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経験は人体実験と考える|血糖値の波を分析することが、私のワクワクする瞬間

1型糖尿病歴25年以上、そして管理栄養士。
私はこれまで、自分の体と向き合ってきた試行錯誤の過程をnoteにまとめてきました。

血糖管理は、24時間365日休みがありません。
正直に言えば、面倒で、投げ出したくなったことは一度や二度ではありませんでした。
今でも、思った通りにいかない数値を見ては、静かに落ち込む夜も普通にあります。

「病気なんだから、前向きに付き合わなきゃ」
そんな言葉が、時としてどれほど重荷になるかも知っています。

それでも、管理栄養士として栄養の知識を深めていく中で、私の中に不思議な変化が起きました。
「食べたものと、血糖値の動きの因果関係」が、たまらなく面白いと感じる瞬間が訪れるようになったのです。

最近の私の「わくわくする瞬間」は、きっと少し変わっています。

「何を、いつ食べて、インスリンをどう打てば、どんな軌跡を描くのか」を分析すること。

自分の体を使って、自分だけのデータを積み上げていく。それは、世界に一つだけの「人体実験」のようです。

これはテクノロジーの進化があってこそ。
私が発症した25年以上前、血糖測定は今ほど手軽ではありませんでした。指先に針を刺して血を出し、センサーに吸わせてから、結果が出るまで30秒もじっと待つ。それが当たり前の時代でした。
インスリンも、今のペン型のような便利なものではありません。
母の話によれば、私が赤ちゃんの頃は、毎回両親がバイアル(瓶)からインスリンを注射器で吸い取って打ってくれていたそうです。
私の記憶がある頃には、ようやくペン型の注射器が登場していましたが、常に血糖値が見えるCGMや、ボタン一つで注入できるインスリンポンプなんて、当時はまだ「夢のまた夢」でした。

道具が進化し、知識が重なり、25年かけてようやく、私はこの病気との付き合い方を「攻略対象」として捉えるマニアックな楽しみ方を見つけました。

もちろん、これが正解だとは思いません。
誰もが病気を楽しまなきゃいけないなんて、全く思っていません。

ただ、私は私。
目の前の数字に振り回されて終わるのではなく、「次はどう攻略してやろうか」と、管理栄養士の知識を総動員してデータを積み上げる。

面倒くささと、落ち込みと、その隙間にあるマニアックなワクワク。

そんな風にしか向き合えない自分を、今の私はけっこう気に入っています。

1型糖尿病当事者・管理栄養士[pop]

25年間の「人体実験」を経て、私がたどり着いた攻略のポイントをまとめました。

📖 [ざっくりカーボカウント完全版]
私が現場で、そして自分の体で試行錯誤し続けて見つけた「カーボカウントのコツ」を、全8記事に凝縮しています。

外食での攻略法や、インスリン効果値の考え方など、私が「ワクワク」しながら分析してきたデータの集大成です。
日々の管理が、ただの作業ではなく「自分だけの攻略」に変わるヒントになれば嬉しいです。

🗺️ はじめての方へ:popの「案内図」
「ざっくりカーボカウント」の知恵や、25年の葛藤やマニアックな人体実験の裏側を描いたライフステージごとの悩み、糖尿病合併妊娠の特集など、お届けしている全シリーズのあらすじをこちらにまとめています。

悩んでいるのは、あなた一人じゃない。そう思ってもらえたら嬉しいです。

#わくわくする瞬間
#私が夢中になるとき
#1型糖尿病

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血糖値は教科書通りに動きません。 「指示通り打ったのに下がらない」 「夜中の急降下が怖い」など、 日常のトラブルを救ってくれたのは、25年…

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