【AI英会話のリアル】優しすぎるAIに慣れると、人間の前で話せなくなるかもしれない
こんにちは。
介護福祉士の資格を持つ日本語教師です。
AIを使っていますか?
私は去年くらいから本格的に導入しています。
少し日本語教師の話をさせてください。
いま、私は
「日本語教師としてAIを使えないと、
時代に乗り遅れてしまう」
という強い危機感を抱いています。
思い返せば約10年前、
日本語教育業界に「ICT化の波」が
押し寄せました。
授業でPowerPointを使うのが当たり前になり、
それまで紙に印刷していた
絵カードやフラッシュカードが、
プロジェクタースライドへと
置き換わっていった時期です。
その際、パソコンの操作に馴染めず、
日本語教育の直接的なスキルとは違う部分で
限界を感じて
業界を辞めていかれた先生方を、
私は何人か見てきました。
先生方の後ろ姿を見送ったときの、
なんとも言えない切ない気持ちは、
今でも忘れられません。
そして今、時代は変わり
「AI全盛期」を迎えました。
ここでAIを使いこなせなければ、
あの時去っていった先生方と同じように、
私も置いていかれてしまう。
その危機感から、私はAIを使い始めました。
現在は、授業用のイラスト作成や、
文章の推敲などに活用しています。
前置きが長くなりましたが、
実は仕事以外でもAIを活用しています。
それが「英会話」です。
AIで英会話の練習ができると聞き、
実際に試してみたところ、
驚くほどスムーズに会話が成立しました。
むしろ英語は私より断然うまい!(笑)
しかもお金がかかりません。
先ほども簡単に英語でチャットをして、
夕食のレシピを提案してもらったところです。
せっかくなので、今夜作ってみようと思います。
◇
このように非常に便利なAI英会話ですが、
実際に使い込んでいく中で、
「ここに気をつけないと、
実際の英会話で苦労するかもしれない」
という点がいくつか見えてきました。
気づいたのは、大きく分けると以下の3点です。
1. AIがこちらの意図を「汲み取りすぎる」
私が多少間違った文法で話をしても、
AIは「つまり〇〇ですね」と完璧に
解釈してくれます。
一見ありがたい機能ですが、
これに慣れすぎると危険だと感じます。
人間相手の英会話なら
「間違えたかもしれない、通じるかな」
というプレッシャーの中で言葉を
絞り出す必要がありますが、
AI相手だとその負荷が
ゼロになってしまうのです。
2. 会話の主導権をAIに握られがちになる
AIはこちらの話に対して、
どんどん質問を投げかけてきます。
AIの方が圧倒的に長文を話すため、気づけば
「英会話の練習をしているはずなのに、
AIの方がたくさん話している」
という状況が生まれがちです。
私の英語力がまだ追いついていないせいも
ありますが、
会話の主導権を持っていかれやすい
性質があると感じます。
3. AI英会話はあくまで「練習試合」
こうした特徴を踏まえ、私はAI英会話を
「本格的に英語力を伸ばす場所」ではなく、
あくまで「会話に慣れるための練習相手」と
位置づけることにしました。
とっさに言葉を返す瞬発力を鍛えたり、
AIが使う綺麗な英語表現を
盗んでインプットしたりする場としては
最高のリソースです。
◇
道具は使い方次第。
10年前のICT化のときと同じように、
変化を恐れずに新しい技術を味方につけながら、
リアルなコミュニケーションに
活かしていきたいですね。
と、この文も私が書いた文を
AIに推敲してもらいました。
あえて、推敲後の文を
何もいじらないで投稿しました。
すごい時代ですね。
