K 8150:2006

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬

協会(JRA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS K 8150:1994は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 6353-2:1983,Reagents for chemical

analysis―Part 2:Specifications―First seriesを基礎として用いた。

また,令和2年10月20日,産業標準化法第17条又は第18条の規定に基づく確認公示に際し,産業標

準化法の用語に合わせ,規格中“日本工業規格”を“日本産業規格”に改めた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。

JIS K 8150には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表

(1)

目次

ページ

序文 ··································································································································· 1

1. 適用範囲 ························································································································ 1

2. 引用規格 ························································································································ 1

3. 一般事項 ························································································································ 1

4. 種類 ······························································································································ 1

5. 性質 ······························································································································ 1

5.1 性状 ···························································································································· 1

5.2 定性方法 ······················································································································ 1

6. 品質 ······························································································································ 2

7. 試験方法 ························································································································ 2

7.1 試験条件及び試験結果 ···································································································· 2

7.2 純度 (NaCl) ·················································································································· 2

7.3 水溶状 ························································································································· 2

7.4 pH (50 g/l,25 ℃) ·········································································································· 2

7.5 臭化物 ························································································································· 2

7.6 よう化物 ······················································································································ 2

7.7 りん酸塩 (PO4) ············································································································· 2

7.8 硫酸塩 (SO4) ················································································································ 3

7.9 窒素化合物(Nとして) ·································································································· 3

7.10 カリウム (K) ··············································································································· 3

7.11 銅 (Cu) ······················································································································· 3

7.12 マグネシウム (Mg) ······································································································· 3

7.13 カルシウム (Ca) ··········································································································· 3

7.14 バリウム (Ba) ·············································································································· 3

7.15 鉛 (Pb) ······················································································································· 4

7.16 鉄 (Fe) ······················································································································· 4

7.17 ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸塩[Fe(CN)6] ············································································ 4

8. 容器 ······························································································································ 4

9. 表示 ······························································································································ 4

附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表 ····································································· 6

page

1

K 8150:2006

日本産業規格

JIS

K 8150:2006

塩化ナトリウム(試薬)

Sodium chloride

NaCl FW:58.44

序文 この規格は,1983年に第1版として発行されたISO 6353-2,Reagents for chemical analysis―Part

2:Specifications―First seriesを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変

更の一覧表をその説明を付けて,附属書に示す。

1. 適用範囲 この規格は,試薬として用いる塩化ナトリウムについて規定する。

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD

(修正している),NEQ(同等でない)とする。

ISO 6353-2:1983,Reagents for chemical analysis―Part 2:Specifications―First series (MOD)

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則

JIS K 8001 試薬試験方法通則

JIS K 8802 ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム三水和物(試薬)

JIS K 8848 ヘキサン(試薬)

JIS K 8979 硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)六水和物(試薬)

JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・12水(試薬)

JIS K 9009 りん酸二水素ナトリウム二水和物(試薬)

3. 一般事項 試験方法の一般的な事項は,JIS K 8001による。

4. 種類 種類は,特級とする。

5. 性質

5.1

性状 塩化ナトリウムは,白い結晶又は結晶性粉末で,水に溶けやすく,エタノールに溶けにくい。

5.2

定性方法 定性方法は,次による。

a) 試料1 gに水200 mlを加えて溶かす(A液)。A液10 mlに硝酸 (1+2) 0.05 mlを加え,更に硝酸銀溶

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2

K 8150:2006

液 (20 g/l)1 mlを加えると白い沈殿が生じる。

b) A液を用いてJIS K 8001の5.29(炎色試験)(1)(アルカリ金属及びアルカリ土類金属試験法)による

と,黄色が現れる。

6. 品質 品質は,7.によって試験したとき,表1に適合しなければならない。

表 1 品質

項目

純度 (NaCl)

水溶状

臭化物

よう化物

りん酸塩 (PO4)

硫酸塩 (SO4)

窒素化合物(Nとして)

カリウム (K)

銅(Cu)

マグネシウム (Mg)

カルシウム (Ca)

バリウム (Ba)

鉛 (Pb)

鉄 (Fe)

ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸塩 [Fe(CN)6]

規格値

質量分率 %

質量分率 ppm

質量分率 %

質量分率 %

質量分率 %

質量分率 ppm

質量分率 %

質量分率 %

質量分率 %

質量分率 ppm

質量分率 ppm

質量分率 ppm

99.5以上

試験適合

試験適合

試験適合

5以下

0.002以下

0.001以下

0.005以下

2以下

0.002以下

0.002以下

0.001以下

2以下

2以下

1以下

7. 試験方法

7.1

試験条件及び試験結果 JIS K 8001の3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は必

要に応じ実施する。また,表1で規定する各品質項目の試験は,次の各試験方法によって行い,得られる

計算値及び操作結果は,JIS K 8001の3.5(測定値)による。

7.2

純度 (NaCl) 試料約0.2 gを0.1 mgのけたまではかり,水50 mlを加えて溶かして,0.1 mol/l硝酸

銀溶液を用い,JIS K 0113の5.(電位差滴定法)によって電位差滴定を行う。指示電極は銀電極,参照電

極は銀比較電極を用いる。この場合,0.1 mol/l硝酸銀溶液1 mlは,0.005 844 g NaClに相当する。

7.3

水溶状 JIS K 8001の5.2(溶状)による。この場合,試料1 gをとり,濁りの程度の適合限度標準

は(a)(澄明)を用いる。

7.4

pH (50 g/l,25 ℃) 溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料溶液 試料5.0 gに二酸化炭素を含まない水を加えて溶かして100 mlにする。

b) 操作 JIS K 8001の5.5(pH)(2)による。

7.5

臭化物 試料1.0 gを共通すり合わせ試験管にとり,水5 mlを加え溶かす。塩酸 (2+1) 3滴及びJIS

K 8848に規定するヘキサン1 mlを加え,p−トルエンスルホンクロロアミドナトリウム溶液3滴を振り混

ぜながら滴下する。このとき,ヘキサン層に黄〜黄赤が現れないこと(Br:約質量分率0.01 %以下)。

7.6

よう化物 試料2.0 gを共通すり合わせ試験管にとり,水10 mlを加え溶かす。塩化鉄(Ⅲ)溶液3

滴及びJIS K 8848に規定するヘキサン1 mlを加えて振り混ぜ,30分間放置し,再び振り混ぜる。このと

き,ヘキサン層に赤紫〜紫が現れないこと(I:約質量分率0.002 %以下)。

7.7

りん酸塩 (PO4) 溶液の調製及び操作は,次による。

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3

K 8150:2006

a) 試料側溶液 試料2.0 gに水を加えて溶かして20 mlにする。

b) 標準側溶液 りん酸標準液 (PO4:0.01 mg/ml) 1.0 mlに水を加えて20 mlにする。

c) 操作 JIS K 8001の5.13[りん酸塩 (PO4)](1)(比色法)による。

7.8

硫酸塩 (SO4) 溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料2.0 gに塩酸 (2+1) 0.3 ml及び水を加えて溶かして25 mlにする。

b) 標準側溶液 硫酸塩標準液 (SO4:0.01 mg/ml) 4.0 mlに塩酸(2+1)0.3 mlを加え,更に水を加えて25

mlにする。

c) 操作 JIS K 8001の5.15 [硫酸塩 (SO4)] (1)(比濁法)による。

7.9

窒素化合物(Nとして) 溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料1.0 gに水を加えて溶かして140 mlにする。

b) 標準側溶液 窒素標準液(N:0.01 mg/ml)1.0 mlに水を加えて140 mlにする。

c) 操作 JIS K 8001の5.12[窒素化合物(Nとして)](4)(蒸留−インドフェノール青法)による。

7.10 カリウム (K) 溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料1.0 gに水を加えて溶かして100 mlにする(X液)。

b) 標準側溶液 試料1.0 gにカリウム標準液 (K:0.1 mg/ml) 0.50 ml及び水を加えて溶かして100 mlにす

る(Y液)。

c) 操作 JIS K 8001の5.30(炎光光度法)による。

7.11 銅 (Cu) 溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料10 gに塩酸 (2+1) 1 ml及び水を加えて溶かして80 mlにする。

b) 標準側溶液 試料10 gに銅標準液 (Cu:0.01 mg/ml) 2.0 ml,鉛標準液 (Pb:0.01 mg/ml) 2.0 ml,鉄標

準液 (Fe:0.01 mg/ml) 2.0 ml,塩酸 (2+1) 1 ml及び水を加えて溶かして80 mlにする。

c) 空試験用溶液 塩酸 (2+1) 1 mlに水を加えて5 mlにする。

d) 操作 JIS K 8001の5.31(原子吸光法)(2)(抽出液噴霧法)による(操作の途中で得られるX液,Y

液及びZ液は7.15及び7.16の試験にも用いる。)。

7.12 マグネシウム (Mg) 溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料1.0 gに塩酸 (2+1) 1 ml及び水を加えて溶かして100 mlにする(X液)(X液は,

7.13の試験にも用いる。)。

b) 標準側溶液 試料1.0 gにマグネシウム標準液 (Mg:0.01 mg/ml) 2.0 ml,カルシウム標準液 (Ca:0.01

mg/ml) 2.0 ml,塩酸 (2+1) 1 ml及び水を加えて溶かして100 mlにする(Y液)(Y液は,7.13の試験

にも用いる。)。

c) 操作 JIS K 8001の5.31(原子吸光法)(1)(d)による。

7.13 カルシウム (Ca) 溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 7.12のX液を用いる。

b) 標準側溶液 7.12のY液を用いる。

c) 操作 JIS K 8001の5.31 (1)(d)による。

7.14 バリウム (Ba) 溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 試料8 gに水を加えて溶かして40 mlにする(B液)。B液20 ml(試料量4 g)をとり,

水を加えて25 mlにする。

b) 標準側溶液 B液10 ml(試料量2 g)にバリウム標準液 (Ba:0.01 mg/ml) 2.0 ml及び水を加えて25 ml

にする。

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4

K 8150:2006

c) 操作 JIS K 8001の5.20[バリウム (Ba)](2)(クロム酸バリウム法)による。

7.15 鉛 (Pb) 溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 7.11のX液を用いる。

b) 標準側溶液 7.11のY液を用いる。

c) 空試験用溶液 7.11のZ液を用いる。

d) 操作 JIS K 8001の5.31(原子吸光法)(2)(抽出液噴霧法)(d)③による。

7.16 鉄 (Fe) 溶液の調製及び操作は,次による。

a) 試料側溶液 7.11のX液を用いる。

b) 標準側溶液 7.11のY液を用いる。

c) 空試験用溶液 7.11のZ液を用いる。

d) 操作 JIS K 8001の5.31 (2) (d) ③による。

7.17 ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸塩[Fe(CN)6] 溶液の調製,操作及び判定は,次による。

a) 試料側溶液 試料3.5 gをとり,少量の水を加えて溶かし,更に水を加えて12 mlにする。硫酸(質量

分率20 %)0.2 ml及び鉄(Ⅱ)/鉄(Ⅲ)溶液(1) 0.2 mlを加え,よく振り混ぜて2分間放置する。

b) 標準側溶液 試料1 gにヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸塩標準液 [Fe(CN)6:0.001 mg/ml](2) 2.5 ml及び少量の

水を加えて溶かし,更に水を加えて12 mlにする。硫酸(質量分率20 %)0.2 ml及び鉄(Ⅱ)/鉄(Ⅲ)

溶液(1) 0.2 mlを加え,よく振り混ぜて2分間放置する。

c) 操作 試料側溶液,標準側溶液それぞれにりん酸二水素ナトリウム溶液1 ml (3)を加え,30分間放置す

る。

d) 判定 試料側の色は,標準側の青より濃くないこと。

注(1) 鉄(Ⅱ)/鉄(Ⅲ)溶液の調製は,JIS K 8979に規定する硫酸アンモニウム鉄(Ⅱ)六水和物

10 gとJIS K 8982に規定する硫酸アンモニウム鉄(Ⅲ)・12水1 gとを水に溶かし,硫酸(質

量分率20 %)5 ml及び水を加えて100 mlにする。

(2) ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸塩標準液の調製は,JIS K 8802に規定するヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カ

リウム三水和物1.99 gに水を加えて1 000 mlにする[Fe(CN)6:1 mg/ml]。この25 mlをとり,水を

加えて250 mlにする。更にこの10 mlをとり,水を加えて1 000 mlにする。

(3) りん酸二水素ナトリウム溶液の調製は,JIS K 9009に規定するりん酸二水素ナトリウム二水和

物20 gを水に溶かし,硫酸(質量分率20 %)1 ml及び水を加えて100 mlにする。

8. 容器 容器は,気密容器とする。

9. 表示 容器には,次の事項を表示する。

a) 名称 “塩化ナトリウム”及び“試薬”の文字

b) 種類

c) 化学式及び式量

d) 純度

e) 内容量

f) 製造番号

g) 製造業者名又はその略号

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5

K 8150:2006

(Ⅰ) JISの規定

項目

番号

1. 適用範

(Ⅱ) 国

際規格番

ISO 6353‒2:1983,化学分析用試薬−第2部:仕様−第1シリーズ

(Ⅲ) 国際規格の規定

内容

項目

番号

内容

(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の項目

ごとの評価及びその内容

表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

項目ごと

の評価

MOD/変更

技術的差異の内容

(Ⅴ) JISと国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

試薬として用いる塩化ナ

トリウムについて規定。

化学分析用試薬

40品目の仕様に

ついて規定。

JIS K 8001による。

MOD/変更

ISO規格1件を削除し,JIS

を追加・引用,基本的には

同等内容。

MOD/追加

項目を追加。

JIS K 8001を引用。

編集上の差異であり,技術的な差異で

はない。

4. 種類

MOD/追加

種類の項目を追加。

JISは種類として“特級”だけなので,

ISO規格と技術的な差異はない。

5. 性質

MOD/追加

6. 品質

塩化ナトリウムの性質の

項を追加。

1) 品質に差異のある項

目:カリウム。

2) ISO規格の重金属を

JISは銅,鉛に変更。

3) 追加した項目:水溶状。

一般的な説明事項であり,技術的な差

異はない。

ISO規格は,長期間内容の見直しが行

われず国際市場でISO規格品が用いら

れることはほとんどない。技術的差異

も軽微(1)(2)(3)である。

2. 引用規

3. 一般事

MOD/変更

JISは1品目1規格。

JIS K 8150:2006 塩化ナトリウム(試薬)

附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表

試薬の規格使用者が各規格を多く引

用しやすくするために1品目1規格と

している。

なお,対応国際規格は20年以上見

直しをされていなく市場の実態に合

わない。国際規格の改正提案を検討す

る。

該当する対比項目を参照。

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6

K 8150:2006

内容

7. 試験方

7.1試験条

件及び試

験結果

純度

(Ⅲ) 国際規格の規定

(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の項目

ごとの評価及びその内容

表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

項目

番号

項目ごとの評

内容

試験溶液の調製。

電位差滴定法

技術的差異の内容

JISは試験方法の該当項

目で個別に規定。

編集上の差異であり,技術的な差異ではな

い。

一般的な試験条件及び試験結果に関

する事項であり,技術的な差異はな

い。

1) ISO規格は硝酸を

添加。

2) JIS K 0113の5.を

引用。

項目を追加。

技術的な差異は軽微であり,対策は考

慮しない。

MOD/追加

電位差適定法

ただし,硝酸を添

加。

7.3水溶状

MOD/変更

MOD/追加

溶液濃度はg/lで規定。

溶液濃度は質量

分率%で規定。

MOD/変更

7.5臭化物

抽出溶剤にヘキサンを使

用。

酸化剤にクロム

酸溶液,抽出溶剤

に四塩化炭素を

使用。

MOD/変更

7.6よう化

抽出溶剤にヘキサンを使

用。

抽出溶剤に四塩

化炭素を使用。

MOD/変更

(Ⅴ) JISと国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

JISとして必要。ISO規格の見直し時

に,改正提案の検討を行う予定。

JISは操作性から溶液濃度をg/lで規

定。ISO規格の見直し時に,改正提案

の検討を行う予定。

ISO規格の酸化剤にクロム酸溶液,抽

出溶剤に四塩化炭素の使用は,環境・

安全上,変更が必要。ISO規格の見直

し時に,改正提案の検討を行う予定。

ISO規格は抽出溶剤に四塩化炭素の使

用は,環境・安全上,変更が必要。ISO

規格の見直し時に,改正提案の検討を

行う予定。

1) ISO規格は溶液濃

度を質量分率%で

規定,JISは溶液濃

度をg/lで規定。

2) JIS K 8001の5.5を

引用。

ISO規格は酸化剤にク

ロム酸溶液,抽出溶剤

に四塩化炭素を使用。

JISは抽出溶剤にヘキ

サンを使用。

ISO規格は,抽出溶剤

に四塩化炭素を使用。

JISは抽出溶剤にヘキ

サンを使用。

項目

番号

(Ⅱ) 国

際規格番

(Ⅰ) JISの規定

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7

K 8150:2006

内容

比濁法

(Ⅲ) 国際規格の規定

項目

番号

7.8 硫酸塩

比濁法

7.9 窒素化

合物(Nと

して)

蒸留―インドフェノール

7.10 カリ

ウム (K)

炎光光度法

7.11 銅

原子吸光法

(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の (Ⅴ) JISと国際規格との技術的差異の理由

項目ごとの評価及びその内容

及び今後の対策

表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

内容

比濁法

技術的差異の内容

項目ごと

の評価

MOD/変更 1) 試料量濃度など。

種晶添加比濁法

2) JIS K 8001の5.13

を引用。

MOD/変更 1) ISO規格は種晶添

蒸留―ネスラー法

加比濁法,JISは比

濁法。

2) JIS K 8001の5.15

を引用。

MOD/変更 1) ISO規格は蒸留―

炎光光度法

ネスラー法,JISは

蒸留―インドフェ

ノール青法。JISは

有害性の少ない試

薬に変更。

2) JIS K 8001の5.12

を引用。

MOD/変更 1) 試料量など。

2) JIS K 8001の5.30

を引用。

重金属(Pbとして)

比濁法

MOD/変更

JISは,定期的に見直しを行っている

が,ISO規格は,長年見直しが行われ

ていないことから実績のある従来の

JIS法を踏襲。技術的な差異は軽微で

あり,対策は考慮しない。

ISO規格のネスラー法は環境・安全

上,変更が必要。ISO規格の見直し時

に,改正提案の検討を行う予定。

JISは,定期的に見直しを行っている

が,ISO規格は,長年見直しが行われ

ていないことから実績のある従来の

JIS法を踏襲。技術的な差異は軽微で

あり,対策は考慮しない。

使用者に,より具体的な情報を提供す

るためにJISとして必要。ISO規格の

見直し時に,改正提案の検討を行う予

定。

1) ISO規格の重金属

をJISは鉛,銅を対

象にして試験。

2) JIS K 8001の5.31

を引用。

項目

番号

7.7 りん酸

塩 (PO4)

(Ⅱ) 国際

規格番号

(Ⅰ) JISの規定

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8

K 8150:2006

内容

原子吸光法

項目

番号

(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の (Ⅴ) JISと国際規格との技術的差異の理由

項目ごとの評価及びその内容

及び今後の対策

表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

内容

原子吸光法

内容

項目ごと

の評価

MOD/変更 1) 試料量など。

2) JIS K 8001の5.31

を引用。

7.13 カル

シウム

原子吸光法

7.14 バリ

ウム (Ba)

クロム酸バリウム法

7.15 鉛

原子吸光法

7.16 鉄

原子吸光法

原子吸光法

MOD/変更 1) 試料量など。

硫酸バリウム法

2) JIS K 8001の5.31

を引用。

MOD/変更 1) ISO規格は硫酸バ

重金属(Pbとして)

比濁法

1,10-フェナントロリ

ン法

リウム法,JISはク

ロム酸バリウム法。

2) JIS K 8001の5.20

を引用。

MOD/変更 1) ISO規格の重金属

をJISは鉛,銅を対

象にして試験。

2) ISO規格は比濁法。

JISは原子吸光法。

3) JIS K 8001の5.31

を引用。

MOD/変更 1) ISO規格は1,10-

フェナントロリン

法,JISは原子吸光

法。

2) JIS K 8001の5.31

を引用。

JISは,定期的に見直しを行っている

が,ISO規格は,長年見直しが行われ

ていないことから実績のある従来の

JIS法を踏襲。技術的な差異は軽微で

あり,対策は考慮しない。

実績のある従来のJISの方法を踏襲。

ISO規格の見直し時に,改正提案の検

討を行う予定。

使用者に,より具体的な情報を提供す

るためにJISとして必要。ISO規格の

見直し時に,改正提案の検討を行う予

定。

国際的にも広く普及している方法に

変更。ISO規格の見直し時に,改正提

案の検討を行う予定。

7.17 ヘキサ

シアノ鉄

(Ⅱ)酸塩

(Ⅲ) 国際規格の規定

項目

番号

7.12 マグ

ネシウム

(Ⅱ) 国際

規格番号

(Ⅰ) JISの規定

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K 8150:2006

(Ⅲ) 国際規格の規定

内容

項目

番号

(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の (Ⅴ) JISと国際規格との技術的差異の理由

項目ごとの評価及びその内容

及び今後の対策

表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

内容

技術的差異の内容

項目ごと

の評価

MOD/追加 項目を追加。

項目

番号

8. 容器

(Ⅱ) 国際

規格番号

(Ⅰ) JISの規定

規格適合性を評価する関係で必要な

項目を追加。

9. 表示

MOD/追加 項目を追加。

注(1) 理由:軽微な技術的差異。6.品質の(Ⅳ)欄の1)〜3)は,いずれも一般用途の試薬としては軽微な技術的差異であり,この差が取引上の障害になる可能性はほと

んどない。ISO規格,JISとも品質項目の設定・品質水準の設定は,市場での長い使用実績・経験を踏まえたものである。ISO規格とJISとの質量分率ppm〜質

量分率pptレベルの不純物のごくわずかの差異は,経験上,一般用途の試薬としては実用上差し支えないものと考えられる。

なお,不純物のごくわずかの差異がどのような影響を及ぼすか,あらゆる用途を想定して検証することは現実的ではない。Ⅳ)の1)〜3)の品質項目及び品質水

準が不満足な場合は,通常,JIS試薬,ISO規格試薬とも対応できない。この場合,対応策としては,目的にあった高純度試薬など特殊用途の試薬を使用するこ

とになる。

(2) ISO試薬規格の状況:ISO規格の試薬は,規格の維持管理が行われていない(規格制定後約20年経過)。このため,ISO規格の内容が現在の市場の要求にこたえ

ているかどうかの検討が行われていない(JISとの差)。また,ISO規格の試薬は,我が国だけではなく,国際市場でも商取引がほとんどなく国際規格としての

存在意義が乏しい。

(3) 今後の対策:(1)及び(2)の理由から,当面,対策を考慮しない。

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

― IDT……………… 技術的差異がない。

― MOD/追加……… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

― MOD/変更……… 国際規格の規定内容を変更している。

2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

― MOD…………… 国際規格を修正している。

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