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準備時間ゼロ教材『Gaku』のこだわりポイント【一生使える教材を目指して】


すでに、準備時間ゼロ教材『 楽(Gaku)』をご存じの日本語教師のみなさん、そしてはじめましてのみなさん、私の記事に興味を持っていただき、ありがとうございます。

私が制作した、レッスンですぐに使える教材サイトはこちら↓↓

ありがたいことに、ここ30日間で約1,300回のアクセスをいただき、多くの日本語教師のみなさんや学習者のみなさんにGakuをご利用いただいています。日々温かいメッセージもいただき、本当に励みになっています。

そんな中でいただく言葉のひとつひとつが、「作ってよかった」と思える大きな力になっています。

少し自己満足かもしれませんが、今回はどうしても、Gakuのこだわりや、私がレッスンで大切にしている考え方をお伝えしたくてこの記事を書きました。

よかったら、少しだけお付き合いいただけるとうれしいです。

サイトの隅々まで思いを込めて作っていますが、今回は特にお気に入りの二つについてお話しします。



経験をすべて詰め込んだTextbooks

Gakuにはさまざまなコンテンツがありますが、登録日本語教員である私が最も力を入れて制作したのが、『みんなの日本語』準拠のTextbooksです。

「レッスンで使えなければ意味がない」という気持ちで、5年間の日本語教師としての経験と工夫をすべて詰め込んで制作しました。

① 文法分析

レッスン準備では、まず文法書を読み込み、文法分析を行います。

教師が知っておくべきことと、生徒に教えるべきことは同じではありません。

どこまで説明するのか。
何を省くのか。

その判断がレッスンの分かりやすさにつながります。

Gakuでは、その課で学ぶべき内容に集中できるよう、必要な情報だけを整理しています。情報を詰め込みすぎると、学習者は「何を理解すればいいのか」が分かりにくくなってしまうからです。


② 文法・語彙コントロール

例えば5課なら5課まで、10課なら10課までに学習した文法と語彙だけで練習できるよう、一課ずつ丁寧に文法と語彙をコントロールしています。

知らない語彙やまだ学習していない文法が入ってしまうと、その課で身につけたい内容に集中できません。そこで立ち止まってしまうと、レッスンの流れも途切れてしまいます。

だからこそ、生徒が「知っている日本語」で安心して練習できる教材を目指しました。

「分かる」「話せる」という成功体験を積み重ねることで、「日本語って楽しい!」という気持ちにつながるよう設計しています。


③ 音声

オンラインレッスンでは、一人の先生から長く日本語を学ぶことが多く、どうしても聞く日本語が一人の話し方に偏りがちです。

だからこそ、Gakuでは教師だけの日本語ではなく、さまざまな年齢や性別の自然な日本語に触れられるようにしました。
実際の生活では、話す人によって声や話し方は異なります。
レッスンの中でもできるだけ自然な日本語に触れられるよう、登場人物を工夫して配置し、それぞれに自然な音声を付けています。

また、0.5倍速から1.5倍速まで再生速度を変更できるため、一人ひとりのレベルに合わせて学習できます。


④ 本文の内容

Gakuの本文は、学校や仕事、友達との会話など、実際の日常生活で使える場面を意識して作成しています。

メイン教科書では、その課で学ぶ文法を身につけるための練習が丁寧に用意されています。Gakuでは、その学んだ文法を「実際に使う」ことを意識し、学習者が出会いやすい場面を多く取り入れました。

せっかく学ぶなら、「教科書の中だけ」で終わるのではなく、覚えた表現をそのまま実生活で使える教材にしたいと考えています。

また、本文の内容は、私自身がレッスンで学習者と接する中で得た経験をもとに作っています。学習者が実際によく話す場面や、よく使う表現を意識しながら、一つひとつ丁寧に作成しています。

「文法を練習するための本文」ではなく、「読んでいて楽しい、使ってみたくなる本文」を目指しています。


⑤ レッスンへの導入のしやすさ

Gakuは、メイン教材ではなく、副教材として作っています。

そのため、今までのレッスンスタイルを大きく変える必要はありません。

「今日は音声だけ使おう。」
「このページだけ使ってみよう。」
「復習だけGakuを使おう。」

そんなふうに、必要な機能だけを自由に選んで使えるよう設計しています。

レッスン経験が豊富な先生は、ご自身のレッスンに合わせて自由に取り入れていただけますし、日本語教師になったばかりの先生でも、すぐに導入しやすい教材を目指しました。

機能が多いからこそ、「全部使わなければいけない」のではなく、「自分に合った使い方を見つけてもらえたらうれしい」と思っています。

「どのように使うのがおすすめですか?」という質問も多くいただいています。
実際に私がオンラインレッスンでどのようにGakuを使っているのかは、また別の記事で詳しくご紹介したいと思います。


このように、GakuのTextbooksは1課から50課まで、すべて私が一課ずつ制作しています。

正直に言うと、
制作していた頃のことはあまり思い出したくありません(笑)。

それくらい時間も労力もかかりました。

でも、「この先ずっと使える教材になる」「未来のレッスンがもっと楽になる」と思うと、「よし、頑張ろう」という気持ちが湧いてきました。

その思いで、一課一課を妥協せず作り上げました。

だからこそ、自信を持って日本語教師のみなさんにおすすめできます。

そして、この教材は机の上だけで作ったものではありません。

実際に私自身のレッスンで使い、生徒の反応やつまずくポイントを見ながら、その日のうちに修正を重ねてきました。現在もレッスンで使い続けながら改善を続けています。私自身も、今ではGakuを前提にレッスンを組み立てています。

何より、生徒が「分かる!」「話せる!」「楽しい!」と笑顔で学んでくれる姿を見るたびに、「作ってよかった」と心から思います。


世界に一つのデザイン・レイアウト

ありがたいことに、多くの先生や学習者のみなさんから、

「デザインがきれいですね。」

「ずっと見ていられます。」

「使いやすいです。」

「このセンスが欲しいです。」

といった、とてもうれしい言葉をいただいています。

デザインやレイアウトは見た目だけではなく、「使いやすさ」や「学ぶ楽しさ」にもつながる大切な要素だと考えています。だからこそ、こうした感想をいただけることが本当にうれしく、大きな励みになっています。

① デザインへのこだわり

Gakuのデザインテーマは、日本らしい「和」「雅」です。
やわらかく心地よい雰囲気を大切にしています。

日本語を学ぶなら、日本らしい雰囲気も一緒に楽しんでほしい。そんな思いから、このテーマを選びました。

また、Gakuは「楽(らく)、そして楽しい」を大切にしているサイトです。教材を開いた瞬間から、「なんだか楽しい」「見ているだけでわくわくする」と感じてもらえるようなデザインを目指しました。

そのため、AIに任せて作ったデザインではなく、色合いや文字、余白、装飾、ページ全体の雰囲気まで細かく指示を出しながら、一つひとつ形にしています。

実は、Gakuには私自身の作品もたくさん使われています。

トップページの「楽」のロゴや桜の絵は、私が実際に書いたものです。

世界に一つだけの、Gakuらしいデザインになっています。


② レイアウトへのこだわり

Gakuには、先生にも学習者にも届けたい機能がたくさんあります。

だからこそ、私が一番大切にしたのは、

「使う人が迷わないこと」

でした。

必要なものがすぐ見つかる。

どこを押せばいいか考えなくていい。

初めて使う人でも、自然に使い始められる。

そんなやさしい設計を目指しています。

一見シンプルに見えるかもしれませんが、それは内容が少ないからではありません。

「何を見せるか」だけでなく、「何を見せないか」「どこに配置すれば迷わないか」まで考え抜いた結果です。

デザインとは縁のなかった私ですが、日本語教師として「どうすれば授業で使いやすいか」「どうすれば迷わず使えるか」を考え、時には手書きでレイアウト案を描きながら、一つずつ形にしてきました。

レイアウトも、教材の一部です。

見た目の美しさだけではなく、「迷わず使える」というやさしさも、Gakuらしさの一つだと考えています。


Gakuでつながりたい

サイトは画面の向こう側の世界ですが、その向こうにいる先生や学習者のみなさんを思い浮かべながら、いつも制作しています。

自分で言うのは少し恥ずかしいのですが、
Gakuの根底にあるのは「思いやり」だと思っています。

先生にも学習者にも、少しでも気持ちよく、楽しく使ってもらいたい。その思いを込めて、一つひとつのページや機能を作っています。

ただ「使える教材」ではなく、「使っていて楽しい教材」を目指しています。

だから、私の思いや温かさが少しでも伝わったら、本当にうれしいです。

そして今、それを世界中の先生や学習者のみなさんに使っていただけていることを、とても幸せに思っています。

これからもGakuを通して、たくさんの日本語教師の仲間や世界中の学習者とつながっていけたらうれしいです。

これからも応援よろしくお願いいたします。


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