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【ちょっと山まで♪】奈良|大和三山トレラン(千年の歴史)

"低山王" に俺はなる!

高いばかりが山じゃない。
3000mの山には3000mの、600mの山には600mの、それぞれの良さがあるんだよ。
そして、日本各地には"低山"と呼ばれる、いわゆる "ゆる山" がたくさんあるのです(※1)

この記事は、そんな "低山" に、真っ向から立ち向った記録です。

『大和三山』を走る!

いざいざ奈良。
鈴木亮平のCMいいよね♪ かっけぇしね。
ところで「大和三山」ってご存知ですか?
飛鳥時代、持統天皇の御代に、「藤原京」(奈良県橿原市周辺)に都が移されました(遷都)
そして、この都を三角形に囲むのがいわゆる「大和三山」と呼ばれる、"畝傍山"(うねびやま)、天香山(あまのかぐやま)、耳成山(みみなしやま)の3つの山なんです。
歴史の教科書や万葉集、百人一首なんかでも歌われているので親しみがありますよね。

今回は「藤原京」跡をスタートして、天香山→畝傍山(橿原神宮)→耳成山の各山頂と橿原市街地をランで巡ってみます!

ちなみに午後遅くのスタート。
ランニングログは↓の通りでした。

近鉄「大和八木駅」からボチボチ走り始め、「藤原京」跡に来ましたよ。

藤原京当時の建物の柱とかが一部復元されていて、幻想的な雰囲気を醸し出しているよ。
いきなり奥に見える低い山が「天香山」ですね。

万葉集や百人一首で美しく歌い上げられる山ですが、意外にも畑のど真ん中に鎮座しているよ。

畑の中の丘。ここが天香山。
名勝:香具山
駆け上れ!
駆け上れ!
春すぎて夏来にけらし白妙しろたへの
衣干すてふ天あまの香具山かぐやま
(持統天皇)
山頂に鎮座する「國常立神社 」
悠久の時代から、神聖な山として扱われてきたんだよね。香具山は。
万葉集でもたくさん歌われてます。
標高:152.4m。
くだれ!
麓まで降りてくると「天岩戸神社」があります。
記紀神話で有名な天照大神が隠れて世界が暗くなったと言う「岩」を御神体としている神社です!

天香山から橿原神宮裏手の「畝傍山」へ走りますよ!あの綺麗なお椀型の山が「畝傍山」ですね。

畝傍山は大和三山の中で最も標高が高く、かなりの"山"だった。
しかも有名な割に道も未整備なところも多く、雰囲気も怖えー。スピリチュアルな雰囲気が漂っていた(山全体が神域なので当然ですが)

橿原神宮 大鳥居。
登山口は橿原神宮の表参道近くにありました。全然アピールはしていないので探さないと見つからない。
ようやく見つけた「畝傍山登山口」
名勝:畝傍山
大和三山を歌った中大兄皇子の歌
畝傍山山頂着いたー!
まぁまぁの眺望です。
標高:199.2m
三角点。

畝傍山の山頂から下っていたら完全に道に迷った。
とにかく下に、下に、と行けば、ここは橿原市街地の中、絶対にどこかに出る!と考え走り続けると、なんと「神武天皇御陵」(初代天皇のお墓:古墳)に近く入り込んでしまった!ここは宮内庁管轄で霊験あらたかな"禁足地"。
失礼しましたとばかりに、急いで一般道まで退散しました♪

未整備の山は低山でもめちゃくちゃ怖いよ。

一般道まで出ました。

午後遅くのスタートだったので日が傾き始めました。最後の「耳成山」へ走ります。

見えてきた!耳成山。
耳成山公園近くに登山道入口があります。
名勝:耳成山
耳成山の中に耳成山口神社があり、登山道は参道になっています。
読み人知らずの「耳成山」を歌った句。
山頂着いたー!標高:139.3m
三等三角点

耳成山からの下山はすっかり日が落ちてしまい、参道のわずかな街灯を頼りに下ってきました。

歴史を感じながらの大和三山のトレイルラン。なかなかお勧めです♪

禁足地や神域がありますので、敬意を払いつつ、"感じやすい"人は無理せずに。特に畝傍山は"低山"だと侮らないで登ってくださいね♪

スタート地点の大和八木駅に着く頃にはすっかり夜でした。

※1: 実は「山」や「低山」のはっきりとした国内•国際ルールはありません。私は一応、国土地理院が "山" であると認めたものを"山"としようじゃないか!と考えています。

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