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日本語の授業で5分余った!すぐ使える活動3選

日本語教師の「困った」を、AIとITで楽にする。
日本語教師歴20年以上の「フジ」です。

今日の授業は全部終わった!と思ったらあと5分余っている・・・そんな時はありませんか?

学生とたわいもない話をして終るか、
楽しいアクティビティをして終わるか、

学生:(チャイム音)もう授業が終わっちゃった。先生の授業はいつも早く終わる。もっと先生と勉強したい!

こう言ってもらえるのがうれしくて。だからあと5分、ぬかりなく先生がんばりましょう!

授業のラスト5分でも楽しめる、3つのタイプの活動をご紹介

クラスの人数や日本語レベルに合わせて調整してお試しください。

1.準備なしですぐできる「言葉アウトプット活動」

先生がお題を決め、学生に知っている言葉をどんどん言ってもらいます。

次のお題で盛り上がりました!


国の名前
日本料理名
日本の会社名
〇〇線の駅名
日本のアニメ
日本人の苗字
場面で使う言葉(レストランで、空港で、学校で、レストランでなど)

学生が1人なら、学生、先生と順番に答えてもらいます。
学生が少ないクラスなら、一人ずつ順番に答えてもらいます。
テンポよくやるとよくて、一人5秒とかカウントダウンで数えるのも良し。

人数が多い場合は、ペアやチーム戦にして、できるだけたくさんの言葉を考えてもらってもよいでしょう。30秒でたくさん書けたチームの勝ちとか。

5分だとあっという間ですがお題2つ、3つはいけるかと思います。

定番の「しりとり」も、あと5分の活動にぴったりです。
学生が言った言葉を先生が板書して、やじるしで繋げて書くと、初めてやる学生でもイメージがわきやすいと思います。
ただ本当の初級ですると語彙が少なくておもしろさに欠けることも。
また、初めにルールの共有をお忘れなく。
・「ん」で終わったらだめ
・名詞だけ

アフリカ出身の学生で「ン」から始まる学生いますね・・・
日本人としては驚き!

テーマを決めると、復習としても使えます。
この活動のよいところは、特別な準備が必要ないことです。
教師は引き出しが多くてなんぼです!

2.クラスが盛り上がる「チーム対抗戦」

教室を半分に分けたりペアにしたり、チーム対抗にする方法もあります。
各チームから代表者を一人出し、ホワイトボードに答えを書いてもらったり、ノートに書いてもらったり。教室授業ならホワイトボードがみんなに見やすいし、学生が書くのが非日常で盛り上がります。

①漢字部首ゲーム


先生が、

「さんずい」
「きへん」
「にんべん」

などのお題を出します。
代表者は、その部首が使われている漢字を、制限時間内にできるだけたくさん書きます。正しくたくさん書けたチームの勝ちです。

漢字の復習だけでなく、チームごとに助け合うので会話練習にもなります。

②助数詞(ものの数え方) ゲーム


先生が物の名前を言い、学生がその物に使う助数詞を答えます。

先生:「車」
学生:「台」

先生:「本」
学生:「冊」

先生:「犬」
学生:「匹」

こんな感じで。

口頭で答えてもいいのですが、代表者にホワイトボードに書いてもらうとおもしろくて。漢字で書いてくださいと指示して、人、台、などはすらすら書けるかと思いますが、個、頭、着、階、枚などは非漢字圏だとああじゃない、こうじゃないとにぎやかになります。中国人学生が崇められて漢字パワーを感じます。チームの人には日本語でアドバイスすることを念押しするといいですね。

③カタカナ語


先生がカタカナ語を読み上げ、代表者がホワイトボードに書きます。

◎意外と書けずにざわつく
パン、バス、コーヒー、ビザ、パスポート

◎JLPTの語彙に寄せるなら
コミュニケーション、インターネット、インフォメーション

◎おもしろくするなら(ラスト1問でとか)
東京ディズニーランド、ファミリーマート、コカ・コーラ

などです。

長音、促音、拗音などが入っている言葉はカタカナのよい復習になります。

④クラスメイトの名前をカタカナで

先生が学生の名前を言い、チームの代表者がホワイトボードに書きます。
まずはクラスメイトの名前を覚えているか、はっきり発音できるか、まずそこで盛り上がります。先生の名前もざわついて盛り上がります。

チーム対抗戦は、少し疲れてきた授業の最後でも、教室の雰囲気をもう一度明るくしてくれます。

3.少し準備しておく「見せて答えるクイズ」

画像を準備しておけば、授業の最後にすぐ使えるクイズもできます。

①会社名クイズ

会社のロゴを見せて、会社名を答えてもらいます。

コンビニ、飲食店、車のメーカー、など、学生が普段よく目にする会社を選ぶと答えやすくなります。

お菓子や飲み物のパッケージを見せて、商品名や会社名を当ててもらう活動もできます。学生の机に置いてある飲み物なんてどうでしょうか。「モンスター」「スターバックス」「ファンタ」なども難しいかと思います。

画像をPowerPointなどに数枚まとめておけば、必要なときにすぐ使えます。
一度作っておくと、別のクラスでも繰り返し使えるので便利です。

①漢字読みクイズ
学校で使ってる漢字テキストや、レベルに合った漢字をGoogle slideやPowerPointで漢字⇒ひらがな、と表示するように作っておく。その漢字を全員で読んで確認後、一人一人言わせたり、2人ずつ言わせたり。結構声張り上げて答えてくれます。

私はこんな感じで似ている形をまとめたスライドを作ってあります。

活動を選ぶときに気をつけたいこと

同じ活動でも、クラスの人数や日本語レベルによって進め方を変える必要があります。

学生が少ないクラスでは、一人ずつたくさん発言してもらえます。
一方、人数が多いクラスでは、全員に順番が回らないこともあります。

その場合は、ペアやグループで考えさせたり、チームの代表者に答えてもらったりすると参加しやすくなります。

授業時間を埋めるためだけの活動ではなく、学生が「今日の授業も楽しかった」と思えるような、最後のひと工夫としてお使いください。


番外編

ChatGPTに自分のクラス向けに5分ネタを作ってもらおう!

授業案のたたき台を作ってくれるAI
使わない手はないですね。タイパ!

↓こんな感じでChatGPTにお願いしてみました。学生の状況を入れて、何をやりたいかをはっきりと書く。端的にはっきりと。これが大切です。

そうしたら、以下の回答を5秒くらいでくれました。
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16人なら、8組のペア活動にすると、全員が短時間でも話せます。準備なしでできる活動は次の3つです。

1.「どっちがいい?」理由をつけて答える

先生が二つの選択肢を言い、学生はペアで自分の意見と理由を話します。

例:

  • 海と山、どちらが好きですか。

  • 日本料理と自分の国の料理、どちらをよく食べますか。

  • 都会と田舎、住むならどちらがいいですか。

  • アルバイトをするなら、コンビニとレストランのどちらがいいですか。

学生は「私は〇〇のほうがいいです。なぜなら〜からです」と答えます。1分ほど話したら、数人に全体の前で発表してもらいます。

練習できる表現:
「〜より〜のほうが」「なぜなら〜からです」「〜と思います」


2.共通点を3つ見つける

隣の学生と話して、二人の共通点を3つ見つけます。

質問例:

  • 何時に起きますか。

  • どんな料理が好きですか。

  • 休みの日に何をしますか。

  • 日本でどこへ行きたいですか。

  • どんなアルバイトをしていますか。

「二人とも辛い料理が好きです」「二人とも電車で学校へ来ます」のようにまとめます。

国籍が違う学生同士をペアにすると、普段あまり話さない相手とも会話できます。

練習できる表現:
「二人とも〜」「私もです」「同じですね」


3.1分インタビュー

二人一組になり、一人が質問する人、もう一人が答える人になります。1分後に役割を交代します。

テーマは先生がその場で一つ決めます。

例:

  • 日本へ来て驚いたこと

  • 最近うれしかったこと

  • 国のおすすめ料理

  • 将来したい仕事

  • 日本で困ったこと

  • 今、いちばん欲しいもの

質問する学生には、答えを聞くだけでなく、必ず追加の質問を一つさせます。

たとえば、

「国のおすすめ料理は何ですか」
「モモです」
「どんな味ですか」
「いつ食べますか」

というように、会話を続けます。

練習できること:
質問する力、相づち、追加質問、詳しく説明する力

5分しかない場合は、勝ち負けのあるゲームよりも、ペアで全員が同時に話せる活動のほうが、実際の発話時間を多く確保できます。
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どうですか?!自分では思いつかなかった活動を教えてくれませんか。
私は「2.共通点を3つ見つける」が気に入りました。これなら自分の発言だけで終わらず、相手の話もしっかり聞く必要があるので「話す」「聞く」の練習が楽しくできるなと思いました。暇になる学生がいなくなるのも好き。

私はChatGPT指示を出すとき、以下の文を入れました。
準備しないでさっとできて、学生の会話力が伸ばせる活動を3つ考えてください。

ここをクラスごとに変えればいいと思います。
「N3の漢字の活動を3つ考えて」
もっと端的にはっきりするなら、下記のようにクラスの学生をイメージして作成依頼してみてください。

・N3の漢字が定着するように
・N3の漢字の訓読みを中心に
・N3勉強中だけど、漢字を毛嫌いしている学生向けに

AIで授業準備の短縮と自分のネタの引き出しを増やしましょう!

次回は、
ChatGPTでJLPT4択問題を作る方法をご紹介する予定です。

ぜひお立ち寄りください。(フジ)

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