250923 交合
今日のプレイ・リストから 338
アマンダ・マー
交合 アマンダ・マー
太陽を降ろし
胸の間に置くために
あなたは光を飲む
そして、あなたの舌が私の腹の中で燃える
赤と白は暗闇の中の光
生き生きとした身体、生まれの初め
奥が爆発し、収縮の中で何かが死に
奥が爆発し、収縮の中に何かが芽生える
初めに
交合
太陽を地上に降ろし
あなたは光を飲む
救いの源よ
燃える
「古事記」にあるアカルヒメの話を思い出しました。新羅の阿具沼のほとりで卑しい女が昼寝をしていました。太陽が虹のように女の性器を差すと、赤い玉が生まれます。新羅の王子、アメノヒボコが赤い玉を手に入れると、玉はアカルヒメに変じました。
ヒボコはアカルを妻にしました。しかし、ヒボコは調子に乗ってアカルを罵るようになります。すると、「私はおまえの妻になるような女ではない」とアカルは言い放ち、小舟に帆を立てて日本に帰ってしまいました。ヒボコは日本までアカルを追いかけて来ますが、よりは戻りませんでした。
アマンダ・マーはスペイン北部、カンタブリア自治州に生まれました。「緑のスペイン」と呼ばれる自然豊かなところです。ピアノや声楽、作曲を学んだ後、電子音楽に関心を持つようになってデビューしました。
本曲は1stアルバム"Neu Om"冒頭の曲です。Maithunaは、Omとともにサンスクリット語であり、現世の幸福や快楽を肯定するタントラ仏教の中心となる概念です。
マーはこのシングルが発表されたとき、声が出なくなったそうです。そのことを、30代で抱え込んだ危機が解放され、カタルシス(浄化)の時を迎えたからだと解釈しています。なかなかフランクでわかりやすい方ですね。ファンになりました。
