【難関資格試験の勉強法】「丁寧にやると進まない…」 どうすればいい?
こんにちは。「30日チャレンジ」の運営を担当している伊藤です。
元弁理士で、現在は学習塾Dear Hopeにて数学・物理を担当しています。
先日、資格試験の学習に取り組んでいらっしゃる方から、筆者の記事に関して次のようなご質問をいただきました。
丁寧に理解しようとすると、一問や一ページに時間がかかりすぎて、計画通りに進みません。かといって割り切って先に進むと理解が浅く、結局やり直しになってしまいます。
先生の記事では「早くできるようになろうと思ってはいけない」と書かれていましたが、先生ご自身は短期間で一発合格されています。この二つはどのようにつながるのでしょうか。
いつもお読みいただき、ありがとうございます!
さて、今回いただいたお悩みは、実際多くの受験生や資格試験受験者が経験されていらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、この点について筆者の考えをお伝えしたいと思います。
「速くやろう」と思っていないのに速く進む理由
結論から言うと、筆者の場合、一つは「ゲーム感覚」で勉強していたことが効いていたと思います。「過去問10年分を完全マスターするゲーム」、「論文テキストの論点を全部暗唱するゲーム」、「答練で自己ベストを更新するゲーム」など、その時々で「これにチャレンジしてみよう」というゲームを設定して、それをクリアしていくことを楽しんでいました。
これらのゲームは、いずれも「学習内容を深く理解すること」に繋がっています。
もう一つは、これも一種の「ゲーム」ではありますが、毎回の講義に参加した際に先生に質問をすることを自分に課していました。これは何でもないことのように聞こえるかもしれません。しかし、質問をするためには、結構な勉強が求められますし、その上で、自分が理解できていない点を「言語化」することが必要です。
この「言語化」のプロセスは、スピーディーに実力を養うためにとても重要だと考えています。なぜなら、この作業は、自分が理解している領域とそうでない領域との境界線を明らかにすることであり、したがって「次に何を学習すればよいか」に直結するからです。
「次に何を学習すればよいか」が分かっていれば、学習効率は非常に高くなります。
勉強をゲームにすれば、興味が湧いてくる
勉強をゲーム化することの効果は大きい、と筆者は考えています。その理由の一つは、少しずつハードルを越えて自分がレベルアップしていくと、成長の喜びが感じられ、勉強=ゲームに対するモチベーションが上がっていくからです。
理由の二つ目は、学習内容に「面白み」を感じられるようになるからです。勉強というのは、「理解が進むほど面白くなる」という特性があります。
スポーツやゲームでも同じだと思いますが、自分(のチーム)が対戦相手や敵キャラよりもずっと弱いと、すぐに負けてしまって面白くありません。
しかし、自分の力が上がっていって(理解が進み、知識が増えていって)、対戦相手(問題)といい勝負ができるようになってくると、面白みがでてきますよね。そうなると、「いっちょやってやろうじゃないか」という気力も湧いてきます。
この結果、勉強に一層没頭するようになり、良い循環に入ることができるのです。
丁寧な勉強とは何か
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