日本社会にとって外国人(非日本語母語話者)の受け入れは必然であり、その人たちが日本社会・経済の担い手として活躍するには高度な日本語能力が求められます。「上級以上の日本語教育」を多角的に論じた本書は今後の日本語教育の新たな指針になり得るものです。
※2026年8月9日 14:32時点
巻頭インタビュー「私とことば」はヴァイオリニストの廣津留すみれ氏。幼いころからヴァイオリンと英語に取り組み、米国の大学で学んだ廣津留さんは、現在日本を拠点として、演奏活動、大学での教鞭、テレビコメンテーターなど多彩な活躍をされています。そんな廣津留さんに、「ことば」にまつわる想いを伺いました。 特集テーマは「『就労分野の日本語』をデザインする」と題し、外国人材を取り巻く現状を俯瞰する「現状編」、「就労分野」に有効なタスクベースの日本語教育についての専門家の論考と評価にかかわる考察を掲載した「理論編」、企業とAJALTのカリキュラムデザインの実践例を紹介する「実践編」の3部構成で、「就労分野の日本語教育」を多角的に考察しています。
※2026年7月18日 1:32時点
将来「使うあてのない日本語」を学ぶフランスの日本語専攻学生は、学びをどのように意味づけ、自身の人生に位置づけるのか。彼/彼女らの移動性に注目し、その語りに迫る。生涯教育としての「ことば」の学びに携わるすべての人に。 ■「あとがき」より 本書のテーマは、「ことば」の学びに寄り添う日本語教育です。現代の「モバイル・ライブズ」のなかに生きる外国語学習者が、大学時代及び大学という学習環境で「ことば」を学ぶ経験において、時間的・空間的に「移動」をしながら、「学習と人生のつながりの軸」を形成、及び意識化できることを支援する教育。そのような教育の必要性を、「ことば」の教育に携わる方々に伝えたいということが、本書の刊行の最も大きな目的です。 ■目次 第1章 「日本語学習と人生のつながり」という問題設定 第2章 「学習と人生のつながり」はどのように捉えられてきたか 第3章 日本語専攻学生が置かれている日本語学習環境 第4章 人生と日本語授業―日本語ポートフォリオ実践研究― 第5章 生活と日本語学習―在籍生へのインタビュー調査― 第6章 「移動」と日本語学習―修了生・中退及び転科者への質問紙・インタビュー調査― 第7章 総合考察:「学習と人生のつながり」から捉える日本語学習の実態 第8章 「学習と人生のつながりの軸」の形成と意識化をめざした外国語教育に向けて
※2026年8月3日 10:32時点
「日本語教育を学びたいけど、キャリアにつながるの?」 「日本語教育業界で私らしく働き続けるには?」 そんな疑問を持つ方に贈る一冊。 日本語教育者の多様な仕事を紹介し、現在さまざまな現場で活躍している 日本語教育者や日本語学習者の先輩を紹介します。
※2026年8月10日 15:33時点
真の多言語多文化共生社会を形成するために、言語教育はどうあるべきか。 本書は、地域日本語教室の談話分析を端緒として、その問いに迫る。 地域日本語教室の問題点は、参加者間の関係の非対称性から論じられることが多いが、本書では、教室活動における言語学習観と言語の機能に着目し、他者との共生について〈言語を使って主体的に考え行動する〉学習を追求する。 これは言語学習の意義の問い直しであり、地域日本語教育にとどまらない、言語教育一般への問いかけともなるだろう。
※2026年7月6日 20:31時点
2000 年代初頭になされた日本語教育をめぐる議論は、この10 余年でどのように広がり深められてきたのか―。レビューを通して、背景となる社会的事実・課題、学問的蓄積・課題という日本語教育学の「地」を描き出し、「図」としての個別研究・個別実践の方向性を示します。 「学」のデザインを通して、日本語教育学の学問的体系化をめざす意欲作。
※2026年8月15日 21:32時点
本書は、砂川有里子先生のご退職を記念して、先生にゆかりのある筆者が集まって一書としたものです。(中略) 「文法」「談話」「日本語教育」は、「日本語学」建学の最大の功労者である故寺村秀夫先生の研究を位置づけるキーワードでもあります。文法、談話の研究と日本語教育を結びつけるという課題は、「日本語学」建学以来一貫した課題であり続けています。本書に掲載された15本の論文は、15人の筆者がこの課題に挑んだ最新の研究成果です。(「まえがき」より)
※2026年8月1日 7:32時点
母語話者と非母語話者のコミュニケーション場面は、「接触場面」と呼ばれ、さまざまな言語的調節が行われる。 これまでも「接触場面」に関する研究は行われてきたが、多くは非母語話者の日本語習得に主眼が置かれたものであった。 本書は、母語話者側の言語的調節に焦点を当て、その実態を明らかにしたものである。 さらに、非母語話者との情報やりとりに使用される母語話者の言語的調節の学習モデルを構築し、母語話者に対する非母語話者とのコミュニケーション支援のあり方を提示している。
※2026年7月19日 14:33時点
世界でどのくらいの人が日本語を学習しているか?急激に日本語教育人口が増えた国、減った国は?日本語教育・海外ビジネスに携わる方が知っておきたい動向を、緻密な分析とともに解説。加工可能な統計資料のエクセルデータ付。
※2026年7月29日 9:32時点
水谷修先生(現・名古屋外国語大学学長)の、これまでの研究を5つのテーマに分類し、それぞれの分野から執筆者が集結しました。 各巻は1テーマを概観するタスク、2先行研究の総括、3今ある問題や課題についての研究論文、4未来への展望と提言、という4部構成になっています。 日本語教育に関わる研究者や、大学生はもちろん、現場で活躍する先生方や教師を目指している方々など、日本語教育に携わるすべての方に贈るシリーズです。
※2026年8月14日 8:32時点