セフレドールコスメ 完結編(創作 フィクション #片想い文芸部)
隼人とは相変わらず呼び出されてコトをすませて牛丼を食べてすぐ帰るということをくり返していた
だけど、終わった後にいく松屋での隼人の態度が以前より優しくなった気がしていた
隼人は好きともいってくれないし、彼女にもしてくれないけれど自分の気持ちが隼人にあるかぎり会えるのは嬉しかった ただそれだけでよかった
最近の隼人は
このあとどうする?
と聞かなくなり、当然のように松屋に一緒にいってくれるようになった
徐々にだけど、隼人の心が私に近づいている気がしていた
リサ のことは気になっていたけれど最近は隼人と一緒にいても リサ からの着信はなくなっていた
もしかしたら、リサ とちゃんと別れたから私に優しくしてくれるようになったのかもしれない
人間って不思議なもので何も期待しなかったときはただ相手に会えるだけで満足していたのに、淡い期待を持った瞬間から欲張りになる
リサ とどうなったのか知りたい
隼人が私のことをどう思っているか知りたい
そんな思いが日に日に強くなっていたある日、チャンスはおとずれてしまった
いつものようにコトを終えた直後、隼人の会社携帯に緊急の仕事の連絡が入った
ベッドととなりの部屋にあるPCを見ながら隼人は電話をしていた
そのときに隼人はプライベート携帯をベッドに置いたままだったのだ
隼人が電話で話をしている声が聞こえるかぎり、こちらの部屋には戻ってこない
そんなことをしてはいけない そんなことをしたのを見られたら隼人に嫌われる
と思って何度もやめようと思ったけれど、隼人の本心が知りたい欲望に勝てずに私は携帯のラインをみてしまった
リサ に第二金曜日に送ったラインを一通みただけで充分だった
そこには、私に一度もくれたことのない言葉が書いてあった
明日、いつもの時間に帰るね 僕も好きだよ
やっぱり隼人の 好き と 彼女 の立場は リサ のものだったのだ
馬鹿みたい…
ちょっと優しくされただけで舞い上がって、もしかしたら、私に気持ちが向いてくれてるんじゃないかと期待して…そんなわけはないのに…
その日に隼人と食べた牛丼は味がしなかった
そして、今日も隼人に呼び出されて家にいく
家に入るとすぐに剥がされてしまう化粧をして…
抱かれるまでの一瞬でもいい…
自分のできる最高にかわいい自分を作ってそれを隼人の視界に焼きつけたい…
大好きなコフレドールのコスメを使って…
今日で終わりにするのだから…
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あれから2年が立った
陽子はいきなり会社をやめて携帯番号もラインも変えて連絡が取れなくなった
しばらくは陽子を探したけれど、結局僕は諦めて地元に戻った
諦めたあとも陽子の好きだったコフレドールのコスメが販売終了となるニュースをみて心がチクリと痛んだりしていたが、僕はどこかで父を失望させずに済んだことにほっとしていた
今日は僕と梨沙の結婚式だけどまだ梨沙と食べるご飯はあまり味がしない
いつかまた美味しく感じる日がくるのだろうか
終わり
あとがき
読んでくれた方、ありがとうございました
片想い文芸部主催のナルさん、回収と素敵な企画ありがとうございます
読んでくれた方のなかでお手隙の方がいらっしゃりましたら、感想文は手間だと思うのでコメント欄などで感想やご意見を聞かせてくれたら幸いです
私はまだ小説を書きはじめて2ヶ月なので、細かいルールや習わしなど、わからないで至らないことも多いと思うので、このへんが違うよ とか もっとこうしたほうがいいよ とか そういうのを教えていだだけたら嬉しいです
今回は タイトル の
セフレドールコスメ
という部分以外ふざけてないので今まで書いた創作で一番自信ないですが、初心者なので書かないと上達しないだろということで ノープラン で書いちゃいました
読み苦しいところが多々あったと思いますが最後まで読んでいただきありがとうございました
