250919 立ち去る時には手を振るよ
今日のプレイ・リストから 334
ヘイデン・ペラディゴ
曲名"I'll Be Waving As You Drive Away"は、アメリカのTVドラマ、『大草原の小さな家』シーズン4エピソード21、22のタイトルから採られています。このエピソードは実話に基づいています。
ローラ・インガルス・ワイルダーの姉メアリーは病気から失明してしまいました。そのため、一家が暮らしていたミネソタ州を離れて、遠くアイオワ州の盲学校へ進学することになります。ローラは手を振ることしかできなかったのです。
ヘイデン・ペディゴはテキサス州で生まれました。父は牧師を務めており、その関係から彼はホームスクーリングで育れられました。子供の頃、『大草原の小さな家』を見て当のエピソードに強い衝撃を受けたそうです。ここ数年で故郷を離れ、カリフォルニア州で暮らしています。その境遇と重ねるところがあるのでしょうか。
本アルバムはジョン・フェイヒーが1966年に発表した”The Great San Bernardino Birthday Party”からヒントを得て制作したそうです。フィンガー・スタイルのプリミティヴ・ギターがサイケデリックな雰囲気を醸し出しています。偶然だと思いますが、フェイヒーは自らを「ブラインド」と呼んでいました。
まったく新しい、しかし、何も見えない世界へ、ギタリストたちは挑んでいくのでしょう。手を振るのは誰なのでしょうか。
