#65 オーストラリア留学と学び㉑|1年でEAL卒業!留学生が英語サポートを離れるタイミング
はじめに:留学1年目で「EAL卒業」のお知らせ
2025年1月からオーストラリアの私立男子校で単身留学している長男は、
EAL(English as an Additional Language:英語サポート)を受けることを条件に、外部で行われるHSP(短期集中英語コース)をスキップして、Year 7に直接入学しました。
そして留学1年目のこの11月、「EAL卒業」の知らせを受け取りました。
EALとは?授業内容と卒業条件
長男の通うオーストラリアの私立校では、EALの授業は第2外国語(フランス語/日本語/中国語)の時間中に行います。つまりEALを取る生徒は、第2外国語を履修せずに、その時間にEALの授業を受けるという仕組みです。
費用感としては、半年で約30万円ほど。そしてEAL卒業の条件は、おおまかに言うと次のとおりです。
クイーンズランド州の Bandscales(バンドスケール) においてReading・Writing・Listening・Speakingそれぞれの技能で Level 6以上 を達成すること
主要4教科(Math, English, Humanities, Science)の成績
EAL担当の先生による総合的な評価
そのほかEALの詳しい仕組みについては、こちらの記事で詳しく書いています👇
なお長男が通う私立校は、入学自体に高いレベルの英語力が要求されているため、EALの生徒だったとしても一般の授業を受けられるだけの英語力は、入学した時点で最初から備わっています。
それ以上に高度なアカデミックな英語を扱うための準備としてこの学校ではEALが設けられており、「英語ゼロでも留学できる!」「英語力ゼロなのに1年でEAL卒業!」という類の話とはちょっと違うので、ご留意いただけると幸いです。
1回目のテスト:Readingの壁
EALの到達度を測るテストは、半年に1度行われます。
1回目のテスト(Semester 1 後半)では、
リーディングの評価が十分に届かず、Semester 2 も引き続きEAL受講が決まりました。
親としては、半年でスパッと卒業、とはいかなかったものの、
「必要なサポートは引き続き受けられる」と前向きに受け止め直したのが1回目の節目でした。
2回目のテスト:自信満々で迎えた「卒業判定」
そして11月、2回目のEALテストを受験。
試験を受けた直後から本人はやたらと自信満々で、
「今回は絶対卒業だから」
「EALの結果、連絡来た?」
と、本人の中ではすでに卒業が既定路線になっていたようです。
結果として今回、「EAL卒業」の連絡が来ました。4技能(Reading・Writing・Listening・Speaking)において、すべて6.5以上をマーク。
無事卒業の連絡が来たのでした。
EAL卒業後、英語サポートはどう変わる?

「EALを卒業=もう何もサポートしてもらえないのでは?」
という不安もあるかもしれませんが、先生の話ではそうではありません。
EALの授業そのものには出席しない
ただし本人が助けを求めれば、必要に応じてサポートはしてもらえる
という説明でした。
とはいえ、もう半年で約30万円を払って専用クラスに通っているわけではないので、今年のような「至れり尽くせり」のサポートを同じレベルで期待するのは違う、という感覚もあります。
今年は特に苦戦していた Humanities(社会)のサポートとして、
EALの授業でも個別に見てくれる
Humanitiesの授業にも顔を出してくれる
といった形で、先生がかなり手厚くフォローしてくれていました。
これはまさに「EAL費用込み」のサービスで、こういったことは期待はできません。
学生ビザホルダーだからこその「見守り」とモニタリング
一方で、長男は学生ビザ(サブクラス500)で通っている留学生でもあります。
そのため、
国際生コーディネーターのモニター対象(監督下)であること
英語力・成績・授業態度は常にチェックされていること
は、EAL卒業後も変わりません。
成績が大きく落ちたり、授業についていけていない様子があれば、
国際生コーディネーター側から学校内で連携してサポートが入るのは、
彼らの仕事の一環でもあります。
そういう意味では、
「常に誰かに見られている」=プレッシャーではあるけれど
「行き詰まったときには必ず誰かが気づいてくれる」
という安心材料にもなっています。
Year 8からは「正真正銘の独り立ち」:EALなしで学ぶということ

EAL卒業により、来年からは
完全に現地生と同じカリキュラム
「EALを取っている生徒だから」という前提はなくなる
というステージに上がります。EAL卒業はゴールというより、「ようやくスタートラインに並んだ」という位置づけです。
つまり、Year 8 からは、
英語力が低いから
留学生だから
といった理由を「言い訳」にすることは、もうできません。
分からないところは先生や友達にきちんと質問する。
自分だけでは難しいところは、しかるべきサポートを自分から取りに行く。
そういったことを含めて、自分で状況を整理し、
少しずつ自分の力で道を切り拓いていってほしいと思っています。
🟪12歳でオーストラリアに単身留学した長男の「学び」に関する記録はこちら
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