Z 3282:2017

ページ

序文 ··································································································································· 1

1 適用範囲························································································································· 1

2 引用規格························································································································· 1

3 用語及び定義 ··················································································································· 1

4 合金系,種類及び記号 ······································································································· 2

4.1 合金系及び種類 ············································································································· 2

4.2 記号 ···························································································································· 2

5 外観······························································································································· 6

6 化学成分························································································································· 6

7 形状及び寸法 ··················································································································· 6

8 分析試験························································································································· 6

9 検査······························································································································· 6

10 製品の呼び方 ················································································································· 7

11 表示 ····························································································································· 7

11.1 表示事項 ····················································································································· 7

11.2 表示箇所 ····················································································································· 8

11.3 注意事項の表示 ············································································································ 8

附属書A(参考)特許合金種類と特許権者一覧表 ······································································· 9

附属書B(参考)はんだ化学成分分析表··················································································· 10

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 11

(1)

Z 3282:2017

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本

溶接協会(JWES)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改

正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格であ

る。

これによって,JIS Z 3282:2006は改正され,この規格に置き換えられた。

なお,平成30年3月20日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ

ーク表示認証において,JIS Z 3282:2006によることができる。

この規格に従うことは,附属書Aに示す特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。

附属書Aに示す特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等

の実施の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利

者に対しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。

この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ

る。

この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標

準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。

なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。

(2)

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日本工業規格

JIS

Z 3282:2017

はんだ−化学成分及び形状

Soft solders-Chemical compositions and forms

序文

この規格は,2014年に第3版として発行されたISO 9453及び2010年に第2.1版として発行されたIEC

61190-1-3を基とし,鉛を含むはんだ及び鉛を含まないはんだに関した国内の技術動向を取り入れるため,

技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1

適用範囲

この規格は,一般工業用及び電気・電子工業用の鉛を含むはんだ(以下,鉛含有はんだという。)及び鉛

を含まないはんだ(以下,鉛フリーはんだという。)について規定する。

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 9453:2014,Soft solder alloys−Chemical compositions and forms

IEC 61190-1-3:2010,Attachment materials for electronic assembly−Part 1-3: Requirements for

electronic grade solder alloys and fluxed and non-fluxed solid solders for electronic soldering

applications(全体評価:MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則

JIS Z 3001-1 溶接用語−第1部:一般

JIS Z 3001-3 溶接用語−第3部:ろう接

JIS Z 3198-1 鉛フリーはんだ試験方法−第1部:溶融温度範囲測定方法

JIS Z 3284-1 ソルダペースト−第1部:種類及び品質分類

JIS Z 3910 はんだ分析方法

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 3001-1及びJIS Z 3001-3によるほか,次による。

3.1

鉛含有はんだ(lead-containing solder)

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2

Z 3282:2017

液相線温度が450 ℃未満の溶加材で,鉛を含むはんだ。

3.2

鉛フリーはんだ(lead-free solder)

液相線温度が450 ℃未満の溶加材で,鉛を含まないすず系はんだの総称。この規格では,すず,銀,ア

ンチモン,ビスマス,銅,インジウム,亜鉛,ニッケル,ゲルマニウム,りん及びガリウムからなる鉛分

0.10 %(質量分率)以下のはんだをいう。

4

合金系,種類及び記号

4.1

合金系及び種類

合金系及び種類は,次による。

a) 鉛含有はんだは,3合金系の19種類とし,その種類,記号及び化学成分は,表1による。

b) 鉛フリーはんだは,19合金系の30種類とし,その種類,記号及び化学成分は,表2による。

4.2

記号

記号の付け方は,次による。

a) 鉛含有はんだ 記号1又は記号2による。

例1 記号1の場合 Sn60 Pb40

鉛40 %

すず60 %

例2 記号2の場合 H 60A

すず60 %

はんだ

注記1 記号1は,ISO 9453による記号の付け方による。

注記2 記号2は,すず%の後に電子機器用にE,一般用にAを付して用途区分を表示する。

b) 鉛フリーはんだ 記号1又は記号2による。

例1 記号1の場合 Sn95.8 Ag3.5 Cu0.7

銅0.7 %

銀3.5 %

すず95.8 %

例2 記号2の場合 A 35 C 7

0.7 %

3.5 %

注記1 記号2の場合,すずは残部として表示せず,すず以外の構成元素の表示 %の対応値を次に

示し,その元素の略記号の後に付して表示する。

銀:A

ビスマス:B

銅:C

インジウム:N

アンチモン:S

ニッケル:Ni ゲルマニウム:Ge りん:P ガリウム:Ga

亜鉛:Z

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3

Z 3282:2017

注記2 記号2の場合,元素の略記号に付する構成元素%の対応値の表示は,次の例に示すように

表示する。

−構成元素 %:0.0X %→対応値なし 0.05 %の表示はなし

−構成元素 %:0.X %→対応値 X 0.5 %の表示は 5

−構成元素 %:0.X Y%→対応値 Yを四捨五入したZ 0.55 %の表示は 6

−構成元素 %:X.X %→対応値 XX 5.5 %の表示は 55

−構成元素 %:XX.X %→対応値 XXX 50.5 %の表示は 505

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4

Z 3282:2017

化学成分 %(質量分率)

参考

固相

合金系

記号1

Sn-Pb系

Sn-Pb-Bi系

比重

線温

線温

合金

番号

注a)

Sn-Pb-Ag系

記号2

液相

対応国際規格にない種類。

注記1

範囲指定のない化学成分値は,上限値を示す。

注記2

ISO合金番号が付してある種類の固相線温度・液相線温度は,ISO 9453:2014の表記値による。

種類

表1−鉛含有はんだの種類及び化学成分

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5

Z 3282:2017

表2−鉛フリーはんだの種類及び化学成分

種類

合金系

化学成分 %(質量分率)

記号1

記号2

参考

固相線 温度

液相線

℃ 比重 ISO合金

温度 ℃

番号

残部

残部

注a) 対応国際規格にない種類。

注記1 範囲指定のない化学成分値は,上限値を示す。

注記2 固相線温度・液相線温度は,ISO 9453:2014の表記値及びJIS Z 3198-1によるラウンドロビンテスト試験結果による。

注記3 合金系の溶融温度区分は,高温系,中高温系,中温系,中低温系及び低温系である。高温系は,固相線温度217 ℃以上かつ液相線温度225 ℃以上,中高温系は,固相線温度217 ℃以上かつ液相線温度225 ℃未満,中温系は,固相線温度150 ℃以上217 ℃

未満かつ液相線温度200 ℃以上,中低温系は,固相線温度150 ℃以上かつ液相線温度200 ℃未満,及び低温系は,固相線温度150 ℃未満である。

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6

Z 3282:2017

5

外観

鉛含有はんだ及び鉛フリーはんだは,使用上有害なきず及び割れがあってはならない。

6

化学成分

鉛含有はんだ及び鉛フリーはんだは,箇条8の試験を行い,その化学成分は,表1及び表2による。

7

形状及び寸法

鉛含有はんだ及び鉛フリーはんだの形状及び寸法は,次による。

a) 鉛含有はんだ及び鉛フリーはんだの形状は,線状,塊状,棒状,帯状,プリフォーム及び粉末状があ

り,線状はW,塊状はI,棒状はB,帯状はR,プリフォームはF,粉末状はPWで表す。

b) 線状の鉛含有はんだ及び鉛フリーはんだの標準寸法及び許容差は,表3による。ただし,一巻きの標

準質量は,受渡当事者間の協定による。

表3−線状はんだの標準寸法及び許容差

単位 mm

形状

外径

許容差

線状

c) 塊状の鉛含有はんだの標準質量は,約5 kgとし,鉛フリーはんだの標準質量は,約4.5 kgとする。ま

た,寸法は受渡当事者間の協定による。

d) 棒状の鉛含有はんだ及び鉛フリーはんだの標準寸法は,約7 mm(厚さ)×20 mm(幅)×400 mm(長

さ)とし,標準質量は,鉛含有はんだSn63Pb37の場合は約500 g,鉛フリーはんだSn96.5Ag3Cu0.5

の場合は約450 gとする。また,そのほかは,受渡当事者間の協定による。

e) 粉末状の鉛含有はんだ及び鉛フリーはんだの形状及び粉末サイズは,JIS Z 3284-1による。そのほか

は,受渡当事者間の協定による。

f)

帯状及び線状の鉛含有はんだ及び鉛フリーはんだは,受渡当事者間の協定によってコイル巻にするこ

とができる。また,帯状及びプリフォームの鉛含有はんだ及び鉛フリーはんだの寸法は,受渡当事者

間の協定による。

8

分析試験

分析試験は,JIS Z 3910又は受渡当事者間の協定による。

9

検査

検査は,次による。

a) 外観は,箇条5に適合しなければならない。

b) 化学成分は,箇条6に適合しなければならない。化学成分及び判定については,附属書B参照。ただ

し,受渡当事者間の協定によって,分析試験の一部を省略することができる。

c) 形状及び寸法は,箇条7に適合しなければならない。

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7

Z 3282:2017

d) そのほか,一般事項は,JIS H 0321による。

10 製品の呼び方

製品の呼び方は,はんだの種類を示す記号(記号1又は記号2),形状及び寸法(単位は mm)とし,棒

状は幅,帯状は厚さ及び幅,線状は線径,粉末状は粉末形状及び粉末サイズの記号による。

a) 鉛含有はんだ

例 塊状の場合 Pb50Sn50 - I

又は

種類 形状

例 棒状の場合 Sn63Pb37E - B 20

種類

H50A - I

種類 形状

又は

形状 幅

例 帯状の場合 Sn60Pb40 - R 1.0 - 50

種類 形状 幅

又は

種類 形状 厚さ 幅

例 線状の場合 Sn63Pb37 - W 2.0

種類 形状 径

H63E - B 20

H60A - R 1.0 - 50

種類

又は

形状 厚さ 幅

H63A - W 2.0

種類 形状 径

例 プリフォーム状の場合 Sn63Pb37 - F 又は H63A - F

種類 形状

種類 形状

例 粉末状の場合 Sn62Pb36Ag2 - PW 1

又は

種類 粉末形状 粉末サイズの記号

H62A - PW 1

種類 粉末形状 粉末サイズの記号

b) 鉛フリーはんだ

例 棒状の場合 Sn95.8Ag3.5Cu0.7 - B 20

種類

形状 幅

又は

A35C7 - B 20

種類 形状 幅

注記 棒状以外の呼び方は,鉛含有はんだの例と同様である。

11 表示

11.1 表示事項

鉛含有はんだ及び鉛フリーはんだには,次の事項を表示しなければならない。

a) 種類

b) 形状及び寸法

c) 正味質量

d) 製造業者名又はその略号

e) 製造年月又はその略号

f)

製造番号又はロット番号

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8

Z 3282:2017

11.2 表示箇所

鉛含有はんだ及び鉛フリーはんだの形状ごとの表示事項及び表示箇所は,表4による。ただし,保管条

件など次の事項以外の表示は,受渡当事者間の協定による。

表4−表示事項及び表示箇所

表示箇所

形状

本体

巻き枠

容器

外箱

塊状

棒状

帯状

線状

プリフォーム

粉末状

注記 表中のアルファベットは,11.1のa)〜f)による。

11.3 注意事項の表示

鉛含有はんだの包装には,鉛中毒に関する注意事項を表示しなければならない。

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9

Z 3282:2017

附属書A

(参考)

特許合金種類と特許権者一覧表

合金番号

種類

特許番号

特許権所有者

株式会社日本スぺリア社

富士電機株式会社

千住金属工業株式会社

株式会社豊田中央研究所,

大豊工業株式会社(共同特許)

千住金属工業株式会社

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10

Z 3282:2017

附属書B

(参考)

はんだ化学成分分析表

種類:

検査日:

記号:

検査者:

ロット番号:

製造日:

承認者:

判定: 合格・不合格(該当に○)

試験結果:

化学成分

規定値

%(質量分率)

分析方法

滴定法

原子吸光法

波長分散方式

蛍光X線法

ICP発光

分光法

スパーク放電

発光分光分析法

分析方法は,JIS Z 3910による(P,Gaは規定がないため一般的な分析方法による)。

注記1 規格値欄には,分析対象となる表1又は表2の化学成分を記載する。

注記2 分析値はJIS Z 3910の箇条6の分析値のまとめ方に従い,実施した分析方法欄に記載する。

なお,空欄は全て斜線を引くか,又は横線を入れておく。

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11

Z 3282:2017

附属書JA

(参考)

JISと対応国際規格との対比表

JIS Z 3282:2017 はんだ−化学成分及び形状

(I)JISの規定

箇条番号

及び題名

1 適用範囲

(II)国際

規格番号

内容

2 引用規格

3 用語及び 3.1鉛含有はんだ

定義

3.2鉛フリーはんだ

(III)国際規格の規定

(V)JISと国際規格との技術的差異

の理由及び今後の対策

ISO規格に記載の“警告”及びは

んだに含有されている元素を削

除した。

IEC規格に記載のはんだの形状に

ついて削除した。

適用範囲には不要なため削除した。

JISでは,鉛含有はんだの定義を

追加した。

バッチを削除した。

鉛含有はんだと,鉛フリーはんだと

の区別を明確にした。

JIS Z 3001-3に規定されている用語

及び市場で使用されている用語の

ため定義の必要がないと判断して

削除した。

鉛フリーはんだ以外の17用語を

削除した。

同上

箇条ごと

の評価

削除

削除

箇条番号

内容

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご

との評価及びその内容

はんだ及びバッチを

定義。

追加

削除

はんだ,鉛フリーはん

だなど18用語を定

義。

削除

技術的差異の内容

page

12

Z 3282:2017

内容

(III)国際規格の規定

箇条番号

4.1合金系及び種類 ISO 9453

内容

鉛含有はんだ:9合金

系31種類

鉛フリーはんだ:17

合金系29種類

鉛含有はんだ:48種

鉛フリーはんだ:23

種類

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご

との評価及びその内容

箇条ごと

の評価

削除

追加

(V)JISと国際規格との技術的差異

の理由及び今後の対策

技術的差異の内容

鉛含有はんだ

JISでは,Sn-Pb系6種類,Sn-Pb-Sb

系7種類,Sn-Pb-Bi系4種類,

Sn-Pb-Cd系1種類,Sn-Pb-Cu系3

種類,Pb-Ag系2種類,Sn-Pb-Ag

系6種類及びSn-Pb-In系3種類を

削除した。

鉛フリーはんだ

JISでは,Sn-Ag-Cu系1種類及び

Sn系1種類を削除した。

鉛含有はんだ

JISでは,Sn-Pb系1種類,Sn-Pb-Bi

系3種類及びSn-Pb-Ag系1種類

を追加した。

鉛フリーはんだ

JISでは,合金系に分類を追加す

るとともに,Sn-Bi-Ag-Cu-In系1

種類とSn-Bi-Ag-Cu系1種類を追

加した。

Sn-Pb-Cd合金は,カドミウムが有害

性であるため,JISでは削除した。

ISO及びIECに廃止を提案する。

Cdを含有しない種類についても国

内で使用されていない種類を削除

した。

国内で使用されていない種類を削

除した。

JIS独自の5種類は,我が国で古く

から使用されているはんだである

ため,追加した。

ISO規格に規定されていない2種類

の鉛フリーはんだは,次回ISO規格

改正時に追加を提案する。

ISO規格に規定されていない2種類

並びにISO規格に規定されている

種類及び

Sn-Ag-Cu-Ni-Ge系1種類の鉛フリ

ーはんだは,審議中のIEC規格改

正案に追加の提案をしている。

箇条番号

及び題名

4 合金系,

種類及び記

(II)国際

規格番号

(I)JISの規定

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13

Z 3282:2017

(I)JISの規定

箇条番号

及び題名

4 合金系,

種類及び記

号(続き)

(II)国際

規格番号

内容

(III)国際規格の規定

箇条番号

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご

との評価及びその内容

内容

箇条ごと

の評価

変更

合金表示としてISO

3677に基づいた記号

を規定。

鉛含有はんだ:電子機

器用3種類にEを付し

ている。

鉛フリーはんだ:規定

なし。

合金名称及び略称と

して規定。

追加

追加

5 外観

追加

6 化学成分

化学成分を規定。

ISO規格及びIEC規 変更

格共に塊状,棒状,帯

状,板状,線状,プリ

フォーム,ペレット,

ボールはんだ,並びに

削除

粉末状及び粉末を含

むペースト又はクリ

ーム形状を規定。

追加

4.2 記号

7 形状及び

寸法

追加

技術的差異の内容

表1及び表2の見出しで,ISO規

格の合金表示及びIEC規格の合

金名称を,JISでは,記号1に変

更し,IEC規格の略称を,JISで

は,記号2に変更した。

JISは,はんだの記号の簡略化の観

点から,構成元素の元素略記号によ

る表示方式を採用した。この方式

は,IEC規格でも略称として規定し

ている。ISO規格にもこれを採り入

れることを,今後,提案する。

JIS独自の5種類及びISO規格だ

けに規定されている9種類の鉛フ

リーはんだに記号2での表示を追

加した。

JISでは,記号の付け方を追加し

た。

JISでは,製品のきず及び割れの

ないことを追加した。

JISでは,独自の5種類の化学成

分を追加した。

同上

JISでは,IEC規格で規定してい

る形状の記号を,粉末状に変更し

た。

形状の記号表示は,JISの長年の実

績となっている。

形状の記号表示を,次回ISO規格の

改正時に提案する。

JISでは,IEC規格で規定してい

る形状のうち,フラックス,ペー

スト及び特殊について削除した。

JISでは,形状として塊状及びプ

リフォームを追加し,形状ごとに

標準寸法,サイズ及び標準質量な

どを追加した。

適用範囲には不要なため削除した。

国内での商取引に必要なため,追加

した。

国内で一般的に要求される事項を

追加した。

国内の使用実績に基づいて追加し

た。

国内の商取引上必要なため追加し

た。

(V)JISと国際規格との技術的差異

の理由及び今後の対策

page

14

Z 3282:2017

内容

9 検査

10 製品の

呼び方

11 表示

11.1 表示事項

附属書A

(参考)

特許取得済みの合

金及び特許権所有

者のリスト

(III)国際規格の規定

箇条番号

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご

との評価及びその内容

内容

ISO規格では,受渡当

事者間の協定による

方法と規定。

IEC規格では,湿式化

学分析による方法と

規定。

IEC規格では,品質保

証体系,検査機器の精

度及び校正,サンプリ

ング方法及びサンプ

ルの準備方法などに

ついて規定。

箇条ごと

の評価

選択

技術的差異の内容

JISでは,JIS Z 3910による分析

を追加した。

ISO規格及びIEC規格に分析方法

を決めるべきであると提案する。

追加

JISでは,寸法の検査規定を追加

した。

国内の商取引上必要なため追加し

た。

変更

IEC規格では,サンプリング方法

を規定しているが,JISでは,JIS

H 0321によるに変更した。

JISでは,品質保証体系,検査機

器の精度及び校正について削除

した。

JISでは,寸法表示の規定及び“呼

び方例”を追加した。

JISでは,寸法表示を追加した。

国内の商取引上必要なため変更し

た。

削除

追加

追加

形状ごとに表示事項

を規定。

保存,包装及び表示に

ついて規定。

附属書A

(参考)

削除

61190-1-3との合金番

号,略称及び化学成分

の比較表

特許取得済みの合金

及び特許権所有者の

リスト

削除

附属書B

(参考)

(V)JISと国際規格との技術的差異

の理由及び今後の対策

削除

JISでは,不要なため削除した。

国内の商取引上必要なため追加し

た。

国内の商取引上必要な内容につい

て規定している。

ISO規格及びIEC規格では,保管

国内では,受渡当事者間の取決めで

条件を規定しているが,JISでは, あるため削除した。

削除した。

JISでは,比較表を削除した。

JISでは,比較表は不要と判断した。

JISでは,期限切れの特許情報を

削除した。

国内外で有効な特許だけを記載し

た。

箇条番号

及び題名

8 分析試験

(II)国際

規格番号

(I)JISの規定

page

15

Z 3282:2017

(I)JISの規定

箇条番号

及び題名

附属書B

(参考)

(II)国際

規格番号

内容

はんだ化学成分分

析表

(III)国際規格の規定

箇条番号

図1

内容

はんだ化学成分の検

査記録表

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご

との評価及びその内容

箇条ごと

の評価

追加

(V)JISと国際規格との技術的差異

の理由及び今後の対策

技術的差異の内容

JISでは,合金成分であるGe,P, JISでは,合金成分であるGe,P,

Ga及び分析方法欄を追加した。

Ga及び分析方法を規定しているた

め追加した。

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:(ISO 9453:2014,IEC 61190-1-3:2010,MOD)

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

− 削除 ················ 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。

− 選択 ················ 国際規格の規定内容とは異なる規定内容を追加し,それらのいずれかを選択するとしている。

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

− MOD ··············· 国際規格を修正している。