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塾長日記:日本語教師30年 やりたいこと形にした歩み

こんにちは。
日本語教師アイディア塾 塾長の竹丸です。

先日開催した
日本語教師アイディア塾 #57

テーマは、

「グローバル共創デザイナーへの道
― 社会が求める新しい日本語教師へ ―」

でした。

今回のゲストは、
井上貴美子 さん。

日本語学校、専門学校で長く勤務され、
学校長も経験された日本語教師です。

現在はフリーランスとして、

定時制高校での授業、介護士の学生の研修
県の社会福祉協議会から依頼される
やさしい日本語ワークショップなどを開催され、

関わる人や分野が、
どんどん広がっていると話されていました。

今回のアイディア塾では、

「自分がやりたいことを、我慢しない」

という選択をし、
一つひとつ形にしてこられた井上さんに、

・やりたいことをどう見つけたのか
・どのように行動に移してきたのか
・実践して見えてきたこと

などを伺いました。

1.校長になっても消えない「授業への渇望」


今回は日本語教師になってどうだったかを
井上さんと交互に話していく予定でした。

ですが・・
私の問いかけでお話が始まると、

井上さんのお話にいっきに引き込まれ、
30年前の世界に
タイムスリップしていくようでした。

「日本語教師になりたい」
と思ったところから始まり、

育児に家事、
授業準備で徹夜続きの生活でも

「楽しくて仕方がなかった」
と笑顔で話されました。

主任になっても、
校長になっても、

とにかく授業がしたくて仕方がない。

介護の学習者が困っているなら、
介護の日本語を学ぼうと準備をする。

大学へ進学する学習者がいるなら、
大学で何に困るのか知りたくて、
40過ぎてから自分も大学へ。

とにかく、「現場愛」が凄すぎて

私は途中で、
「この人、
ちょっとどこかネジが外れているのかも。」
と思いました。

もちろん、
最大級の尊敬を込めてです。

引っ込み思案で、超慎重。
私の知る井上さんは、
石橋を叩き続ける人です。

ですが、
気になることは、
どんどん調べて

そして、
決めたら、さっと動く
そんな大胆さを持っている方でした。

好きな言葉を聞かれた際も、

「継続は力なり」

と、即答。

その言葉が、
生き方そのものだなと感じました。

井上さんは、何でも相談できるとっても気さくなひと


2.日本語教師の役割は、もはや「教室」に収まらない


井上さんとの出会いは、
2022年でした。

当時、
学習者の能力差や
主体性の希薄さに悩み、

そうした学生に真摯に向き合っている日本語教師ほど、
疲弊して辞めていく現実に、
強い問題意識を持たれていました。

そして、
知識を一方向から与える講義型授業が、
学ぶ学生の真面目さに左右され、

自分授業が届いていないことに
ご自身でも限界を感じ、

「教えない日本語授業」
へ入ってこられました。

以降、
この教えない日本語授業が

井上さんの日本語教育のベースとなり、
活かされることになります。

今回、このアイディア塾を通じて
改めて感じたことですが、

日本語教師という仕事は、
教室の中だけでは終わらない、
ということです。

もちろん、
教室での授業は大事です。

でも、
学習者のいる現場を
知ろうとすればするほど

日本語教師の役割は、
外へ外へと
どんどん広がっていく。

就活。
進学。
就労。
地域。
生活。
介護。
医療。
教育。
子ども。
外国人支援。
やさしい日本語。

そして、

外国人と日本人をつなぐ役割へ

つながります。

「「どこかの組織に属する」
というところから一旦、離れてみると、

様々な人々と無限につながり、
やりたいことが、
自分の役割がそこにあり、

それが、どんどん広がっているのを実感する。

人と人を繋き、
より、よい関係性作りのお手伝いできる
私が、ずっとやりたかったことです。」

そのように、
今の心境を語ってくださいました。

埼玉県社会福祉協議会の依頼を受け、開催したやさしい日本語ワークショップは、
職場で共創できる体制づくりをお手伝いする「グローバル共創デザイナー」としての活動の第1歩



3.30代でも50代でも。「年齢」は挑戦を止める理由にならない


今年の3月、井上さんに
やさしい日本語の研修の依頼がありました。

ずっと以前、
ご友人渡した
1枚のチラシがきっかけで、登壇することになりました。

県の社協から依頼を受けた時、
(本当に自分にできるのか)と、
不安で不安で仕方なかったそうです。

「実践ラボで、

協働できる場所
アイディアを共有できる仲間がいたから
挑戦することができた」

とお話されたのがとても印象的でした。

「継続は力なり」(イラスト提供:関さん)



井上さんのお話を聞きながら、

「日本語教師って、
本当に面白い仕事だな」

と、私は改めて感じていました。

社会が変化するとともに、
日本語教師が関わることや

求められることも、
可能性も、
増えていく。

そして、ベテランでも

思い切り、
ドキドキしたり、ワクワクできる。

そして、

年齢は、
挑戦を止める理由にはならない。

井上さんは30代半ばから。

私は50代半ばから、
日本語教育の道へ入りました。

最初から、
特別な何かを持っていたわけではありません。

私自身、
不安になったり、
ドキドキしたりすることはいくらでもあります。

でも、

気になったことに興味を持ち、

調べ、
現場を知ろうとし、
少しずつ動いていく。

その積み重ねが、
今につながっています。

何でも最初から
上手くいかない。

始めは
60点でもいい。


「だから私は、
 これからも仲間と一緒に、
 試しながら前に進いていきたいと思います。」

私たちは、
いくつになっても、
みんなで考え、試してみることで

やりたいことを形にしていけるのです。


今回のアイディア塾が、

これからの日本語教師としての在り方や、

「やりたいことを形にするヒント」

を見つける時間になっていたら、
嬉しく思います。

ご参加くださった皆さん、
本当にありがとうございました。


これを読んでくださっている皆さん、
あなたが、本当にやりたいことは何ですか・・

よかったら、
今度、わたしに教えてください🍀

みなさん、ご参加くださり、ありがとうございました!


最後まで、お読みくださりありがとうございました😊

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【お知らせ】
次回のアイディア塾#58

「企業が求める日本語力と、授業の変え方」


【開催日時】

2026年5月27日(水)
20:00ー21:30
オンライン(zoom使用)
【参加費】 無料 
ご参加をお待ちしています。
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