なぜ関西人は「知らんけど」を最後に放つのか。
ミステリー@病院薬剤師さんがもう書いてらっしゃるんですけど
わたしも書きたい、言わせて、聞いてくださーい!!!
ことの発端は増井光生さんのこちらの記事です。
コメント欄で盛り上がりまして♪
その盛り上がりのイキサツについては、ミステリー@病院薬剤師さんの記事をご参照ください。
ではでは、早速、本題です。
話しをしていて「知らんけど」で締めくくられると日本列島・東側諸国の皆々様はイラッとしはるという、例のあの件ですが。
それを聞いたときの関西勢代表(と言わせて)わたくしの感想は「えー?!なんで怒るん?!」とびっくり仰天。だって、親切心から話しにつき合ってンのに、なんでやねーん!が本音でした。
そうなんです、西と東では、そもそもコミュニケーションの在り方に違いがあるのかも。
先ほども申し上げましたが相手の話しにつき合っているのであって、お互い正解は求めていない。もし知ってるんやったらラッキーくらいの感覚で、テニスでも壁打ちするより相手がおった方がええですやん? というスタイル、あくまでラリーが大事でどっちがスコアをひっくり返すのかに焦点は当たっていないのだ。
ですからそのラリーの中で「知らんけど」がオチとして生きてくる訳です。
むしろ、もし。正解を求められているとしたら「知らんがな。東大の先生にでも聞きーな。わたしが知ってるわけないやんか」というベースがあるんです。ですからオチとして受け入れられなければ、シャレがわからんやっちゃ、と逆切れされる可能性すら濃厚です。
ほんでもし。知ってることしか喋られへんねんやったら、めっちゃ静まりかえって違う国になりそうやな、関西全域が。
という訳で「知らんがな」のベースで両者合意のもと、いま聞いてきはったことを「知らない」の一言で終わらせてしまったらあんまりやな、できればちょびっと相手をしてあげたい、と思う気持ちで私見を述べるのです。
そう、関西人は愛想を大事にしています。「(せっかくの機会やったのに)えらい愛想なしで(ごめんやで)」という言葉もありますからね、愛想は重要です。気ぃよう、仲良ぅ、楽しぃに暮らしたいんです。
で、その私見は当然アドリブなんで、調べる時間も確認する時間もありません。ありとあらゆる過去の経験と、今朝見てきた朝ドラの一幕、電車で隣になった女子学生の話し、こないだ聞いたお向かいの小池さんの話し、などなど自分の中のデータベースを総動員して、つぎはぎだらけの「当たらずとも遠からず」な話しを完成させるのです。
そしてその集大成がお粗末なときは、まだ終わってないのに「ほんまかぁ?」「盛ってるやろ」「ンな訳ないやろ」などなど、途中でバッサリ、ケチョンケチョンにやられます。
そんな時は悪びれることなく、むしろ歯を見せて「バレた?」「わかった?」などと返した後
「わたしが知ってる訳ないやんか」
「そうやんな」
「ワハハハハ」(一緒に笑う)
と平和的解決に至ります。
逆に相手が、その創造的な想像の話しに信憑性の高さを感じてしまった場合、中途半端な情けは仇となりますから、迷わず一気に足カックンのごとし落としてあげなくてはなりません。緊迫した空気に肩透かしを食らわせ、その場の空気を一変させるのです。
当然、相手は信じてしまったんですから「騙された!!真剣に相談してんのに!!」と、関西人であっても怒ります。その怒りを表す言葉が「知らんのかい!!」です。
こちらの返しとしては
「けど(知らんことを)知ってたやろ?」
「せやな」
「ワハハハハ」(一緒に笑う)
となるわけです。
もちろん話しの深刻度によっては、こちらから頃合いを見計らって「こらこら、ツッコまんかい!」と水を向けますし、合間に「知らんけど」をちょいちょい挟んだりして「信じたらあかんで」とサインを送り続けます。
騙したり傷つけることが目的なのではなく、あくまで相手の話しにつきあう=相手と会話を楽しむ、そして「ちょっと喋りたい」という気持ちに寄り添うことが目的なんで。
余談ですが、西にはオバチャンという最強の人類が生息しているので、文頭に「知らんけど」をつける応用編もご紹介しておきますね。ちなみに、目上の方には「知りませんけど」と敬語を使います。
例えば…難波は大阪高島屋・本店さんなんかでよくあるんですけど。あ、お上品な東京高島屋とは違いますからね。いや本家・高島屋やねんから、決して品が無いわけではない。けど、東京ほどあるとは言い難いのかもしれない(どっちやねん)。
見た目がケバケバしくド派手なオバチャンは、繊細で乙女な人がけっこう多いんですけど、その乙女な彼女たちは、お買い物をするときに、あーやこーや相談しながら決めたいんですね。女子ならわかるよね?
それを、売り場ではじめて会った他人にしてきはる訳です。いいですか、ここで引いたらあきませんえ。彼女たちに全く悪気はありませんのでね。
で、押しがつよい。ほんで結構、正解を求めてきはる。
「これ、イタリー製かな?」
「さぁ…どうでしょう…」
「イタリー製かな!!」
「(知らんがな)そうちゃいますか」
「イタリー製なんやね?」
「(知らんて!)どうでしょうかね」
「イタリー製やったら買いたいのよ」
「いや〜、、知りませんけ…」
「イタリー製やね?」
「知りませんけど、そうちゃいますか」
「『ちゃうか』じゃ困るのよ」
「ほな、店員さんに聞い…(てみたらどうでしょう)」
「あなたに聞いてるのよ!!」
そんなにアタシと話ししたいんかーい!
オバチャンのアタシと喋りたい熱意に負けて表示を探して確認したら、ありました。ハイ、イタリア製って書いてありまっせ。正解です、大正解です。まっちがいありません!!
あ、思い出したんですけど「つき合う」の番外編がまだあった。
関西方面にお越しの際は、ぜひ、実践していただきたいんですけど、道でつまづくことってありますよね? 階段や、道路のみぞを蓋するあのあみあみでヒールをひっかけちゃったり。あと、段差も障害物も何もないフラットなところで、なぜか蹴躓いちゃったり?
そんなときは必ず誰か目が合う人を探してください。
もしくは、そんな方を見かけたときは「絶対に」目を合わせてあげて下さいね。いいですか、知らんフリが1番あきません。
「大丈夫ですか」と労ったあと、大声で一緒に笑ってあげるか、何も物体がなかったのに、さもあったかのように怒ってはる場合は、こちらも見えてるかのように「あんなとこに置いて!」と言ってあげて下さいね。
まぁ、全部。完全なる私見やから、どの程度の同意を得られるもんなのか、知らんけどな。
◇おしまい◇
長文、お読みくださいましてありがとうございました!
「なんでやねん!(こんなに言うて結局)知らんのかーい!!」って突っ込んで頂けましたでしょうか??
ぜひ、知らんけどを多用していただき、あなたの日常会話に愛と笑いで彩を♡
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
また嬉しいお知らせが届きました!
こないだの「2Lのお水とダイエット効果」をたくさん読んでもらえたようで、トロフィーをいただきました!!!

読んでくれはったあなたのおかげです!!!
めっちゃ喜べます、ありがとうございます!!!
え? まだでしたか? ほな、ぜひ読んで行ってくださいね~♪
ではでは、まった明日~♪

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脚本で韓国デビューを目指す会社員です! もし、アタイをサポートしてくれはるのなら…あなたのおはようからおやすみまで笑いで見つめるライオンと化します(ガオー)