#7 オーストラリア寮生活②|寮生活でスマホはどう管理する?我が家のルールと運用例
オーストラリアの寮で生活するうちの息子。今回は、親が気になる「寮でのスマホやパソコンの管理」「我が家のルール」「実際の運用」など、デバイスの管理についてまとめてみます。
「うちは厳しすぎるのかな?」「他の子はどうしてるの?」という疑問を持つご家庭にも、我が家のやり方が一つの参考になればと思っています。
📱 うちのスマホ管理:iPhone16とペアレンタルコントロール
中学の入学祝いに「iPhone16が欲しい」とせがまれ、“3年間は同じものを使い続けること”を約束に購入。ただし、スマホ依存を防ぐため、かなりしっかりとペアレンタルコントロールを入れています。
アプリのインストールは親の承認が必要な設定に
夜21:00〜朝7:00までは“休止時間”に設定(電話のみ可)
アプリの使用時間制限も細かく設定:
我が家のアプリの制限時間
・LINE:2時間30分
・Gmail:2時間
・写真:10分
・YouTube:10分
・Safari / Google:15分
・PokémonTCG(ゲーム):15分
・WhatsApp(メッセージアプリ):15分
こうしたルールは、親が一方的に決めたわけではありません。渡航の1か月半前にiPhoneを渡しLINEをインストールして、舞い上がる息子の様子を日本で“泳がせて”みてから、「これはよくないね」と話し合い、紙に書いてルールを明文化し、親子で納得して決めたという経緯があります。
⏰ 寮のスケジュールとスマホ使用の現実
すでに寮生活の1日でも書きましたが、寮では平日20:30以降はスマホもPCも回収されます。日本との時差は1時間。つまり、親や日本の友達と連絡を取れるのは日本時間の19:30まで。しかもその前の19:00までは勉強タイムなので、結局平日はほとんどスマホを使っていません。下を見ると、1時間も使ってない日もありますね。

週末になると少し自由時間が増えるので、日曜日はスマホ使用量が多めに。とくにLINEの2時間30分の枠を全部使い切ることも。これは多分、LINE内のミニゲームをやっているのでは?と推測しています(残念ながらミニゲーム自体に制限をかける方法は今のところ見つかっていません)。
ちなみに2026年から寮でのスマホ管理が一段と強化されたようで、寮から授業に出かけるときは、スマホは預けていく(=学校内にスマホはもちこまない)、寮にいるときも不要な時はスマホは預ける、ということが徹底されたようです。
💬「Snapchat入れてもいい?」の攻防と我が家の考え

オーストラリアの子はほとんど入れてるらしいアプリ「Snapchat(スナップチャット)」。写真や動画をメッセージ代わりに送れるSNSですが、我が家では“百害あって一利なし”という判断で許可していません。
「みんなやってるのに自分だけ仲間外れにされる」と言ってきたこともありましたが、私は即座に、
「そんなことで仲間外れにされるなら、それは寮や学校のあり方に問題がある。寮の上の人に相談する」
と言ったところ、息子も何も言ってこなくなりました(笑)。だいたい、寮で顔を合わせてるのに、チャットする必要ある?って話ですよね。
ちなみに、2024年11月にオーストラリアでは「16歳未満のSNS利用を禁じる法案」が可決され、SnapchatやTikTok、Instagram、X(旧Twitter)などが対象に。実際には、ルールをかいくぐって使用している子も多いようですが、我が家ではインストールは今後も許可しない予定です。
📍「探す」機能で位置情報を確認
iPhoneの「探す」機能で、息子の位置を親が確認できるようにしています。12歳男子、携帯なくします。どこかに置いてきます。だから位置情報をONにしておくことは結構重要です。
ただし、「今日は超大事なチュータリングがあるのに位置が寮から動いていない!」なんてときは、念のため電話をすることも。こうした関わりすぎは賛否あると思いますが、「最初の1年はしっかり口出しする」とわたしが決めているので、必要なときは介入するスタンスです。
🚨 スマホルールの運用・違反があったら?
我が家の設定では、親に内緒でアプリを入れることや、使用時間を超えることは基本的にできません。万が一何かあっても、親のペアレンタルコントロール画面に通知が来るので、すぐにわかります。
実際には今のところ、大きなトラブルはありません。
以前、ボーディングハウス内で息子以外の生徒から「なぜスマホを夜に預けないといけないのか」と抗議活動があったそうですが、息子は
「どうせ21:00になったらペアレンタルコントロールで使えなくなるし、うちはもっと厳しいから意味ない」
と、その抗議活動には参加しなかったとのこと。
他の生徒たちにとっては「寮のルールのほうが厳しくて、家のほうがゆるい」というケースが多いようですが、
わが家の場合は逆で、「寮よりも家庭のルールのほうが厳しい」ため、本人もあまり気にしていないようです。
そしてちょうどその時期、スマホゲームにのめり込んでスポーツの練習に行けず、チームから外されてしまった寮生を目の当たりにして、息子も「そうはなりたくない」と実感したよう。日々勉強ですね。
🌐 SIM契約について
当初オーストラリアの通信事情がよくわからなかったこともあり、我が家は日系の「ニッテル」を利用しています。
日本でSIMを受け取れる(渡航前にセット完了できる)のが魅力
我が家は30GBプラン、毎月約$32(日本円で約3,400円)
支払いはクレジットカード(オーストラリアドル建て)
Wi-Fi環境下ではINE電話などは無料。日本に一時帰国する際は、日本用の格安SIMに入れ替えて使います。
💻 パソコンの扱いについて
うちの子の学校ではPCは学校から支給(貸与)されます。ただし、学校によってルールが異なるので、入学前に確認が必要。
貸与PCはオーストラリア仕様なので変圧器は不要です。ただし、日本に持ち帰るときには日本のコンセントに合う変換アダプターが必要になります。逆もまた然りで、日本のPCを持っていくならオーストラリア用のアダプターは必須です。
まとめ:他の家庭のスマホ事情と感じたこと

息子の話によると寮内では比較的、中国系の家庭はスマホの自由度が高い傾向にあるようです。一時は「一緒にしてほしい」と言われたこともあったけれど、“スマホゾンビ”になっている他の子の様子を見て、「自分はそうなりたくない」と思えたのは成長だなと感じました。
スマホやPC、デバイスの扱い方は各家庭それぞれ。正解はないでしょう。
ただ、我が家は「自分で考えて自分で自制することがまだ未完全な12歳に自由を与えすぎるのはまだ早い」と考えて、ある程度の制限を設けた中で自由を学ばせる、という方針を取っています。
学年が上がって、自分で判断して使えるようになったら制限を緩めていこうね、と話しているので、今はその助走期間。そのための“見守る”と“介入する”のバランスを日々模索しています。
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