ギターを弾く、自分のために

ご報告。
今月のはじめ、私は『Extreme のトップリスナー』になりました。
で……『Extreme のトップリスナー』って、なに?
そういう、YouTube のバッジを得たのだ。
なにに使うものなのか、なんのためにあるのか、まったく分からない。
Extreme は、1985年に結成されたアメリカのロックバンドだ。
YouTube におけるエクストリーム・リスナーの世界で上位 0.06%(= 2,916人)に入ったというのだから、まぁ悪い気はしない。
でも……ごめん、私、ヌーノ(エクストリームのギタリスト、ヌーノ・ベッテンコート。アイコンの左側でヘッドホンに隠れちゃってる人)のファンだけど、エクストリームのことはべつにそこまでじゃない……
それなのに、私がこの輝かしいバッジなるものを手に入れてしまったのは、6月からギター熱が再発し、エクストリームの名曲「More Than Words」を練習しているから。
このブームは、何年か周期でやって来る。
久しぶりに出してきたエレアコは、入れっぱなしの電池が液漏れして、エレキ部分が死んでいた。もはや、ただのアコギだ。かなしい。
でも、電気が通らなくたって、音は綺麗に鳴る。
アコギは、そこがたのしくて、いい。
ギターを初めて手にしてから、30年あまりが経つ。
私がギターのことを好きでも、ギターはあまり私を好きではないらしく、私はいつまでたっても初心者だ。
でも、それでいい。
誰のためでもない。
私は、自分のために、弾くのだから。
その点でいうと、「More Than Words」は、とてもたのしい曲である。
一人で弾いていても、まるでバンドなのである。
聴いたことのない人は、ぜひ聴いてみてほしい。
ギターの6弦が担当するのは、ベースライン。
残りの弦が、澄んだ音を出す。
(ほとんどローコードなところが、ほんとうに気に入っている)
弾きながらミュートでリズムを取る様、そして途中、ボディをととん、と叩くのはまさにパーカッション。
そして、歌う。
一人で、4ピースのバンドになれるのだ。
こんなにたのしいことはない。
(しいて言うなら、この動画みたいにもう一人いたら、ハモれて最高なのだけれど……)
そんなわけで、たのしくて毎日動画をかけながら練習していたら、トップリスナーになってしまったわけである。
みんな……さては、あんまり聴いてないな? エクストリーム。
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