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人工知能と株価資本主義
本体2,600円+税
ISBN 9784750347776
判型・ページ数 4-6・352ページ
出版年月日 2018/12/12

人工知能と株価資本主義

AI投機は何をもたらすのか

際限なく拡大するIT社会に拍車をかけるAI技術の進歩。GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)をはじめとする巨大IT企業の影響力が増し、株式が巨額の富と巨大な力を揮う「株価資本主義」が到来している。フィンテック、ブロックチェーン、ロボット人材がもたらす未来を金融、貨幣、コンピュータの淵源をたどりながら論じ、AI賛美論がもたらす投機的ユーフォリア(多幸感)に警鐘を鳴らす
 まえがき

序章 株価資本主義の旗手――巨大IT企業の戦略
 1 フィンテックとリバタリアン
 2 諜報機関に育成されてきた有力IT企業

第1章 高株価を武器とするフィンテック企業
 1 創業者支配の強化
 2 創業者への反発

第2章 積み上がった金融資産――フィンテックを押し上げる巨大マグマ
 1 異次元を常態化させた日銀
 2 億万長者と貧困層の増加
 3 フィンテックと投資の短期化

第3章 金融の異次元緩和と出口リスク
 1 ブロックチェーン・ブーム
 2 マイナス金利政策の評価
 3 流動性の罠

第4章 新しい型のIT寡占と情報解析戦略
 1 目白押しの新技術
 2 巨大プラットフォーマーへの危惧
 3 進化した世論解読術

第5章 フィンテックとロボット化
 1 人手不足とロボット導入
 2 ロボット化を急ぐ金融機関
 3 ロボット化への恐怖

第6章 煽られるRPA熱
 1 RPAを生み出した環境
 2 RPA開発に見る科学の夢と怖さ
 3 バブルを呼び込むスタートアップ企業熱

第7章 簡素化される言葉――安易になる統治
 1 短くなる一方のメッセージ
 2 AI社会を透視していたジョージ・オーウェル
 3 沈黙のスパイラル
 4 IA開発の促進が必要

第8章 性急すぎるAI論議――アラン・チューリングの警告
 1 人間より賢くなったコンピュータ?
 2 デジタル・コンピュータの思考
 3 機械の誤りと論理の限界

第9章 なくなりつつある業界の垣根
 1 進む金融のデジタル化
 2 相次ぐ金融規制再緩和

第10章 エイジングマネー論の系譜
 1 ゲゼル貨幣論の意図的誤用
 2 老化貨幣論

第11章 フェイスブックの創業者たち――株価資本主義の申し子
 1 新興IT企業のガヴァナンス
 2 フェイスブック――称賛と非難の間で
 3 株式富豪者を呼び寄せる政策

終章 株価資本主義の克服――超高齢化時代のオルタナティブ・ファイナンス
 1 医療・介護に頼る超高齢社会の到来
 2 進まない介護ロボットの導入
 3 オルタナティブ・ファイナンス市場の活用
 4 おわりに――株価資本主義の克服

 あとがき

 注
 参考文献

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