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やらないといけない勉強と、必要だから学ぶ勉強

以前、「僕とモチベ」という記事を書いた。

小学校受験、中学受験、塾、家庭教師、専門学校。
やらされる勉強と、自ら学ぶことの違いについて触れた。
あれから数年が経ち、自分を分解できるようになってきた今、あの頃よりもう少し言語化できる気がしている。

今回は、やらないといけない勉強必要だから学ぶ勉強の違いについて、僕の体験を軸に書いてみたい。


車の免許と原付き

免許の話をしよう。

18歳になってすぐに教習所に行った。
そして、車の免許は、実技も筆記も1発合格した。
シンプルに車が好きだったし、何より車に乗りたかった。
ガソリンスタンドでバイトしていて、車いじりに夢中だった。
免許を取れば、自分の車を手に入れて、もっと深く関われる。
そう思って、本気で勉強した。

しかし、16歳のときに受けた原付きは、不合格だった。
僕と友達の3人で受けたが、僕以外合格した。
みんなが受けるからっというくらいのノリで、試験勉強ができる講座に参加した。
お金を払って参加したその講座で、寝てしまった。
結果、落ちた。
僕だけ不合格という現実に恥ずかしさはあったが、もう一度受けて合格しようというモチベーションは生まれなかった。

同じ「免許」という枠の中でも、動機が違うと、こうも結果が変わるものかと、今なら思う。


やらないといけない勉強

原付きの時の僕は、やらないといけない勉強をしていた。

ゴールが外にあった。
みんなが受けるから。
取っておいた方がいいらしいから。
本人の「やりたい」が起点になっていない。
だから、やってもモチベーションが続かない。

子供の頃もそうだった。
習い事も受験も、親が提案してきて、よくわからないけどやってみるという流れ。
できると親が嬉しそうにするので、それがモチベーションだった。
でも、自分から本当にやりたくて始めたものは、一つもなかった。
「やらないといけない」という感覚が、僕のなかでずっと大きかった。


必要だから学ぶ勉強

車の免許の時の僕は、必要だから学ぶ勉強をしていた。

ゴールが内側にあった。
もう少し言うと、車の免許の取得は通過点であり、ゴールではない状況。
車に乗りたい。
車をもっと知りたい。
学んだ先に、自分が望む何かがある。
だから、自然と手が伸びた。
実技も筆記も、本気で向き合えた。

資格がなければ前に進めない場合には、資格取得の先に僕のやりたいことがあるので、勉強する。
車の免許も、最近興味がある活動に向けて、ユンボの認定免許を取った。
目の前のことに必要だったから、頑張れた。


二つの勉強の違い

僕は資格を取得するためや、人から評価されるために必要になるような勉強が苦手だ。
数々の知見やスキル本は知識としては大事だ。
僕だってそのような本を買うし、学ぼうとする。
でも、それらの知識は、自分が必要だと考え、自ら学ぶから意味がある


息子に伝えたいこと

僕には6歳の息子がいる。
自分から「やりたい」と言ってロボット教室に通い始め、半年分くらい飛び級したらしい。
好きだから、ぐんぐん伸びている。
そして、4月から小学校に上がる。

僕自身、学歴コンプレックスがあったのだが、出来ることならその苦しみを、息子には味わせたくない。
一方で、僕の都合で押し付けたくもない。

成績が良いと、有名な学校や職場、環境に身を置けるため、通常より選択肢が広がるとは言われる。
残念ながら、僕にはそうだと言い切れる経験も、否定できるだけの経験も持っていない。
なので、歯切れは悪いが、
「成績が良いということは、自分の選択肢を広げるのに有利な状況を作ることにはつながると思うよ。」
くらいは伝えようと思う。
でも、それは内側から生まれる学びにならない可能性が高いので、何を大切にするかは息子自身に任せよう。

僕が大事にすべきことは、息子の話を聞いて壁になること、わからないことがわかる喜びを経験してもらうこと、本質を掴んでもらうこと。

好きなことは点数なんか気にせず突き進んでほしい。
興味がわかなくて点数が悪くても、僕はぶっちゃけたところ構わないし、気にしない。

苦手なことから逃げないのは大事だけど、必ずしもその経験が学校の勉強である必要はない。
逆上がりとか、水泳とか、仲良くできない子とか、苦手な先生とか。
身の回りには苦手なことがきっとあふれると思う。
その中で、逃げたら自分が削られると思ったものだけ、逃げずに立ち向かうことが大事。
すべてを逃げずに立ち向かう必要は、僕の考えでは無いと思っている。

もし息子が点数を気にしたら、ちゃっかり取るゲームとして遊んでみたら?と提案してみようと思う。
その時は、僕は先生ではなく、一緒に学ぶ仲間として参加する。

因数分解とか、鶴亀算とか、漢字の勉強とか、社会とか。
息子と一緒なら僕は頑張れそうだ。

何より、想像するだけで楽しそうだ。

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