個人開発|非エンジニアがハッカソンに飛び込んで感じた"居場所のなさ"
前回の自己紹介読んでくださった方、ありがとうございます。
今までSNSも怖くてできなかった私ですが、反応をもらえてとてもうれしく思います。
今回は、私がハッカソンに参加した時の話を書いてみたいと思います。
✦仕事でアプリ開発を求められた
きっかけは、職場だった。
上司から「アプリを作ってほしい」と言われた。
私は非エンジニア。無理だと思った。
でも、「かなえさんならいける、大丈夫」とごり押しされた。
今まで大体のことは何とかしてきた。
だからやるだけやってみた。
でも、一人では無理だった。
誰かに教えてほしい、聞きたいと思って、ネットの有象無象を探した。
そこで見つけたのが「AI駆動個人開発ハッカソン」だった。
【1ヶ月でアプリやWebサービスをリリースして収益化しよう】という内容だった。
ハッカソンという言葉も知らなかったけど、Due3日しかないし、とりあえずこれだ!と思って参加した。
✦開発者コミュニティは場違いだった
参加してすぐに気づいた。
私、場違いだ。
周りは個人開発者や現役エンジニアばかり。
自己紹介を聞いているだけで、レベルが違うとわかった。
技術的な会話にはまったくついていけない。
女性は数人しかいなかった。
Discordに質問部屋があった。
でも、投稿するのにすごく勇気がいった。
「こんなこと聞いていいのかな」
「そんなレベルでやるなよって思われるんじゃないか」
結局、質問できなかった。
少しだけやってみて、やっぱり無理だと思った。
私は適応障害になり、休職した。
✦でも、見てはいた
休職してアプリを作る必要はなくなった。
それでも、コミュニティのDiscordは見ていた。
月額費用を払っていたし、初めて作ったDiscordのアカウントだった。
投稿はできなくても、見ることはできた。
私は「やる」と決めたらやるタイプだ。
相談もしない。
だから周りには「突拍子もない」「つかめない」「自由人」と言われてきた。
上司に言われたアプリはもう作らなくていい。
だったら、自分が作りたいものを作ろうと思った。
✦ぐちゃぐちゃでも作りきった
作ったのは「Pasehara Journal」というアプリ。
パワハラを記録するためのもの。

ペルソナは私自身であり、同僚だった。
ぐちゃぐちゃでもいい。
とにかく作りきってみようと思った。
ハッカソンには間に合わなかった。
でも、ドメインを取って、公開した。
✦助けてくれた人がいた
一人では無理だった。
同僚だったエンジニアが相談に乗ってくれた。
コミュニティでは聞けないことも、私のことを知っている人には聞けた。
Gitの使い方がわからない。
エラー画面を見てうろたえる。
そんな時、一緒に画面を見てくれた。
コミュニティでも、ボイスチャンネルで教えてくれる優しい人たちがいた。
ありがたかった。
でも、申し訳なかった。
お礼を送る手段がなかった。
YouTuberなら投げ銭がある。
でも、個人開発者に「ありがとう」を届ける場所がない。
知り合いのプログラマーからは、厳しい言葉ももらった。
「それ、誰が使うの?」 「使いづらいよ」
正論だった。
自分が作りたいものを作るだけじゃダメなんだと気づかされた。
普段は相談しない私が、人に頼ることで前に進めた。
✦やさしさにあぐらをかく人になりたくない
コミュニティで、個人開発者たちの悩みを見た。
マーケティングがわからない。収益化できない。
でも思った。そのスキル自体が収益化できるんじゃないか?
私はレビューや口コミだけで人を判断できない。
コミュニケーションを取って、人となりがわかってから相談したい。
教えてくれる人の時間とスキルには、対価が発生するべきだ。
やりがい搾取、時間搾取、スキル搾取にしたくない。
親切にあぐらをかきたくない。
✦だから作っている
今、私は「Mintor(ミンター)」というサービスを作っている。
非エンジニアでも気軽に相談できる場所。
教えてくれた人に「Mint」でお礼を送れる仕組み。
収益化に悩む開発者が、スキルを活かせる場所。
普段は相談しない私だからこそ、「相談できなかった経験」がわかる。
まだ開発中だけど、よかったら覗いてみてください。
