対応する比重60/60 °F及び密度(15 ℃)の値は,補間法によ

って求める。また,API度から比重60/60 °Fへの換算は,次の式によって行ってもよい。

141

5.

s

60

=A

+

131

5.

ここに,

A: API度

s60: 比重60/60 °F

注記 表JA.2は,密度(15 ℃)の値をg/cm3の単位で表していることを除けば,ISO 91-1に規定す

るTable No.3(API gravity at 60 °F to relative density 60/60 °F and to density at 15 °C)に対応してい

る。

JA.1.3

比重60/60 °Fが既知の場合

表JA.3を用いて,比重60/60 °FをAPI度又は密度(15 ℃)に換算する。

なお,表中に記載されていない比重60/60 °Fに対応するAPI度及び密度(15 ℃)の値は,補間法によ

って求める。また,比重60/60 °FからAPI度への換算は,次の式によって行ってもよい。

141

5.

A

=s −

131

5.

60

ここに,

A: API度

s60: 比重60/60 °F

注記 表JA.3は,密度(15 ℃)の値をg/cm3の単位で表していることを除けば,ISO 91-1に規定す

るTable No.21(Relative density 60/60 °F to API gravity at 60 °F and to density at 15 °C)に対応して

いる。

JA.2

結果

換算によって得た密度(15 ℃)及び比重60/60 °Fは,JIS Z 8401の規定によって丸めの幅0.000 1に,

また,API度は,丸めの幅0.1にそれぞれ丸める。

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K 2249-4:2011

JA.3

表JA.1,表JA.2及び表JA.3の適用例

JA.3.1

表JA.1を用いる場合

表JA.1を用いる場合は,次による。

a) 適用範囲 この表JA.1は,密度(15 ℃)が0.654 0〜1.075 0 g/cm3の範囲で密度(15 ℃)の値に対応

する比重60/60 °Fの値及びAPI度の値の換算に適用する。

b) 適用例 密度(15 ℃)が0.845 7 g/cm3の試料のAPI度への換算例は,次のとおりである。

密度(15 ℃)0.845 0 g/cm3に対応するAPI度 ····· 35.87

密度(15 ℃)0.846 0 g/cm3に対応するAPI度 ····· 35.67

密度(15 ℃)0.001 0 g/cm3の増加分は,API度の0.20の減少分に相当する。したがって,密度(15 ℃)

の0.845 0 g/cm3から0.845 7 g/cm3への増加に相当するAPI度の減少分は,次のとおりとなる。

.0

000 7

×

.0

20

=

.0

14

.0

001 0

したがって,密度(15 ℃)0.845 7 g/cm3の試料のAPI度は,35.87−0.14=35.73,すなわち35.7で

ある。

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K 2249-4:2011

表JA.1−密度(15 ℃)に対応する比重60/60 °F及びAPI度

密度(15 ℃) 0.654 0〜0.844 0 g/cm3

密度(15 ℃)

比重60/60 °F

API度

比重60/60 °F

API度

密度(15 ℃)

比重60/60 °F

API度

密度(15 ℃)

page

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K 2249-4:2011

表JA.1−密度(15 ℃)に対応する比重60/60 °F及びAPI度(続き)

密度(15 ℃) 0.845 0〜1.039 0 g/cm3

密度(15 ℃)

比重60/60 °F

API度

比重60/60 °F

API度

密度(15 ℃)

比重60/60 °F

API度

密度(15 ℃)

page

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K 2249-4:2011

表JA.1−密度(15 ℃)に対応する比重60/60 °F及びAPI度(続き)

密度(15 ℃) 1.040 0〜1.075 0 g/cm3

密度(15 ℃)

比重60/60 °F

API度

JA.3.2

比重60/60 °F

API度

密度(15 ℃)

密度(15 ℃)

比重60/60 °F

API度

表JA.2を用いる場合

表JA.2を用いる場合は,次による。

a) 適用範囲 この表JA.2は,API度が0.0〜85.0の範囲でAPI度の値に対応する比重60/60 °Fの値及び

密度(15 ℃)の値の換算に適用する。

b) 適用例 API度が62.15の試料の密度(15 ℃)への換算例は,次のとおりである。

API度62.1に対応する密度(15 ℃) ····· 0.730 7 g/cm3

API度62.2に対応する密度(15 ℃) ····· 0.730 3 g/cm3

API度0.10の増加分は,密度(15 ℃)の0.000 4 g/cm3の減少分に相当する。したがって,API度の

62.10から62.15への増加に相当する密度(15 ℃)の減少分は,次のとおりとなる。

.0

05

×

.0

000 4

=

.0

000 2

.0

10

したがって,API度62.15の試料の密度(15 ℃)は,0.730 7−0.000 2=0.730 5 g/cm3である。

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K 2249-4:2011

表JA.2−API度に対応する比重60/60 °F及び密度(15 ℃)

API度 0.0〜19.4

API度

比重60/60 °F

API度

比重60/60 °F

密度(15 ℃)

API度

比重60/60 °F

密度(15 ℃)

密度(15 ℃)

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K 2249-4:2011

表JA.2−API度に対応する比重60/60 °F及び密度(15 ℃)(続き)

API度 19.5〜38.9

API度

比重60/60 °F

API度

比重60/60 °F

密度(15 ℃)

API度

比重60/60 °F

密度(15 ℃)

密度(15 ℃)

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K 2249-4:2011

表JA.2−API度に対応する比重60/60 °F及び密度(15 ℃)(続き)

API度 39.0〜58.4

API度

比重60/60 °F

API度

比重60/60 °F

密度(15 ℃)

API度

比重60/60 °F

密度(15 ℃)

密度(15 ℃)

page

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K 2249-4:2011

表JA.2−API度に対応する比重60/60 °F及び密度(15 ℃)(続き)

API度 58.5〜77.9

API度

比重60/60 °F

API度

比重60/60 °F

密度(15 ℃)

API度

比重60/60 °F

密度(15 ℃)

密度(15 ℃)

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K 2249-4:2011

表JA.2−API度に対応する比重60/60 °F及び密度(15 ℃)(続き)

API度 78.0〜85.0

API度

比重60/60 °F

API度

比重60/60 °F

密度(15 ℃)

JA.3.3

API度

比重60/60 °F

密度(15 ℃)

密度(15 ℃)

表JA.3を用いる場合

表JA.3を用いる場合は,次による。

a) 適用範囲 この表JA.3は,比重60/60 °Fが0.654〜1.075の範囲で比重60/60 °Fの値に対応するAPI

度の値及び密度(15 ℃)の値の換算に適用する。

b) 適用例 比重60/60 °Fが0.936 7の試料の密度(15 ℃)への換算例は,次のとおりである。

比重60/60 °F0.936に対応する密度(15 ℃) ···· 0.935 5 g/cm3

比重60/60 °F0.937に対応する密度(15 ℃) ···· 0.936 5 g/cm3

比重60/60 °F0.001の増加分は,密度(15 ℃)の0.001 0 g/cm3の増加分に相当する。したがって,

比重60/60 °Fの0.936 0から0.936 7への増加に相当する密度(15 ℃)の増加分は,次のとおりとなる。

.0

000 7

×

.0

001 0

=

.0

000 7

.0

001

したがって,比重60/60 °Fが0.936 7の試料の密度(15 ℃)は,0.935 5+0.000 7=0.936 2 g/cm3で

ある。

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K 2249-4:2011

表JA.3−比重60/60 °Fに対応するAPI度及び密度(15 ℃)

比重60/60 °F 0.654 0〜0.844 0

比重60/60 °F

API度

比重60/60 °F

API度

密度(15 ℃)

比重60/60 °F

API度

密度(15 ℃)

密度(15 ℃)

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K 2249-4:2011

表JA.3−比重60/60 °Fに対応するAPI度及び密度(15 ℃)(続き)

比重60/60 °F 0.845 0〜1.039 0

比重60/60 °F

API度

比重60/60 °F

API度

密度(15 ℃)

比重60/60 °F

API度

密度(15 ℃)

密度(15 ℃)

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K 2249-4:2011

表JA.3−比重60/60 °Fに対応するAPI度及び密度(15 ℃)(続き)

比重60/60 °F 1.040 0〜1.075 0

比重60/60 °F

API度

比重60/60 °F

API度

密度(15 ℃)

比重60/60 °F

API度

密度(15 ℃)

密度(15 ℃)

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K 2249-4:2011

附属書JB

(参考)

試験方法の種類

JB.1

試験方法の種類

JIS K 2249の規格群には,表JB.1に示す試験方法がある。

表JB.1−試験方法の種類

規格群

試験方法の種類

適用区分

振動法

試験条件下で,軽質分の損失がないなど成分に変化がない液状試料に

適用する。

浮ひょう法

試験温度又は15 ℃において液状で,JIS K 2258-1又はJIS K 2258-2

によって求めた蒸気圧が100 kPa以下の試料に適用する。

ピクノメ

ータ法

毛細管共栓ピ

クノメータ法

試験温度で液体,固体又は半固体の試料(例えば,高含ろう原油など)

に適用するa)。

JIS K 2258-1又はJIS K 2258-2によって求めた蒸気圧が50 kPa以下で,

かつ,JIS K 2254の常圧法によって求めた初留点が40 ℃以上の液状試

料に適用する。

目盛ピクノメ

ータI形法

JIS K 2258-1又はJIS K 2258-2によって求めた蒸気圧が130 kPa以下

で,JIS K 2283によって求めた動粘度が,試験温度で50 mm2/s未満の

試料に適用する。特に,試料の量が少ない場合に適している。ただし,

不透明試料の測定には注意を要する。

密度・質量・容量換算表

温度に対する密度換算表:原油,燃料油及び潤滑油

温度に対する容量換算係数表:原油,燃料油及び潤滑油

質量及び容量換算表:原油及び石油製品

熱膨張係数に対する容量換算係数表:原油及び石油製品

附属書(規定)

密度(15 ℃),API度及び

比重60/60 °Fの相互換算

方法

密度(15 ℃)に対応する比重60/60 °F及びAPI度:原油及び石油製品

API度に対応する比重60/60 °F及び密度(15 ℃):原油及び石油製品

比重60/60 °Fに対応するAPI度及び密度(15 ℃):原油及び石油製品

注記 液化石油ガスの密度は,JIS K 2240によって求める。また,石油アスファルトの密度は,JIS K 2207によっ

て求める。

注a) 適用試料は,ピクノメータの種類によって異なる。

参考文献 [1] JIS K 2207 石油アスファルト

[2] JIS K 2240 液化石油ガス(LPガス)

[3] JIS K 2254 石油製品−蒸留試験方法

[4] JIS K 2258-1 原油及び石油製品−蒸気圧の求め方−第1部:リード法

[5] JIS K 2258-2 原油及び石油製品−蒸気圧の求め方−第2部:3回膨張法

[6] JIS K 2283 原油及び石油製品−動粘度試験方法及び粘度指数算出方法

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24

K 2249-4:2011

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JIS K 2249-4:2011 原油及び石油製品−密度の求め方−第4部:密度・質量・容量

換算表

(I)JISの規定

(III)国際規格の規定

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご

との評価及びその内容

箇条

番号

15 ℃及び60 °Fの換算表

箇条ごと

の評価

削除

用語及び定義を規定。

4.1 換算表の出典

4.2 石油換算表の種類

4.3 温度に対する密度

換算及び容量換算の基

本式

4.4 換算表の適用範囲

箇条番号

内容

及び題名

1 適用範囲 15 ℃の換算表を規定。

3 用語及び

定義

4 石油換算

国際

規格

番号

内容

追加

式の出典

追加

API-ASTM-IP石油換算表

石油換算規格のための手引

変更

附属書Aに規定する換算表

の種類

附属書Aに規定する換算表

の密度及び相対密度の範囲

3.4に示す範囲以外の密度

換算表

3換算プログラムの利用

API-ASTM-IP換算表の種類 削除

(V)JISと国際規格との技術的差異

の理由及び今後の対策

技術的差異の内容

JISは,60 °Fの換算表を一部削除

している。

ISO規格では,用語及び定義を規定

していない。

JISは,ISO規格にはない“温度に

対する密度換算及び容量換算の基

本式”を記載している。

ISO規格では,各換算表に対する説

明をまとめて記載している。JISで

は,個別に説明を記載している。

JISは,ISO規格に記載している換

算表の一部を採用し,3.2に記載し

ている。

国内では,°F単位の温度表示は,

ほとんど採用されていない。測定の

基準となるISO 5024(石油製品及

び液化石油ガス−測定−標準条件)

で採用されている温度は,15 ℃で

ある。技術的差異はない。

JIS規格体系に合わせて追加した。

技術的差異はない。

基本式は,使用者の利便性を考慮し

て追加した。技術的差異はない。

ISO規格では,規定する表が多岐・

多数にわたるため,また,JISでは

規定する表が少ないことから記載

箇所を変更している。技術的差異は

ない。

温度,質量及び容量換算において,

国内で広く利用されている換算表

だけを対象として規定した。技術的

差異はない。

附属書JC

(参考)

JISと対応国際規格との対比表

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(I)JISの規定

箇条番号

及び題名

附属書JA

(規定)

内容

密度,API度及び比重の

相互換算方法

付表(別冊) 付表I〜付表V

国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご

との評価及びその内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

追加

追加

K 2249-4:2011

(V)JISと国際規格との技術的差異

の理由及び今後の対策

技術的差異の内容

ISO規格は,換算方法について規定

していない。

JISは,使用者の利便性を考慮して

追加した。技術的差異はない。

ISO規格は,換算表自体を規格に掲

載していない。JISは,ISO規格に

記載している換算表の一部を付表

(別冊)にしている。

温度,質量及び容量換算において国

内で広く利用されている換算表だ

けを対象として規定した。技術的差

異はない。

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 91-1:1992,MOD

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

− 削除 ················ 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

− MOD ··············· 国際規格を修正している。