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#6 オーストラリア寮生活①|12歳のリアルなオーストラリアでの寮生活全記録

はじめに

いよいよ、寮生活のお話です。

これまでの記事では、「中学受験?海外留学?」という決断の背景や、AEASケンブリッジ英検といった準備のプロセスをお伝えしてきました。試験や面談を経て無事に進学先が決まり、2025年のはじめ、息子は12歳でオーストラリアの私立校の寮に入りました。

今回は、そんな息子の実際の寮での暮らしについて詳しくご紹介します。生活リズムや部屋の様子、洗濯事情から、連絡手段、週末の過ごし方まで、「リアルな留学生活ってこんな感じなんだ」と感じていただければ嬉しいです。


1. 部屋・生活空間について

うちのこの学校の場合、Year7は「6人部屋」が基本。でも、クローゼットのドアがそのまま部屋のドアになっていて、仕切りがあるためプライベート空間はある程度保たれます。寝るとき以外はこの仕切りを開けておくことがルールで、1学期ごとに部屋替えが行われます。喧嘩や相性の問題などを考慮して先生が割り振ってくれるそうです。

収納は十分あり、うちはスーツケース1つで日用品を持参。現地でのちに「扇風機が欲しい」「ドライヤーが欲しい」「シューラックがあったほうがいい」と思ったようで、近くのスーパーへ買いに行き、部屋を自分好みに整えていました。

うちの子の学校の場合、トイレやシャワーは共有で、Year7は「20:45までにシャワーを済ませる」という規則があります。


2. 洗濯や身の回りのこと

洗濯はランドリーサービスを利用。洗濯物をかごに入れておけば24時間以内にきれいになって戻ってきます。衣類には名前が明記されたアイロンタグが付けられる仕組みで、混同しないように配慮されている……はずなんですが、12歳や13歳の男の子が集まったら現実はそう甘くない。

例えば、うちの息子も「お前、誰のパンツ(下着)履いてんの!?」とか、「6セット持っていった靴下が1セットしかない!」など、そんな混同混乱は日常茶飯事。本人も「これ俺のだよ!」と言って見せてくれた自分の名前付きショートパンツ、いや明らかにあなたのじゃないよね?という謎のアイテムを履いていたこともあります(笑)。

掃除はスタッフがしてくれますが、日々のベッドメイキングは本当は自分でがルール。ぐちゃぐちゃだと優しいハウスマムが整えてくれます。が!!、こわ〜い先生が部屋チェックに来たときに、部屋が汚い場合はかなり怒られるそうで、自分たちでちゃんと片付けるようになったとのこと。


3. 保護者との連絡手段・頻度

毎日の連絡手段は主にLINE電話。Wi-Fiが繋がっているので、お金もかからず便利です。息子はおしゃべりな性格なので、ちょっとした出来事(褒められた、点数が良かったなど)でも、いいことはすぐに連絡してきます。でも怒られるだろうなぁと察知すると、私からのLINEも既読スルー。

風邪で寮併設のナースルームに入ったときは、ナースが息子のスマホで私とテレビ電話を繋いでくれて、「日本から持ってきた薬でどれを飲ませればいい?」「この咳どう思う?」と相談してくれる場面も。突き指したときも同様にテレビ電話で症状を見せてくれ、私自身が判断できたので本当に便利でした。うん十年前に私が留学したときは連絡手段なんて、「国際郵便」だったから、時代は変わるものです。

ただし授業中や夜の勉強時間、そして携帯を預けている時間は連絡が取れません。私から用があるときはメールで連絡し、折り返しを待つという形を取っています。

ハウスマムともサクッと携帯のメッセージ機能で連絡が取れます。「アマゾンで本を送ったので息子に渡しておいて」といった連絡や、むこうで撮った写真を送ってくれたりと、温かく細やかなサポートをしてくれます。


4. 寮生活の一日(平日編)

学年によって異なりますが、Year7のある平日の一日を紹介します。

  • 6:30 起床

  • 7:00 朝食(そのあとに携帯・PCの返却)

  • 8:15 授業へ(敷地内)

  • 12:30前後 ランチのため一度寮併設の食堂に戻る

  • 15:15 授業終了

  • 15:30 クラブ活動

  • 17:30 夕食

  • 18:30〜20:00 勉強時間(強制)

  • 20:00〜20:30 サパー(夜食)

  • 20:30 デバイス回収

  • 21:00 消灯

特筆すべきは朝の早さ。スポーツの朝練は6:30から始まることが多く、実質的にはもっと早起き。寮は6人部屋なので、だれかの目覚まし時計(携帯NG)が鳴ると部屋中が目覚めます。息子が目覚ましに気づかず爆睡していた時、起きる必要のない子がキレて「起きろよ!」とベッドに殴り込みに来たことも(笑)。

あと誕生日の子は、Year12の先輩が早朝に突撃してきて盛大にお祝いしてくれる慣習があるようで(?)、6人のうちだれかが誕生日だと、その部屋は朝から祭です。

夜は強制の勉強時間があり、先生がついてくれるので集中できる環境。同じ学年の子がいるので、宿題を忘れることもめったにありません。便利!

そして夕飯のほか、サパー(夜食)の時間もあり、これで息子は2か月で4kg増量!うちは「食べないで」と言ってるけど、ほんとうに食べていないか真相は謎です。


5. 週末の過ごし方

週末は寮主催のイベントが盛りだくさん。

  • 映画鑑賞

  • ゴルフの打ちっぱなし

  • 屋内遊園地

  • プール

  • ショッピングセンター

  • ピザ・寿司を食べに行く会

など週ごとに決定されます。参加は自由で、費用がかかる場合もあり。参加するには親の承認が必要で、息子からアプリでリクエストが届きます。

最初は縦のつながりも大事だと思って結構行かせていたのですが、最近は「小テストの点数が悪い」「補習をサボった」などの理由でリクエストを却下することも。留学=勉強しに行っているので、やることやらなければ遊べませんよ、というスタンスです。

また、校内の体育館でバスケ、プールでナイトスイム、サッカーなど、敷地内でも存分に楽しめる環境があります。


6. 土曜日の試合と日曜の教会

オーストラリアはシーズン制スポーツ。今のシーズンは息子はサッカーを選択していて、土曜日は試合日。ホームとアウェイが交互にあり、アウェイは学校からバスで相手の学校に移動します。朝から行って自分の学年だけでなく、他の学年も応援して、夕方またバスに乗って寮まで戻ってきます。

日曜の夜は、キリスト教の学校らしく教会の時間がありますが、堅苦しさはなくアクティビティ形式で聖書の一節を学ぶので、知識がない息子でも問題なく参加できているようです。


7. 息子にとっての週末の「ひま」問題

日本にいた頃、あるスポーツをやっていた息子は、土曜日4時間練習、英語の塾に行ってから夕方また2時間練習、日曜は朝から晩まで12時間コースで試合、なんて生活を送っていました。

だからいろんなイベントがあると言えども、週末にぽっかり空白の時間ができるいまの生活は、「ひま」らしいです。日曜日夜には、「やっと明日から学校だ!」と言っています。

ほかの子は週末だけ許可されるのゲーム機(持参)で遊んでいるらしいですが、我が家はゲーム機は持参せず、スマホも超厳しい(笑)ペアレンタルコントロールがかかっているため、暇を持て余して他の学年の棟に遊びに行ったりしています。ちょっとかわいそうなので、最近は「小さなキーボードでも送って、暇つぶしに使ってもらおうか」と検討中です。


8. 荷物の送付事情

寮にはAmazonオーストラリアなどから物を送れます。教科書として使う小説も現地のAmazonで手配しました。サイクロンの影響で1週間ほどかかったけど、普通に届きました。

日本からの小包も送れるそうですが、まだうちは未体験。ちなみに次男が日本から送ったポストカードと、オーストラリアから送ってきた「母の日カード」は、ちゃんと届きました。


おわりに

今回は、オーストラリアでYear7の息子が暮らす寮のリアルな日常をお届けしました。次回以降は、デバイスの管理やお金の使い方について詳しくご紹介する予定なので、中学生でオーストラリア留学を検討されているご家庭の参考になれば嬉しいです。


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