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【機材修理】エフェクター『BOSS OD-2』(オーバードライブ)

ご覧いただきありがとうございます!
東京都 武蔵小金井にある音楽スタジオ『studio34』店長のカツミです。
スタジオの日常やアンプ修理などをブログにしています。

はじめに

アンプや楽器の修理を全て独学で行っており、
決して正しい方法ではありませんので、
この記事を読んで修理される場合は
※自己責任でお願い致します。

今回は「 #機材修理編 」です!
前回のブログを見ていただいた方から
「いくつか修理して欲しいエフェクターがある」
とのことで、その一つである
BOSSエフェクターの『OD-2(Turbo Over Drive)』
の修理を行いましたのでぜひご覧ください♪

前回のブログ

前回、KORG 『Pitch black Advance』(チューナーエフェクター)の
ブログをアップさせていただきましたので
まだ見ていない方はぜひご覧下さい♪


依頼内容

BOSS OD-2

動作チェック

エフェクターが届いたので早速チェック!
恐る恐るアダプタを接続しスイッチON・・
ピカッ💡LEDランプ光るじゃん( ・∇・)// 
たまたまかもしれないので何度かON/OFFしてみるも
電源が付かない症状は見つからず。。

念の為、アンプに接続してチェックをしてみました。
・電源問題なし
・音量は変わらず出力問題なし
・ツマミ問題なし⚠️ツマミのガリあり

店長考察

依頼内容のLEDが付かない症状ですが、
チェック時に、恐らく以下のことが考えられます。

・電源アダプタにセンタープラスを使用
・シールドを繋げずにチェックした

電源アダプタにセンタープラスを使用
OD-2に限らず、日本のエフェクターは
主に「センターマイナス」で動作します
なので、センタープラスの電源アダプタを使用すると
基盤の設計上、電源が付かなかったり
最悪、故障するので注意!⚠️

シールドを繋げずにチェックした
なぜなら、BOSSエフェクターに限らず、
”ステレオジャックを電源スイッチとして使用しているのでシールドを挿さないと電源がつかない”設計です。
中にはシールドを挿さなくても電源が付くエフェクターもありますが、
ほとんどステレオジャックを採用しています。

RINGにつながる電池スナップのマイナス(-)側がグランドに落ちることでエフェクターの回路とつながりエフェクターが電池で動作するようになる。

サウンドハウス

チェックして使用上の問題はなかったのですが、
”ツマミのガリ”が気になり、せっかくなので
お客様に了承をいただき修理することに。

「ツマミ ガリ」とは、電子機器のボリュームやトーンなどのツマミ(ノブ)を回した際に発生する「ガリガリ」という雑音のことです。これは、ツマミの内部にある接点部分の接触不良が原因で起こります。

オーディオ買取屋

修理開始

分解

それでは、分解してみていきましょう!

メイン基盤

BOSSのコンパクトエフェクターは基本的に
裏のネジ4箇所を取れば基盤が出てくるので
とても親切です、、、

と!、言いたいところですが、ここからの作業が
とても慎重にやらなければいけない。。

基盤とつながるスイッチケーブル

こんな感じで、スイッチと基盤を繋ぐケーブルのハンダを取らないと基盤が取り出せない!!
それとケーブルが細いので下手に曲げたり引っ張ったりすると
すぐケーブルがちぎれるので厄介です👿

ですが今回は基盤ではなくツマミの接点を修理したいのでケーブルを取らなくても大丈夫!、それでも慎重にやります。。( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

コントロール基盤

こちらが今回、ガリの原因である”可変抵抗”いわゆるツマミです!
エフェクターのみならず、アンプにもよく付いていますね。
この可変抵抗をメンテナンスしていきます。

可変抵抗器の仕組み

引用 https://elec-tech.info/variable-resistor/

可変抵抗器の仕組みは意外とシンプルで、
2を回すと抵抗値が変化し音が変わる仕組みとなっており
ガリは2と1,3が擦れ合う際、埃が溜まっていたり、
接点が悪かったりなどで発生します。

https://nw-electric.way-nifty.com/blog/2023/05/post-80d617.html

可変抵抗の修理方法

ガリがひどい時の対処としては

・可変抵抗器のパーツ交換(パーツを新品に変える)
・接点復活剤を使う

の二種類あります。
一つ目の「可変抵抗器のパーツ交換」は時間と費用がかかるので
今回は、二つ目の「接点復活剤」を使うことにしました。

接点復活剤を使用する場所

接点復活剤とは

接点復活剤とは、電気製品や電子機器のスイッチ、コネクタなどの電気接点の汚れを除去し、電気の流れを回復させるための洗浄剤です。酸化や汚れによって接触不良を起こしている接点にスプレーすることで、電気の流れを改善し、機器の動作を安定させることができます。

misumi-ec.com

接点復活剤の注意点としましては
基盤についたまま放置してしまうと基盤が
悪くなってしまうので、
使った後はしっかり基盤洗浄してあげましょう!

音出しチェック

さて、ガリの除去が終わった事なので
音出しチェック。。。

音がいい!( ・∇・)

OD-2を初めて使って弾いてみましたが
なんというか、『アナログディレイ』のように
原音を残して歪みを作ってくれる感じ
説明が下手ですね、、

歪みもそこそこ出てくれて
ターボスイッチをオンにすると
バッファーがかかったように
音に厚みが出る感じ。

最近のBOSSのSDやBDシリーズって
個人的に「デジタル」感
が強くて正直、使いづらかったんですよね・・

でも、今回のOD-2の基盤を見るとICが使われていなくて
とてもアナログな設計になっているので
それで、あんな自然な音が出るんですかね。

OD-2基盤

仕上げ

掃除

せっかくなので
養生で固定されていた、ふたにネジを付けて
表面もピカピカに磨いてあげました!
なんか、もっといい音が出そうな気がします ♪( ´▽`)

今回の修理費用

OD-2の修理費用ですが

・ツマミがり洗浄
・基盤、本体清掃
合計¥1,000-(送料別)

で修理させていただきました!
ありがとうございます♪

お客様コメント


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