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リミナルスペースラボ「GHOSTSCALE」

短い会期なので、急ぎまとめることにした。
昨日、楽しませていただいたWHITEHOUSEでの展覧会。

リミナルスペースという言葉よりも、「『8番出口』ぽいのを戸建て建築ver.で表現されていた」と書いた方が伝わるのかもしれない。

8番出口はゲームの名前。ゲームでなない方向にも展開される様子なので人気なのだろう。私はゲームを知らないが、リミナルスペースの面白さに影響を受けて作られたらしい。

私自身は、リミナルスペースの面白さというのは、今も理解できていないと思う。ただ、ネットの画像ではない、リアルに入れるリミナルスペースが表現されている会場。

会場を楽しんで、ブックレットを家で読んで私なりに思ったのは…
「あれ?どこに着いちゃったんだろう感」が、ちょっと不気味で面白いのがリミナルスペースではないのか。

ゲームもリミナルスペースもわかっていないが、新しい美学を楽しませていただいた。


さて。急ぎまとめると言っても、どうまとめよう。
私にとっては新しい、美学・リミナルスペースの考え方を学んだ感じは楽しかった。
会場の建築とその建築家・磯崎 新さんへの興味も大きかったことで行った場所。
…建築の話は後にしよう。


私は「リミナルスペース」という言葉が建築用語だというのを、すっかり忘れていた。よくわからないけど面白そうだから行ってみよう、と思った。

あまり理解せず行ったので、どちらかというと建築・現代アート空間を楽しんだという感覚。

リミ度は高かったかと聞かれても、評価も考えも感想もない。リミ度という言葉があるかどうかも知らない。

ネットやニュースで私が知るリミナルスペースは、外光を感じない地下通路など、戸建て住宅とは違う場所。その情報を見ても、面白さというのはわからなかった。理解度は今も怪しい。

会場は、住宅兼アトリエとして建てられた場所。地下通路とは違う現アートスペース内でのリミナルスペース。8番出口の雰囲気が好きなら、この会場も面白いのか、と聞かれても、理解が足りないのでわからない。

地下通路とは違うバージョンで作られたリミナルスペースと理解している。ネタバレはしたくないので、展示内容については書かない。

暑くて眩しい外から、おしゃれな引き戸を開けた、暗いその部屋はもう展示室内。2階へも階段で上がれた。

おしゃれな引き戸の外側

購入したブックレットでは理解が深まった。かなりの文字数があり、まだしっかりとは読めていない。

が、ネット上で、リミナルスペースやリミナルスペース風、8番出口みたい、という画像を見ているだけでは、あまりわからなかったところが伝わる。会場の写真も含まれる。

建築の人は言語化して伝えることができる職種なのだろう。主催は建築学系の人たち。リミナルスペースラボ@東京科学大学塩崎研究室。会場アートスペースのディレクターさんなども関わっての、会場とブックレットの様子。

関わった学生さんたちの考え。
ディレクターさんも交えた報告会の様子。
新宿地下をトレーシングペーパーにまとめられた調査資料も挟まっていた。

深く識りたいなら楽しいブックレットと思う。

…というより、深くなくても面白かった。このブックレットの表紙・裏表紙は真っ白。うっかり開けると、どこの世界に着いちゃったんだろう、と思う逆さま。

目印に貼ると良さそうな展覧会ロゴのカッコイイ♪ステッカーが付いてきたが、ブックレットの表面には貼らない方が楽しいかもしれない?

リミナルスペース年表もある。1858年「ナダールが空からパリの写真を撮る」~2027年「蛍光灯製造・輸出入終了」まで多くのトピック。

そこには目[mé]の展覧会も。「非常にはっきりとわからない」展は書かれていないが、報告会のお話には出ていた。千葉市美のこの展覧会は行った。

現実を疑う感。初めに書いた「あれ?どこに着いちゃったんだろう感」が、リミナルスペースの面白さかと勝手に理解した。

この千葉市美では、1フロア移動するだけのエレベーター移動のとき、うっかり間違えて1階に戻ってしまった。正しい階に着いたときの「また間違えた!?」という驚きもプラスされ、違和感増幅ver.で楽しんだ。

あと、もう一つ。
GHOSTSCALE展に行くと決めた後になって、不思議な体験をしていた。それを思い出したことからも、理解を深めた。

2022年6月撮影

この3年前の写真を先日のnoteに使った。写真を見つけたときに、「なんかコワイ」と思った。

過去の私による色味の調整が悪かったのでは?と、写真の編集画面を開けて調整してみたが、そういう問題ではないらしかった。「あぁ。人がいないからか」と、編集は保存しなかった写真。

実際にも感染症対策の影響だったと思うが、人はまばらだった。展覧会場でもあったときで無人でもなかったが。ただ、ちょっとタイミングを合わせれば、人が柱に隠れるとかで無人に撮れるときに行っていた。

この場所は、松屋銀座前だからこそなデザインの場所。ありきたりではないように、たくさんのタイルでデザインされた素敵な地下通路。

先日のnoteのときにも通ったが、多くの人が通る素敵な空間だった。人が多いことで写真は撮らなかった。なので、以前に撮ったはずだと探した結果。

人がいるはずなのに、いない写真はコワイんだな、というのを実感したところでのリミナルスペースラボのブックレット。私には伝わりやすかった。

ラボがまとめた無人に写る調査写真は、スマホの長時間露光で撮ったらしい。撮り方も書かれていた。

ブックレットも併せて楽しめる展覧会。会場は観覧無料。ブックレットは500円だった(現金のみ)。


ここからは建築。


アートスペースのWHITEHOUSEは、新宿ホワイトハウスという名前の方が知られてきた場所かもしれない。建築家・磯崎 新さんによる、住宅兼アトリエだった場所。古い建築。

新大久保駅が最寄りだろうか。西武新宿駅も近いかもしれない。

ごめんなさい。
着いた瞬間、
「わ。お化け屋敷」と思いました

磯崎 新さんに詳しい訳でも何でもないが、今年、ギャラリーにお邪魔させていただき、観たアート作品が素敵だった。ギャラリーのお名前は「ときの忘れもの」。

更に今月は、別なギャラリーでも拝見できそうだったので、お邪魔させていただいた。旧宮脇ビル(川崎ブランドデザインビルヂング)の「MUSEE GINZA」。

去年の東京建築祭のときに、友人たちと楽しませていただいた特別公開の会場でもある。

東京建築祭2025は終わったが、
今月いただけた建築写真ミニカード

アートギャラリーという場所は、20代の頃から興味が勝つとお邪魔するが、いつも敷居の高い場所と感じる。お買い物が前提の場所で、入場料を払う展覧会場ではない。

なので、めったに行かない。それでも、どこも行って良かったと思う場所ではある。感謝しかない。

リミナルスペースラボの展覧会自体にも、それは何だろう、行ってみよう、という興味は充分だったが、会場建築が磯崎さんと知って、すぐにスケジューリングした。

それでいて、古くてもおしゃれな建築を「お化け屋敷」という感想は、自分でもどうかと思う。

が、植物に覆われたレトロで現役の建物というのも見慣れない。植物の根というのは強くて、建物の表面から何となく蝕んでいくような印象も勝手に持っている。(実際にはそんな話ではないだろう。個人的感覚)

植物も含めて、ここは現役の建物・アートスペース。
そう思うと…

この建築は植物に進化しようとしているのか?

と、思った。ついでに、坂本 龍一さんのピアノ「自然に還す実験」を思い出したりもした。

それについてはnoteに書いていないが、クリスマス頃の展覧会には行った。深く楽しんだ。

おしゃれな引き戸を開けた、すぐ中が展覧会場。なので、このnoteに出す内部写真はない。おしゃれな引き戸を自分で開閉できて嬉しかった。

が、こんなに夏が暑い前提ではない時代の建築なんだな、ということも実感した。取っ手の金具がかなり熱かった。

単純に日当たりの影響で、熱さは今さらの話かもしれないが。冬に行ったなら、きっと冷たくて私は驚くのだろう。

1957年に建てられている。古い建築でも古くないおしゃれさと、植物と、アートスペースという面白さのある場所。

気温37℃だったか。暑い日。
外でのんびり眺めている場合ではなかったが、
楽しませていただいた。
塀のレトロな差入口も

いろいろな意味で興味深く楽しんだ、展覧会・ブックレット・会場建築。
会期は9月6日(土)まで。あと6日。


※ 余談 ※
「おばけちゃんは私の大切な冷たい友だち」


GHOSTSCALE?
呼んだ?

W:黒鍵3つくらい
H:リプモンたちよりちょっと高い

細い方のリプモンは、最近やって来た闇色モンスター。トップコートだって。