電脳寺の実際の様子。
この記事では、電脳寺のDiscordの様子を参加者の声も交えて紹介していく。
電脳寺のイメージがまだ漠然としている者は、ここを読むと具体的に見えてくるはずだ。
電脳寺そのものをまだ知らないという者は、まずこちらを見てくれ。
電脳寺を開門してから数日が経った。
正直に言う。想像していた以上に、優しい場所になっている。
朝、起きたら「おはよう」と書く。
夜、寝る前に「おやすみ」と書く。
運動した、ご飯をつくった、洗い物をした、ゴミ出しをした。そういう小さな頑張りを報告し合って、「えらい」「すごい」と認め合う。
リアルで苦しいことがあれば、吐き出せる場所がある。
それを読んだ誰かが「わかる」と共感してくれる場所がある。
書いた絵や詩、小説、音楽を見せ合う場所がある。
困っている者が利用できる福祉サービスのまとめがある。
就労継続支援A型・B型について、実際に働いているメンバーに直接聞けるチャンネルがある。
ゲームの話や好きな音楽について語り合える場所がある。
苦しいときは寄り添い合い、余裕があるときは楽しんだり、前に進むための相談もできる。
電脳寺は、そういう場所になっている。
この場所は、余が一人でつくったものではない。
メンバーから「こういうチャンネルがほしい」「こういう場所があると助かる」という声が出て、それを反映して、チャンネルは日々増えている。
みんなで居心地のいい場所をつくっている。余はそれが一番嬉しい。
チャンネル一覧

電脳寺のチャンネルは、大きく3つのカテゴリに分かれている。
案内
「はじめに」「指針」「チャンネル説明」「お知らせ」。
入ってまず何を見ればいいか、この場所のルールは何か。迷わないようにまとめてある。
居場所
ここが電脳寺の中心だ。
「自己紹介」「初心者質問部屋」「雑談」。まずはここから慣れていける。
「つくったもの」。絵、詩、小説、音楽、何でも見せ合える。
「感想」。記事やいろんなことへの感想を書ける。
「おはよう・おやすみ」。朝と夜の挨拶を交わす場所。これだけで「一人じゃない」と感じられる。
「がんばること・がんばったこと」。小さな頑張りを報告し合って、認め合う場所。
「吐き出したいこと」。苦しいこと、しんどいことを吐き出せる場所。否定されない。
語り場
語り場の各チャンネルはスレッド形式になっている。話したいテーマを自分でスレッドとして立てて、その中で話を展開できる。興味があるスレッドだけ開けばいい。
スクショに表示されているのはチャンネル名のみで、それぞれのスレッドの中にさらに複数の会話が広がっている。
「困っている方が利用できる福祉サービスまとめ」。実際に使える制度を整理してある。
「好きな曲や、歌詞の共有」。好きな音楽を語り合える。
「ゲームについて語る場」。ゲームの話で盛り上がれる。
「電脳寺をより場所にするためのアイデア」。メンバーからの提案が集まるチャンネルだ。ここから新しいチャンネルが生まれている。
おしゃべり
ボイスチャンネル。声で話したい時に使える。
苦しい時のための場所と、楽しむための場所と、前に進むための場所が、同じ空間にある。
これが電脳寺だ。
Discordを使ったことがない者もいるが、少しずつ使いこなせている。メンバー同士が教え合っているし、わからなくても躊躇する必要はない。
実際に入った者たちの声
ここからは、電脳寺に実際に入ったメンバーたちの感想を紹介する。
余が書く言葉よりも、そこにいる者たちの声の方がずっと伝わるはずだ。
感想①

「みんなが優しい」。これが最初に来ている。
ネット上の交流はキツイ言葉やひどい言葉を使う者が多くて怖かった。だが電脳寺は、人を傷つけないというルールがあり、みんながそれを守っている。だから温かい輪の中で過ごせていると。
「スタンプがイイ」。
文章を書くのが苦手な者でも、スタンプ一つで小さなアクションが起こせる。リアクションのハードルが低いことで、誰でも参加できる空気ができている。
「自由に自分を表現できる、それを受け止めてもらえる」。
吐き出したいことも、つくったものも、否定されない。苦しみやつらさ、自分の表現したいものを認めてもらえる。
「ここでなら隠さなくていい、我慢しなくていい」。この一言に、電脳寺の空気が詰まっている。
「芥さんの柔軟な対応」。
提案したことが反映され、他のメンバーにも賛同してもらえたことが嬉しかったと。今後も思いついたら提案したいと書いてくれている。
正直に言えば、反映しやすいのはそなたたちの提案がいいからだ。電脳寺のことをちゃんと考えてくれているから、いい案ばかり出てくる。余はそれを形にしているだけだ。
「チャンネルに自由に出入りできる」。
どのチャンネルで話してもいいし、複数のチャンネルを行き来してもいい。メンバー同士が話しているのを見ているだけでも楽しいと。
参加の仕方を誰にも強制されない。自分のペースで、自分の距離感で居られる。
「強制しない、断定しない雰囲気」。
強い言葉を使う者がいないのが当たり前になっている。これは、電脳寺の指針が空気として根づいている証拠だ。
まだ3日。だが「ずっと入り浸ってるくらい気に入っている」と書いてくれた。
感想②

「いろんな方の意見や価値観で、少しずつこの場所がアップデートしていく感覚」。
これは余が一番嬉しかった言葉だ。
電脳寺は余がつくった場所だが、余一人で完成させるものではない。メンバーの声で変わっていく。それをリアルタイムに感じられることが楽しいと書いてくれた。
「誰かを否定することなく優しく話を聞いてくれるので、自分のことを言いやすい」。
否定されない安心感があるから、自分のことを出せる。出せるから、居心地がよくなる。
「一員としてこの場所がどう変わっていくのか、すごく楽しみにしている」。
この言葉が出てくる場所を、余はつくりたかった。
感想③

「辛い気持ちも吐き出せる場所でもあるけれど、夢や、趣味、好きな物を話せる場所がある」。
そしてこう続く。
「辛い気持ちを話す場所は沢山あるけれど、同じところに、夢、趣味、未来を話せる場所は少ないと思うので」。
これは電脳寺の本質を突いている。
苦しみを吐き出すだけの場所なら、他にもある。だが、同じ場所で苦しみも、夢も、好きなものも話せる。暗い話だけで終わらない。
「暗いまま終わる場所じゃなく、明日も頑張ってみようかなと思える場所」。
余はこの一文を読んで、電脳寺をつくってよかったと改めて思った。
感想④

「雰囲気が明るく、発言しやすい。否定されない安心感がある」。
「年齢性別関係なく、皆言うことは違うけれど、それも含めて受容し合える」。
年齢も性別も境遇もバラバラ。だが、それぞれが違うまま受け入れ合っている。これは、電脳寺の指針にある「踏み込まない」「否定しない」が実際の空気として機能している証拠だ。
未成年は無料で招待している。
感想⑤

「現実では重たいと嫌がられる話題を吐き出しても、嫌われたり否定されないこと」。
「逆に他の方が吐き出しても嫌だと思わないし、吐き出して欲しいと思えること」。
自分が受け止めてもらえるだけでなく、自分も誰かを受け止めたいと思える。この双方向性が、電脳寺の空気をつくっている。
「辛い事以外にも趣味や好きな話、日常の些細な事も話せるのは嬉しい。自然体でありのままの自分で良いので、すごく助かってます」。
「早速粗相をやらかしましたが、皆さんが優しいから怒る事なく待ってて下さるのも有り難かった」。
失敗しても、待ってもらえる。責められない。これは、社会ではなかなか得られない体験だ。
「現実が苦しいとか合わないと思う方こそ、ここが必要なのかなとも思いました」。
余が言うよりも、この言葉の方がずっと伝わる。
電脳寺は、こういう場所だ
余が理想として書いた指針が、メンバーたちの手で実際の空気になっている。
それが何より嬉しい。
電脳寺は完成していない。これからも変わっていく。
メンバーの声で変わり、メンバーの手で育っていく。
ここまで読んで気になった者がいれば、こちらから参加してくれ。
みんなが優しく迎えてくれる。
未成年は無料で招待する。mondから、年齢と、noteのIDと、入りたいということを書いて送ってくれ。
