デイトレード初心者がPCを購入するまでに考えたこと


第19話 身の丈にあった剣【読み飛ばし可】

ーーつ、ついに、武器を買うだけの資金が貯まったぞ。

クエストの報酬を少しずつ貯めていたギルドの預金残高が、
先日訪れた武器屋で見繕ってもらった金額を示していた。

後日、意気揚々と武器屋の扉を開いた。
「オヤジ、金が貯まったから剣を買いに来たぞ」

「あの金額をもう貯めたのか、真面目ちゃんか」
厳つい顔で冗談を吐くドワーフの親方。

しかし、さんりちの目は真剣だ。
何と言っても、命を預ける武器を初めて選ぶ。
そしてそもそも、ほぼ全財産だ。選ぶのに失敗するとしばらくは買い替えもできない。

実のところ、
気を楽に選んだ方が、視野が狭くならずいいものが選べるのだが、
初めて武器を買う初心者にそんなことはわかるはずもない。

ベテランであったなら注意の一つも飛ばすところだが、
ふっと息を吐き、以前見繕った剣を並べていく親方。

さんりちは一つずつ手に取っては振って、を繰り返す。
さて、購入する剣はーー

トレード用のPCを購入した話

ボーナスが出てまとまった費用ができたので、
ついにデイトレード用のPCを購入しました。
購入したのは「Minisforum X1 Lite」。

これまではMacBookしか持っておらず、デイトレード用の環境としては不十分でした。
特に、利用を予定しているトレードツールはWindows環境が前提となるため、いずれはデスクトップPCが必要だと考えていました。

そこで今回、ボーナスを機に購入を決断しました。
PC選びについては詳しくないため、「最高性能のPCを買う」のではなく、
必要な性能のPCをできるだけ安く確保する」ことを方針として選定しました。

今回の記事では、デイトレード用PCをどのような考えで選んだのか、その記録を残しておきたいと思います。

デイトレ用PCに必要なスペックを確認とPCメーカー選び

以前の記事でも書いているとおり、以下のスペックを基準にしました。
CPU Core-i7相当
メモリ 32GB
SSD 1TB
有線LAN
WQHD2枚

PC選びに詳しくないため、まずはこの条件を満たすPCがどのくらいの価格帯なのかを調べることにしました。
色々なサイトでおすすめされていた以下のPCメーカーを比較対象としました。
・TSUKUMO
・パソコン工房
・ドスパラ
・Minisforum

比較してみると、デイトレードの用途を満たすスペックであれば、Minisforumの価格が比較的安価でした。

また、今回はゲームや動画編集などの高負荷な用途を想定していないため、小型のミニPCでも問題ないと判断しました。

そのため、今回の候補はMinisforumの製品から選ぶことにしました。

購入候補としたPC

以下のPCを候補とし、価格とCPUで比較して決めることにしました。

  • MINISFORUM UN1360 (Intel Core-i7 13620H)

  • MINISFORUM UM870 Slim (Ryzen 7 8745H)

  • MINISFORUM UM880 Plus (Ryzen 7 8845HS)

  • MINISFORUM X1 Lite (Ryzen 7 255)

候補としたPCのCPUはIntelが1つとAMDが3つだったので、
AMD Ryzenシリーズの比較をしたのち、
IntelとAMDで比較して購入するPCを決めました。

AMD Ryzenシリーズを比較

今回比較したAMD Ryzenシリーズは以下の3つです。

  • Ryzen 7 8745H

  • Ryzen 7 8845HS

  • Ryzen 7 255

いずれもデイトレード用途としては十分な性能を備えており、
「どのCPUならトレードできるか」
ではなく、
「どのCPUが最も納得感のある選択か」

という視点で比較しました。

Ryzen 7 8745H や Ryzen 7 8845HS は一世代前のCPUではあるものの、既に多くの製品で採用されており実績も豊富でした。
また、WQHDモニタ2枚の利用や冷却性能面でも十分でした。

Ryzen 7 255はZen5世代のCPUであり、新しいアーキテクチャを備え、
省電力性能が向上しています。

デイトレードで困るような性能差はなく、
特にRyzen 7 8745Hとの価格差は数千円程度だったため、
その差額でZen5世代を選べるのであれば、Ryzen 7 255の方が魅力的に感じました。

最終的に、

  • 価格差が小さいこと

  • Zen5世代であること

  • 将来性が期待できること

を評価して、Ryzen 7 255をAMD側の候補としました。

AMDとIntelを比較

AMDとIntelとの比較は最後まで悩みました。

Intel側のCore i7-13620Hが候補であり、
価格はAMDより安く、デイトレード用途で考えれば十分すぎる性能を持っています。

必要な性能を満たしているなら安い方が良い
という考え方をすると、Core i7-13620Hは非常に魅力的でした。

しかし購入直前に改めて価格を確認すると、
ポイント還元や値引きを考慮した実質的な価格差はほとんどなくなっていました。

こうなると判断も変わります。
ほぼ同価格で購入できるのであれば、
・使ったことがないRyzenを一度は使ってみたいこと
・Core i7-13620HはノートPC向けCPUという点が少し気になること
があり、Ryzen 7 255 を選ぶことに決めました。

逆に言えば、価格差が大きいままであれば、
Core i7-13620Hを選んでいた可能性も十分にあると思います。

最終的な決定は性能の優劣ではなく、価格と納得感のバランスによるものでした。

セーブポイント:終わりに

今回の記事では、
デイトレード用のPCを選定するまでの経緯をまとめました。

PC選びはある程度の費用を出せば、最終的には好みの世界に入ると感じました。

そこで悩む時間があるなら勉強に充てたり、
基準を満たす中で一番安いものを購入し、差額をモニタやデスクなど他の機材に充てたりした方が効果が高くなると思いました。

次回の記事のテーマは、
古いモニタを引っ張り出してきて、ひとまず実際に取引予定の時間帯の板の様子などを覗いてみた感想をまとめようと思います。

今回の冒険は、ここで一旦セーブ。

戦うための武器が、
幸せを掴み取る力になると信じてーー

Release:2026/06/22
Update:2026/06/28(比較の表を追加)


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