47歳主婦 資格、筋トレ、美容。 自分磨きの迷走で見つけた意外なものとは…
「美容にお金をかけて、ジムにも通って、資格の参考書まで買ってるのに…私、何がしたいんだろう?」
そんなモヤモヤを感じたこと、ありませんか?
40代になった私は、いわゆる“自分磨き”に夢中になっていました。老けたくない、自信がほしい、何者かになりたい——そんな気持ちから、いろんなことに手を出してきたけれど、ふと気づいたんです。
「これって自己投資? それとも、ただの浪費?」
だけど、ある時ようやくわかりました。これは“心のケア代”だったんだと。
このnoteでは、自分磨きに迷いながらも前を向こうとする、47歳主婦のリアルを綴っています。
「これで何かが変わるはず」と思っていた
スキンケアに数万円、効果が見えず焦る日々
目尻のシワが気になり始めたのは、45歳を過ぎた頃。
SNSで見つけた「奇跡の50代」のスキンケアルーティンに影響されて、気づけば1本1万円以上の美容液をポチっていた。
最初は「これで若返れるかも」とワクワクしていたけれど、鏡を見るたびに変化のなさにがっかり。
お金をかければキレイになれると思っていたのに、思い通りにはいかない。
でも、やめられなかった。
それは、老化への恐れを、モノで埋めようとしていたからかもしれない。
“何か資格を取らなきゃ”と保育士の参考書をポチる
「私、このままで終わりたくない」
ある日ふと、そう思った。
子どもも中高生になり手が離れてきた今、ぽっかり空いた時間。
そこに埋まってきたのは、「何者かになりたい」という焦りだった。
そして見つけたのが「保育士資格」だった。
昔、子育て中に「向いてるかも」と思ったことを思い出して、参考書を買ってみた。
でも、実際に開いてみると、難しいし集中できない。
結局、数ページ読んでは閉じる日々。
積み上がったのは、資格ではなく自己嫌悪だった。
筋トレジムにも通ったけれど、毎回しんどくて憂鬱
「筋肉がつけば、体も心も変わる」
そう聞いて始めた近所のジム通い。最初は意気込んでウェアもシューズも新調した。
でも実際のトレーニングは地味でキツい。
インストラクターに励まされても、「なんでこんなことしてるんだろう」と思ってしまう自分がいた。
もちろん、少しずつ体力はついていたと思う。
でも、心がついていかなかった。
「頑張ってるのに、なんで苦しいんだろう」と思いながら、ジムの帰り道はいつも空しかった。
“自分磨き”は投資?それともただの浪費?
お金も時間も使ってるのに、なぜこんなに不安?
美容、資格、ジム、自己啓発本…
ふと計算してみたら、1年間で10万円以上を“自分磨き”に使っていた。
そのくせ、何かが大きく変わった実感はない。
肌も劇的には変わらないし、資格も取れていない。
ジムにも続けて行けていない。
「私、何やってるんだろう」
心の中に、むなしさが湧いてくる。
SNSのキラキラ投稿に影響されていたかもしれない
自分磨きを始めたきっかけの一つは、SNSだった。
同年代の女性が「資格取得しました!」「マイナス5キロ達成!」と笑顔で報告している姿を見るたびに、私も置いていかれたくないと焦った。
でも、あれはほんの一部の“結果”であって、私の「今」とは違う。
それにようやく気づいた。
人と比べて焦っても、自分のペースではないと長続きしない。
それが、47歳の私が身をもって知ったことだった。
「頑張ってる感」だけにしがみついていた
本当は、結果がほしいのではなく、
「私は何かに向かっている」という安心感がほしかったのかもしれない。
“頑張ってる自分”でいたかった。
そうじゃないと、自分の存在価値がわからなくなりそうで怖かった。
でも、その気持ちこそが、心のケアを必要としていたサインだったのだと思う。
でも、全部ムダじゃなかった——そう思えた理由
心が少しずつ強くなっていた
続かなくても、完璧じゃなくても、いろいろやってみたことには意味があった。
スキンケアで自分の顔に向き合った日々。
資格の参考書を通して「また何かを学びたい」と感じた気持ち。
筋トレで、久しぶりに汗をかいてスッキリしたあの瞬間。
全部、小さな「自分との対話」だった。
それが、少しずつ心を強くしてくれていた気がする。
「私は私でいい」と思える瞬間が増えた
やめてもいい、変わってもいい、立ち止まってもいい。
そう思えるようになったのは、“自分磨き”を通じて自分と向き合ったからだと思う。
今の私は、「何者かにならなくても大丈夫」と思える瞬間がある。
それって、すごく自由で、すごく心が軽い。
“投資のリターン”は、ゆっくり心に返ってくる
お金も時間もかけたけど、それは「心のケア代」だった。
すぐに目に見えるリターンがなくても、心の奥にちゃんと残っている。
この経験は、将来の私を支える“土台”になる気がする。
だから私は、やってよかったと思っている。
47歳の今だからこそ、“自分を大切にする”という投資を
人と比べず、長期目線で“自分磨き”をとらえる
短期で効果が出ないことに焦らなくていい。
大切なのは、「自分をどう扱うか」を丁寧に考えること。
若さを保つことでも、資格を取ることでもなく、
「自分を好きでいられる選択」を増やしていくことが、本当の“自分磨き”なのかもしれない。
「意味があるか」は、すぐにはわからないもの
続かなかった美容法も、開かれなかった参考書も、
意味がなかったわけじゃない。
一歩踏み出してみた自分に、拍手を送りたい。
だって、それってすごく勇気のあることだったから。
これからも、ゆるく、自分にできることを続けていく
これからは、“自分を責めない自分磨き”をしていきたい。
無理しない。比べない。頑張りすぎない。
そんなスタンスで、自分の機嫌を自分で取っていけたら、それだけで十分。
47歳、今が一番、自分と仲良くできている気がします。
“今の自分”で満足できるようになるための5つのアクションプラン
①「1日1つ、自分をほめる習慣」を始めてみる
今日の自分の行動の中で、どんなに小さなことでもいいから「これ、よかったな」と感じたことを1つ書き出す。
たとえば「朝ちゃんと起きられた」「疲れてても夕飯を作った」などでOK。
自分を認める積み重ねが、自己肯定感の土台を作ってくれる。
② “なんとなくSNS”の時間を“自分と向き合う時間”に変える
SNSで誰かと比べて落ち込んでしまうことが多いなら、少しだけスマホから離れてみる。
その時間を、お気に入りのノートに気持ちを書き出す時間にあててみよう。
「今日、どんな気分だった?」「何をしたいと思った?」と自分に問いかけるだけで、心が整ってくる。
③ “完璧にやる”より“できたことに目を向ける”マインドを持つ
筋トレも資格の勉強も、3日坊主でも大丈夫。
たった1日でも「やってみた自分」に目を向ける。
続かなかった=失敗ではなく、「それをやろうとした意思」がすでに前進だったと捉えることが、自分を大切にする一歩。
④ 「リスキリング」についてゆるく調べてみる
もう一度「学びたい」気持ちが芽生えてきたら、“リスキリング”という考え方を取り入れてみるのもおすすめ。
厚労省や経産省のサイトには、40代・50代からでも学べる無料講座や支援制度の情報がある。
参考書を買う前に、「今の私に合いそうな学び方」を探すところから始めると、焦らず進められる。
⑤ 「“気分が上がること”リスト」をつくっておく
疲れたとき、落ち込んだとき、自分の“ごきげん”を取り戻すための「ご褒美リスト」を作っておく。
好きな香りのハンドクリーム、15分だけ昼寝、近所のカフェでひとり時間…など、自分だけの“ご機嫌アイテム”を書き出してみる。
それがあるだけで、毎日に安心感が生まれる。
これらのアクションは、「もっと頑張るため」ではなく、
「今の自分を大切にするため」の行動です。
今ここにいる自分を認め、いたわりながら、小さく進んでいくことで、
「満足できる私」に自然と近づいていけます。
おわりに:満たされない日々も、私の一部だった
「私、何がしたいんだろう」
「これって意味あるのかな」
そんなモヤモヤを抱えながら過ごした日々は、決してムダじゃなかった。
あの時間があったからこそ、今の私は、「何者かじゃなくても、自分でいられる心地よさ」に気づけたのだと思います。
頑張ったり、落ち込んだり、迷ったりしながらも、自分と向き合い続けてきたこと——
それが、私という人間の「深み」になっている気がしています。
もしあなたも、同じように「自分磨きってなんだろう」と迷っているなら、
どうか焦らないでください。
あなたが選んできた道のりも、きっとあなた自身を支える土台になっていきます。
自分を責めない自分磨き。
それは、人生の後半戦を自分らしく生きるための、大切な準備かもしれません。
私もこれから、ゆるく、自分にできることを続けていきます。
一緒に、“自分を大切にする毎日”を、歩んでいきましょう。
