2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
L 5129-1996
金属トラベラ−短繊維及び長繊維用
−精紡及びねん糸用
Metal travellers for short staple and long staple spinning and twisting
1. 適用範囲 この規格は,JIS L 5103,JIS L 5104,JIS L 5105及びJIS L 5107に規定するリング又はこ
れらと同等のリングに使用する金属トラベラ(以下,トラベラという。)について規定する。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS G 3506 硬鋼線材
JIS L 5103 焼結ダブラリング
JIS L 5104 焼結コニカルリング
JIS L 5105 シングルフランジリング
JIS L 5107 ダブラリング
ISO 96-1 : 1992 Textile machinery and accessories−Rings and travellers for ring spinning and ring doubling
frames
Part 1 : T-rings and their appropriate travellers
ISO 96-2 : 1992 Textile machinery and accessories−Rings and travellers for ring spinning and ring doubling
frames
Part 2 : HZCH-, HZ-and J-rings and their appropriate travellers
2. 種類 トラベラの種類は,表1のとおりとする。
表1 トラベラの種類
種類
短繊維用 G形(C形)
O形(EL形)
OS形(EL形)
Z形
ZS形
長繊維用 コニカルリング用
(J形)
用途
JIS L 5105に規定するリング又はこ
れと同等のリングに使用する。
JIS L 5104に規定するリング又はこ
れと同等のリングに使用する。
バーチカルリング用A JIS L 5103及びJIS L 5107に規定する
(HZ形)
リング又はこれらと同等のリングに
使用する。
バーチカルリング用B
(HZCH形)
備考 括弧内は,ISO 96-1又はISO 96-2に基づく種類の記号で,これを
用いてもよい。
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L 5129-1996
3. 機械的特性 トラベラは,適合するリングにはめたとき,折れることがなく,簡単に外れることがな
く,かつ,摩耗しにくいものでなければならない。
4. 呼び番号及び質量 呼び番号は,呼び方式1と呼び方式2とに区分する。
呼び方式1の呼び番号は,100粒当たりの質量によって表2〜12のとおりとし,呼び方式2の呼び番号
はISO 96-1又はISO 96-2による。
また,100粒当たりの質量の許容差は,±3%とする。
参考 呼び方式2 ISO 96-1又はISO 96-2は,呼び番号を1 000粒当たりの質量(g)で表しており,呼
び番号はISO 3に基づくとして,次のとおり規定している。
また,1 000粒当たりの質量の許容差は,±3%としている。
(1) C形及びEL形
4 4.5 5 5.6 6.3 7.1 8 9 10 11.2 12.5 14 16 18 20 22.4 25 31.5 35.5
40 45 50 56 63 71 80 90 100 112 125 140 160 180 200 224 250 280
315 355 400 450 500 630 710 800 900
(2) HZ形,HZCH形及びJ形
9 10 11.2 12.5 14 16 18 20 22.4 25 28 31.5 35.5 40 45 50 56 63 71
80 90 100 112 125 140 160 180 200 224 250 280 315 355 400 450 500
560 630 710 800 1 000 1 120 1 250 1 400 1 600 1 800 2 000 2 240 2 500 2
800 3 150 3 550 4 000 4 500 5 000 5 600 6 300 7 100 8 000 9 000 10 000 11
200 12 500 14 000 16 000 18 000 20 000
表2 呼び方式1:短繊維用−G形
単位 g
呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た
りの質量
りの質量
りの質量
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L 5129-1996
表3 呼び方式1:短繊維用−O形
単位 g
呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た
りの質量
りの質量
りの質量
表4 呼び方式1:短繊維用−OS形
単位 g
呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た
りの質量
りの質量
りの質量
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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L 5129-1996
表5 呼び方式1:短繊維用−Z形
単位 g
呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た
りの質量
りの質量
りの質量
表6 呼び方式1:短繊維用−ZS形
単位 g
呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た
りの質量
りの質量
りの質量
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L 5129-1996
表7 呼び方式1:長繊維用−コニカルリング用−リング高さ
6.2mm,8.0mm,11.1mm及び14.0mm
単位 g
呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た
りの質量
りの質量
りの質量
表8 呼び方式1:長繊維用−コニカルリング用
−リング高さ17.0mm及び17.4mm
単位 g
呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た
りの質量
りの質量
りの質量
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L 5129-1996
表9 呼び方式1:長繊維用−バーチカルリング用A−リング高さ
6.3mm,7.54mm,9.5mm,10.3mm及び11.1mm
単位 g
呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た
りの質量
りの質量
りの質量
表10 呼び方式1:長繊維用−バーチカルリング用A
−リング高さ16.8mm及び25.4mm
単位 g
呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た
りの質量
りの質量
りの質量
表11 呼び方式1:長繊維用−バーチカルリング用B
−リング高さ9.5mm及び10.3mm
単位 g
呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た
りの質量
りの質量
りの質量
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L 5129-1996
表12 呼び方式1:長繊維用−バーチカルリング用B
−リング高さ16.8mm及び25.4mm
単位 g
呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た 呼び番号 100粒当た
りの質量
りの質量
りの質量
5. 形式,寸法(又は適用リング幅若しくは高さ)及び線断面
5.1
呼び方式1 呼び方式1の形状,寸法(又は適用リング高さ)及び線断面は,図1〜8のとおりとす
る。
図1 短繊維用−G形
単位 mm
呼び番号
線断面
平線 (f)
丸線 (r)
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L 5129-1996
図2 短繊維用−O形
単位 mm
呼び番号
線断面
平線 (f)
丸線 (r)
図3 短繊維用−OS形
単位 mm
呼び番号
線断面
平線 (f)
平線 (f)
半丸線
丸線 (r)
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L 5129-1996
図4 短繊維用−Z形
単位 mm
呼び番号
線断面
半丸線
図5 短繊維用−ZS形
単位 mm
呼び番号
線断面
半丸線
図6 長繊維用−コニカルリング用
単位 mm
線断面
適用リング高さ (H)
丸線 (r)
平線 (f)
半丸線 (dr)
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L 5129-1996
図7 長繊維用−バーチカルリング用A
単位 mm
線断面
適用リング高さ (H)
丸線 (r)
平線 (f)
半丸線 (dr)
図8 長繊維用−バーチカルリング用B
単位 mm
線断面
適用リング高さ (H)
丸線 (r)
平線 (f)
5.2
呼び方式2 呼び方式2の形状は,図1〜8のとおりとし,適用リングの幅又は高さ,及び線断面は,
ISO 96-1又はISO 96-2による。
参考 ISO 96-1又はISO 96-2では,適用リングの幅又は高さ,及び線断面を次のとおり規定している。
(1) C形及びEL形
(a) 適用リングの幅 2.6mm,3.2mm及び4.0mm
(b) 線断面 平線,丸線及び半丸線
(2) HZ形
(a) 適用リングの高さ 6.3mm,8mm,9.5mm,10.3mm,11.1mm,16.7mm,25.4mm及び38.1mm
(b) 線断面 平線,丸線及び半丸線
(3) HZCH形
(a) 適用リングの高さ 6.3mm,8mm及び9.5mm
(b) 線断面 平線,丸線及び半丸線
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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L 5129-1996
(4) J形
(a) 適用リングの高さ 9.1mm,11.1mm及び17.4mm
(b) 線断面 丸線及び半丸線
6. 外観 外観は,表面が滑らかで使用上有害な,きず,割れ,さび,まくれ,その他の欠点がなく,仕
上げは良好でなければならない。
7. 材料 材料は,原則としてJIS G 3506に規定する硬鋼線材のSWRH82Aとする。
8. 製品の呼び方 製品の呼び方は,種類,リング高さ,線断面及び呼び番号による。
例1. OS形/f 1/0
例2. ZS形/dr 5/0
例3. コニカルリング用 14.0 dr 31
例4. バーチカルリング用A形 9.5 r 18
改正原案作成委員会 構成表
(委員長)
(関係者)
(事務局)
氏名
○ 風 間
健
所属
武庫川女子大学
藤 野 達 雄
通商産業省機械情報産業局
岡 林 哲 夫
工業技術院標準部
○ 河 野
宏
カネボウウール株式会社
○ 臼 井 則 雄
日本毛織株式会社
○ 井 澤 哲 夫
御幸毛織株式会社
○ 川 島 鉄二郎
日清紡績株式会社
○ 西 松 光 好
東洋紡績株式会社
○ 東
昇
株式会社石川製作所
○ 片 岡 武 美
鈴喜産業株式会社
○ 井 上 康 夫
金井重要工業株式会社
○ 堀 川
清
大阪機工株式会社
○ 奥 野
宏
豊和工業株式会社
○ 丑 野 正 志
株式会社豊田自動織機製作所
○ 久 保 雄 司
関西繊維機器工業会
○ 宝 金 昭 造
社団法人日本繊維機械協会
君 塚 正 二
日本繊維機械標準化協議会
備考 ○は,分科会委員を兼ねる。