ハッピーライティングマラソン#7「あなたが20代に読んで、感動した本はなんですか?」
プロローグ
2025年7月15日、第7回目のお題が出た☺️
ハッピーライティングマラソンは、思考鍛錬の現代版・寺子屋だ🎓
お題が出され、自分を俯瞰し、一段上の高い視座👀から見下ろす機会を得る☺️
「あなたが20代に読んで、感動した本はなんですか?」について書いてください。
どんな本で、人生にどんな変化がありましたか?
先々週は、子供の頃に読んだ本の思い出(HWM#5)。
先週は、22歳までに読んだ本の記憶を辿った(HWM#6)。
そして今週は、20代に読んで感動した本の思い出──HWM#7。
…なんと、3週連続の「本の思い出」シリーズだ😅
こうしたお題、実はちょっと苦手。
というのも、「語れるほど印象に残っている本」があまり多くないからだ。
正直、“ネタ🍣”がなかなか思い浮かばない(笑)
でも、HWMは思考試練の“現代版・寺子屋”と呼びたいような場所。
だからこそ、得意なテーマだけじゃなく、こういう“ちょっと苦手”なお題にも向き合ってみたい。
前回は、その苦手意識に負けて、しばらくお題を棚上げしてしまったけれど──
今回は、夏休みの宿題は早めに片づける主義でいこう💪
まずは“思い出せない”という感覚もひとつの出発点にして、この問いと向き合ってみようと思う☺️
HWMと本田健の読書日記
「苦手なお題にも、あえて取り組もうとする姿を、神様はどこかで見てくれているのかもしれない──」
そんな気持ちになったのは、本田健さんの読書日記を見た時だった。
7月13日の日記には、かつて20代、新入社員の頃に読んだ『7つの習慣』が登場していた💡
そして、7月15日には『嫌われる勇気』。こちらはつい2年ほど前に出会ったばかりの一冊で、今回のお題である“20代の読書体験”のスコープには直接当てはまらない。
──けれど、ふと気づいた💡
この2冊は、四半世紀以上の時間を超えて、自分の中で静かに繋がっていたのかもしれない、と。
今回の記事では、そんな時を超えたリンクの記憶を辿りながら、“20代に読んだ本”と“いまの自分”を結ぶ線を、そっと綴ってみたい✍️
🪞20代に読んだ本と、今の自分を結ぶ線
──『7つの習慣』とアドラー心理学がくれた、“余白”という選択肢
20代の頃、人生の羅針盤🧭のように読んでいたのが、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』だった。
当時、新入社員の自分にとって、“成功する人”になるための秘訣のようなものが詰まっている気がして、ページをめくるたびに、人生の景色が少しずつ開けていくような気がしていた。
中でも強く印象に残っているのが、「刺激と反応」のあいだには“選択の自由”がある、という考え方だった。
人間は、刺激に対して自動的に反応する存在ではない。その間に“選ぶ力”がある。
この“余白”のような時間は、まるで静かな“内なる友”のように、僕の中に寄り添い、いつしか人生の大切な伴走者になっていた。
🧩 選べるということは、自由であるということ
ただ当時は、「選べること」の意味が、少し浅かったように思う🤔💭
成功するために怒りを抑える。
冷静な判断をする。
そうした“ビジネス的なセルフコントロール”が、主な使い道だった。
それが変わったのは、二十数年の時を経て、アドラー心理学に出会ったときだ。
『嫌われる勇気』を読んだのは、たった2年前。
けれど、その内容は“知識”ではなく、“価値観”として自分の中に染み込んでいった。
アドラーは言う。
人生は、「いま、ここ」の選択の連続である。
今🈁という瞬間が現在で、その重ね合わせを『現在+』とするならば、その現在の連続体(現在+)の先に、明日は形造られるのではないか✨

そして──
あらゆる感情も、実は「いま、この瞬間」に自らが選び取っているものなのだと気づく。
実体があるのは、過去でも未来でもなく、「現在」というこの一瞬だけ。
だからこそ、たとえ頭にきたとしても、“怒る”のか“冷静でいる”のかは、自分で選ぶことができる。
コヴィーが示してくれた「刺激と反応のあいだにある“余白”」は、アドラーが照らしてくれた「人生の主人公は自分」という光によって、より深く、より人間的な意味を帯びて、僕の中に息づいている。
🌊 そして、その“余白”が共感を生む
この「余白」は、いまの自分のコミュニケーションの核にもなっている。
誰かの発言をすぐにジャッジせず、反射的に反応せず、
一瞬、“白紙”で受け取る──
これはアドラー心理学で言うところの「課題の分離」にも通じるし、“共感”とは、相手を理解することではなく、理解しようとする余白を持つことだとも言える。
BLUEが大切にしている「寄り添い」や「調和力」、
そして、異質なものとの“ニコイチ”の感覚──
これらは全て、7つの習慣が蒔いてくれた「選択の余白」という種と、アドラー心理学が育ててくれた「人生の主体性」という光と水があって、やっと芽吹いてきた価値観🌱なのだと思う。
🪷 余白とは、希望かもしれない
誰もが違う刺激を受け、違う歴史を持っている。
だけど、その先にどう反応するかは、誰もが選べる。
選択の自由は、責任でもあるけれど、
それは同時に、希望でもある。
「正しさ」よりも「共鳴」を、
「勝つ」よりも「調和」を、
選べる自分で在りたい。
そのための“余白”を、今日も大切にしていたい。
🪞あとがきにかえて──HWM#7という通過点で
たった一冊の本でも、
たった一行の言葉でも、
時を経て、違う意味を持つことがある。
20代の頃に手に取った『7つの習慣』。
今ならわかる。
あの時、心の深いところまでは届かなかった言葉たちが、少しずつ沈殿し、やがて芽吹き🌱、
いまの自分の根になっていたのだと──
人生には、あとから効いてくる言葉がある。
それはきっと、未来の自分が必要とする言葉だったから。
HWM#7──
苦手だと思っていた「本の思い出」のお題が、
自分の価値観の“根のかたち”を映し出してくれた。
そんな静かな発見を抱きながら、そっとこの稿を閉じたい。
【了】
