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「5分で紹介」長野|「松本城」攻め

いざ!城攻めじゃあ!
全国各地にある城を攻めまくり、「天下統一」を目指すことにしたよ。
これは、そんな夢見がちな「足軽サラリーマン」の ”城攻め” の記録を5分で紹介する記事です!

こたびの戦で攻めるのは、国宝『松本城』です。松本市街の中心地にあり、北アルプスの山々を背景にそびえる「漆黒の天守」は絵画の様な美しさがあり、まさに国宝城に相応しい佇まいです。

■松本城の攻めどころ■
①日本の城でたったの5つしかない『国宝城』の1つです。
②『現存12天守』の1つで、12天守の中では”最古の天守”です。
※つまり国内に建つ、最も古い天守があるのが「松本城」です。
③『日本百名城』(№29)に選定されています。
④市街地の中心部にあり「二条城」、「広島城」と並び「日本三大平城」に数えられます。
⑤1504年に前身となる『深志城』が築かれ、1593年頃に現在の天守の原型が出来上がっています。
⑥「松本城」が実際の戦場になることはありませんでしたが、天守消滅の危機は何度かありました。
[天守消滅のピンチ①] 明治新政府の「廃城令」で、危うく取り壊しの沙汰が下りますが市民の熱意でこれを回避しています。
[天守消滅のピンチ②]太平洋戦争末期に全国の主要都市が空襲されるなか、「軍事施設のある都市」でありながら奇跡的に松本市は戦火を免れます。
⑦松本駅からのアクセスも良く、国宝・現存天守・百名城といくつもの冠があるだけに週末ともなれば非常に多くの観光客で賑わいます。入城するにも長蛇の列ができ、入城規制や時間帯入城が行なわれることもあります。

「松本駅」から「松本城」までの道沿いに、「なわて通り商店街」があります。
どどんと立つ「ガマ侍」です。目立ちます。
カエルはなわて通りのシンボルらしい。
はい、見えてきました「松本城」です!
松本城の敷地内は「松本城公園」となっていて手入れされた庭園や遊歩道が整備されています。
ゆっくりと歩いてチケット売り場のある「高麗門」方面へ進みます。
入場口となる「高麗門」です。門を抜けた先に「チケット売り場」があります。
入城は大人1200円と過去一攻めづらい城でしたよ・・・。
入城するための長蛇の列が出来ていました。
順番待ちもだいぶ進みました。
もう最後尾が見えない。
今日は時間ごとの入城規制です。
青空、漆喰、黒塀。絵になるわぁ。
天守の中にある鉄砲狭間と石落とし
城内は武具甲冑の展示がずらり。
天守から見る内堀。
ものすごい人混みで、前の人に続いて歩くしかない状態でした笑
人の列の流れに従い、大きな天守を見て回り、ようやく外に出てきました♪
北アルプスの山々を背景に建つ「松本城」の美しさよ。
来て良かった♪

天守を囲む「内堀」、二の丸を囲む「外堀」、かつての松本城の外郭にあたる「総掘」が松本市役所を越えた先にあり、その大きさに驚かされます。
時間に余裕があれば「総掘」まで歩いてお城の広さを実感してみても良いかもしれません。

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水と空のあいだ

信濃は山国である。
城は山に築くもの――それが常識だった。

だが松本城は、平野にある。
北アルプスを遠くに望む松本盆地、その中央。
湿地と川に囲まれた低地に、黒い城は立っている。

戦国の初め、この地には深志城と呼ばれる小さな砦があった。
天正十年(1582)、武田氏が滅ぶと、信濃は権力の空白地帯となる。
やがて小笠原氏が旧地へ戻り、城を押さえた。

城が大きく変わるのは、関ヶ原の後である。
慶長六年(1601)、石川康長・康勝父子が松本に入る。
彼らは山を選ばなかった。
選んだのは、水だった。

松本城は堀に水を満たし、
低地に敵を誘い込み、足を奪う。
高くそびえる天守は、周囲に遮るものがなく、
空に向かって孤立する。

五重六階の天守は、日本最古級の現存天守である。
黒漆の板壁が光を吸い、
白漆喰の部分が輪郭を浮かび上がらせる。
華やかさよりも、実用が先に立つ姿だった。

松本城は、徹底して戦う城である。
石落とし、狭間、急な階段。
美しさは、後から付いてくる。

だがこの城もまた、
完成したときには、すでに大戦の時代を過ぎていた。
その力は、使われることなく、
水と空のあいだで眠ることになる。

山に築く知恵と、
水に守られる現実。
松本城は、その両方を知る城だ。

北アルプスに雪がかかる頃、
黒い天守は、空に溶け込むように静まる。

松本城は語らない。
だがその姿は、教えてくれる。

城は、高ければよいのではない。
城は、その土地を最もよく理解した者が築くものだと。

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「5分で紹介」 国宝『松本城』おしまいです。
石垣に刻まれた時間に、また1つ歴史の風を感じた日だったよ。

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