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海外ノマド:日本語講師で実際に1000万円、稼げるのか検証

海外ノマド暮らしをしている私は、本職は日本語講師をしている。

いろんな人たちが日本語講師について、日本語教師について日本語を教えることについてと言う記事を書いているが、いろんな意味で納得すること、納得できないこと…いろいろな方のご意見がある。

特に最近ではオンライン講師になるための記事などをよく見かける。そして中には日本語教師駅がまだ1年も経っていないのに、これだけ稼げた。これだけ集客できた。だから、そのノーハウを教えますみたいな人たちも見かける。

そんな人たちが、例えば月50万円稼げるとか月70万円稼げるみたいなことを言っているのを見るが、実際に日本語講師としてそれだけ稼ぐと言うのは、どんなに大変なことだろうと思うこともあるのだ。

今回は、日本語講師の最高潮として実際に年収1000万円の仕事を実際に紹介したいと思う


実際に、日本語講師として1千万円稼げるのか

実際に、例えば月収50万年、 60万円、70万円…手取りと考えた場合、年収はが600万円、700万円、800万円と言うことになる。

「オンライン日本語教師で50万円稼ぎました!」

という投稿も見るが、もしもオンライン講師として、日本語を教えたとして月50万、60万円稼げた月があったとしても、本当にそれを何ヶ月も何年も続けていくことができるのだろうか。

では、毎月本当に安定した仕事として、日本語講師をし、年収1000万円以上稼ぐと言う事は可能なことなのだろうか。

答えはイエスだ

ただ、そのレベルの日本語講師になるのはかなり大変なことだと思う。しかし不可能ではない。
それでは、どうしたら年収1000万円を超える日本語講師になれるのだろうか。

年収1千万円稼ぐ日本語講師とは

これはどこかのサイトにも書いてあるのだが、年収1千万年以上稼ぐことができる日本語講師と言うのは、おそらく大学の講師だろう。

他にも、このサイトでは年収1千万円にするための、いくつかの方法が書かれている。

しかしながら、年収1000万円稼ぐと言うのは、日本語講師だけではなくてもかなり大変なことだと思う。

このサイトにも書かれていたが

【まず、日本で年収1000万円達成するハードルは、とても高い状況であるといえるでしょう。

国税庁の調査によると、個人年収が1000万円※以上の人は、日本の人口の5.4%という結果が出ています。つまり、企業など法人で働いている場合、「日本の年収上位5%」に入らないと、年収1000万円の達成が難しいということになります。
※本調査では給与所得者のみを対象としています。   

参考:国税庁/令和4年分 民間給与実態統計調査(給与階級別分布) 】

ただでさえ、日本全国の上位5%以内なんて言われたら、その中で日本語講師として年収1000万円稼ぐのは簡単なことではない。

それでも不可能ではないと言う事はわかる。

それでは、実際に大学の日本語講師として働いた場合の状況を話していこう。

海外の大学の日本語講師


日本だと、大学の日本語講師ではなく、大学の教授であればそれだけ稼げると書かれている気がする。海外の大学では、それが講師でも現在の円安の影響もあり、かなり稼げる時がある。

私の知っている例をあげていこうと思う。

まず大学で教えるにはどんな資格が必要なのか。
通常は、日本語学習教授関連の修士課程以上の資格が必要になるが博士号を取得している人が望まれる。

ここで既に応募規定の枠がかなり狭き門だと言うことがわかる。

最近では、大学修士課程まで勉強する人もいるが、日本語専攻、日本後教授法専攻言うとまたかなり限られてくる。ここまでで応募できる人がかなり絞られてくる。

大学の日本語講師応募の規定をいくつか見てみると、こんな感じだ。

また、海外で働くためには日本語だけではなく、その国の言葉や最低でも英語が話せなければならない。

そこでまたハートが1つ上がる。

同じ大学の日本語講師でも国によって待遇が変わってくる。

実際に年収1000万円稼ぐとなるとそれだけ稼げる国は限られてくる。

おそらく想定として、英語圏の国は、ある程度待遇が良く、練習も良いと言えるだろう。

しかしながら、アジアの国ではあまりそこまで稼げない。どちらかと言うと、内閣講師になったとしても、私立の語学学校で働くよりも待遇が低いことも多い。

そして、募集も少ない。
募集があったとしても、合格率もかなり狭い

また、各国の日本語講師求人は出ているのだが、結局は、内部で募集をかけて、内部で決まったり同じ国にいる人を採用するケースも多い。

これは労働許可証やvisaの問題も出てくる。

海外で働くと言うのはなかなか厳しいものだ。

オンライン日本語講師 月80万円⁉️

たまにオンライン講師の方の投稿で月に70万円 80万円稼ぐみたいなことが書いてある人がいる。

1時間の授業いくらで販売するのかわからないが、これだけ稼ぐのは相当大変なことだ。
中には資格も経験もないと言いながら、1時間5000円から10,000円だって普通に提示する人たちがいる。

では、もし1時間の授業10,000円だとしよう。
月70万円稼ぐには70時間の授業数が必要になる。

週にすれば17-18時間程度と言うことになる。それしか働かないで、そんなに稼げるのかと言うふうに思ってしまうだろう。
これは私の持論だが、1時間の授業しているのに、準備に1時間宿題など渡して、その添削やチェックで1時間日本語の授業の1時間は3時間だと思っている。

ただ、ただ教科書でちょろっと見て、それをただだと教える、もしくは今だとフリー会話で教えるなんて言う人もいる。ただし実際はフリー会話では、語学の向上にはあまり直接つながらない。フリー会話なんて言うけども、それだけで日本語講師なんて言ってはいけないような気もする。

だから、1時間の授業に対し、ちゃんと教えるには3時間と言う計算をすると良いと私は思っている。

その場合の稼働時間は、結局週51〜54時間と言うに考える。があれば意外と時間が多い。

まぁ何もしないで準備もしないで教えてるなんて言うと、それで1時間授業料10,000円なんて言える人たちは私にはよくわからない。それはプロでもなんでもないと思う。

私も日本語教えて10年以上になるが、PowerPointを作ったり、その準備。そしてテストやテスト採点宿題宿題チェックなので本当に忙しい。
1時間の授業で3時間稼働で終わらない時も多い。でも私は自分の事業に自信がある。それはそれだけちゃんと時間をかけて、きちんと作りこなして勉強していると思っているからだ。

それでも文法、の質問などたまにすぐに答えられないこともある。まだまだだなぁと思うこともあるし、もっときちんと日本語文法を理解しないといけないと毎日反省しながら生きている。

円安の今確かに稼ぎやすくなってるかもしれないが、それでも経験がなく知識もない資格もないと言って、1時間5000円とかましてや10,000円なんて平気でもらえる人たちは一体どんな知識を持って教えているのだろう。

何か教えるということはそれだけちゃんと知識を持っていると言うことだ。
もちろん時給1000円とは言わないが、それでも円安だからと時給20ドル、30ドルなんて提示できることが私はいろんな意味で凄いと思ってしまう。

だからオンライン日本語講師なら稼げると思う方もいるかもしれないが、普通の学校で、日本語講師の資格を持って教えてる人たちはそこまで稼げない。良くても、おそらく月20万円から30万円と言うところだろうか。

学校で教える方がずっと大変だし、1クラスに20人、30人と言うこともあり、宿題もあるしテストもあるはずだ。そんな人たちだって毎日フルタイムで働いてもそこまで稼げない。

プロになるには10年かかる

じゃあ資格さえあればいいのか、じゃあ経験さえあればいいのか、そんな卵が先か鶏が先かみたいな論争もたまにある。

資格があったって、教えるのが下手な人がいるかもしれない。
資格がなくたってずっと教え続け、経験を積んで教えるのが上手い人もいるのかもしれない。

性格的に最初から教えるのが得意な人もいるのかもしれない。

ただし、答えは両方だ。資格があると言う事はそれだけちゃんと知識を得たということ。勉強したと言うことだ。それはそれでとても大切なこと。

そしてやはり場数を踏めば教えることにも慣れていく。文法も何度も何度も教えていけば、いつの間にかしっかりとその知識もついていく。そして学生からの質問にも答えられるようになっていく。

どんな仕事でも、1人前になるには10年かかると言われている。それはもちろん料理人が料理の経験を積んで、一人前になることだって同じだと思うが、お店を開くにはやはり調理師免許が必要になったりするのだ。

ただのマッサージなら良いのかもしれないが、整骨院として1人立ちし、きちんと仕事を得るには資格が必要だ。そしてやはりどの仕事を経験を積んで、1人前になっていく。

需要と供給があれば、無資格、未経験でももちろん仕事に就くことができるが、そんなに高額な授業料を提示して良いのだろうか?

それでも集客力があって、お客さんが来るからいいじゃないと言う考え方はある。それはもうお金稼ぎのためだけのものになってしまう。それってある意味悪徳じゃないかと思うのだが、結局お金を稼ぐ。特に大金を稼ぐには悪徳にならないとできないことなのかもしれない。

私の意見に賛否両論があるのかもしれないが、私は真面目に正当なことを言ってると思っている。

国家試験になってしまってから、私は日本語教師、としての資格は今ないことになってしまうが、個人的には

  • 日本語教師養成講座420時間コース

  • 大学日本学修士課程専攻

  • 日本語講師歴10年以上

  • 日本語教授時間 2000時間以上

ではある。

外国語ができること

もう一つの論争として、いくら有資格者の先生でも日本語しかできないんでしょうみたいなことを言っている人もいる。

これは実はもちろん外国ができて、外国語で日本語の説明ができるのは良いと思う方もいるかもしれないが、外国語学習に必要なのはインプットである。だから、せっかく教える時間外国語話してしまった。学習者は日本語のインプットが大幅に減ってしまうのだ。

日本語しか話せない先生が、いかにその日本語インプットの理解力を高め、学習者にストレスをかけず、日本語のみで教える。これもとても重要な要素なのだ。外国を使えば教えるのが簡単かもしれないが、その分実際に学習者が耳にする日本語が授業の中の10% 20%だったらそれは良いことなのだろうか。

本当の初心者クラスでは、やはりどうしても英語、その国の言語を使う方が教えやすいと私も思う。それでもなるべく日本語だけを使って教えられる先生の方が学習者の日本語インプット量増やすことができる先生だと思う。

もちろん、実際の先生の外国語にもよるかもしれない。

私自身は、他言語話者だ。でもなるべく日本語だけで教えるように心がけている。ただテストの説明などちょっと複雑になった時は外国を使う。

周りだって、私が外国語お話せることを知っている人もいるが、私の学習者は、自分から英語で私に話しかけてくる学生は少ない気がする。それでもどうしても表現できないときに英語で話してくる学習者はもちろんいる。

でも難しくてもなるべく日本語で話そう。日本語で話そうと言う考えを持たせるのも教師の仕事だと思っている。

外国語に頼れば、ずっと楽なのだ。でも逆にそれをせず、一生懸命ゆっくりはっきりわかりやすい言葉で日本語を話す。これこそが日本語講師の腕の見せ所だと思う。

ちょっと話がずれてきたが
日本語教師として、年収1000万稼ぐ。無理ではないが、やはりそれだけのプロとして仕事ができる人、有資格者、特に、大学で、いや、大学院で日本語関連の修士号まで取得している。

できれば、博士号まで取得している。そして大学など高等教育機関で働く。そうすればそれだけ稼げるかもしれない。

言うなれば、それだけ稼ぐと言う事は、それだけ大変な道のりがあると言うことだ。


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