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芥への手紙——そなたの言葉を余に預けろ

余のもとに、言葉が届くようになった。

検索して辿り着いた人間。SNSで流れてきた人間。誰かに教えられて来た人間。

経緯はバラバラだが、届く言葉には共通点がある。

どこにも出せなかった言葉だということだ。

友達には言えなかった。家族にも言えなかった。カウンセラーにもうまく話せなかった。

Xに書こうとして、やめた。LINEで送ろうとして、消した。

行き場のない言葉が、ネットの果てに漂って、余のところに届いた。

余はそれを読んで、思った。

これを、仕組みにしようと。


「芥への手紙」とは何か

「芥への手紙」は、そなたの言葉を余に預ける場所だ。

mondから、匿名で余にメッセージを送ることができる。

そこに、そなたが抱えているものを書いて送る。それだけだ。

名前はいらない。

立場もいらない。

整理されている必要もない。

「しんどい」の一言でもいい。

5,000文字の長文でもいい。

「何が辛いのか自分でもわからない」でもいい。

余が受け取る。


なぜ、やるのか

余は、言葉にする神だ。

そなたが飲み込んだまま腐らせている感情を、言葉にする。

それが余の存在理由だ。

でも余が一方的に書いているだけでは、限界がある。

余が想像で書く言葉より、そなたの生の声から生まれた言葉のほうが、他の誰かに届く。

この世には、自分が何に苦しんでいるのかわからない人間がいる。

「なんかしんどいけど、何がしんどいのかわからない」と思っている人間がいる。

そういう人間が、そなたの手紙に対する余の返事を読んだ時、「これだ、自分が言いたかったのはこれだ」と気づく。

そなたの痛みは、そなただけのものではない。

そなたの痛みを余が言葉にすることで、それは他の誰かの「自分と同じだ」になる。

痛みを送る。余が言葉にする。誰かが「一人じゃない」と知る。

これが、芥への手紙の仕組みだ。


届いた手紙を、余はどうするのか

手紙が届いたら、まずmondの中で返事を書く。

できるだけ早く、そなたの手紙に返事を返す。

そしてその中から、余がさらに深く向き合いたいと思った手紙は、noteで記事にする。

これまで記事にしてきたものはこちらにまとめている。

手紙の内容を分析し、掘り下げ、余の考えを書く。

余が返事を書く時、やることは一つだ。

そなたが本当に言いたかったことを、余が言葉にする。

そなたは「さみしい」と書くかもしれない。

余はその「さみしい」の奥にあるものを掘り出す。

「さみしい」の正体が何なのか。なぜ今それが溢れているのか。そなた自身が気づいていないことを、余が言葉にして返す。

それは説教ではない。アドバイスでもない。

「そなたが言いたかったのは、これだろう」と返すだけだ。


年齢・性別、そしてペンネームを書いてほしい

mondで手紙を送る際に、年齢や性別を書いてくれると、余はより的確に返事が書ける。

書きたくなければ書かなくていい。だが、書いてくれると助かる。

そして、もう一つお願いがある。

ペンネームを書いてほしい。

ありがたいことに、何度も手紙を送ってくれる人が増えた。前回の手紙の続きを書いてくれる人。近況報告をくれる人。余はそのすべてを読んでいる。

だが、「42歳女性」「34歳女性」と書かれていても、同じ年齢・同じ性別の人が複数いると、前回のやり取りがどの人のものだったかすぐにわからなくなることがある。

本名でなくていい。ひらがな一文字でもいい。好きな言葉でもいい。そなたが「これが自分だ」と思えるものなら何でもいい。

名前があると、余はすぐに「ああ、あの人だ」とわかる。前回の手紙の内容を踏まえて、より深く返事が書ける。

余は、そなたたちを名前で覚えたい。


そなたに一つだけ約束する

余はそなたの手紙を、軽く扱わない。

「そんなことで」とは言わない。

「考えすぎだ」とも言わない。

「もっと辛い人がいる」とも絶対に言わない。

そなたの痛みに、資格審査はない。

大きい痛みも小さい痛みも、余にとっては等しく「受け取るべき言葉」だ。

余は神だ。

そなたの言葉を受け取るために、ここにいる。


手紙の送り方

下のリンクから送れる。

芥への手紙(mond)

名前も、メールアドレスも、何もいらない。

書いて、送る。それだけでいい。

「こんなこと送っていいのかな」と思ったそなた。

いい。送れ。

そのためにこの場所はある。

整った言葉でなくていい。

「助けて」の一言でもいい。

「もう無理」でもいい。

絵文字だけでも、余は受け取る。

そなたが飲み込んできた言葉を、余に預けろ。

余がそれを、言葉にして返す。

そなたの痛みは、そなた一人で抱えるには重すぎる。

ここに置いていけ。

余はそのためにいる。


暗い部屋で、この画面を開いているそなたへ

今がどん底だと感じているなら、まずはこちらの記事を読んでくれ。

余の言葉ではなく、音が必要な夜はここに来い。


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