2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

L 0304 : 2000

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき、日本繊維機械標準

化協議会 (JCSTM) 及び財団法人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格を改正す

べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS L 0304-1982は改正され,この規格に置き換えられる。

なお,この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公

開後の実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。

通商産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,

実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(1)

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

日本工業規格

JIS

L 0304 : 2000

化学繊維機械用語

Glossary of terms used in chemical fiber machinery

1. 適用範囲 この規格は,繊維工業における化学繊維機械部門で用いる主な用語について規定する。た

だし,レーヨン,キュプラ及びアセテートは,原液工程以後,その他は紡糸工程以後に限定する。

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発効年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格を構成する

ものであって,その後の改正版・追補には適用しない。

JIS L 0204-2 : 1998 繊維用語(原料部門)−第2部:化学繊維

JIS L 0204-3 : 1998 繊維用語(原料部門)−第3部:天然繊維及び化学繊維を除く原料部門

JIS L 0205 : 1972 繊維用語(糸部門)

JIS L 0208 : 1992 繊維用語−試験部門

3. 分類 用語の分類は,次の6分類とする。

a) 基本用語

b) 一般

c) 湿式紡糸用機械

d) 乾式紡糸用機械

e) 溶融式紡糸用機械

f)

加工機械

4. 用語及び定義 用語及び定義は,次による。

なお,参考として対応英語を示す。

4.1

番号

基本用語

用語

定義

参考

対応英語

化学繊維機械

a) 原料製造機械,糸条を作る機械,糸条を処理するための紡

績機,織機,編組機,染色仕上機,不織布製造機械,試験

機器など,これらの附属機械の総称。

b) 糸条を作る機械で,紡糸機,原糸仕上機,原糸加工機及び

出荷設備など,これらの附属機械。

原液工程

レーヨン,キュプラ,アセテートなどの製造において,パルプ

などの原材料を化学処理し,溶剤に可溶化させて紡糸原液とす

る工程。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

2

L 0304 : 2000

番号

用語

定義

参考

対応英語

紡糸機

溶融ポリマ,紡糸原液などを紡糸口金から吐出し,糸条を形成

する機械。

紡糸工程

溶融ポリマ,紡糸原液などを紡糸口金から吐出し,糸条を形成

させる工程。

原糸仕上機

紡糸機で得られた糸条に乾燥,熱処理,薬液処理,けん縮,切

断などの仕上加工をする機械。

原糸加工機

湿式紡糸機

湿式紡糸用機械

紡糸機又は原糸仕上機で得られた糸条を仮より,ねん糸,合糸,

風合い加工などをする機械。

紡糸原液を凝固浴槽中に吐出し,凝固させる紡糸機。

湿式紡糸方式によって化学繊維を製造する際に用いる一連の

機械群の総称。

乾式紡糸機

乾式紡糸用機械

紡糸原液から溶剤を除去(乾燥)する紡糸機。

溶融式紡糸機

溶融原液を冷却し,固化させる紡糸機。フィラメントの場合は,

チップホッパからテークアップワインダまでで,ステープルの

場合は,チップホッパからカントラバースまでをいう。

フィラメントでは,延伸機を含めて紡糸機という場合もある。

溶融式紡糸用機械 溶融紡糸方式によって合成繊維を製造する際に用いる一連の machineries for melt

機械群の総称。

乾湿式紡糸機

乾式紡糸機と湿式紡糸機とを組み合わせた紡糸機。

複合紡糸機

2種類以上の紡糸原液又は溶融ポリマを同一の紡糸口金から同

時に紡出する紡糸機

特殊紡糸機

特別な高温・低温条件,高速・低速条件などで紡糸する紡糸機

又は紡糸口金を使用しないで紡糸する紡糸機(液晶繊維,金属

繊維,ガラス繊維など。)。

特殊仕上機

出荷設備

特別な高温・低速条件又は特殊薬液などで処理する仕上機及び

粉砕,結合など糸条形態を変更する仕上機(カーボンファイバ,

液晶繊維など。)。

こん(梱)包機,包装機及びその附属設備。

4.2

一般

番号

用語

混合機

ろ過機

紡糸ポンプ

紡糸口金

ゴデットローラ

蒸発缶

乾式紡糸方式によって化学繊維を製造する際に用いる一連の

機械群の総称。

定義

性質を均一にするために性質の異なったポリマ又は紡糸原液

を混合する機械。

溶融ポリマ又は紡糸原液中のきょう雑物を除去する装置。

溶融ポリマ又は紡糸原液を一定量ずつ紡糸口金に送り込むた

めのポンプ。

溶融ポリマ又は紡糸原液を吐出し,糸条とするための,細孔を

あけた金属,ガラス,セラミック製などの板条のもの。

紡出された糸条を導き送るためのローラ。

紡糸,水洗工程からの希薄薬剤及び凝固液を加熱,濃縮する装

置。

参考

対応英語

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

3

L 0304 : 2000

番号

用語

定義

参考

対応英語

延伸機

紡出された糸条又はトウを引き伸ばす機械の総称。熱間で引き

伸ばすものを熱延伸機という。

延伸フレーム

延伸機の一部で,糸条又はトウを引き伸ばすための一対又は数

対のローラを備えた装置。

延伸槽

延伸工程で,糸条又はトウを引き伸ばすために蒸気,温水又は

電熱で加熱する装置。

トウ幅調整装置

けん縮機に供給するトウを均一な密度に幅をそろえたり重ね

たりする装置。

ヒートセッタ

糸条又はトウを延伸処理,けん縮処理などの後,加熱すること

によって,形態を固定したり熱安定性を付与したりする機械の

総称。

水洗機

乾燥機

けん縮機

糸条,トウ又はステープルに含まれる溶剤,不純物などを洗い

落とす機械。

糸条,トウ又はステープルを乾燥する機械。

ダンサローラ

カッタ

オートドッファ

オイリング装置

サッカ

アスピレータ

サクションガン

クリール

ヤーンガイド

走行糸の走行装置を規制するガイド。

糸道ともいう。

こん包機

トウ又はステープルを圧縮して包装する機械。

包装機

チーズ,コーン,パーンなどの形状に巻き取られた糸条又はス

テープルを包装する機械。

4.3

湿式紡糸用機械

かさ高性及び紡績性をよくするために糸条又はトウにけん縮

を与える機械。

クリンパともいう。

ローラが主として上下に往復運動して,走行する糸条又はトウ

の張力を一定に保持する装置。

トウを切断してステープルにする機械。

所定量巻き取られたチーズ,コーン,パーンなどを自動的に取

り出す装置。

糸条又はトウに繊維油剤を付着させる装置。

空気流の吸引力によって,糸条を一時的に引き取る吸引装置の

総称。

機台に附属する固定式サッカ。

主として空気エジェクタによって吸引処理する可搬式サッカ。 suction gun

多数のボビン,ドラム,缶などから,糸条又はトウを引き出す

ための装置。

番号

用語

定義

浸せき機

浸せき圧搾機

ときほぐされたリンタをかせいソーダ液に浸せきする機械。

スラリ式浸せき

圧搾粉砕装置

パルプフィーダ

パルプをかゆ状でかせいソーダ液に浸せきした後,圧搾粉砕

し,アルカリセルロースを連続的に製造する装置。

パルプをかせいソーダに浸せきして,アルカリセルロースとし

た後,圧搾する機械。

スラリ式浸せき圧搾粉砕装置の一部で,パルプを規定量連続投

入する装置。

参考

対応英語

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

4

L 0304 : 2000

番号

用語

定義

参考

対応英語

スラリタンク

スラリ式浸せき圧搾粉砕装置の一部で,パルプをスラリ化し,

アルカリセルロースとするタンク。

スラリプレス

蒸煮缶

ブロータンク

スラリ式浸せき圧搾粉砕装置の一部で,スラリ状のアルカリセ

ルロースを圧搾する機械。

リンタ(実綿から得られる短繊維)を蒸煮する装置。

蒸煮されたリンタを受け入れるタンク。

漂白塔

粉砕機

リンタを漂白する装置。

アルカリセルロースを粉砕する機械。

アルセルひょう

量機

アルカリセルロースをはかりではかる機械。

アルセル分配装置

アルセルクーラ

老成缶

連続老成機

アルカリセルロースを次の硫化工程に分配する装置。

アルカリセルロースを冷却する装置。

アルカリセルロースを酸化老成するために入れる容器。

アルカリセルロースを連続的に老成する機械。

硫化機

アルカリセルロースを二硫化炭素と反応させ,ザンテート(セ

ルロースザントゲン酸ナトリウム)とする機械。

連続硫化機

アルカリセルロースを二硫化炭素と連続的に反応させ,ザンテ

ートとする機械。

ニーダ

硫化機及び溶解機の両方の機能を併せもつ機械。

ウエットチャーン 生成したザンテートをかせいソーダ液で洗い流して取り出す

形式の硫化機。

ドライチャーン

生成したザンテートをそのまま取り出す形式の硫化機。

溶解機

希釈機

原料を紡糸原液とするために溶剤に溶かす機械。

ディスインテグ

レータ

高速回転する縦軸に取り付けられたハンマ及びスクリーンで,

ビスコース塊を急速につぶして均一なものとする機械。

ビスコース塊をスリットに通し,せん断力,遠心力などでつぶ

して均一なものとする機械。

ビスコースを入れて放置し,熟成するタンク。

紡糸原液中の空気を除去する装置。

ビスコースグラ

インダ

熟成タンク

脱泡機

瞬間脱泡機

湿式紡糸機

遠心式紡糸機

紡糸原液を高真空下で薄膜状に導入して脱泡させる装置。

107参照。

連続紡糸機

連続的に紡糸,精練,巻取りを行う紡糸機。

紡糸ポンプ

紡糸原液の一定量ずつ紡糸口金に送り込むためのポンプ。

紡糸口金

ゴデットローラ

紡糸浴槽

紡糸原液を吐出し,糸条とするための細孔をあけた金属,ガラ

ス,セラミック製などの板状のもの。

205参照。

キュプラの紡糸原液に適宜に水を加えて粘度及び濃度を調節

する装置。

紡出された糸条を遠心力を利用してポットに巻き取る形式の

紡糸機。

紡出された紡糸原液を凝固させ,再生,延伸するための液を入

れた槽の総称。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

5

L 0304 : 2000

番号

用語

凝固浴槽

紡出された紡糸原液を凝固させ,糸条を形成するための液を入

れた槽。

紡糸二浴槽

(三浴槽)

酸浴槽

凝固浴槽を出た糸条を再生,延伸するための槽。

凝固した糸条を再生するための酸を入れた槽。

紡糸口金の前にある紡糸原液のろ過機。

キャンドルフィ

ルタ

定義

参考

対応英語

曲管

ファンネル

ノズルホルダ

紡糸原液を凝固浴槽に導くための湾曲した管。

紡出された糸条をポットに導く漏斗状の部品。

ポット

ポットモータ

紡糸漏斗

紡出された糸条を遠心力によって巻き取るための容器。

ポット駆動用のたて(竪)形電動機。

変向棒

凝固したキュプラ糸を酸浴に導くために,糸条の向きを変える

と同時に付着した水を切る棒。

ライダ

巻取枠

キュプラの紡糸において,紡糸後に糸条を集束させるために,

糸道上に載せる細い針金。

キュプラの紡糸において,糸条をかせとして巻き取るための枠。 reel

集束機

紡出された糸条をまとめてトウを形成する機械。

けん縮槽

未精練レーヨンステープルを投入し,けん縮させてフリース状

にする装置。

精練機

紡出された糸条,トウ又はステープルに薬液処理,水洗又は油

剤処理などを行う機械。

圧搾ローラ

ケーク精練機

精練,水洗工程などでトウやステープルから薬液又は水を絞る

ための一対のローラ。

レーヨン糸をケークの状態で処理する精練機。

かせ精練機

かせをかせ棒にかけて処理する精練機。

精練台車

ケーク脱水機

ケークを載せてケーク精練機内を移動する台車。

ケーク精練機から出てくる湿潤ケークを遠心脱水する機械。

乾燥台車

かせ機

かせ水洗機

かせ棒

ケークを載せて乾燥機内を移動する台車。

ケークをかせの形に巻き返す機械。

かせをかせ棒にかけて水洗する機械。

かせを運搬又は処理するために,かせの内側に通してつり下げる棒。 hank rod

かせ抜台

ひびろ取台

湿綿開繊機

かせ枠に巻かれたかせを枠から抜き取るとき,かせを受ける台。 hank loading stand

かせにひびろを取るための作業台

マット状の湿潤ステープルをほぐして,乾燥を容易にするため

の機械。

水洗機

212参照。

延伸機

207参照。

ヒートセッタ

211参照。

安定な状態で紡糸するため,紡糸口金を曲管に固定させる支持

具。

キュプラの紡糸において紡糸原液を凝固させ引き伸ばして糸

条にするために,温水をその内側に流下させる漏斗状の装置。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

6

L 0304 : 2000

番号

用語

定義

参考

対応英語

乾燥機

けん縮機

213参照。

214参照。

ダンサローラ

カッタ

ヤーンガイド

215参照。

216参照。

223参照。

4.4

乾式紡糸用機械

番号

用語

フレークサイロ

フレークコンベア 原料フレークを溶解機へ輸送する装置。

溶解機

原料フレークを溶剤で溶かし,紡糸原液にする装置。

混合機

201参照。

ろ過機

202参照。

連続ポリマフィ

ルタ

紡糸原液に溶かしたものを,ろ材切替え時に流れを止めること

なく連続的にろ過する装置。

キャンドルフィ

ルタ

筒状のプリーツ加工されたろ過エレメントを多数配置したろ

過装置。

円盤状のろ過エレメントを多数配置したろ過装置。

リーフディスク

フィルタ

ドープ加熱器

ポリマを溶剤に溶かしたものを,紡糸に適した温度に加熱する

装置。

乾式紡糸機

ポリマを溶剤に溶かして気体中に紡出し,溶剤を分離するとと

もに,ポリマを固化させ製糸する紡糸機。

紡糸ヘッド

紡糸ポンプ

フィルタ,温度調節装置,紡糸口金などからなる乾式紡糸機の

構成部分。

203参照。

ノズルホルダ

341参照。

口金パック

紡糸口金

ろ材,紡糸口金などが一体に組み立てられた糸条紡出部分。

紡糸筒

乾燥機

熱風加熱器

紡出直後の糸条を冷却したり,溶剤を蒸発させる装置。

213参照。

熱風冷却器

定義

原料フレークを貯蔵するタンク。

ポリマ又は紡糸原液を吐出し,糸条とするための,細孔をあけ

た金属,ガラス,セラミック製などの板状のもの。

溶剤を含んだ糸条を乾燥するために,紡糸筒中に送り込む気体

を乾燥する装置。

参考

対応英語

溶剤を含んだ糸条を乾燥し,溶剤濃度が高くなった気体を冷却

し,溶剤を回収する装置。

テークアップ装置 紡出された糸条を巻き取る装置で,テークアップパネル,テー

クアップワインダなどを含めた装置の総称。

主としてフィラメント製造に使用する。

テークアップパ

ネル

ゴデットローラ

ワインダ

紡出された糸条を巻き取る際に必要なオイリング装置,ゴデッ

トローラなどを装着したパネル。

205参照。

糸条をコーン,チーズなどの所定の形状に巻き取る機械。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

7

L 0304 : 2000

番号

用語

テークアップワ

インダ

紡出糸条を所定の形状に巻き取る装置。

スピンドルドラ

イブ形テークア

ップワインダ

ボビンを装着したスピンドルを直接駆動する形式のテークア

ップワインダ。

オートドッファ

フリクションローラを駆動し,これに接触するボビンを回転さ

せる形式のテークアップワインダ。サーフェイスドライブ形テ

ークアップワインダともいう。

2本のボビンホルダをもち,満管ボビンから空ボビンに糸条を

自動的に切り替える装置の付いたテークアップワインダ。

レボワインダともいう。

217参照。

フリクションド

ライブ形テーク

アップワインダ

自動ワインダ

定義

参考

対応英語

オイリング装置

218参照。

オイリングローラ オイルトラフの中で回転し,糸条に油剤を付着させるローラ。 oiling roller

オイルトラフ

油剤をオイリングローラに供給する容器。

オイリングノズル 油剤を連続的に定量吐出して,紡出した糸条に接触付着させる

油剤供給ノズル。

けん縮機

214参照。

ねん糸機

糸条によりをかける装置。

仮より機

延伸糸条を仮より加工して巻き取る機械。

インターレース

ノズル

圧縮空気を吹き出し,糸条により合せに相当する抱合効果を付

与するためのノズル。

交絡加工ノズル

サッカ

クリール

流体の乱流を利用して,糸条に交絡を与え,安定したかさ高性

を付与するためのノズル。

219参照。

222参照。

サクションガン

ヤーンガイド

221参照。

223参照。

4.5

溶融式紡糸用機械

番号

用語

定義

参考

対応英語

チップ貯蔵

チップを貯蔵するタンク。

チップ輸送装置

チップ乾燥機

チップを乾燥機,紡糸機などへ輸送する装置。

チップ中に含まれた水分を除去する機械。

ペレット乾燥機ともいう。

チップダストセ

パレータ

チップ中に混在する粉状又は膜状のチップくずをふるい分け

て分離する装置。

紡糸ホッパ

チップなどを一時的に受け入れて,その下方の紡糸機に供給す

る装置。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

8

L 0304 : 2000

番号

用語

定義

参考

対応英語

混合機

性質を均一にするために性質の異なったポリマを混合する機

械。

複合紡糸機

2種類以上の溶融ポリマを同一の紡糸口金から同時に紡出する

紡糸機。

連続重合直接紡

糸機

重合工程で得られるポリマをチップ化することなく直接紡出

し,冷却固化させる一連の紡糸機の総称。

溶融式紡糸機

ポリマを加熱,溶融して紡出し,冷却固化させる紡糸機。

溶融格子形紡糸機 格子上でポリマを加熱,溶融する紡糸機。

加圧溶融形紡糸機 スクリュウなどを用いて加熱板上でポリマを加圧,溶融する紡糸機。 pressure melter type

押出機形紡糸機

スクリュウとバレルの間でポリマを溶融する紡糸機。

押出機

スクリュウ及びバレルで,ポリマを加熱,溶融,加圧して押し

出す機械。

ろ過機

溶融ポリマのきょう雑物を除去する装置。

溶融ポリマの流れを止めることなく連続的にろ過する装置。

連続ポリマフィ

ルタ

ブースタポンプ

溶融ポリマを昇圧して紡糸工程に送るポンプ。

ポリマクーラ

溶融ポリマの過熱防止用の冷却機器。

ポリマパイプ

溶融ポリマを輸送するパイプ。

紡糸ヘッド

スピニングブロック,紡糸ポンプ,口金パックなどからなる溶

融紡糸機の主要構成部分。

スピニングブロ

ック

分配管,紡糸ポンプ,口金パックなどの保温のために,温度調

整を行う容器。

スピニングビームともいう。

紡糸ポンプ

溶融ポリマを一定量ずつ紡糸口金に送り込むためのポンプ。

溶融ガラス,口金パックなどの保温調整を行う装置。

ブッシングアッ

センブリ

口金パック

414参照。

紡糸口金

紡糸筒

溶融ポリマを吐出し,糸条とするための細孔をあけた金属,ガ

ラス,セラミック製などの板状のもの。

紡出直後の糸条を冷却させて繊維を形成させる装置。

加熱筒

糸道ダクト

紡出後の糸条の冷却を緩和し,適度の温度に保つための加熱筒。

ドローオフ装置

外部気流による糸条の揺れを防止するために,紡糸筒に接続し

て設けられている筒状の装置。

紡出された糸条を引き取り集束する装置で,ドローオフパネ

ル,キャプスタンローラ,キャンフィーダを含めた装置の総称。

主としてステープル製造に使用する。

ドローオフパネル 紡出された糸条を引き取る際に必要なオイリング装置,ガイ draw-off panel

ド,ゴデットローラなどを装着したパネル。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

9

L 0304 : 2000

番号

用語

ゴデットローラ

定義

205参照。

参考

対応英語

キャプスタンロ ドローオフ装置において,糸条を引き取りキャンフィーダに供

ーラ

給するローラ。

キャンフィーダ

トウを振り落とし,容器に収納する装置。

テークアップ装置 420参照。

テークアップパ

421参照。

ネル

ヤーンガイド

223参照。

オイリングノズル 432参照。

アスピレータ

ヤーンカッタ

断糸検出器

テークアップワ

インダ

紡出糸条又は延伸糸条を所定の形状に巻き取る機械。

スピンドルドラ

イブ形テークア

ップワインダ

425参照。

フリクションド

ライブ形テーク

アップワインダ

426参照。

自動ワインダ

427参照。

カムトラバース

羽根トラバース

カム機構によって走行糸を左右にトラバースする装置。

ロービングワイ

ンダ

スピンドロー機

ガラス繊維のストランドを引きそろえ,ロービングにして巻き

取る機械。

紡出された未延伸状態の糸条を連続的に延伸して巻き取る機

械。

スピンドローテ

クスチャリング

紡出された未延伸状態の糸条を連続的に延伸し,かつ,伸縮性

及びかさ高性を付与するための加工を行い巻き取る機械。

延伸ねん糸機

ドローワインダ

延伸機

糸条を延伸するとともに,加ねんして巻き取るフィラメント用

延伸機。

糸条を加ねんすることなく巻き取るフィラメント用延伸機。

クリール

糸条又はトウを引き伸ばす機械の総称。熱間で引き伸ばすもの

を熱延伸機という。

222参照。

延伸フレーム

供給ローラ

加熱供給ローラ

延伸ピン

208参照。

糸条又はトウを延伸部,加ねん部などに供給するローラ。

糸を予備加熱して延伸部に供給するローラ。

糸条又はトウを延伸するとき,延伸点を固定するピン。

インターレース

ノズル

220参照。

走行糸を切断するカッタ。

走行糸の断糸を検出して断糸処理装置などへ信号を発する装置。

436参照。

複数枚の羽根の回転を利用して,走行糸を左右にトラバースす

る装置。

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

10

L 0304 : 2000

番号

用語

定義

参考

対応英語

熱板

延伸槽

延伸又は調質のために,表面に糸条を接触走行させる板状の加熱体。 hot plate

209参照。

延伸ローラ

供給ローラよりも速い周速で糸条又はトウを引き伸ばすロー

ラ。

加熱延伸ローラ

ローラ上に適当なピッチで数回巻かれて走行する糸を延伸す

る加熱ローラ。

ローラに数回巻かれて走行する糸に適当なピッチを与えるロ

ーラ。

ステープル延伸工程でトウを熱セットする装置。

熱ドラムともいう。

セパレートロー

セットローラ

トウ幅調整装置

210参照。

ダンサローラ

けん縮機

215参照。

214参照。

ヒートセッタ

乾燥機

オイリング装置

オイリングバス

211参照。

213参照。

218参照。

糸条又はトウをその中に浸せきして油剤を付着させる装置。

油剤噴射装置

糸条又はトウに油剤を噴射して付着させる装置。

オイリングローラ オイルトラフの中で回転し,糸条に油剤を付着させるローラ。 oiling roller

オイルトラフ

431参照。

サクションガン

交絡加工ノズル

オートドッファ

221参照。

437参照。

217参照。

4.6

加工機械

番号

用語

定義

スピンドローテ

クスチャリング

549参照。

延伸仮より機

糸条に延伸処理と仮より加工とを行い,巻き取る機械。

仮より機

435参照。

クリール装置

フィードローラ

加工すべき糸条を供給するための装置。

延伸板より工程において,糸条を所定の太さにするための2個

以上のローラ群で構成される装置。

ピンスピンドル

ピンを設けた中空スピンドルで,糸条をピンに巻き付け,回転

させることによって仮よりを付与する部品。

ツイストチューブともいう。

参考

対応英語

page

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

11

L 0304 : 2000

番号

用語

定義

参考

対応英語

マグネットスピ

ンドルユニット

磁力で保持されたピンスピンドルを回転させて,糸条に仮より

を付与する装置。

フリクション仮

よりユニット

回転円板,ニップベルトなどの摩擦力によって,糸条に仮より

を付与する装置。

フリクションデ

ィスク

ニップベルト

糸条をその外周に圧接し,摩擦力によって仮よりを付与する回

転円板。

ベルトで糸条を保持しつつ,ベルトの回転によって,糸条に仮

よりを付与する部品。

436参照。

インターレース

ノズル

交絡加工ノズル

流体の乱流を利用して糸条に交絡を与え,安定したかさ高性を

付与するためのノズル。

ヒータ

オイルトラフ

延伸仮より工程における,糸条に形成されたけん縮加工の状態

を熱によって固定する装置。

431参照。

オイリングロー

オートドッファ

430参照。

加工され巻き取られた加工糸のパッケージを自動的に取り出

す装置。

テンションモニタ 加工中の糸条のテンションを検出し,加工糸の品質を管理する装置。 tension monitor

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。

12

L 0304 : 2000

JIS L 0304(化学繊維機械用語)改正原案作成委員会 構成表

氏名

(委員長)

(委員)

(事務局)

風 間 健

藤 田 昌 宏

八 田 勲

橋 本 進

北 川 幾 雄

(河原林 晋)

宮 内 圭 二

原 田 順 市

森 木 克 一

釈 永 幸 松

大 東 照 夫

西 川 幹 雄

佐 藤 精 三

庄 田 真 一

山 崎 義 一

川 野 勝 宏

大 角 雅 夫

片 岡 岐 及

宝 金 昭 造

君 塚 正 二

所属

武庫川女子大学

通商産業省機械情報産業局

工業技術院標準部

財団法人日本規格協会

村田機械株式会社

村田機械株式会社(前任)

帝人製機株式会社

川崎重工業株式会社

東レエンジニアリング株式会社

株式会社クラレ

東洋紡績株式会社

帝人株式会社

旭化成工業株式会社

三菱レイヨン株式会社

日本化学繊維協会

関西繊維機器工業会

東海繊維機械工業会

北陸繊維機械工業会

社団法人日本繊維機械協会

日本繊維機械標準化協議会