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中学生の塾、選び方や費用で悩んでない?現役母/元教員ライターが“集中力が爆上がりする塾”を体験取材してきた

 「塾に通わせてはいるけど、高校受験、本当に大丈夫なの?」

中学生男子の母である私。まさに今、そんなモヤモヤと不安の中にいます。

公立中2年になる次男は大手の個別指導塾に通塾中です。一定の効果は感じているものの、悩みは尽きません。
国数英はなんとかがんばっているけれど、成績は安定しない。
しかも、塾で習っていない社会・理科は思いっきり低迷中。年度末に通知表を見てひっくり返りました。

でも……、5教科すべてを受講しようと思うと、費用がとんでもない金額になってしまいます。

そんな中、「コノ塾」という個別指導塾から、説明会&体験会にご招待いただいたのです!

……あ、母としてではなく、メディアの一員としてですが。

「コノ塾」とは、「学びを通じた一生モノの成功体験を、すべての人に。」をビジョンとした株式会社コノセルが運営している、ハイブリッド学習塾です。
強みは、「デジタルテクノロジーをフル活用した独自ブログラム」なのだとか。

ハイブリッド?デジタルテクノロジーをフル活用?気になる!!

……というわけで、中学生の母&元教員の教育ライターによる、コノ塾の全力レポです!

この記事を書いた人
中村 藍
教育大学を卒業後、公立小学校教員に。以来22年間にわたり、小学校・特別支援学校で延べ1000人以上の子供と保護者に関わってきました。現在は、教育関連のWebメディア・雑誌への寄稿や監修、書籍執筆などを行っています。高校生と中学生の母。

そもそも、コノ塾って何?

コノ塾は集団塾と個別指導のいいとこどりの「進学型個別指導塾」として、2021年に設立されました。東京・神奈川を中心に、埼玉・大阪など全国に拡大中です。

生徒一人ひとりの学習や成績のデータをもとに計画を立て、個人の課題を着実に解決するカリキュラムを提供しているのだとか。

うーん、つまり、タブレット学習を塾でやるイメージ?
AIが苦手な箇所を診断してくれたり、問題をどんどん出してくれたりするってこと?
……でも、それって、わざわざ塾に行ってやる必要あるのかな?先生は何をするわけ?

事前調査では、私の頭の中は「?」だらけでした。
しかし……、実際に教室を訪問してみると、衝撃の光景が広がっていたのです。

声をかけるのもためらわれるほど、勉強に没頭する雰囲気

コノ塾の、とある教室。
招待された学校の先生方・メディア関係者が見守る中、生徒たちが入室してきました。

棚から自分のタブレットを手に取り、個別ブースに着席した生徒たち。時間になると、一斉に学習が始まります。
最初の5分間は前回の復習。確認テストで定着の確認をします。
次に、学校の授業を先取りした予習授業を動画で視聴。そして、練習問題から実践問題へと進みます。

タブレットとテキストで黙々と勉強する生徒たち。いい緊張感が漂っていました

生徒は慣れた手つきでタブレットを操作しますが、要点をメモしたり答えを書いたりするのは紙のノートでした。
「まだまだ定期試験も高校入試も紙がベース。問題用紙、解答用紙がある世界です。コノ塾でも、同じ環境を整えてあげたいと考えています」。コンテンツ開発責任者の吉田幸弘氏はそう解説してくれました。

コノセル コンテンツ開発責任者 吉田幸弘氏

問題を解き終えると、生徒は手を挙げ、近くを巡回している先生を呼びます。そして、丸付け・チェックをしてもらい、理解度が浅い部分の解説をしてもらうという流れです。

ところで、せっかくITを活用しているのだから、問題の丸付けも自動でできるのでは?瞬時に正答・誤答が分かって便利ではないのでしょうか。

「自動採点はあえて採用していません」。株式会社コノセルのマーケティング責任者である高氏が教えてくれました。理由は、“見直し力”や“誤答に気づく力”を育てるためなのだそうです。

「例えば、テストを受けてラスト5分で見直しをする。そんな場面で実力が出せるよう、自分の答えが本当に合ってるのかを自分で確かめる力を育てたい意図があるのです」

そして、授業風景を拝見して私が最も衝撃を受けたのは、教室内が「静か」なことでした。
ひたすら生徒が集中しているのです。

今回、取材協力として「話しかけてもOK」な生徒さんが何人かいたのですが、彼らの表情や姿勢は真剣そのもの。おいそれと声をかける気にはなれませんでした。

今や学校でも家庭でもタブレット学習は「当たり前」になりつつありますが、一方で
「集中せずにダラダラ取り組み、結局やらなくなってしまった」
なんていう悩みをよく耳にします。

なぜ、コノ塾の生徒はこんなにも勉強に没頭できるのでしょうか。

コノ塾の生徒はなぜ集中できる? 体験会でわかった仕組み

独自教材の画面。初めてでも直感的に操作できました

独自教材を実際に触らせていただきましたが、シンプルなインターフェースで使いやすく、思わず次へ次へと学習を進めたくなる設計になっていると感じました。

コノ塾の学習は「前回の復習→動画→演習→確認テスト」のサイクル。単元ごとの理解が細かく把握できるようになっています。間違いが多ければ、先生がノートや解き方をチェック。子どもの“つまずき”に即座に対応できるシステムです。

また、授業動画を飛ばしながら見ていたり、途中で再生をストップしたりといった学習行動もすべて記録され、気になる生徒に対しては、教室長から声をかけるのだそうです。

この流れを「察知→診断→処方」と呼び、必要な介入を適切なタイミングで行っているのがコノ塾の特色。しかも、介入するのはITではなく、「人」です。

実際の授業でも、確認テストで合格が取れなかった生徒を明るく励ましたり、「もしかして、ここが分かっていないんじゃない?」と問いかけて解説したりする先生方の姿が印象的でした。

教え方が丁寧で優しい先生方。「分からない」が言いやすい雰囲気を感じました

「どんなに高品質な動画教材を提供しても、子どもはそれだけでは変わりません。テクノロジーはあくまで手段。大切なのは、学習行動を変えることなのです」。国内最大級のオンライン学習サービス「スタディサプリ」の元事業責任者であり、教育業界のデジタルテクノロジーを知り尽くしているCEOの田辺氏はそう話していました。

中学生なら月額26,400円(税込)で5教科をフルカバー

コノ塾の月額料金は、下記のようになっています。

コノ塾の公式HPをもとに筆者作成。授業時間は1コマ=50分。(※2025年4月時点)

一般的な学習塾では月5〜10万円、講習含め年間100万円以上かかるケースもあることを考えると、主要5教科をカバーしてこの価格はかなり破格だといえるでしょう。

文部科学省の調査によれば、年収水準による教育費支出格差は実に2.4倍

高収入の親をもつ子どもは質の高い教育を受けてチャンスをつかみ、経済的に恵まれない子どもはどんどん差をつけられていく―そんなことが起きていいはずはありません。

「コノ塾は、“学習塾版のユニクロ”をめざしています。経済的に余裕がある家庭だけが選べる塾ではなく、学びたい子が学べる環境をつくりたい」と田辺CEO。
高氏も、「他塾では費用の壁があり2教科しか受講できなかった家庭でも、コノ塾ではすべての教科を学べます。つまり、得意科目を伸ばしながら苦手科目にも取り組める環境が整っているのです」と力を込めました。

確かに、我が家でも夏期講習や冬期講習の前には「何教科受けさせる?」と電卓を叩きながら悩んでおります……その悩みから解放されるのはめっちゃ魅力的…!

コノ塾に向いている子、そうでないかもしれない子は?

見学した学校の先生と生徒の間で楽しげなおしゃべりも

月額26,400円で5教科すべてに対応し、“学習行動”に着目するというコノ塾。個人的には、「これまでの塾とは違う可能性」を感じました。

ただ、必ずしも子ども全員に向いている、とは言い切れないように思います。
これは完全に私の個人的見解ですが、向いている子・合わない可能性がある子をまとめました。

◎向いている子・家庭

  • やる気はあるが、今は方法がわからず手が止まってしまう

  • 自分で進めたい気持ちはあるけれど、サポートも欲しい

  • タブレットや動画視聴に慣れていて抵抗感がない子

  • 苦手な科目を避けてきたけれど、全教科に取り組む意欲がある子

  • 5教科を学ばせたいが、高額な塾代は出せない家庭

「勉強、なんとかしたいんだけど、どこから始めたらいいか分からないんだよね……」
そんなお子さんには非常に向いていると感じました。

ちなみに、前学年までの学習内容が定着していない、ちょっと学習が遅れ気味……という生徒さんも多数在籍しているそうです。

もちろん、学習の遅れが顕著な場合には、じっくり個別に教えてくれる先生を見つけたり、特性に合った学び方を専門家に相談したりすることをおすすめします。

△合わない可能性がある子

  • 変わった形式の入試問題が出る私立を志望していて、記述・論述の指導を求めている子

  • 集団での議論競い合いの中で学ぶのが好きな子

  • 思考や学びのアウトプットが音声メインの子(書くよりも「喋って学ぶ」ことが得意な子)

オリジナリティーの高い出題傾向の学校を志望している場合は、特化した塾が良いのではと思います。
また、勝ち負けがモチベーションに直結し、テストの順位が貼り出されるなど「切磋琢磨して学ぶ」スタイルの方ががんばれる子にとっては、集団の塾が合っているのではないでしょうか。

「勉強しなさい」と言い続ける毎日に、終止符を

「学習行動の質」を見て、変えていく——コノ塾のスタンスは、「勉強しなさい」と怒る日々に疲れた親にとって、一筋の光に見えるかもしれません。

また、大手塾に通っていても、受講科目の制限や講師の質、教室の雰囲気が気になる……そんな私のような親にとって、“定額で全教科+集中環境+行動の見える化”は大きな魅力ではないでしょうか。
「できない」「続かない」の裏にある“やり方がわからない”を見つけてくれる塾。
母として、大きな可能性を感じました。

そしてコノ塾、実は“先生の駆け込み塾”もめざしているらしいのです。
学校教員の労働環境改善、業務効率化につながると聞くと、元教員としては黙ってはいられません。

後編ではその驚きの取り組みをレポートします!


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