#90 オーストラリア留学とお金⑥|オーストラリアで銀行口座を作る:観光ビザの親と13歳の息子の場合(無料記事)
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さて今回、親(私)のオーストラリア訪問で、
「やらなければいけない事務的なこと」がふたつありました。
それは「銀行口座開設」と「スマホのキャリア変更」。
長男は13歳なので、親がいないとどちらも自分でできないのです。
結論から言うと、銀行口座開設だけできました。
ですのでスマホの話はちょっと置いておいて、私と長男の銀行口座開設
についてまとめたいと思います。
オーストラリアで「親の口座」を作った理由
日本からオーストラリアへ送金するケースは実は結構あります。
学校への学費の支払い
エージェントへの費用
寮の週末アクティビティへの参加費用
スポーツの参加費(セーリングで$400など!)
本人が支払わなかった時のGP(医者)費用
このあたりはクレジットカード決済もできますし、頻度も多くありません。
それよりも意外と多いのが「保護者間」でのやり取りです。
スポーツのコーチへのギフト購入のカンパ($20〜$50)
スポーツシーズン終了の表彰式の参加費($50ほど)
これらは学校を通さず、保護者が善意で取りまとめをしているため、
個人の口座情報を送られて「ここに振り込んでね」と言われることが
よくあります。
わが家は1年目、こうした小さな支払いもWiseで送金していましたが、
あまりにも頻繁にあるため、手数料や利便性を考え、
私が現地に行ったタイミングで私自身の口座を作ることにしました。
1. 観光ビザでも開設できる銀行はどこ?現地で3社をハシゴした結果
長男は、サブクラス500という学生ビザで入国していますが、私は帯同ビザは所持していないので、毎回オーストラリアには観光ビザ(ETA/Subclass 601)で入国します。
観光ビザの場合、口座を作れる銀行と作れない銀行があります。
2026年4月時点で、私が現地の4大メガバンクのうち3つを回って確認した
状況は以下の通りです。
Commonwealth Bank(コモンウェルス銀行):断られた
NAB(ナショナル・オーストラリア銀行):断られた
ANZ Bank(オーストラリア・ニュージーランド銀行):開設可能
Westpac Bank(ウェストパック銀行):訪れていないため不明
※長男の学校の最寄りには、同じ建物内に上3つの銀行があったので、
あくまで2026年4月の時点で自分の足で回って聞いた結果です。
今後、変わる可能性もあります。
2. 親の口座開設マニュアル|観光ビザ×ANZでスムーズに作るコツ

やっと3つ目のANZで銀行口座を開設できる、ということで一安心。
私は投資などではなく他の保護者への送金が主な目的なので、
「Access Account」という普通預金(決済用口座)を作りました。
口座維持手数料は、1か月5オーストラリアドルです。
ステップ①:窓口訪問:まずは「観光ビザOK?」の確認から
予約なしで平日の11時ころに行きましたが、待ち時間ゼロでした。
窓口で観光ビザでも作れるか確認します。
ステップ②:意外な必須アイテム「日本のマイナンバー」
パスポートを提示し、端末に情報を登録してもらいます。
パスポートの他にはメールアドレスと電話番号(日本のでOK)、
日本のマイナンバーカードの番号が必要です。
これは、 「オーストラリアでは課税されず日本で課税する証明として
紐づける番号」との説明がありました。どうやら国際的な税務上のルールに基づいた手続きのようです。
なくても空欄で進めてくれるそうですが、聞かれるという事前情報を
得ていたので、私はマイナンバーカードの写真をスマホに入れていました。
約20分ほどで手続き完了。その際に、
インターネットバンキング用のCNR(顧客番号)
暗証番号
をメモ用紙に書いて渡されました。この時点で、ネットバンキングには
つながります。きちんとログインできるか、一緒に確かめてくれました。
キャッシュカード(Visaデビット機能付き)の発行には5営業日(約1週間)かかるということだったので、銀行員の方にお願いしてその場で
300ドル入金しました(入金は任意)。
ステップ③:受取と初期設定(アクティベート)で完了!
カードの受け取り方法は、
今滞在しているホテルへの郵送
1週間後にまた銀行の窓口に取りに行く
のどちらかでした。
ホテルへの郵送が不安だったため、10日後に再度銀行へ出向いて受け取り
ました。「届いたら携帯にSMSを送る」と言われましたが、
実際にはメッセージは来ず。でも窓口で確認したら届いていました。
受取後、銀行員さんに端末でアクティベートしてもらい(郵送の時は自分でオンラインでアクティベートする)、ATMの暗証番号(PIN)を設定して
完了です。
3. ネットバンキング活用術|日本のスマホにはANZアプリをダウンロードできない

日本設定のiPhoneはANZアプリが使えない…
実は、ANZのアプリは日本設定のiPhoneではダウンロードできません。
ANZにはアプリ専用の口座というものがあり、そちらだと口座維持手数料が
無料なのですが、ダウンロードできず…
地域設定をオーストラリアに変えれば可能らしいですが、いろいろハードルが高いので私はブラウザのインターネットバンキングを使っています。
ANZの口座にはどうやってお金を入れるの?
窓口では300オーストラリアドルしか入れませんでしたが、この先、
もっとお金が必要になったらどうするか。
その解決策がWiseです。 試しにWiseの自分のアカウントから、ANZの自分の口座に100ドル送金してみたところ、手数料はわずか155円。
しかも送金作業から5分ほどで入金されていました。これなら必要な時に
日本円から補充できるので安心です。
また口座を作ってすぐに、セーリング関係の保護者から「40ドル私の口座に送金して」と言われる場面がありましたが、現地のインターネットバンキングなら国内送金の手数料はゼロ。スマホからスムーズに送金できました!
本当に便利です。
4. 長男の口座開設マニュアル|13歳の銀行デビュー!親同伴で作る学生口座
13歳は親の同席が必須なため、私のカードを受け取る際に長男も銀行に
連れて行き、一緒に作成しました。
口座開設の条件と親子の連名名義
ANZでは、親が口座を持っていなくても子供単独の口座を作れます(ただし親の同席は必須)。他の銀行では親の口座への紐付けが必須なこともあるようですが、ANZはその点自由度が高いです。
わが家は、長男の口座を「親との連名(Joint Account)」にしました。
こうすることで、私が自分のネットバンキングから長男の口座情報に
アクセスできる権限を持てるからです。
なので、口座名は TARO YAMADA(子)/HANAKO YAMADA(母) というように、私の名前がしっかり入っています(笑)。
もちろん、私自身の口座番号とは全く別の「長男専用の口座」です。
あくまで別アカウントだけど、親も管理ができるという形にしました。
維持費ゼロの「Access Advantage」
先述の通り、通常は月5ドルの口座維持手数料がかかりますが、
学生(25歳未満)は無料になります。お子さんなら自動的にこの口座になるでしょう。
必要書類
本人のパスポートと、学生証も見せました。学生証を見せることで、
口座維持手数料が無料になります。
また長男は子供なので課税の話にもならないため、マイナンバーは不要
でした。こちらも20分ほどで完了。
カードの受取は本人だけでOK
こちらも私のカードと同じく10日ほどで銀行に届きますが、
受取は本人だけで行ける(パスポート持参)ので、
親が日本に帰国してしまっても大丈夫です。
現在は残高ゼロですが、将来アルバイトをするときなどに使ってもらおうと思っています。
まとめ|観光ビザの親と中学生の息子、無事に銀行口座が作れました!
13歳なので親がいないと作れないけれど、親のビザは観光ビザ……
というパターンでも、銀行を選べば口座を作れることが分かりました。
そしてわが家が訪れたANZの銀行員さんは、とっても親切!
(私の)英語が怪しくても顧客として丁寧に扱っている、というのを感じました。ANZおすすめです!
オーストラリアでの保護者間のお金のやり取りが格段に楽になったのは、
単身留学2年目の大きな前進です。
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