テレアポ時代、手元に置いていた『1冊の手帳』が私の精神安定剤だった話。
20歳で高専を卒業し、新卒として営業の会社に入社、7ヶ月で限界が来て退職。会社の説明時に「基本電話営業(=テレアポ)」ということは聞いておらず、いざ入社して仕事内容の9割がテレアポだったことに、同期一同驚く。

今考えたら、いや、考えなくてもわかる、私の性格にテレアポは合わない。当時は毎日電話が終わるたび、トイレに駆け込み泣いていた。
そんな私のいちばんの心の支えになってくれたのが、EDiTの『手帳用紙を使った方眼ノート・B6変型』。

電話をしながら、手元にあるこの手帳に、イライラしたこと・不安なことなんでも思った瞬間に殴り書くための、いわばアナログ版Twitterである。(いまだXと言えないやつ)
テレアポ中、手元にあった『1冊の手帳』
私の居た会社は、運悪く「新規開拓」。電話番号しか知らない屋号にいきなり電話をかけて営業をかけるもの。世間でいう、かかってくるといちばん面倒くさいタイプの営業である。
その上電話をかける相手も運悪く、”まだ自社のホームページを持っていない、建設業の会社の社長にホームページを売る”というもの。すごく偏見ですが、建設業の会社の社長、しかもホームページやSNSをやっていない人、もうね……電話越しで伝わる、イカツイオジサンたちなのです。(毎日怒られてた〜〜〜〜:D)
🧿お守り代わり、手帳を手元に置いてみた

「あ〜〜耐えられないかもなぁ、毎日電話で怒られるの」と気づいていたのは4月から。それでもなんとか乗り切ったけど、モチベの上げ方もわからず、どうすればいいか考えた。
そこで思いついたのが”私は手帳にやることリストを書いて、それを達成してチェックをすること”が好きなんだよな、と。それを仕事に取り入れることにしてみた。

そこで買ってみたのが、EDiTの方眼ノートである。あえて少し値段のするノートを買ってみた。
📔『1冊の手帳』の書き方・使い方

書いてる手帳なのでご了承を。
まず、1日1ページ仕様にしてみた。左上に、やることリストを毎日書く。それより下は、アナログ版Twitterの役割であったり、電話先で言われたことをメモしたり、仕事面でもメモが手元にあることは便利だった。

ちなみに左上のやることリストのワードはこんな感じ(いらない情報ですが、一応シェア)。
・KK:興味確認(相手が興味を持つ)
・OK:かけた営業内容をOKしてくれた
・or:かけ直してもいいことを承認してくれた
・当or:今日中にかけ直していいことを承認
・Kget:社長のケータイ番号ゲット
・R:営業成功
大体こんな感じ。リストの下に行くにつれて、レベルが高くなる。要は営業を成功させたいので、RをとれたらOK。大体1日に200回電話をかけて、出てくれるのが40件、社長と話せるのが10件、KK(興味を持ってくれる)が1日4件出るとまあ良い方……。
日付の横に、その日の目標を書くというマイルール。一応月ごとにチームで達成したい目標があるので、それに合わせてその日ベースで目標を立てて電話をかけます。まあ半分ぐらいは運なので、目標を立てたところで感はありますが。
🖋️感情を「書く」ことで発散していた
電話って1発で出てくれるものでもないので、コール中の待ち時間が発生するわけです。1日200回かけてるから、単純計算で200回の待ち時間が発生。
しかもヘッドセットマイクなので、両手があいている。何をするか、落書きです。シールを貼って遊んだりもします。

そもそも電話は嫌いなので、待ち時間にこういう別のことでもしないと、毎回「あ〜緊張する」という気持ちで押しつぶされそうになる。

でかいシール貼った。
基本的には思ってることを手元に呟きながら、我慢して1日を過ごす。
📷苦しかったけど、大切な記録
一応最初は、そんなにすぐに退職するつもりもなかったので、どうやったらうまく営業できるかを考えながらひたすら電話をかけていた。
ここから一旦、むかつくコレクション。




こんなにも手帳に気持ちが現れるのか、というほど後半になるにつれて文字数が減り、病みツイート(?)が増えるのです。






そしてむなしく、空白のその後。

当時は苦しかったけど、今思うとこの手帳はとても大切な記録であり思い出。仕事内容が向いていなかっただけで、職場の人たちは同期・上司含め大好きだったし、休日もみんなで遊んだりしていたほどなので。
今となってはこんなにリアルに当時のことを思い出せる手帳を書いててよかったな〜〜と思います:)
私の人生には手帳が必要らしい。

ついでに言っておくとしたら、日頃みなさんのスマホにかかってくるめんどうな電話営業。
それをしてくる人たちも、”仕事だから仕方なく”かけてきているだけなのです、やりたくてやってない、いまどき。私みたいに手元に感情をぶつけながら、半泣きで電話している人もいるのです。
怒らず冷静にこう言いましょう「私の番号、リストから削除しておいてください。」この一言で、一生かかってこないはずです。
そしてこの一言は、怒られるよりも背筋が凍る……(^^)
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