ハワイ移住6年。我が家の日本語教育
ハワイに移住して、6年が経ちました。移住した当時、息子は小学4年生、娘は小学1年生。二人とも英語はほとんど話せませんでした。「まずは英語に慣れてほしい。」そんな思いから、最初の1年間は日本語のテレビも見ないようにしていました。
ところが、半年ほど経った頃から異変が…。「あれ?日本語が怪しい…?」日本の小学校で3年生まで過ごしていた息子が、半年の間で、3年生で習った漢字を書けなくなっていたのです。これはまずい!
そう思い、すぐに日本語のテレビが見られる環境を整え、日本語を学ぶ方法を探し始めました。そこで我が家が選んだのが、「進研ゼミ小学講座(チャレンジ)」でした。
日本に住んでいた頃、息子は幼稚園から続けていた教材です。ハワイへ来るタイミングで一度解約していましたが、海外発送に対応していることを知り、すぐに子ども二人分を申し込みました。
それから我が家では、小学生の間、「学校から帰ったら、チャレンジを1レッスンだけやる。」というルールを作りました。時間にすると10〜15分ほど。毎日続けることを大切にしたかったので、「これくらいなら続けられる。」という量を意識していました。
ハワイの小学校は先生によって違いはありますが、我が家の場合、小学生の頃は宿題が全くありませんでした。学校は2時過ぎには終わるので、放課後の時間はたっぷりあります。そのため、15分ほどのチャレンジは子どもたちにとっても大きな負担にはならなかったようで、毎日の日課になっていました。
ところが、中学生になると状況が変わります。息子は英語で勉強する負担がまだ大きかったようで、宿題に何時間もかかる日が続きました。そのため、「まずは学校の勉強を優先しよう。」と考え、チャレンジを無理にやらせることはやめました。
その代わり、夏休みや冬休みなどの長期休みにチャレンジを進めるようにしていました。ハワイでは長期休みに宿題が出ないので、その時間を日本語での勉強に充てています。
一方、娘は小学校低学年からハワイの学校で過ごしたこともあり、中学に入るころには英語への適応ができていたようです。学校の課題も学校で終わらせてくることが多く、宿題がないので、今でも学校から帰ると、「1ページだけでもやろう。」と声をかけながらチャンレンジを続けています。
とはいえ、今はだいぶ遅れてしまい、まだ小学6年生の夏頃の教材を進めているところです(笑)
漢字については、息子はスポーツニュースを日本語で見ることが多いためか、読む力は比較的残っています。
一方、娘は小学3年生頃までは頑張っていましたが、その後は漢字を書く機会が減り、読めない漢字も増えてきました。
海外で暮らしている以上、日本語と英語の両方を完璧に身につけることは簡単ではありません。
英語を優先すれば、日本語は少しずつ抜けていく。それはあがなえないと思っています。
将来、子どもたちが日本語を使う仕事に就くかどうかは分かりません。でも、日本で生まれ育ち、日本語に触れてきた時間は子どもたちの大切な財産です。だからこそ、完璧を目指すのではなく、「日本語で会話ができること」「日本語の本やニュースがある程度読めること」そんな力だけは、これからも少しずつでも維持していけたらと思っています。
とはいえ、これから先は、子どもたち自身が自分の将来を考え、何を学び、何を大切にするかを選んでいく年齢になっていきます。その選択は、親として尊重していきたいと思っています。
ただ、娘はまだ中学1年生。もう少しの間は、「チャレンジやった?」と、お尻をたたく日々が続きそうです(笑)
我が家も試行錯誤の連続ですが、これからも子どもたちにとって無理のない形で、日本語とのつながりを大切にしていけたらと思っています。
