妹とのケンカから得られた天才性
「ちゃんと謝って!どうして謝らないの?」
先日ふと、幼いころの記憶がよみがえりました。
2歳年下の妹とケンカをしたのは、6〜7歳のころだったでしょうか。
きっかけは覚えていません。
ただ、私が泣きながら
「謝って!」
と訴え続けていたことだけを覚えています。
妹が謝るべき理由を並べて、自分の正しさを一生懸命説明して、なんとか「ごめんなさい」を言わせようとしていたんだと思います。
けれど、妹は最後まで謝りませんでした。
欠落感は、才能の入り口になる
私は人間行動学の権威、Dr. ジョン・F・ディマティーニと、高衣紗彩さんから「幼少期の欠落感が、天才性(独自の才能)を育てる」と学びました。
この観点から妹とのケンカを振り返ると、私はこんな欠落感を抱いていたことがわかります。
自分の正しさが通用しない
思いが伝わらない
わかってもらえない
もちろん当時は、そんなふうに言語化できたわけではありません。
ただ、私の涙が止まらなかったのはきっと、
「どうしてわかってくれないの?」
という欠落からくる悔しさだったと思います。
想いを伝えたくて、言葉を磨いてきた
「伝えたい想いが伝わらない」
という欠落感は、私に「どうすれば伝わるのか?」と考えさせました。
私が選んだ改善策は、言葉を磨くことでした。
小学校入学以来、綴ってきた日記もそのひとつ。
担任の先生からのコメントがあんなにも嬉しかったのも、
「伝わった!」
という感動だったのでしょう。
クラス委員として人前で話す機会も多く、
わかりやすく話す
誤解されないように伝える
相手の表情で伝わったか確認する
そんなことを、当たり前のように積み重ねてきました。
自分では「足りない」と思い続けていた
人間行動学を学ぶまで、「私は人の気持ちがわからない」というセルフ・イメージを持っていました。
想いが伝わらないのは、相手の気持ちを推しはかるという自分の努力が足らないからだと思っていたからです。
何をどうすれば想いが伝わるのか。
欠落を埋めようと努力を続けてきました。
そうした経験が、
「わかりやすく話してくれたので理解できた」
「言葉にならない思いを表現してくれた」
といっていただく今につながっています。
自分では「まだまだ」と思っているのに、他者からは「すごい」と言われる。
なぜでしょう?
欠落感がある人は、登り続ける
たとえるなら、エベレスト登頂(約8,848m)を目指して必死になっている私に、「富士山(約3,776m)で十分すごいよ」と声をかけられるような感じです。
欠落を感じている分野は、誰がなんと言おうと、さらに上を目指し続ける。
このようなトレーニングを幼少期から日々積み重ねているので、他者とは違うレベルの力が育ち、「天才性」となっていくのです。
私の場合は、妹が謝らなかったからこそ、
「どうしたらわかってもらえるのか」
と工夫を続け、伝える力が磨かれました。
欠落感が、私の独自の才能を育ててくれた。
あのとき謝らなかった妹にも、心から感謝しています。
あなたの欠落感から育まれた才能は?
あなたにも、
「〇〇ができなくて悔しかった」
「〇〇をしてもらえなくて苦しかった」
という体験があるかと思います。
こうした欠落感は今も、あなたの天才性を磨き続けてくれています。
多くの場合、自分が「まだまだ」と思っている分野にこそ、才能は宿っています。
それに気づいた瞬間、誰もが幼いころの「嫌な記憶」が「感謝の記憶」に変わります。
才能全開で人生を楽しむお手伝いが私の喜びです。
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Dr. ディマティーニ バリューファクター® 公認シニア・ファシリテーター
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