4コマ小説「ミルとバーニェ」|4月18日「なんでもない日」
なんでもない日
ダイニングに子猫が2匹。退屈そうなミルと、チーズをくわえたバーニェ。
「何でもない日おめでとうミル」
ぴ、とキッチンからくすねたチーズを差し出してバーニェは言った。
ミルは寝そべりながら、さらに退屈そうに尻尾を打ちつける。
「何でもあるさ。悪い子の日おめでとうバーニェ」
くぁ、とライオンのようなあくびをして悪態をついた。
当のバーニェは澄ました顔でチーズを食べている。
「ちょっと、ぼくも怒られるんだからね!」
あうあうと不満の声で鳴くミルに、バーニェは気取って手を舐めながら言った。「どうせ怒られるんだから、食べればよかったのに」
4月18日
4月18日は「 “ニュースがないこと” がニュースの日」です。
1930年のこの日、BBCが「何も起こらなかったこと」をニュースで報道したそう。
世界が繋がっている今、こんな報道はもう見られないかも知れません。

普段は、このような記事を書いています。
近代の詩から、詩を読む・書くときのポイントを探る、勉強記録です。
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