#45 オーストラリア寮生活⑯|月270ドル!?12歳のスマホ代が跳ね上がった理由と、わが家の対策
12歳でオーストラリアに単身留学した我が家の長男。家を出たと言っても若干12歳の男子ですから、スマホにもペアレンタルコントロールを入れて、使用時間の制限など、日本からもチェックしています。(詳しくはこちら👇)
2025年の1月から留学を始めて、順調に行っていた(と思われる)スマホ対策ですが…
衝撃の結論|8月のスマホ代は 269.1ドル(約26,200円)!!
いつもは 月32ドル+GST/消費税10%(= 約35ドル) で落ち着いていたスマホ代が、8月だけ 269.1ドル に。Threadsでは夫が初動で伝えてきた 230ドル と書いてしまいましたが、確定金額は 269.1ドル でした(訂正です、すいません)。
日本円で26,200円ほど(※執筆時レート)、という頭痛と吐き気に同時に襲われそうなこの金額。当然、すぐに長男に電話をして叱ります。
我が家の契約と前提(ふだんはこれで安定)

さて、以下が12歳男子に与えてあるスマホの、基本設定と制約です。
回線:日系プロバイダ ニッテル(eSIM)
料金:月32ドル(30GB)+GST10%
超過:1GBごと約$10.50 自動課金(超過に対する連絡や自動停止はなし)
使用時間:寮では Wi‑Fiが使える(※)/学校では ロッカー保管/夜は寮に預ける
ペアレンタルコントロール:iPhoneの スクリーンタイム(21:30〜7:00休止)/アプリの制限を細かく設定(最長でLINEの2時間半)/アプリは親の許可なしでダウンロード不可の設定
だから「使いすぎにはならないはず」と考えていました。
原因をさぐる①|留学後、8か月の使用量の推移
突然ものすごい勢いで叱られた長男、「制限は1月から同じなんだから、そんなに一気に変わるわけないじゃん!俺は何もしていない!」と反発。
いったん冷静になってみると、彼の言い分も一理ある。そこで、今までのスマホ使用履歴をしっかり分析してみることにしました。

日本への一時帰国中は、日本のSIM(通常は家のみんな用のスマホ)を使っているので、契約の30GBを使い切らない月の方が多いですが、オーストラリアにいるときは、30GB前後。
原因を探る②|何が起きていた?(わが家の考察)

8月だけデータが大きく増えた理由を、利用明細の時刻ログとiPhoneの設定を照らし合わせて考えてみました。
◆寮のWi‑Fiに未接続だった(1月〜8月)
ここが最大の(親の)反省点。「Wi-Fiにつながってる?」と何度か聞き、本人は「うん」と回答していたのですが、なんと留学当初から寮のWi-Fiにはつながっていなかったことが発覚。
本人いわく、「つなげても勝手に解除されちゃう」とのこと。それを早く言ってくれ…
◆夜間の自動アップデートがすべてモバイル回線だった
スマホの明細を細かく調べると、 8月は午前4時台に大きな消費が何度か。スマホはこの時間は寮に預けて寝ています。さらにペアレンタルコントロールで休止時間を21:30~翌7:00に設定しているので、本人は使えないはず。
考えられるのは、iOSやアプリの自動アップデート・同期が モバイル回線で動いてしまったのでしょう。
◆LINEの使い方が重め
LINEの使用制限は2時間半にしていますが、Voom(動画) やゲーム、 テレビ電話はどうしてもデータ容量を使います。本人に何度もしつこく使用状況を聞いたところ、8月は日本の夏休みで、友達とのテレビ電話が増えたとのこと。(それもWi-Fi未接続で)
◆契約通信会社の仕様
使っている通信会社は、契約GBを超えても連絡は来ず、プリペイドプランもない、そして使わなかった容量の繰り越しなどもなく、知らない間に料金が膨らむ形式でした。問い合わせましたが、超過の連絡は行っていないとのこと。
まとめると、Wi‑Fi未接続+夜間の自動アップデート+映像系の利用増の組み合わせで、30GBを超過 → 1GBごと約$10.50 の加算が積み上がった、というのがわが家の結論です。
応急処置の対策|まずやったこと
スマホのモバイル通信にはお金がかかることを説明
もしかしたら、知らなかったのかも。と思い、長男に通信容量の説明を丁寧に行い、Wi-Fiにつながっていない状態での映像通話、動画視聴は控えるように指導。説明が不足していたなら、親の責任ですね。LINEの時間制限を短縮
2時間半 → 1時間半(本人もさすがに金額に驚いて、すぐに同意してくれました)。請求の間違いがないか確認
この請求が本当に合っているのかの再確認を通信会社に依頼→すぐ回答がきて間違っていないとのこと。夜間の自動処理は“Wi‑Fiのみ”に
iOSの自動アップデート/バックアップ/写真同期がモバイル通信では動かないように調整。
恒久的にやる対策|親も子も試行錯誤
寮のWi‑Fiに必ず接続
個人のスマホを学校のWi-Fiに接続するには、学校のセキュリティ証明書を端末に入れる必要があるようでした。これを入れていなかったから、「勝手に解除」されてしまったのでしょう。
問題発覚後すぐに対応したのですが、うまくいかず…。どうやら寮のスタッフや他の生徒も(本人談ですが)、「寮ではスマホをWi-Fiにつないでいない人が多い」とのこと。学校のIT部門にも連絡して対応を待っています。モバイル通信量の確認
毎月1日に「設定」→「モバイル通信」→「統計情報をリセット」を押して、1か月の通信容量(GB)を確認しながら過ごす。プランの見直し
もしWi‑Fi接続が不安定な期間が続くようなら、30GB → 35GB/45GB へ少しだけ増量を検討。(※本人に伝えると安心して使いすぎるので、内緒で。)通信会社の変更も検討
会社によっては、プリペイド式/使い切ったら止まる/自動で低速化 など、超過で課金が膨らみにくい設計があります。12歳はひとりで契約はできないため、本人確認など親がいなくても契約できる環境が整えば、通信会社の変更も視野に入れています。
さいごに|勉強代は高いか安いか

「うちは大丈夫」という思い込みはいけないと、改めて学んだ一例でした。
長男は勝手にゲームをダウンロードしたわけでもないし、課金したわけでもない。制限を違法に突破したわけでもないので、当初は「なんで怒られてんだろう?」という感じでした。
しかし、Wi-Fi環境以外でデータ通信(ゲーム、動画、テレビ電話)を多くしていたことは認め、気を付けるということでいったんは決着しました。
親としても、何においても子どもの言葉をうのみにしないで、裏を取りながら慎重に対策をしないといけないな、と思った出来事でした。大人は当たり前に思っていても、子どもは分かっていないことって多いですからね。
それにしても勉強代は高かった…
こちらの記事は、「オーストラリア寮生活|12歳男子の“暮らし”のすべて」マガジンの一部です。12歳で単身留学した長男の寮生活のすべては、以下から読めます!
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