解説表
1
鉄鉱石−蛍光
線分析方法
対比項目
の規定内容
規定項目
適用範囲
測定原理
JIS
と対応する国際規格との対比表
鉄鉱石−けい素,カルシウム,マンガン,アルミニウム,チタン,マグネシウム,り
ん,硫黄及びカリウム−波長分散型蛍光
線分析方法
国 際 規 格 番
国際規格の規定内容
と国際規格との相違点
と国際規格との整合
号
が困難な理由及び今後の
対策
○ 鉄鉱石(鉱物相に無関係)に適用 = 同等
○ 定量範囲
の
元素に対して
の定量に際して妨害にな
は
元素(Fe は参考値)
。 る
が定量できない。
○ 蛍光
線分析
測定試料調製:ガラスビード
検量線:鉄鉱石標準試料
共存元素補正:dj 補正法
○ 蛍光
線分析
測定試料調製:ガラスビード
検量線:純試薬
線測定,ガラスビード法は 国内の鉄鉱石分析において
α係数法蛍光
線装置は全
同等。
く普及していない。したがっ
≠ 検量線作成法,共存元素の補 て現時点で
を
とし
正方法は根本的に異なる。 ても使用されることはなく
時期尚早。国内でのα係数法
の普及又は
で
法の採
用時点で再検討。
共存元素補正:α係数法
○ 赤鉄鉱,磁鉄鉱,褐鉄鉱,焼
結鉱,砂鉄及びペレットに適
用
○ 定量範囲
国 際 規 格 番
国際規格の規定内容
号
規定項目
○ 融解剤
ほう酸ナトリウム
ほう酸リチウム
○ はく離促進剤
臭化ナトリウム
よう化ナトリウムなど
○ 検量線用鉄鉱石
標準物質
装置
○ 蛍光
線分析装置
波長分散型
○ るつぼ及び鋳型
融解鋳込み兼用型
融解鋳込み分離型
○ ガラスビード作製装置
ガ ラ ス ビ ー ○ 混合割合
ドの作製
試料
1:融解剤 7〜10
の割合
(はく離剤使用可)
ビード作製精度規定
試料
個,各
回測定(Fe,
Ca)して相対精度 0.5%未
満
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
は
種,ISO は
種から ガラスビード作成用の試薬
○ 融解剤
選択の違いはあるが同等。 は同等である。JIS では純試
ほう酸ナトリウム+メタほう
薬による検量線作成ではな
酸リチウム
いので,
の純試薬
種は
ほう酸ナトリウム
不要。
ほう酸リチウム
= 選択の違いはあるが同等。
○ はく離促進剤
臭化ナトリウム
よう化アンモニウム
≠ 検量線作成法の違いにより
○ 校正用標準酸化物
異なる。ISO は検量線用純試
薬
種規定。
≠ 装置ハードは同等だが
鉄鉱石分析関係ではα係数
○ 蛍光
線分析装置
には装置性能基準規定があ 補正ソフト付き蛍光
線分
波長分散型
る。また共存元素補正のα係 析装置が普及していない。し
精度試験規定:附属書
たがって
法の実施は困
数法ソフト必要。
デッドタイムと最大計数率の
難。
決定規定:附属書
α係数法のソフト使用
= 同等
○ るつぼ及び鋳型
融解鋳込み兼用型
融解鋳込み分散型
○ ガラスビードは手動作製(ガラス ≠
は作製装置だけに対して
は手動,作製装置の両方
ビード作製装置の使用も可)
可。
○ 混合割合
≠ 試料と融解剤の割合は同等
は
定量は精度が悪い
試 料
: 融 解 剤
だが,ISO では
の完全 ため分析対象としていない。
の割合(はく離剤使
な酸化のため
が添加
は参考値ではあるが
定量の目的のため酸化剤を
用可)
される。
○ ビード作製精度規定:
≠ 両者に規定があるが内容は 添加している。
附属書
試料
少し異なる。
試料
個,各
回測定(Fe)
して,精度
0.1%未満
試薬
と国際規格との相違点
対比項目
の規定内容
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
解説表
1
解説表
1
対比項目
の規定内容
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
国 際 規 格 番
国際規格の規定内容
号
と国際規格との相違点
規定項目
測定
○ 分析に用いる推奨スペクト
ル線の記載
定量
○ 鉄鉱石標準物質を基準にし
た検量線法で定量
定量
○ 鉄鉱石標準物質を基準にし
た検量線法で定量
○ 試薬酸化物を基準にしたα係数補 ≠ 定量の方式が異なる。
正法で定量
精度許容差
○ 許容差の回帰式
対標準物質許容差
○ 精度・許容差の回帰式
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
○ 分析に用いる推奨スペクトル線, ≠
の方が測定条件の記述
分光結晶,電圧の記載,計数時間
が詳細。
の決定,及びモニターを用いるド
リフト補正
○ 試薬酸化物を基準にしたα係数補 ≠ 定量の方式が異なる。
係数補正法による定量は
正法で定量
プログラムを用いて行われ
るがその基本となる式及び
アルゴリズムが開示されて
いない。
プログラム自体も日本では
まだ実績がない。
備考1.
対比項目(Ⅰ)及び(Ⅲ)の小欄で, ○ は該当する項目を規定している場合を示す。
2.
対比項目(Ⅳ)の小欄の記号の意味は,次による。
= :JIS と国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
≠ :JIS は,国際規格と技術的内容は同等でない。ただし,
ADP
に該当する場合を除く。
α係数補正法は日本では普
及していない。
純試薬検量線−dj 法での共
同実験は実施していないの
で,
の純試薬検量線法だ
けを
に採用することは
できない。
は精度・許容差の回帰式
として不備。
が未完成。
α係数法と純試薬検量線の
一体で精度が求められてい
る。したがって精度だけを
に採用できない。