小説「シャトウ ルージュ」が、「
本作は、エリート医師の原田克彦と彼の妻で大企業オーナーの娘・月子の物語。月子は克彦の性的な求愛を受け止めきれず、克彦は不満を募らせていた。一計を案じた克彦はある日、月子をフランスへ誘い出し、性的なレッスンを施すという謎の“城”に彼女を幽閉しようともくろむ。渡邉は原作に込められた思いを受け継ぎながら、月子の視点を加え物語を再構築。相内美生が脚本を手がけ、
渡邉は「原作では語られなかった、自他を理解し、愛を与える理想郷である城を加え、人間の美しい性愛を女性スタッフを中心に作り上げました。映画『月がみている』を通して罪悪感から解放され、性と生の豊かさを感じて頂けたら嬉しいです」とコメント。克彦役の毎熊は「男女の性を描きつつ、異文化や他者との関わりの中でお互いの心身を尊重し合う大切さを問うている気がします。現代に突き刺さる作品になっています」、月子役の小島は「正直、勇気がいりました。役として『私が月子をやっていいものか』と不安や葛藤もありましたが、それ以上に監督の想いに深い共感があり、気づいたら素敵な皆さまと手を取り合っておりました」とつづっている。
渡邉直子 コメント
原作の「シャトウ ルージュ」は渡辺淳一が、男性へ向けて「ちゃんと女性によりそわないと逃げてしまうと発破をかけたくて書いた」と話していました。
私は、性的なことを「いやらしい」「はしたない」と捉える閉鎖的な空気が、人を、特に女性を苦しめることがあるのではと考えていました。
性的なことは、正に我々の生の根源であり、自然で尊いことであると捉えることで、見える景色は変わっていくのではないでしょうか。
原作では語られなかった、自他を理解し、愛を与える理想郷である城を加え、人間の美しい性愛を女性スタッフを中心に作り上げました。
映画「月がみている」を通して罪悪感から解放され、性と生の豊かさを感じて頂けたら嬉しいです。
毎熊克哉 コメント
私が演じた克彦は外では信頼されている優秀な医師でありながら、内では妻との関係に満たされない気持ちを抱え歪ませている複雑なキャラクターで、撮影の日々を思い返すとチクりと痛む罪悪感や喪失感と柔らかい優しさが入り混じった不思議な感情になります。
本作は男女の性を描きつつ、異文化や他者との関わりの中でお互いの心身を尊重し合う大切さを問うている気がします。
現代に突き刺さる作品になっていますので、是非劇場でご覧ください。
小島梨里杏 コメント
正直、勇気がいりました。役として「私が月子をやっていいものか」と不安や葛藤もありましたが、それ以上に監督の想いに深い共感があり、気づいたら素敵な皆さまと手を取り合っておりました。特にフランスでの撮影は、もう二度と同じ形では出逢えないような日々の連続でした。
この作品と向き合う中で、本当の意味で自分を愛することも教えてもらい、今も静かな温もりが胸に残っています。
この豊かな愛に満ちた世界が、多くの方を優しく包み込めますように。私自身、公開が楽しみです。
リンク
関連記事

映画ナタリー @eiga_natalie
渡辺淳一「シャトウ ルージュ」を娘・渡邉直子が映画化、主演は毎熊克哉×小島梨里杏(コメントあり)
https://t.co/ugQZe6fGr4
#毎熊克哉 #小島梨里杏 https://t.co/S6pQpeRuNs