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「5分で紹介」神奈川|「小田原」攻め

いざ!城攻めじゃあ!
全国各地にある城を攻めまくり、「天下統一」を目指すことにしたよ。
これは、そんな夢見がちな「足軽サラリーマン」の ”城攻め” の記録を5分で紹介する記事です!

こたびの戦で攻めるのは、歴史の大舞台、関東「北条氏」の居城『小田原城』!
言わずもがな、「豊臣秀吉」の小田原攻めの舞台で、戦国初の天下統一を実現させた最後の戦い(小田原征伐)の地です。
「小田原城」自体も戦国屈指の「難攻不落の城」と恐れられました。

■小田原城の攻めどころ■
①「日本百名城」(№23)の1つです。重要文化財指定です。
② 5代100年を誇る、戦国の雄「北条氏」の居城でした。
祖「北条早雲」から秀吉に討たれた「氏政」「氏直」父子まで実に5代、100年を超える一族の歴史がある城でした。
③ 難攻不落と言われた城で、強さの秘密は総延長9kmにも及ぶ「総構え」という堀と土塁です。城と城下町を含む周辺地域すべてを囲うように築かれました。また韮山城、玉縄城(鎌倉)、八王子城など関東一円に100を超える支城のネットワークを張り巡らせていたことも難攻不落の所以です。
④ 9kmもの「総構え」は秀吉来襲に備えたものですが、それ以前から鉄壁の城で、上杉謙信・武田信玄といった名だたる戦国武将の攻撃も退けています。
⑤ 1590年「豊臣秀吉」が天下統一 ”最後の仕上げ” として攻めたのがこの北条氏の「小田原城」でした(小田原征伐)
⑥ 天守は秀吉の小田原攻めのあと廃城となり、徳川家康により再度整備されたものの、明治政府の「廃城令」によって再び消滅しています。
⑦ 現在の天守は江戸時代の文献(設計図)を基に1960年に再建されたもので、内部は様々な歴史資料が展示されています。
⑧ 天守の高さ27.2m、天守台と合わせると38.7mもの高さになり、最上階の5階からは小田原市街はもちろん、遥か「相模湾」まで眼下に見渡せます。
⑨ 秀吉の小田原攻めの際に、伝説となった「石垣山一夜城」(※超短期間で秘密裏に作られ北条氏の度肝を抜いた城)が向かいの山に見て取れます。
⑩「常盤木門」の上には「小田原サムライ館」が併設されていて、様々な展示が見れます。圧巻なのは映像シアターの映像美で、外国人観光客にもめちゃくちゃウケが良い。

甲冑のレプリカで甲冑体験をできます(有料)
小田原城「天守」左に突き出した1本スロープ状の階段がかなり特徴的です。
天守入口
階段を上がるとエントランスがあります。
エントランス
天守内はミュージアムになっています。
様々な歴史資料や説明資料が展示されています。
甲冑展示
刀剣展示
天守からは「石垣山一夜城」を見て取れます。
小田原の街と相模湾
遥か彼方に「伊豆大島」が浮かんでいますね。
「伊豆大島」
360度のパノラマビュー
丹沢山系や小田原駅方面
ふむふむ、なるほど。

「小田原SAMURAI館」

「常盤木門」の上には「小田原サムライ館」が併設されています。
時間があれば是非立ち寄ってみてください。

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落ちぬ城

相模の海は近く、山は背後に迫る。
小田原は、東と西を結ぶ要衝にあった。

戦国の世、小田原城は「城」ではなかった。
それは一つの都市であり、要塞であり、国そのものだった。

城主・北条氏康。
父・氏綱から受け継いだ小田原を、氏康は拡げ、固めた。
天守は高くない。石垣も少ない。
だが城を囲むのは、箱根の山、酒匂川、相模湾、そして果てしなく続く総構えである。

城下町、寺社、農地、侍屋敷――
すべてを土塁と堀で包み込む。
「攻めれば、国を相手にすることになる」
それが小田原城だった。

永禄四年(1561)。
上杉謙信が関東に入る。
小田原は包囲されるが、落ちない。
武田信玄が迫ったときも、城は耐えた。
戦わずして、敵を退かせる。
それが後北条の戦い方であった。

氏康が没し、氏政が継ぐ。
城はなお堅牢で、関東は北条の掌中にあった。
だが時代が変わる。

天正十八年(1590)。
豊臣秀吉が動く。
二十万を超える軍勢が、東国へ雪崩れ込む。

小田原城は、籠城を選ぶ。
城は落ちないはずだった。
過去が、それを証明していた。

だが秀吉は、城を攻めなかった。
周囲の支城を一つずつ落とし、
小田原を「孤島」に変えていく。
石垣山に築かれた一夜城が、
小田原を見下ろしたとき、城の時間は止まった。

総構えは広すぎた。
都市は、籠城に向かなかった。
戦わずして、疲弊する。

三か月後。
城門が開く。

小田原城は、落ちたのではない。
時代に、取り残されたのである。

やがて城は改修され、
徳川の城として石垣と天守を持つ。
だが「落ちぬ城」と呼ばれた記憶は、
土塁と空堀の中に、今も眠っている。

小田原城は教えてくれる。
最強の城であっても、
最強の時代には、勝てぬことがあると。
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「5分で紹介」歴史の大舞台「小田原城」おしまいです。
石垣に刻まれた時間に、また1つ歴史の風を感じた日だったよ。

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